2022年06月05日
オートンイクシードって何?!
オートンイクシードは新たに開発した特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、
これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」です。
新築・リフォーム問わず幅広い用途で、長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守ります。(公式HPより)
なにが違うのか?!
それは「可塑剤」にあります。
ある材料に柔軟性や弾性を与えるために添加される物質の総称である。
一般的には、プラスチックやゴムといったポリマーに対して使用される。
可塑とは「柔らかく形を変えやすい」という意味の語である wikipediaより
可塑剤が入っていることにより
安価で柔らかいシーリングが出来るものの、
可塑剤は経年劣化により硬化していきます
※イクシードは可塑剤不使用
これを見てわかるように右側の成分表
一般的なシーリングには劣化(硬化)の原因になる「可塑剤」が多く含まれています
なにが良いの?!
「外壁のメンテナンスって塗装でしょ?」と考えている方は多いと思います。
たしかに塗装で保護出来る部分はありますが
そもそも塗装に防水性は無い
シーリングは劣化すると建物壁内に雨水が侵入します。
侵入するともちろん劣化スピードが速くなります。
値段はどんな感じ!?
値段は一般的なものと比べて価格差は1.5~2倍くらいです
一般的なシーリングの打ち替え工事が 30万円だとすると
イクシードだと 50万円~60万円程度です
足場をかけてまた
シーリング交換をすると考えれば安い
のです。(足場費用は25万から30万円想定)
そもそもシーリングってなんで必要なの?
サイデイング外壁は
現場でカットしながら張ります
また柱も温度や湿度で多少動くので「ジョイント」が必要なんです
シーリング打設から10年経過しました。
このようにシーリング硬化による「割れ」が見られます。
長期スパンで住宅のメンテナンスを考えたときに
確実に候補に挙がるシーリング材です
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。