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屋根のプロから見た 屋根リフォームに最適な季節とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根リフォームに適した時期とは?

屋根の劣化が目立ち、雨漏りやカビ、スレート屋根の割れなど、色褪せなどが見られるようになったら、

リフォームを検討する必要があります。

人によっては、いつリフォームを行えば良いのか分からないと悩んでいるのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
実は 季節よりも大切なことがあります

今回は屋根の劣化などに悩まされている方に向けて、

屋根リフォームに適した時期について解説させて頂きます。

屋根リフォームを行う時期は決まっていない

この時期に屋根リフォームを行わなければならない決まりはありません。

屋根リフォームを行う時期は人それぞれ違います。

成田崇
成田崇
何事も事前対応をすることです

必要だと感じたら、業者選びを検討することをおすすめします。

屋根リフォームに適した時期

屋根リフォームを行うのに適した時期を押さえ、建物の資産価値を守りましょう。

早速ですが、屋根リフォームに適した時期について説明させて頂きます。

春・秋(屋根塗装の場合)

春と秋は落ち着いた気候のため、屋根リフォームを行うのに適しています。

リフォームが予定通り進みやすいです。 春と秋は繁忙期のため、早めに依頼する必要があります。

高温の日が続く夏に行うケースも存在しますが、

屋根を塗装する際に用いる塗料が揮発してしまう場合があるため、

屋根リフォームに時間がかかってしまうかもしれません。

メリットは塗料が乾燥しやすいことです。

梅雨が始まる前に屋根リフォームを済ませましょう。

屋根の葺き替えや、屋根のカバー工法なども同様です

成田崇
成田崇
葺き替えやカバー工法では晴れを狙って工事をします

屋根リフォームを梅雨の時期に行ってしまうと、

雨で工事が中止になる日が頻繁に出る可能性があるためです。

北国の場合は夏

北海道のような北国の場合は夏が適しています。

春や秋の早朝に霜や露が屋根につき、

葺き替えやカバー工事をするのに時間がかかってしまう場合があります。

雪があると塗装が難しいため、屋根リフォームを予定している方は注意が必要です。

屋根リフォームの時期を見極めるポイント

業者を探し始めるかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?

屋根リフォームをいつ行うかを決め、仕事や日常生活に支障が出ないようにすることが大切です。

見極めるポイントとして、以下のものが挙げられます。

・屋根材の耐用年数

・塗装の状態

・災害の被害に遭った場合

・家族の都合

・費用

・他の場所をリフォームする時

ここでは、屋根リフォームの時期を見極めるポイントについて解説させて頂きます。

屋根材の耐用年数

屋根材によって耐用年数が異なります。

耐用年数を迎えたと感じたら、屋根リフォームの予定を立てることが大切です。

建物が建っている環境により、想像以上に早く寿命を迎える場合も十分考えられます。

主な屋根材の耐用年数は以下の通りです。

成田崇
成田崇
いらかでお勧めしている屋根材は20年は問題ないです

・スレート:約7~15年

・セメント瓦:約10~20年

・ガルバリウム鋼板:約10~20年

・トタン:約6~10年

・瓦:30年以上

塗装の状態

塗料の耐用年数を超えた場合、屋根リフォームを検討したいところ。

塗装の状態により、建物の印象が変わります。

塗料の耐用年数を一度チェックしてはいかがでしょうか?

屋根に用いられている塗料の耐用年数は以下の通りです。

・アクリル塗料:約5~7年

・シリコン塗料:約10~13年

・フッ素塗料:約15~20年

・無機塗料:約20年以上

塗料によっては、屋根リフォームの頻度が多くなるかもしれません。

屋根リフォームでどの塗料を用いるかは予算と相談です。

災害の被害に遭った場合

地震や台風、大雪などによる災害で屋根が破損してしまうケースが存在します。

破損した場合、屋根リフォームにより修理を行う必要があります。

災害によっては、火災保険が適用されるので、加入している火災保険の内容をチェックしたいところ。

火災保険に加入していない場合、加入するかどうか検討することが大切です。

家族の都合

家族の都合に合わせ、屋根リフォームの時期を決めましょう。

退職して老後を楽しみたい・家族と同居することになるなど、

人によって都合が異なります。

屋根だけでなく、内装や外壁などのリフォームも行うことになるかもしれません。

もし、屋根リフォームが必要だと感じた際は家族と相談し、

どのようなリフォームを行うか決めておくことをおすすめします。

費用

時期によって費用が変わる場合もあります。

繁忙期である夏や秋は費用が高くなりやすいです。

少しでも費用を抑えたいと感 じた場合、繁忙期を避けてはいかがでしょうか?

