2024年09月06日
屋根の遮熱シート、DIY出来る!?
悩みを感じている方が多いのではないでしょうか?
屋根が暑くなるのに伴い、室内が暑くなります。
暑さ対策を行う方法の1つに遮熱シートが挙げられます。
今回は屋根の遮熱シートをDIYで設置できるかどうかについて取り上げます。
屋根修理・屋根リフォームなどを予定している方は参考にしてください。
目次
遮熱シートとは何か
遮熱シートは太陽の輻射熱を遮るシート。
太陽の輻射熱を遮ることで体感温度の上昇を抑えられます。
アルミやポリエステルなどで作られています。
屋根だけでなく、内外壁にも用いることができるのもポイント。
暑さ対策を行う際は内外壁に遮熱シートを設置し、
室内で快適に過ごしやすくするかどうか検討してはいかがでしょうか?
また、寒さ対策できるのも遮熱シートのメリットです。
室内の熱が遮熱シートによって逃げにくくなります。
結果、室内の温度が下がりにくくなるので、
真冬の寒さを対策したいと感じている方も遮熱シートを屋根に設置するか検討してください。
屋根の遮熱シートはDIYで設置できるか
屋根の遮熱シートはDIYで設置するのは難しいです。
業者に施工を依頼しましょう。
DIYができない理由
人によっては、屋根の遮熱シートの設置をDIYで済ませるのが難しい理由について疑問に感じているかもしれません。
できない理由は以下の通り。
・屋根材などに関する知識が必要
・転落などの危険性がある
・施工を行うための準備が必要
ここでは、DIYで屋根の遮熱シートを設置するのが難しい理由について解説します。
屋根材などに関する知識が必要
遮熱シートや屋根材などに関する知識がないと、DIYは難しいです。
重い屋根瓦を扱うのが不安などの悩みを感じている方も多いのではないでしょうか?
施工の方法によっては雨漏りなどのリスクもあります。
転落などの危険性がある
屋根に遮熱シートを設置する際、高所での作業が必要。
転落や落下物による損害が発生する場合があります。
事故を防ぐためには、安全対策が求められます。
転落などが心配な方は業者に依頼し、リスクを避けましょう。
施工を行うための準備が必要
施工を行うために遮熱シートや安全帯などの準備を行わなければなりません。
DIYで済ませたいものの、準備が面倒だと感じている方もいるのではないでしょうか?
業者に任せれば、準備する手間を省くことができます。
遮熱シート以外の暑さ対策
遮熱シート以外に暑さを対策する方法が存在します。
屋根修理・屋根リフォームを行う際、どのような方法で暑さを対策すれば良いか押さえましょう。
ここでは、遮熱シート以外の暑さ対策について取り上げます。
遮熱機能付きの屋根材
屋根材の中には、遮熱機能が付いています。
遮熱機能付きの屋根材を施工する方法は以下の通り。
・カバー工法
・葺き替え工法
カバー工法は既存の屋根材の上に遮熱機能付きの屋根材を被せる施工です。
廃材を処分する手間と費用を抑えられます。
野地板などの状態をチェックできない点に注意しなければなりません。
葺き替え工法は既存の屋根材を撤去した後、遮熱機能付きの屋根材を葺く施工。
野地板などを新しくできます。
廃材を処分する手間と費用がかかるのがデメリットです。
遮熱塗料
遮熱塗料は日射反射率の優れた塗料。
色によって、住宅の雰囲気を変えられます。
耐用年数や耐候性などをチェックし、どの遮熱塗料を用いるか検討しなければなりません。
換気扇
屋根裏に換気扇を設置することで外に熱を逃がせます。
換気が適切だと、屋根裏の温度を下げつつ、室内で快適に過ごしやすくなります。
屋根の遮熱シートの施工を行う業者の選び方
屋根の遮熱シートの施工を一体どの業者に任せれば良いか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
トラブルを避けるためにも、十分な情報収集を行うことが重要。
ここでは、業者の選び方について解説します。
遮熱シートの販売・施工を行っているか
業者によっては、遮熱シートの販売・施工を行う代理店の場合があります。
屋根修理・屋根リフォームでトラブルを避けたいと感じている方は、
遮熱シートの扱いに慣れているかチェックしてください。
過去の施工事例
過去の施工事例も業者を選ぶ決め手。
業者の公式サイトに掲載されている施工の写真をはじめ、施工内容・工期・費用などをチェックし、
納得のいく施工を行うか判断しましょう。
スタッフの対応
スタッフの対応が丁寧かどうかも業者を選ぶポイントです。
業者によっては、分かりやすい言葉で説明します。
分からない専門用語を耳にした際、業者に質問してください。
また、契約を急かす悪徳業者が存在するので、注意が必要。
見積書の内容
見積書の内容を踏まえ、依頼するか判断しましょう。
使用する遮熱シートをはじめ、遮熱シートの用量・単価や施工内容、
費用の内訳、費用が相場の範囲内かどうかなどをチェックする必要があります。
見積書で分からないことがある場合、業者に質問することをおすすめします。
保証内容
屋根に遮熱シートを設置した後も住宅のメンテナンスを行わなければなりません。
業者の保証内容が充実しているかどうかを踏まえ、相談してください。
まとめ
DIYで屋根の遮熱シートを設置するのは転落などのリスクがあるので、避けることをおすすめします。
施工の方法によっては屋根材などを破損させてしまうかもしれません。
暑さ対策などに悩まされている方は業者に相談してはいかがでしょうか?
屋根遮熱や屋根修理のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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