2023年10月31日
ポリカーボネート波板の耐久性ってどのくらい?!
屋根修理・屋根リフォームを行う際、屋根材が寿命を迎えているかどうか把握することが大事。
屋根材ごとに耐久性が異なります。
施工で失敗を避けるためにも、使用している屋根材はもちろん、新たに用いる屋根材の耐久性を意識することをおすすめします。
今回はポリカーボネート波板の耐久性について解説するので、
屋根修理・屋根リフォームを近いうちに予定している方は参考にしてください。
目次
ポリカーボネート波板の耐久性は一体どのくらいか
ポリカーボネート波板の耐用年数は約10年。
住宅によっては10年以上長持ちしているケースも存在します。
耐久性だけでなく、耐候性に優れています。
衝撃に強いのもポリカーボネート波板のメリット。
屋根材が衝撃によって破損してしまう場合もあります。
屋根材選びを行う際、衝撃に強いかどうかもポイントになってきます。
ポリカーボネート波板が寿命を迎えた場合は一体何が必要なのか
ポリカーボネート波板が寿命を迎えたら、できる限り早めに交換するのが大事。
耐久性が低下してしまうと、破損しやすいので注意が必要です。
何かしらの拍子で破損し、予想外の事故に発展してしまうかもしれません。
住宅によっては耐用年数を超える前に寿命を迎える場合があります。
ポリカーボネート波板が寿命を迎えているかどうか判断するポイント
ポリカーボネート波板が寿命を迎えているかどうか判断する際、一体何をチェックする必要があるのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
寿命を迎えているかどうか見極める主なポイントは以下の通り。
・ひび割れが見られるか
・雨漏りしている箇所があるか
・留め具が外れているかどうか
・変形している箇所があるか
普段から住宅の状態に気を配り、ポリカーボネート波板の状態に問題がないか把握することをおすすめします。
ポリカーボネート波板は高温により変形・破損する恐れがあるので、火を用いる際は注意が必要です。
耐久性以外に屋根材を選ぶポイント
ポリカーボネート波板が寿命を迎えたまたは破損したのを機に新しい屋根材に交換しようと考えているのではないでしょうか?
屋根材を選ぶ際、以下のポイントを押さえるのが大切です。
・どのくらいの費用がかかるか
・全光線透過率はどのくらいか
・どのような色か
・どこに用いるか
ここでは、各ポイントについて触れていきます。
どのくらいの費用がかかるか
屋根材を設置する際、どのくらいの費用がかかるかを把握しておきたいところ。
屋根修理・屋根リフォームの費用は屋根材によって変わってきます。
ポリカーボネート波板を用いる際、予算の範囲内かどうかチェックしてください。
全光線透過率はどのくらいか
明るくしたいかどうかも選ぶ決め手に挙げられます。
屋根材により、全光線透過率が異なります。
屋根は目隠しの役割もあるため、全光線透過率が高いと目隠しに向いていないのに注意したいところ。
周囲の目が気になる方はクリアマットのポリカーボネート波板を用いるかどうか検討してはいかがでしょうか?
どのような色か
色によって住宅の印象が変わってきます。
屋根修理・屋根リフォームを行う際、住宅の雰囲気に合った色の屋根材を選ぶことが大切です。
どこに用いるか
屋根材選びを行う際、どこに用いるかも重要になってきます。
汚れが目立ちやすい箇所かどうかなどを踏まえ、屋根材選びを進めてください。
屋根材によっては汚れが目立ちやすいです。
屋根修理をDIYで済ませるのはリスクが高いのに注意
ポリカーボネート波板が破損した際、屋根修理をDIYで済ませようと考えている方も多いのではないでしょうか?
高所での作業が伴うため、落下などのリスクが伴います。
場合によっては屋根修理に必要な道具を揃える手間がかかってしまうかもしれません。
DIYで済ませるより、業者に一度相談することをおすすめします。
屋根修理に携わる業者の選び方
ポリカーボネート波板が破損した際、信頼できる業者に屋根修理・屋根リフォームを依頼するのが大事。
情報収集を行い、依頼するかどうか判断しましょう。
ここでは、屋根修理に携わる業者の選び方について取り上げます。
ポリカーボネート波板の扱いに慣れているか
気になった業者がポリカーボネート波板の扱いに慣れているかチェックすることが大切。
過去の施工事例をチェックし、どのような屋根材を扱ってきたかを把握してください。
どのようなスタッフに在籍しているか
知識や技術の優れたスタッフが在籍している業者に依頼したいと感じている方が多いのではないでしょうか?
スタッフが取得している資格を踏まえ、依頼するかどうか判断するのが大事です。
施工エリアはどこか
施工エリアは業者によって異なります。
どの地域で屋根修理・屋根リフォームに携わっているかを踏まえた上で相談・依頼を進めてください。
施工エリア外でも対応する業者も存在します。
見積書の内容が分かりやすいか
屋根修理・屋根リフォームで納得のいく施工を行うためにも、見積書に記載されている内容をチェックするのが重要。
使用する屋根材などを把握した上で契約するかどうか判断しましょう。
まとめ
ポリカーボネート波板の耐用年数は約10年。
耐候性が優れているだけでなく、衝撃にも強く、耐久性の優れた屋根材です。
普段から屋根の状態をチェックし、屋根修理・屋根リフォームが必要かどうか判断してください。
屋根修理・屋根リフォームには、専門的な知識や技術が求められます。
信頼できる業者に一度相談し、ポリカーボネート波板に関する悩みを解消してはいかがでしょうか?
屋根修理やポリカ屋根のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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