他の場所をリフォームする時

屋根以外の場所をリフォームする際、

成田崇
成田崇
足場の設置時が屋根リフォームが最適にな季節です

屋根もリフォームするかどうか一度検討したいところ。

外壁リフォームと一緒に行う場合、足場代などを節約することができます。

まとめ

基本的には、春と秋が屋根リフォームに適した時期です。

北国の場合、夏が適しています。

建物が建っている場所の気候によって、屋根リフォームに適した時期が変わってきます。

屋根の状態が気になると感じた際は気温を一度チェックしたいところ。

屋根リフォームをいつ行うかは建物の状態や皆さんの都合によって決まります。

仕事や家事などが忙しく、屋根リフォームをすぐに行えない場合も出てくるかもしれません。

屋根や外壁などの状態が心配な方はスケジュール調整を行い、業者に屋根リフォームに関する相談を行いましょう。

リフォームに関するアドバイスを頂けるかもしれません。

 

 

屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

屋根のプロから見た 屋根補修・屋根修理時に使える助成金や保険は?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根補修時に使える助成金や保険は?!

予想外のアクシデントにより、屋根が破損する場合があります。

破損が見つかったら、いち早く補修したいところ。

人によっては費用が心配と感じているのではないでしょうか?

実は、屋根補修時に使える助成金や保険が存在します。

今回は、屋根補修時に使える助成金と保険について解説させて頂きます。

建物の補修に興味のある方は一度参考にしてください。

 

 

屋根を補修しないとどのような問題が起きるのか

屋根の破損を放置し続けると、雨漏りが発生する可能性があります。

また、雨漏りが原因で腐食が進行し、最終的に建物が倒壊するかもしれません。

成田崇
成田崇
雨漏りを放置すればさらに費用がかかってしまいます

最悪の事態を回避するためにも、屋根の補修をできる限り早めに行いましょう。

屋根補修時に使える助成金

屋根補修時に使える助成金として、

・省エネリフォーム

・耐震リフォーム

・長期優良化リフォームが挙げられます。

各助成金の特徴を知り、屋根補修に関する疑問を解消するのが大切です。

ここでは、省エネリフォーム・耐震リフォーム・長期優良化リフォームについて解説させて頂きます。

省エネリフォーム

省エネリフォームは、消費エネルギーを抑えるのを目的にしています。

支給される金額の上限は約20~30万円に設定されている場合が多いです。

自治体によって、金額に差が出ます。 省エネリフォームの一例として、以下のものが挙げられます。

・太陽光パネルの設置

・LED照明の設置

・断熱・遮熱改修工事

・アスベストが含まれている屋根材の撤去

屋根リフォーム単体ではなかなか降りないのが現実です
成田崇
成田崇

耐震リフォーム

耐震リフォームは、耐震化を目的にしたリフォーム。

耐震補強に関する助成金が支払われます。

地震による被害を最小限にするため、耐震性能を把握したいところ。

支給される金額の上限は約20万円に設定されている場合が多いです。

助成金を受けるための主な条件は以下の通り。

・旧耐震基準に基づいて建てられた建物

・地上3階建て以下かつ木造部分が2階以下の建物

・工事後の判定値が1.0以上になること 耐震化のために屋根補修だけでなく、屋根の軽量化や金物補強を行います。

屋根が軽くなると、地震による負荷が軽減されます。

成田崇
成田崇
こちらも屋根リフォーム単体ではなかなか難しいのが現実です

長期優良化リフォーム

長期優良化リフォームは、長期優良住宅にリフォームすること。

長期優良住宅は、長期間に渡って良好な状態を維持するために設計された家を指します。

日本には、長期優良化リフォーム推進事業制度が存在しており、

屋根補修や屋根の軽量化などを行うことで補助金が支給されます。 1戸当たりの限度額は100万円です。

 

助成金を受け取るための条件

屋根補修で助成金を受け取るためには、

以下の条件を押さえておく必要があります。

・住居目的の家

・税金を滞納していない

・暴力との繋がりがないこと 店舗や事務所、収益物件のリフォームは対象外です。

税金を納めてから助成金の申請を行ってください。

屋根補修時に使える保険

屋根補修時の負担を少しでも軽減するために一体どのような保険が使えるか把握しておきたいところ。

屋根補修の内容によっては、以下の保険が使えるかもしれません。

・火災保険

・地震保険 ここでは、

各保険の特徴について説明させて頂きます。

火災保険も年々審査が厳しくなっています
成田崇
成田崇

火災保険

火災保険は、火災などの被害により発生した建物や家財の損害を補償するための保険です。

日常生活を送る上で予想外の事故に巻き込まれる可能性があるため、

火災保険に加入しておきたいところ。

 

