2019年06月28日
現在成田屋商店では
職人さんの育成を現場以外に屋根架台を使っておこなます。
そしてこの日は高卒の新人、佐藤くんの試験日
入社から3ヶ月弱での挑戦です。
下の屋根模型を一人で完成させなくてなりません。
ちなみに以前まではこのようなシステムは導入しておらず
現場で親方から学ぶしか方法がありませんでした。
それでも今までは一人前になれるのですが
多くの時間を要します。
ちなみに以前はこの架台を完成させるレベルになるまでは1年を要しました。
現場だけだと
中々覚えることが出来ない→親方に怒られる→ビクビクしながら仕事する→なかなか成長しない→仕事が苦痛
というような負のスパイラルに陥りやすく
せっかくうちで働くのなら
「そんな思いをしてほしくない!」
との想いからモデリング研修を導入しています。
少しでも時間があれば親方の早田が教え
少しでも時間があれば学ぼうとする佐藤。
禅において、師家と修行者との息がぴったりと合うこと。
機が熟して弟子が悟りを開こうとしているとき。
「啐啄の時」といいますが、まさにそんな感じでした。
そんな二人だったので結果は分かるとは思いますが・・・
無事、3か月弱で合格しました!
おめでとう!
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