2024年11月08日
波型スレート屋根カバー工法の費用とは?!
屋根修理・屋根リフォームを行う際、どの屋根材が使用されているかを踏まえ、プランを検討することが重要です。
波型スレート屋根は数ある屋根材の中の1つ。
近いうち、波型スレート屋根のカバー工法を検討している方もいるのではないでしょうか?
今回は波型スレート屋根のカバー工法に一体どのくらいの費用がかかるかについて取り上げます。
屋根修理・屋根リフォームなどに関心のある方は一度チェックしてください。
目次
波型スレート屋根とは
波型スレート屋根とは、波の形状をした屋根材です。
セメントなどが用いられています。
工場・倉庫などの屋根だけでなく、外壁に用いられている点が特徴。
耐久性に優れており、耐用年数は約20~30年です。
カバー工法とは一体どのような施工なのか
カバー工法は、既存の波型スレート屋根の上に新しい屋根材を被せる施工を指します。
波型スレート屋根のカバー工法を行う際にかかる費用
波型スレート屋根のカバー工法を行う際、約8,000~20,000円/㎡の費用がかかります。
波型スレート屋根の単価は約4,000~5,000円。
人によっては、カバー工法の費用が想像以上にかかるかもしれません。
カバー工法の費用に関わるポイント
カバー工法の費用は一体どのようなポイントで変わってくるか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
波型スレート屋根のメンテナンスを行う際、費用について押さえることが重要です。
カバー工法の費用に関わるポイントとして、主に以下のものが挙げられます。
・屋根の面積
・屋根の形状
・足場
・業者が直接施工を行うかどうか
・下地の状態
・軒先板金
・雨仕舞板金
・搬入を行いやすいかどうか
・交通費
ここでは、カバー工法の費用に関わるポイントについて取り上げるので、気になる方は一度参考にしてください。
屋根の面積
屋根の面積が広ければ広い程、波型スレート屋根のカバー工法にかかる費用が高額になります。
建物によって、屋根の面積が変わってきます。
屋根の形状
屋根の形状も費用に関わるポイント。
複雑な形状の場合、カバー工法にかかる費用が想像以上にかかるかもしれません。
足場
波型スレート屋根のカバー工法は高所での作業が必要です。
高所での作業で落下などの際、リスクを最小限に抑えるために足場を設置します。
足場をどのくらい設置するかによっても費用が変わってくるので注意してください。
業者が直接施工を行うかどうか
外注かどうかで費用が変わってきます。
依頼した業者が外注で施工を進める場合、費用が高額になる可能性があります。
下地の状態
下地の状態も波型スレート屋根のカバー工法の費用に関わるポイント。
野地板などが著しく劣化している場合、交換を検討しなければなりません。
軒先板金
軒先板金は軒先に設置する板金。
波型スレート屋根のカバー工法の費用は軒先板金をどのくらい用いるかによっても変わります。
雨仕舞板金
雨仕舞板金は雨漏り対策を行うために設置されます。
波型スレート屋根のカバー工法の費用は雨仕舞板金も関わります。
搬入を行いやすいかどうか
建物の立地条件によっては、屋根材などを搬入しやすいかどうかが変わってくるため、注意してください。
搬入しにくい場合、搬入費が高額になる場合があります。
交通費
交通費がどのくらいかによっても、波型スレート屋根のカバー工法の費用が変わってきます。
業者の所在地と現場までの距離が遠ければ遠い程、交通費が想像以上にかかるかもしれません。
波型スレート屋根のカバー工法を行う業者の選び方
波型スレート屋根のカバー工法を行う際、信頼できる業者に依頼することが重要。
ここでは、業者の選び方について取り上げます。
過去の施工事例
気になる業者を見つけた場合、過去に一体どのような施工に携わっているかチェックする必要があります。
業者の公式サイトに掲載されている施工内容などを踏まえ、相談するか判断してください。
スタッフがどのような対応を行っているか
スタッフが相談・見積りなどの際に一体どのような対応を行っているかも選ぶ決め手。
分かりやすい言葉で施工について説明するかだけでなく、契約を急かさないかなどをチェックしましょう。
波型スレート屋根のカバー工法は想像以上に費用がかかる場合があるため、
冷静な判断で契約を交わすかどうか判断することが重要です。
見積書の内容
見積書に一体どのような内容が記載されているか一通り目を通し、契約を交わすかどうか判断しなければなりません。
費用の合計金額・費用の内訳・施工内容・使用する部材・備考欄・業者の所在地などを細かくチェックしてください。
波型スレート屋根のカバー工法は一体のどのくらいが相場なのか疑問に感じている場合、相見積りを行うことをおすすめします。
保証内容
波型スレート屋根のカバー工法を行った後も定期的にメンテナンスを進めることになります。
気になる業者を見つけたら、一体どのような保証が用意されているかチェックしましょう。
保証内容は業者によって変わってきます。
まとめ
波型スレート屋根のカバー工法の費用は人によって異なります。
屋根の面積・形状だけでなく、足場・外注かどうか・搬入のしやすさなどで費用が変わる点に注意が必要。
屋根は雨風などを凌ぐ役割があるため、普段から建物の状態に気を配りましょう。
波型スレート屋根のカバー工法を予定している方は、信頼できる業者に一度相談することをおすすめします。
工場・倉庫の屋根メンテナンスや修理に関するご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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