火災保険で屋根補修を行うためには、以下の条件を満たす必要があります。

・風災・雪災・雹災によって起きた屋根の破損であること

・修理費用が火災保険の免責金額を超えていること

・被災から3年以内に申請を済ませること 被災してから3年以内の屋根補修の場合、火災保険が適用できます。

免責金額は約20万円が一般的。

プランによって、免責金額が変わってくるので、注意してください。

成田崇
成田崇
経年劣化や施工不良、人的な原因による損壊の場合、火災保険が適用されません

 

地震保険

地震保険は、火災保険で補償されない地震

・噴火・津波による損壊・火災・埋没・流出による損害を補償するための保険。

建物や家財が全壊・全焼しても最大で半分しか補償されないのが特徴に挙げられます。

火災保険のオプションとして加入するのもポイントです。

瓦のズレや落下をはじめ、瓦屋根の棟部の落下や雨仕舞の故障などが起きた際、地震保険が使える場合があります。

地震が発生した翌日~10日経過した後に生じた損害は地震保険の対象外なので、

屋根補修を検討している方は注意してください。

まとめ

屋根補修時に使える助成金は、省エネリフォーム・耐震リフォーム・長期優良化リフォームの3つが挙げられます。

助成金により、限度額が異なります。

申請する際、条件を満たしているかどうか把握しておきたいところ。

また、屋根補修に使える保険は火災保険・地震保険の2つです。

気になる保険を見つけたら、プランの詳細を把握しましょう。

屋根補修について何か気になることがある場合、業者に一度相談することをおすすめします。

助成金や保険に関する疑問を解消した上で屋根補修を進めることが大切です。

 

 

 

屋根のトラブルのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

どうして棟板金【屋根のてっぺん】は飛ばされるの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根のてっぺん(棟)ってなんですか!?

 

棟板金とは屋根のてっぺん部分の板金を言います。

 

スレート屋根や板金屋根には多く使われている板金部材です

 

なんで屋根のてっぺん(棟)が飛ばされるのですか!?

 

 

 

 

実はこんな感じで飛ばされる事例が後を絶ちません

特に台風などの強風時に飛ばされます

 

 

何で飛ばされるの?!

 

実はこの棟板金の下には「木」があります。

 

 

 

雨水の侵入などにより劣化した「棟下地木」

 

 

劣化すると棟板金を止付けていた「釘の保持力が低下し抜けてしまいます」

 

このように「木」を包むように「棟板金」は取り付けられます

ではどうやって止付けるのか?

 

 

ここに釘を打ち止付けます。

なので下地の「木」が劣化していると釘が抜けてしまうのです。

 

 

実際に飛ばされる寸前の棟を見てみましょう

 

アップしてみます

 

 

 

こんな感じで釘が抜けかかっています

 

棟が飛ばされるとどうなるの?!

 

では飛ばされそうなのを放っておくとどうなるのか?

 

近隣の車や外壁に当たります

 

台風などの強風の後は

そのような事例がかなり多いです。

車や外壁ならまだよくて

人に当たったらもっと大変なことになります。

 

どうやって棟を直すんですか?!

 

既存棟の状態

 

一度すべての「棟板金」を撤去します

 

 

棟換気のための開口です

実は棟換気役物はついているものの

開口が無いというケースもあるのできちんと確認します

 

 

新しく棟板金を取り付けました。

 

以上棟板金交換工事でした

 

 

※足場が無ければ出来ないケースがほとんど

ですので、外壁塗装などと一緒に行うのがベストです

 

 

棟が飛ばされない屋根材もあるんですか?!

 

飛ばされにくい棟はあります。

 

たとえばこちら。

 

 

 

この2枚の写真を比べれば違いは分かると思います。

 

 

上の方には棟の下に「木」が無いんですね

 

 

この部分です。

 

この赤丸部分に釘で直接野地に固定するので

飛ばされにくいんですね。

 

ちなみにこのリッジウェイにも棟板金の仕様はありますが

そういった理由から私は勧めておりません。

 

 

 

 

 

 

 

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成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

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サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

屋根を改修するときのちょっとした疑問 |平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

 

  • 屋根って大事だよね

そもそも「屋根」ってなんぞや?

と言わなくても、皆さん分かっていると思います。

 

建物内部に雨、雪、風が入らないように守ってくれる大切な建物の一部です。

皆さんの快適な居住空間を保てるように、頑張っている部分です。

あっ、とは言っても屋根だけで快適な居住空間が成り立っている訳ではありませんが、その大切な一部を形成しているという事ですね。

 

 

自分の家に屋根が無かった場合を想像してみてください。

そうなんです、想像するだけで気持ち的に凹みます。

 

 

  • 屋根材ってどんなんがあるの?

