2024年03月05日
雨樋修理の見積りはどこを見ればいいの?
雨漏り対策を行うためには、雨樋に不具合が起きていないかチェックするのが重要。
何かしらの原因で雨樋が破損したので、業者に修理を依頼しようと考えているのではないでしょうか?
納得のいく施工にするためにも、業者が作成した見積りの内容を細かくチェックしてください。
今回は雨樋修理の見積りでチェックするポイントについて紹介します。
目次
雨樋修理の見積りでチェックするポイント
見積りの内容を踏まえ、業者と契約するかどうか判断することになります。
内容によっては契約を見送ることになるかもしれません。
主に以下のポイントをチェックします。
・見積りの項目が細かいかどうか
・有効期限は一体いつまでか
・業者の住所などが記載されているか
・適切な費用かどうか
早速ですが、雨樋修理の見積りでチェックするポイントについて解説するので、気になる方は参考にしてください。
見積りの項目が細かいかどうか
項目が細かく記載されているかどうかチェックし、契約するかどうか判断することが重要。
各作業に一体何が必要なのかだけでなく、部材の数量・単価を把握できるかがポイントです。
本来、必要な作業が見積りに含まれていない場合、注意してください。
業者によっては一式とまとめているかもしれません。
一式のみだと、雨樋修理にかかる詳細な費用を比較できないです。
小規模範囲の場合、一式表示になる場合があります。
有効期限は一体いつまでか
見積りの有効期限もチェックするポイントの1つに挙げられます。
業者は見積り通りに施工を行うための期限を設定します。
一般的には、見積もりの有効期限は2週間~6ヵ月です。
有効期限を短くしている業者や契約を急かす業者を避けてください。
業者の住所などが記載されているか
雨樋修理を行う際、悪徳業者を避けることが重要。
業者の住所や担当者名、連絡先などの情報が記載されていない場合、避けることをおすすめします。
見積りを頂いたら、グーグルマップなどで業者の住所を検索してください。
悪徳業者によっては不要な内容を細かく記載しているかもしれません。
複数の業者から見積りを頂いたら、項目に一体どのような違いがあるかチェックしましょう。
適切な費用かどうか
見積りに記載されている費用が適切かどうかもチェックするポイント。
相場より高い場合は業者に質問し、費用に関する疑問を解消してください。
雨樋修理にかかる費用の相場は約3万~15万円程度です。
部分的な修理の場合、費用を安く抑えられるかもしれません。
1ヵ所単位で雨樋修理にかかる費用を算出します。
雨樋本体を交換する場合は1m単位で算出されます。
見積りに記載されている諸経費もチェックするのが重要。
諸経費に含まれている主な費用は以下の通りです。
・車両費
・現場管理費
・書類作成費
業者によって、諸経費に含める項目が異なります。
雨樋修理で納得のいく施工を行うためにも、諸経費について質問してはいかがでしょうか?
業者に雨樋修理の見積りを作成して頂く際の手順
雨樋修理の見積りを作成する際の手順は以下の通り。
雨樋の状態をチェック ↓
建物の状態をチェック ↓
見積りを依頼する業者を選ぶ ↓
業者に雨樋を点検して頂く ↓
見積りを頂き、雨樋について説明を受ける ↓
見積りの内容を踏まえた上で雨樋修理を依頼する
1社だけだと不安な場合、複数の業者に雨樋の点検を依頼してください。
業者によっては点検だけで費用がかかる場合があるので、注意が必要です。
雨樋修理を行う業者の選び方
雨樋修理を行う業者を選ぶ際、見積もり以外にもチェックしておきたいポイントが複数存在します。
数ある業者の中から信頼できる1社を見つけるために情報収集を入念に行ってください。
ここでは、雨樋修理を行う業者の選び方について触れていきます。
自社で雨樋修理を行っているか
雨樋修理を自社で行っているかどうかをチェックし、依頼するか判断するのが重要。
業者によっては中間マージンが発生するかもしれません。
過去の施工事例
過去に一体どのような施工に携わっているかも選ぶ決め手です。
業者の公式サイトから過去の施工事例を一通りチェックし、依頼するかどうか判断しましょう。
写真だけでなく、施工内容や工期、費用などから雨樋修理のイメージを掴んでください。
建設業許可の有無
建設業許可の有無をチェックし、依頼するかどうか判断する必要があります。
一定の要件を満たさないと、建設業許可がもらえません。
飛び込み営業を行わないか
飛び込み営業を行わないかどうかも見積もりを依頼するかどうかのポイント。
不安を煽り、火災保険の利用を勧めているかどうかチェックすることが重要です。
悪徳業者とのトラブルを避けるために慌てて契約しないようにしましょう。
まとめ
業者が作成した見積りの内容を踏まえた上で雨樋修理を依頼するかどうか判断してください。
項目が細かくなっているかどうかだけでなく、不要な内容が記載されていないかチェックするのが重要。
相場より高い費用になった場合、業者に諸経費などについて質問することをおすすめします。
雨樋は雨水を決められた排水溝に入れ、雨漏りや外壁の劣化などを防ぐための設備です。
普段から住宅の状態に気を配り、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。
【雨樋修理】のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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