ブログ

ソーラーパネルの点検方法、その注意点について解説!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

ソーラーパネルの点検方法、その注意点について解説!

 

ソーラーパネルを屋根などに設置することにより、太陽光発電ができます。
成田 崇
成田 崇

太陽光発電に支障をきたさないためには、ソーラーパネルの点検を定期的に行わなければなりません。

ソーラーパネルは年数の経過とともに劣化します。

事故になる前に適切なメンテナンスを行いましょう。

 

今回はソーラーパネルの点検方法に加え、点検時の注意点について取り上げます。

太陽光発電などに関心のある方は一度参考にしてください。

 

 

ソーラーパネルの点検方法

ソーラーパネルの点検方法として、以下のものが挙げられます。

・目視点検

・測定機器を用いた数値測定

ソーラーパネルに問題が発生していないかを把握するため、

業者が一体どのような点をチェックするか押さえましょう。

まずはソーラーパネルの点検方法について取り上げます。

 

目視点検

目視でソーラーパネルに問題が発生していないか把握します。

人によっては、業者が一体どのような点をチェックしているのか気になっているのではないでしょうか?

目視点検でチェックするポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

・ソーラーパネルの汚れ

・ソーラーパネルの破損

・ソーラーパネルに用いられているフレームが破損しているか

・草刈りが必要かどうか

・ケーブルの接続状態

・架台の破損

・ソーラーパネルの腐食

ソーラーパネルの状態を細かくチェックすることが重要です。

 

測定機器を用いた数値測定

測定機器を用いてソーラーパネルに問題ないか把握します。

数値測定で主にチェックする項目は以下の通り。

・ソーラーパネルのセルラインチェック

・赤外線センサーによるサーモグラフィー発熱

・パワーコンディショナーのブレーカー作動テスト

 

ソーラーパネルの点検に関する注意点

ソーラーパネルの点検は電気事業法によって義務化されています。

定期的にメンテナンスを行い、ソーラーパネルの問題をいち早く対処しましょう。

また、経済産業省が発行している太陽光発電設備のための

事業計画策定ガイドラインの中にある保守点検ガイドラインに沿ってメンテナンスを行うことが重要。

保守点検ガイドラインは太陽光発電協会・日本電機工業会によって作成されています。

 

ソーラーパネルの点検を行う頻度

ソーラーパネルを設置してから1年目に点検した後、4年に1回以上の頻度で点検を行ってください。

50kW以上2,000kW未満の設備の場合、年2回以上の点検が義務づけられています。

 

ソーラーパネルのメンテナンスに関する資格

ソーラーパネルのメンテナンスを行う際、専門的な知識・技術が必要です。

メンテナンスに関する資格として、太陽光発電メンテナンス技師が挙げられます。

太陽光発電メンテナンス技師は一般社団法人太陽光発電協会が付与している資格。

また、太陽光発電検査協会の技術認定が交付されると、ソーラーパネルの保守点検を行うことができます。

 

ソーラーパネルの点検にかかる費用

ソーラーパネルの点検にかかる費用は約1万円です。

部品の修理・交換などが必要な場合、約5万~10万円かかるので注意してください。

足場を組む場合、点検にかかる費用が高額になる可能性があります。

50kW未満の産業用太陽光発電設備の点検にかかる費用は年間10万~15万円。

50kW以上の産業用太陽光発電設備になると、年間100万~200万円かかります。

 

ソーラーパネルの点検を行う業者の選び方

ソーラーパネルの点検でトラブルを避けるためにも、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

数ある業者の中から1社を選ぶ際、情報収集を行うことが重要。

ここでは、ソーラーパネルの点検を行う業者の選び方について取り上げます。

 

過去の施工事例

ソーラーパネルの点検を行う業者が過去に一体どのような施工に携わっているかチェックした上で依頼するか判断しましょう。

業者の公式サイトに施工に関する写真などが掲載されています。

 

取得している資格

太陽光発電メンテナンス技師などの資格を取得しているかも依頼するかどうかの決め手。

ソーラーパネルの点検に関する知識・技術が豊富なスタッフに任せたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

 

スタッフの対応

相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応を踏まえ、契約を交わすかどうか判断する必要があります。

専門用語を多く用いず、分かりやすい言葉で丁寧に説明するかどうかなどをチェックしてください。

 

見積書の内容

見積書に記載されている内容に目を通した上で契約を交わします。

ソーラーパネルの点検にかかる費用などについて分からないことがある場合、業者に質問することが重要。

見積書を見て、施工内容について把握できるかどうか判断してください。

見積書について気になることが際は業者に質問することをおすすめします。

分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルに発展するかもしれません。

 

保証内容

ソーラーパネルの点検後も定期的にメンテナンスを行う必要があります。

業者が一体どのような保証を用意しているかを踏まえ、相談するかどうか判断しましょう。

 

まとめ

目視点検・測定機器を用いた数値測定により、ソーラーパネルの点検が行われます。

事故を防ぐためにソーラーパネルの状態を細かくチェックすることが重要。

ソーラーパネルを設置してから1年目に点検した後も4年に1回の頻度でソーラーパネルを点検してください。

ソーラーパネルなどについて分からないことがある場合、業者に一度相談してはいかがでしょうか?

 

 

 

 

ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町