屋根材の種類って一つじゃないんですよね。

じゃぁ、どんな種類があるの?って思えば、今の時代スマホで調べればすぐに分かりますよね。

例えば住宅で使われる事が多いのは、ざっくり言うと、金属(鉄板・鋼板等)、瓦、スレート、あたりになりますね。

他の材料もありますが、現代で多いのは上記の材料になるかと思います。

 

写真は横暖ルーフ

んじゃ、どれが良いの?って当然なるのですが、それは三者三様ですので、専門の方へ聞いてみて下さい。

「みんな違ってみんないい」ってなるかもしれませんし、「いやっ、私はこれだな」ってなるかもしれません。

捉え方も人それぞれになると思います。

 

 

  • 屋根が傷んできたよ。どうするの?

屋根って建物の部分の中でも、トップクラスに劣悪な環境におかれています。

なんせ、雨、太陽光、暑さ、寒さ、紫外線、なんでもござれの部分なんです。

よく「メンテナンスフリー」なんて言葉がありますが、正直、その言葉とはかけ離れている部分です。

当然、1年2年で雨漏りがする事はありませんが、経年劣化で変色したり、雨漏りしたり、

地震等の自然災害があれば、大きく変形してしまう事だってあります。

なので、どうしても人のお世話が必要になってくる部分なんです。

 

お手入れ方法はいくつかありますが、今回はその中でも「カバー工法」で聞かれる事について書かさせて頂きます。

 

 

 

  • カバー工法ってなんぞや?

そもそもカバー工法ってなんぞや?って事ですが、今ある屋根の上に、新しく屋根を設ける工法の事です。

全ての屋根でカバー工法が可能か?と言われると、可能な屋根と不可能な屋根があります。

住宅で良く使われるのは、既存の金属屋根の上に、新しく金属(カラーガルバリウム鋼板等)屋根を設けるというカバー工法になります。

 

 

 

 

各メーカーさんで同じような商品を出しているので、全てが同じ条件にはなりませんが、一例として書かさせて頂きます。

このような形状の屋根材なのですが、この材料の場合1㎡当たりの重さが約4.7kgとなります。

 

 

写真はカバー工法のルーフィング中

 

そこにアスファルトルーフィングという屋根材の下へ敷く物があります。

 

※アスファルトルーフィングってこんな感じの物です(種類はいくつかあります)。

 

その重さと合わせると約6.0kg/㎡となります。

単純に1m×1mの屋根の所に生後3ヶ月の赤ちゃんが乗るイメージです。

いや、正直分かりづらいですよね。

えーっと、産まれてすぐの赤ちゃんが2人乗るイメージです。。。

 

なんでもないです。うまく想像して下さい。。。

ざっくり言うと、そんな程度なんです。

屋根全体で考えると、屋根の大きさは当然1㎡より大きいので「うわっ赤ちゃん凄い乗るじゃん」って思ってしまうのですが、

1㎡で考えるとそんな程度なんです。

 

ちなみに雪が屋根に1cm積もると、1㎡あたり約2.0kg(厳密に言うと2.0kg以上ですが)見込むように建築基準法で定められています。

なので、3.0cm積もると約6.0kgとなるので、イメージがしやすくなるかと思います。

 

雪が3.0cm積もっただけで、家が潰れてしまったら困りますよね。

上記の材料を使うカバー工法とは、正直その程度の「重さ」という事です。

(豆知識ですが平塚市の場合、今は積雪を30cm見込む事となっています(この基準は変わる事もあるので、以前は違った可能性があります))。

 

とは言え、他に太陽光パネルを載せたり、太陽熱温水器を新たに載せたりとなると、それなりの重さが掛かってきます。

そのような場合は、工事前に御相談する事をお勧め致します。

 

 

  • 困った時の専門業者

屋根はなかなか自分で確認が出来ない箇所です。

不安な事や聞いてみたい事があれば気軽に専門業者へ聞いてみる事をお勧めします。

聞きたかった事や、聞く必要のなかった事、もしかしたら聞きたくない事まで教えてくれるかもしれません。

どちらにせよ、聞きたかった以上の事は教えてくれるはずです。

それが専門業者の強みですから。

 

それではまた機会があれば屋根について書かさせて頂きます。

 

 

Syu設計室 建築設計事務所

1級建築士 河西正輝

 

スレート屋根の棟板金は要注意! |平塚・株式会社いらか|屋根専門

棟板金の交換を行ないました

 

 

スレート屋根(コロニアル)の 最初に劣化する箇所は棟板金です

 

理由は棟板金の下は 「木」を使っているからです

 

 

その下地の木が 熱や雨水などにより 収縮し 劣化していきます

 

そして劣化が進むと 最終的には釘が抜け棟板金が飛んでしまう ということになります

 

