2024年11月05日
太陽光パネルの廃棄方法とその費用について解説!
「太陽光パネルの型が古くなったので新しい太陽光パネルに交換したい」
と感じているのではないでしょうか?
不要になった太陽光パネルの廃棄方法は複数存在します。
鉛などの有害物質が太陽光パネルに用いられているため、不法投棄を避ける必要があります。
今回は太陽光パネルの廃棄方法と費用について解説するので、
不要になった太陽光パネルの廃棄を予定している方は一度参考にしてください。
目次
太陽光パネルの廃棄方法
太陽光パネルを適切に廃棄するためには、一体どのようなタイミングで廃棄するか押さえておくことが重要。
廃棄するタイミングは以下の通りです。
・太陽光パネルの寿命
・住宅の建て替え
・住宅のリフォーム
・自然災害
人によって、いつ廃棄するかが異なります。
これから太陽光パネルの廃棄を予定している方に向けて、
廃棄するタイミングについて取り上げるので、気になる方は参考にしてください。
太陽光パネルの寿命
太陽光パネルは年数の経過とともに劣化します。
寿命を迎えた場合、廃棄しなければなりません。
不具合がいつ発生するかは人によって変わってきます。
住宅の建て替え
住宅の老朽化などを理由に建て替えを行う際に太陽光パネルを廃棄する場合があります。
住宅のリフォーム
屋根などをリフォームする際、太陽光パネルを廃棄するかどうか検討しましょう。
太陽光パネルの寿命だけでなく、屋根材などの耐用年数もチェックすることが重要です。
自然災害
自身や台風などの自然災害で太陽光パネルが破損する可能性があります。
自然災害が発生した後、太陽光パネルなどの状態をチェックし、必要に応じて住宅のメンテナンスを行いましょう。
地上に落下した太陽光パネルは一般廃棄物として扱われます。
自治体に太陽光パネルを粗大ゴミとして処分できるかどうか問い合わせ、適切に廃棄しなければなりません。
太陽光パネルの廃棄費用
太陽光パネルの廃棄費用は約15万円。
太陽光発電の規模が大きくなると、15万円以上かかる場合があります。
太陽光パネルの廃棄費用の内訳
太陽光パネルの廃棄に一体どのような費用がかかるか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
廃棄費用の内訳として、以下のものが挙げられます。
・撤去費用
・運搬費用
・処分費用
ここでは、太陽光パネルの廃棄費用の内訳について取り上げます。
撤去費用
太陽光パネルの撤去費用は10万~30万円。
高所に太陽光パネルが設置されている場合は足場を設置しなければなりません。
足場の設置にかかる費用は約700~1,000円/㎡です。
運搬費用
撤去した太陽光パネルを廃棄処分場・リサイクル施設に運搬するための費用もかかります。
現場から廃棄処分場・リサイクル施設までの距離によって、運搬費用が変わってきます。
処分費用
撤去した太陽光パネルの処分費用は1枚当たり約2,000~5,000円。
太陽光パネルの種類だけでなく、材質や処分の方法などによって変わります。
太陽光パネルの廃棄を行う業者の選び方
太陽光パネルの廃棄を信頼できる業者に任せることが重要です。
数ある業者の中からどの業者に依頼するか迷っている方が多いのではないでしょうか?
業者を選ぶ際の主なポイントは以下の通り。
・営業年数
・過去の施工事例
・取得している資格
・太陽光パネルの廃棄に関する許可を得ているか
・ISO14001を取得しているか
・スタッフの対応
・見積書に記載されている内容
ここでは、業者の選び方について紹介します。
営業年数
業者がいつから太陽光パネルの廃棄に関する事業に携わっているかチェックしてください。
多くの方が太陽光パネルの廃棄に関する知識・技術が豊富な業者に任せたいと感じているのではないでしょうか?
過去の施工事例
業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例も選ぶ決め手。
施工に関する写真や施工内容などを細かくチェックした上で相談することをおすすめします。
取得している資格
太陽光パネルを撤去するためには、電気工事士の資格が必要です。
気になる業者を見つけたら、電気工事士の資格を取得しているかチェックしてください。
太陽光パネルの廃棄に関する許可を得ているか
都道府県などから不要になった太陽光パネルの廃棄を行う許可を得ているかどうかも選ぶ決め手。
ISO14001を取得しているか
業者がISO14001を取得しているかもポイントの1つに挙げられます。
ISO14001は環境マネジメントシステムに関する規格です。
スタッフの対応
相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応も選ぶ決め手。
分かりやすい言葉で丁寧に説明しているかどうかだけでなく、契約を急かさないかも重要になってきます。
冷静な判断で契約を交わすか判断してください。
見積書に記載されている内容
見積書に一体どのような内容が記載されているかを踏まえ、契約を交わさなければなりません。
廃棄費用をはじめ、費用の内訳や施工内容、備考欄、業者の所在地などを細かくチェックしましょう。
まとめ
太陽光パネルを廃棄するタイミングとして、太陽光パネルの寿命・住宅の建て替え・リフォームなどが挙げられます。
人によって廃棄費用が変わってくるので、太陽光パネルの廃棄を予定している方は注意が必要。
太陽光パネルについて悩みがある場合、信頼できる業者に一度相談することをおすすめします。
業者から適切なアドバイスを受けつつ、太陽光パネルの廃棄を進めましょう。
太陽光パネル撤去のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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