2024年09月13日
ガルバリウム屋根は暑い?!その対策とは?!
疑問を感じている方が多いのではないでしょうか?
建物によって使用されている屋根材が異なります。
室内が暑くなりやすい屋根材も存在するため、暑さ対策を行う際は注意が必要。
室内で快適に過ごしたいと感じている場合、どのように暑さ対策を行うか検討してください。
今回の記事では、ガルバリウム屋根は暑いかどうかに加え、暑さ対策について解説します。
ガルバリウム屋根は暑いかどうか
ガルバリウムは金属が主成分。
ガルバリウム屋根に熱が蓄えられ続けると、住宅全体が暑くなる可能性があります。
昨今のガルバリウム屋根の断熱効果が向上しています。
ガルバリウム屋根の暑さを対策する方法
一体どのように暑さ対策を行えば良いか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
主な方法として、以下のものが挙げられます。
・断熱材付きのガルバリウム屋根にする
・遮熱シートを使用する
・屋根の色を明るくする
・遮熱効果のある塗料を使用する
・換気棟を屋根裏に付ける
・太陽光パネルを付ける
・通気層を設ける
さまざまな方法で暑さ対策が可能。
ここでは、ガルバリウム屋根の暑さを対策する方法について解説します。
屋根修理・屋根リフォームなどを予定している方は参考にしてください。
断熱材付きのガルバリウム屋根にする
断熱材付きのガルバリウム屋根を用いれば、対流熱・伝導熱を対策できます。
暑さを軽減するためにも、断熱材付きのガルバリウム屋根を葺くか検討しましょう。
遮熱シートを使用する
遮熱シートを屋根材の下に敷き、太陽の輻射熱を対策するのもガルバリウム屋根の暑さを防ぐ方法。
遮熱シートはアルミやポリエステルなどで作られています。
屋根の色を明るくする
屋根を白などの明るい色にすることで室内の暑さを軽減できます。
ブラック系の色は太陽光を集めやすいため、ガルバリウム屋根が暑くなりやすいです。
屋根修理・屋根リフォームを行う際、屋根の色を一体何にするか検討しなければなりません。
機能性だけでなく、見た目も意識することが重要です。
遮熱効果のある塗料を使用する
遮熱効果のある塗料を用いて屋根塗装を行うのも暑さ対策の方法に挙げられます。
屋根塗装を行う場合、塗料の特徴をチェックしてください。
遮熱効果だけでなく、耐用年数・耐候性・光沢の有無・費用なども把握することが重要です。
換気棟を屋根裏に付ける
屋根裏に換気棟を付けることにより、屋根にこもった熱気を逃がすことができます。
熱気を逃がすことで屋根の暑さを軽減。
空調効率が改善されるのもメリットです。
太陽光パネルを付ける
太陽光パネルを設置するのもガルバリウム屋根の暑さを対策する方法の1つに挙げられます。
節電に繋がるのも太陽光パネルのメリット。
立地条件によっては、日当たりの良さが変わってくるので注意してください。
通気層を設ける
通気層を設けることにより、熱気がこもりにくくなります。
また、水蒸気を放出し、結露を防げるのもメリットに挙げられます。
カビなどが心配な方は通気層を設けるか検討しましょう。
ガルバリウム屋根のメリット
暑くなる可能性があるにもかかわらず、
ガルバリウム屋根が用いられるのは一体何か疑問に感じているのではないでしょうか?
ガルバリウム屋根には、さまざまなメリットがあります。
ここでは、ガルバリウム屋根のメリットについて紹介します。
軽量
ガルバリウム屋根は軽量です。
屋根の重量が軽くなると、耐震性が向上します。
ガルバリウム屋根にするか検討してはいかがでしょうか?
カバー工法に適している
ガルバリウム屋根は薄いのでカバー工法に適しているのもメリット。
カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる施工です。
廃材を処分する手間を省けるだけでなく、費用も抑えられます。
屋根の重量が重くなるため、屋根修理・屋根リフォームを行う際は注意してください。
さまざまな外観に適している
さまざまな外観に適しているのもガルバリウム屋根のメリットに挙げられます。
屋根リフォームを行う際、住宅のコンセプトを踏まえた上で屋根材を選ぶことが重要。
ガルバリウム屋根が住宅の雰囲気に適しているかチェックしてはいかがでしょうか?
耐用年数が長い
ガルバリウム屋根の耐用年数は約25~35年。
耐用年数がないのもメリットの1つです。
少しでも長く思い入れのある住宅に住み続けるためには、
ガルバリウム屋根の点検・メンテナンスを定期的に行う必要があります。
まとめ
ガルバリウム屋根は暑くなる可能性があるため、室内で快適に過ごすためにも暑さ対策を行いましょう。
対策する方法として、断熱材付きのガルバリウム屋根などが挙げられます。
屋根に関する悩みがある場合、信頼できる業者に一度相談してください。
業者から適切なアドバイスを受けつつ、住宅に関する悩みを解消することが重要です。
ガルバリウム屋根のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町