 

外壁塗装などで足場がある際には棟板金の交換をすることをお勧めします

屋根・外壁工事 のご相談はこちらまで

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

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コロニアル(スレート)の メンテナンスについて|平塚・株式会社いらか|屋根専門

コロニアル(スレート)の 棟板金交換について

 

コロニアル(スレート)屋根で もっとも最初に劣化するのは

 

 

 棟板金です。

 

ほとんどの場合 下地の 木(貫)が 雨水による 収縮で いたんでしまい

 

 

釘が効かなくなってしまう

 

または 棟板金自体が 錆びてしまい 交換せざるを得なくなってしまう

 

などなどの事例があります

 

棟板金の交換も 足場がなければできない工事ですので

 

お勧めは 塗装などで足場がかかったタイミングで行うのがもっとも理想的です

 

 

 

 

今回も 外壁塗装を 一緒に棟板金も交換しました

 

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差し棟 ってなに? またその修理方法は?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

差し棟 の修理方法について   スレートの棟には 大きく分けて2種類の方法があります   これが差し棟工法     その1つに差し棟があり、 仕上がりが シンプルなので     こちらが合羽棟(かっぱむね)   現在では とても 主流の工法になってます   ただこの差し棟が 外れてしまったり曲がってしまったりという 事例も少なくありません     その外れてしまった差し棟を 修理する方法を今回はお伝えしたいと思います   まずは 差し棟とその周囲のスレート(コロニアル)を外します     新しいスレート(コロニアル)を差し入れて   ルーフキーパーと呼ばれる専用のボンドで固定をします     その上で 新しい差し棟板金を取付けていきます。     スレート(コロニアル)の多くは 廃盤になったりして古いと手に入りません     写真のように多少色が変わって しまうことも少なくないです。    

 

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

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〇いらかの外壁塗装工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

コロニアル(スレート)の寿命は 20年~30年程度 と言われていますが・・|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

コロニアル(スレート)の寿命は 20年~30年程度 と言われていますが

 

 

コロニアル(スレート)屋根の 棟板金はそれよりも早く劣化します

 

 

なぜならば 板金の下に「貫」と呼ばれる 木が使われており

 

その木が 雨水や 熱による収縮で 傷んでしまうためです

 

 

例えば 築15年の宅で コロニアル(スレート)屋根塗装を考えているのであれば

 

棟板金も同時に交換することがいいでしょう

 

 

そもそも 我々は屋根塗装不要と考えているので

 

 

外壁塗装と 棟板金のみでもいいかもしれません

 

強風の際に 最も心配なのは棟板金です

 

これが飛ばされると 周囲の車にぶつかったり

 

最悪は 人にぶつかったりしてしまいますので 充分な注意が必要です

 

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国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの外壁塗装工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

コロニアル(スレート)の割れの修理について |平塚・株式会社いらか|屋根専門

コロニアル(スレート)の割れの修理について

 

経年変化や 人が乗ったことにより

 

コロニアル(スレート)が割れるという事例は数多くあります

 

 

しかしその多くが 屋根専門でない業者が治しており

 

写真のようにシーリングを ちょっと塗るぐらいで終わりにしたりしています

 

 

正式には 写真のように一度古いものを抜いて新しいものを差すという

作業しなければならないのですが

 

 

実はここにはリスクも伴います

 

 

なぜならば コロニアル(スレート)を止付けている

釘を抜かなけばならないからです。

 

 

一度釘を抜くということは

下の防水シートに穴が開いたままになってしまう可能性が高く

あまりオススメできる作業ではありません

 

いらかでは お客様の希望がなければ ケイミューの リコロニーという商品で

 

 

カバーする方法をお勧めしています

 

 

 

りコロニーはコロニアル(スレート)を作っている

ケイミューが出しているリフォーム用カバー屋根材です

 

 

コロニアル(スレート)と同じメーカーなので寸法ぴったりに作られています

 

これでカバーをすれば 多少色は変わりますが コロニアル(スレート)水の浸入も防ぐことができ

 

 

さらに釘を抜く必要がないので 防水シートの穴も安全です

 

屋根工事 のご相談はこちらまで

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

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スレート屋根が 割れたまま 放置するとどうなるのか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート屋根が 割れたまま 放置するとどうなるのか?!

