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羽アリが大量発生!「シロアリ、クロアリ?」見分け方とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

羽アリが大量発生!「シロアリ、クロアリ?」見分け方とは?!

成田 崇
成田 崇
住宅のメンテナンスを行う際、不具合にいち早く気付くことが重要です。

「最近、羽アリが大量発生した」などの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

羽アリを目にした際、シロアリまたはクロアリなのか見極めなければなりません。

住宅によっては、シロアリによって大きな被害が発生している可能性もあるので注意してください。

 

 

今回は住宅に発生した羽アリがシロアリまたはクロアリなのか見分ける方法について取り上げます。

 

成田 崇
成田 崇
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屋根専門の「いらか」がシロアリ対策をおすすめする理由とは?!

雨漏りとシロアリ被害に密接な関係があるというと、ほとんどの方が「えっ?」と思われます。

シロアリは、湿った木材を好む習性があるので、屋根や外壁の雨漏りで木材が濡れて湿気を含んだ状態は、

シロアリにとって格好の繁殖環境になります。

 

シロアリが発生する原因の約80%は、雨漏りに起因していると言われており、

雨漏りを放置することは、シロアリを呼んで繁殖させる環境を放置しているのと同じです。

同様にキッチンや洗面、ふろ場などの水漏れなどもシロアリ発生に直結します。

雨漏れや水漏れを防いで、木材が乾燥した状態を保てれば、シロアリ被害には遭いにくいといえます。

成田崇
成田崇
以上の事から考えても屋根や外壁からの雨漏り対策と シロアリ対策は同時におこなうことを推奨しております。

 

羽アリとは一体何か

羽アリは羽の生えたアリ。

シロアリ・クロアリが羽のついた女王アリと王アリを巣から飛び立たせ、新たな巣作りを行わせます。

羽がついている理由は他の巣から飛び立った羽アリと出会うためです。

羽アリは人体に危害を加えません。

クロアリの中でもオオハリアリの羽アリに毒針がついているため、シロアリ・クロアリの対策を行う際は注意してください。

 

シロアリ・クロアリの特徴

羽アリの対策を行う際、シロアリ・クロアリの特徴について押さえることが重要。

人によっては一体どのような特徴があるのか気になっているのではないでしょうか?

ここでは、シロアリ・クロアリの特徴をそれぞれ紹介します。

 

シロアリ

シロアリは住宅の木材を食害する昆虫。 日本国内において、全部で22種類のシロアリが生息しています。

その内、住宅に被害を与えるシロアリは全部で5種類です。

シロアリの種類によって、被害箇所などが異なるので注意しなければなりません。

主に以下の種類が知られています。

・イエシロアリ

・ヤマトシロアリ

・アメリカカンザイシロアリ

 

クロアリ

クロアリは世界各地に生息するアリ。

女王アリは産卵に専念しつつ、働きアリが女王アリの世話を行います。

巣から巣分かれし、女王アリと王アリが適当な土壌で産卵を始めます。

一部のクロアリは住宅に侵入し、食材への食害や電気器具の破損などを引き起こすため、

シロアリと同様に駆除しなければなりません。

 

羽アリがシロアリ・クロアリかどうか見分ける方法

住宅に発生した羽アリがシロアリ・クロアリのどちらなのか

見分ける方法が知りたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

シロアリ・クロアリの駆除にかかる料金を最小限に抑えるためにも、見分け方を押さえるのが重要。

ここでは、羽アリがシロアリ・クロアリかどうか見分ける方法について触れていきます。

気になる方は一度チェックしてください。

 

シロアリ

シロアリの羽アリは触覚が短いのに加え、数珠状かつ直線的になっているのが特徴に挙げられます。

前後の羽根の大きさが同じです。 胴体にくびれがないのも見分けるポイント。

シロアリの種類によっては見た目が黒い場合もあるので、クロアリと間違えないようにしてください。

湿気が多く、気温の高い場所にシロアリが発生しやすいです。

 

クロアリ

クロアリの羽アリは触覚が長いのに加え、くの字形になっているのが特徴に挙げられます。

羽が前後で大きさが異なります。

シロアリに比べて羽の色が透明なのも見分けるポイント。

また、くびれが細いのも特徴の1つです。

クロアリはシロアリの巣にいるシロアリを全て捕食します。

住宅にクロアリが発生しているのを確認したら、シロアリが発生していないかどうか点検してください。

庭や玄関口でクロアリが見られることが多いです。

シロアリと発生しやすい場所が異なる点もシロアリ・クロアリのどちらかを判断するポイントの1つに挙げられます。

 

羽が取れるとシロアリ・クロアリを見分けやすくなる

羽アリについている羽が取れると、シロアリ・クロアリを見分けやすくなります。

触覚とくびれをチェックし、シロアリ・クロアリのどちらなのか把握することが重要。

 

時期によって発生する羽アリの種類が変わる

時期によって発生する羽アリの種類が変わってきます。

羽アリが発生したのは一体いつなのかを踏まえ、適切に対処しなければなりません。

シロアリの羽アリが発生する時期は4~7月。

クロアリの羽アリが発生する時期は6~11月です。

シロアリ・クロアリの種類によって活動する時間帯が異なります。

どの時間帯に活動しているかを踏まえ、シロアリ・クロアリのどちらが発生しているか把握してください。

 

羽アリが発生した際の対処法

掃除機で吸い取るのが羽アリの対処法。

羽アリは掃除機の吸い上げる風圧でほぼ死滅します。

吸い取った後、袋をガムテープで密閉してから処分してください。

場合によっては、掃除機の中で生きている羽アリもいるかもしれません。

 

羽アリが発生した際はシロアリ駆除の専門業者に相談するのも重要

羽アリが発生しているのを発見した際、シロアリ駆除の専門業者にいち早く相談することをおすすめします。

シロアリ・クロアリをできる限り早めに対処し、被害を最小限に抑えることがシロアリ駆除の料金を少しでも安くするポイント。

シロアリの被害が大きくなるのに伴い、シロアリ駆除の料金が高くなってしまいます。

 

まとめ

住宅に発生した羽アリがシロアリ・クロアリのどちらなのか見分ける方法として、主に触覚・羽・くびれが挙げられます。

シロアリ・クロアリの種類によって、発生する時期が異なります。

住宅の被害が大きくなる前にシロアリ・クロアリに対処するのが重要。

シロアリ駆除の料金などについて悩みがある場合、シロアリ駆除の専門業者に一度相談することをおすすめします。

 

 

 

住宅のメンテナンスやシロアリ被害のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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