 

を解説したいと思います。

 

結論からお伝えすると 最悪の場合雨漏りします

 

なぜかと言うと

 

スレートの 構造に その 理由があります

 

 

スレート屋根というのは 見えない部分に釘を打ち 留め付けていきます

 

ですので その上の屋根材が 割れてしまうことにより

 

下の屋根材の釘が出てきてしまいます

 

 

 

 

釘というのは 防水シートを貫通して 野地板に留め付けていますので

 

 

釘の穴から じわじわと入って行く可能性があります

 

 

新築などで スレートの施工中に 多少 水が入ってしまったりという事例があります

 

それも理屈は同じで 釘が見えているということは

 

穴が見えていると同じです

 

 

というわけで

スレートが割れてしまった のであれば なるべく早く 補修することをお勧めします。

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成田 崇

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屋根の棟板金ってなに?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

棟板金の交換工事が始まりました

 

棟板金とは?! スレート屋根の 頂上部分に 取り付けられている 役物です

 

スレート屋根の もっとも最初に劣化する場所と言っていいでしょう

 

 

 

なぜここが先に劣化するかというと

 

下地に 木を使っているからです

 

 

この木が 熱や 雨水の 侵入により 収縮を繰り返し劣化して行きます

 

劣化すると 止めつけてある釘が抜けやすい状況になり

 

最終的には 棟板金が外れてしまうということになります

 

ですので ご自宅がスレート屋根の場合

 

 2階の窓から 1階の屋根が見えるのであれば

 

 

棟板金をよくチェックしていてください

 

台風などの 強風で 飛ばされてしまうのも この棟板金です

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スレート修理の新定番?! リコロニーについて|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレートが割れてしまったのだけど?

 

自宅のスレートが 壊れてしまったので修理してほしい という依頼がとても多いです

 

 

修理方法は いくつかありますが 最も一般的なのが

 

 

スレートの差し替え工事です

 

いらかでも 以前はそのように対応していました

 

 

ですがこのスレートの差し替え工事は リスクもあります

 

差し替えるということは割れたスレートを抜くという行為が必要だからです

 

 

 

その割れたスレートを抜く際に もともと打ってあった釘を 切るか抜く ことになります

 

屋根材を止めるための釘は ルーフィングで 防水をしているので 中に入りにくくはなっていますが

 

完全に防げるわけではありません

 

切るにしても 抜くにしても 釘を上下左右に ぐりぐりと動かすわけですから

 

ルーフィングの穴が広がる可能性が非常に高くなります

 

ですので いらかでは

 

ケイミュー性の リコロニーという商品で カバーすることをお勧めしています

 

 

 

これでしたら 既存の屋根に 穴を開ける必要もなく

 

 

 

割れてる箇所からの 漏水も防げるからです

 

 

 

このように専用のボンドで固定します。

 

 

 

リコロニー のご相談はこちらまで

 

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台風後に注意してほしいこと|平塚・株式会社いらか|屋根専門

台風後に注意してほしいこと

 

大雨や 強風の屋根被害が 出た場合の対策をお伝えしたいと思います

 

強風後の 屋根被害で最も多いのは 棟板金が飛ばされてしまった という事例です

 

 

この写真のような状態になることがとても多いです

 

また 築30年以上だと 瓦屋根が飛んでしまったということもあります

 

 

 

写真のような状態です

 

そこで 1つ気を付けてほしいのは このような状態になっても

 

すぐには雨漏りしないということです

 

なぜならば 屋根材の下に 防水シートと呼ばれるものが 貼ってあり

 

それで最終的に雨水を防ぐ構造になっているからです

 

ですので そのような被害 が確認できたら 慌てずに 屋根屋さんに相談しましょう

 

このサイトから ご近所の屋根屋さんを探すことをお勧めします

また その中でも 自社のホームページを持っている屋根屋さんの方が

一般の方への対応してくれる可能性もありますので おすすめです

 

台風後は 多くの悪徳業者が 回っています

 

屋根の詐欺に遭わないようにご注意ください

 

 

 

大雨・強風での屋根被害 のご相談はこちらまで

 

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棟板金交換の注意点とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

棟板金交換の 注意点について 今日はお伝えしたいと思います

 

スレート屋根で もっとも最初に 劣化するのは棟板金です

 

 

なぜならば 下地に 木を使っており

 

その木が 熱や 水分などにより 収縮を繰り返し 劣化しているからです

 

劣化すると 最悪の場合 棟板金が飛ばされてしまうといった 事故が起きます

 

では「棟板金を交換すればいいのでは?」 と考えるかもしれませんが

 

棟板金の交換だけでも 危険な点はあります

 

それは ルーフィング(防水シート)の劣化です

 

 

棟板金の 下になる部分は ルーフィング(防水シート)が山なりに折られていて

 

 

 

写真のように破けているケースもあります

 

 

ですので 上から棟板金をいくら交換しても

 

中央部分の破けたところに雨水が入ってしまいます

 

その理由は 雨水は 屋根材に対して 横に走るという性質があるからです

 

 

この矢印のように 雨水は 横に移動します

 

そうなると新しくした棟板金のしたものの、

破れたルーフィング(防水シート)部分に水が浸入してしまうことになります

 

 

ですので 棟板金の交換は できる物件が限られるということを念頭に置いてから工事をするようにしてください。

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注意!スレート棟板金のみの交換について|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート棟板金の 交換工事が始まりました

 

スレート屋根で もっとも 早く劣化する場所は 棟です

 

 

なぜならば 棟板金の 下地は 木であり 水分や 熱により 収縮を繰り返し

 

劣化していくからです。

 

この劣化が進むと 強風により 棟板金が飛ばされるというような 事例が発生します

 

 

ですので 屋根塗装などで 足場をかける際は 最低でも 棟板金の交換をお勧めします

 

ただこの棟板金の交換にも さまざまな問題があります

 

 

その1つに 下地ルーフィング(防水シート) がどのような状態なのか が大きく影響します

 

もし 下地ルーフィングの状態が悪ければ(穴が開いていたり、破れていた場合)

 

 

棟板金を交換しようが 屋根の塗装をしようが根本的な メンテナンスにはならず

 

数年後に雨漏りしてしまうということも充分考えられます

 

ですので 棟板金交換は 前提として ルーフィングに問題がない ということが 求められます

 

 

 

今回は 調査をした上で ルーフィングに問題がないことを確認し その上で交換をしています

 

これに関しても 屋根専門でない業者にお願いするのは非常に危険です

 なぜならば そのルーフィングの状態などをきちんとチェックしない ケースが多く

 

施工後に 雨漏りしてしまうという事例も少なくないからです。

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スレート屋根の 差し替え工事って!?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート屋根の 差し替え工事

 

この時 お客様によく聞かれるのが

 

まったく同じもので 交換できるのですか?

 

割れてしまった屋根材と 同じものは 販売されていない( 廃盤になっている)

 

 

ことが多く 基本的には違うものを 使って修理すると考えてください

 

その場合に 形状もそうですが 色が変わってしまう というのが

 

お客様にとっての1番の影響かと思います

 

ではどのような感じになってしまうのかを見ていただきたいと思います

 

 

 

この写真で見ての通り このぐらいの 色の違いが出てしまいます

 

ただ 塗装前提である場合

 

修理をしてから 塗装をしてしまえば ほとんどわからなくなってしまいます。

 

 

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コロニアル(スレート材)の差し替えについて|平塚・株式会社いらか|屋根専門

今日はコロニアル(スレート材)の差し替えについて解説したいと思います

 

コロニアル(スレート材)とは 5.5ミリのセメント板です

 

5.5ミリと 薄いので 人が乗ることによって割れてしまうケースが少なくありません

 

 

コロニアル(スレート材)の割れる原因の 最も多いのは上記のような 人によるもの

 

例えば訪問してくる 屋根業者さんが コロニアル(スレート材)に不具合があるので登らせてほしいということがあると思いますが 絶対に載せないでください

 

なぜならば そういう理由でコロニアル(スレート材)は割れてしまうためです

 

一度ヒビが入ってしまうと そこからコロニアル(スレート材)は劣化しやすく 強風などで飛んでしまう原因になります

 

それでは 壊れているコロニアル(スレート材)を外してみます

 

 

こんな感じでコロニアル(スレート材)1枚だけ外すことができます

 

 

この外すときに 専用の スレーターズリッパーと呼ばれる工具を使います

 

もともとあったコロニアル(スレート材)の釘穴は残ってしまうので そこに関しては ボンドで塞ぎます

 

ちなみにコロニアル(スレート材)が割れたからといって

すぐに雨漏りに直結するわけではありません

 

なぜならば今ここで見えている 下に防水シートが 雨水を防ぐからです

 

外した後は新しいコロニアル(スレート材)を差し替えます

 

 

このようにほかのコロニアル(スレート材)と色は違ってしまいますが綺麗に仕上がりました

 

成田

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スレート棟板金の 交換について|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート棟板金の 交換について 今日はお伝えしたいと思います

 

スレート屋根で もっとも最初に痛む箇所は スレート棟板金です

 

なぜならば 板金の下地に 木を使っている為です。

 

台風などの強風によって スレート棟板金が飛ばされたという事例は 数多くあり

 

スレート屋根の ほとんどは この棟板金による 被害となります

 

ですので 屋根の塗装のみを行う際にも スレート棟板金の交換はおすすめです

 

なぜならば 塗装用に足場がかかったときに同時に行うことが望ましいからです

 

それでは既存のスレート棟板金を外してみましょう

 

 

このような状態になっています

 

スレート棟板金を外した後に綺麗に掃除をします

 

 

もともとあった釘穴などはシリコンなので 塞ぎます

 

 

新しく下地木を打ち付けます

 

 

 

ここで 樹脂木の方がいいのではないかという声も聞こえてきそうですが

 

樹脂木 万能ではなく 歴史も浅いため 棟の下地に使うのはいかがなものかと考えております

 

今回はお客様の要望もあり木製を使います

 

全ての 棟下地を打ち付けた後に 次は棟板金を取り付けます

 

 

今の棟板金と 30年前の棟板金 パッと見は一緒ですが

 

30年前のものは カラー鉄板と呼ばれていて

 現在の ガルバリウム鋼鈑とは大きく違いますジョイント部分などにもきちんとボンド付けをして

 

 

 

完成です。

 

成田

 

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文化財のドローン屋根調査|平塚・株式会社いらか|屋根専門

大阪で文化財屋根調査のお仕事へ。

 

 

台風24号の爪痕がまだまだ残る関西エリア。

 

一般住宅だけではなく文化財まで被害にあっておりました。

 

 

堺市の登録有形文化財

 

ヨーロッパの古城を思わせるようなこの建物、当院の医師、故是枝近有氏が自ら設計した自邸兼診療所で、昭和6年に建築されました。

建築当初は、この付近には多くのため池があり、この洋館も、相賀池というため池に突き出た半島状の場所に、湖畔に建つ城をイメージして設計されました。

外観から眺めると、石造にも見えますが、実は木造。外壁は、人造石を洗い出しにし石造風に仕上げています。施工は村田元蔵。是枝の患者の1人であったといわれています。

外観は4面とも同じデザインとし、頂上部の中央に塔屋を載せています。3階のベランダを支えている1階から立ち上がるコリント式の柱や、壁面の角を丸めたデザインも特徴的です。   堺市HPより

 

この物件、木造4階建てで屋根形状がとても複雑です。

 

 

ご覧の通り

 

そして美しいまでのシンメトリーですね。

 

建物が4階建てなのでドローンでしか点検できません。

というわけで私のところに話がきました。

 

 

 

建設された頃(昭和初期)は周りに何も建っていなかったそうで。

 

さぞかし目立ったことでしょう。

 

さらに使用瓦がドイツ製のセメント瓦という、スペシャル仕様です。

 

当時、洋瓦自体が珍しかったでしょうからドイツから輸入したんでしょうね。

 

さらにさらに・・・

 

ヨーロッパでは当たり前ですが野地無しの通気工法でした。

 

しかもルーフィング無し。

 

これまた初めて見ました。

 

この文化財の修復プロジェクト始まると思うとワクワクしますね。

 

さあどうなることか!

 

 

成田

 

 

 

 

屋根修理工事・屋根工事のご相談はこちらまで

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの外壁塗装工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

棟板金が飛んでしまったら? |平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート屋根で一番最初に壊れるのは「棟」です。

 

 

赤い線の棟板金と呼ばれる部分ですね。

 

なぜここが壊れるのか?

 

 

それは下の写真を見れば一目瞭然

それは板金の下が「木」だからです。

 

こんな感じになっています。

 

 

 

そして20年以上経過すると・・・

太陽熱と雨水により木は劣化していきます。

 

これは実際築20年で飛んでしまった棟板金です。

 

 

現在の「木」防虫・防腐剤を注入しているのでなかなか劣化しませんが

 

20年以上前はただの「木」なので劣化が早いのです。

 

 

 

劣化のサインはこのような釘の抜けです。

 

もし飛んでしまうと近隣の車に当たったり

最悪のケースは人に当たる可能性もあります。

 

 

ちなみに普通の塗装屋さんでは屋根塗装時に棟板金の交換はしません。

 

塗ればきれいに見えるからです。

 

でも大事なのは中の「木」なんです。

 

スレート屋根でも20年経過したら屋根点検をしてください。

 

飛んでからでは遅いのです。

 

 

成田

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

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国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

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H様邸 塗装工事|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

H様邸の塗装工事が完了しました。

 

 

 

 

 

20年以上経過し屋根の棟板金が飛ばれされたことがきっかけで

連絡いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新規で換気棟を取り付けます

 

 

換気棟取り付け後

 

棟換気は小屋裏の換気のために取り付けます。

湿気や熱を逃がし建物の状態を良好に保ちます。

 

 

 

 

棟板金も交換します。

 

 

 

 

 

 

 

実は棟板金の下ってこんな感じで木に留めつけています

木ですので15年から20年での交換をお勧めします。

風が強いと飛ばされて近所の庭に落ちたり車に当たってしまったり

というのもたまに聞きます。

 

 

壁もかなり退色していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーの壁にホワイトのモールが良い感じに仕上がりました。

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成田 崇

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

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国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

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