2023年09月29日
屋根塗装の意味とは?長期的なメリットとデメリット
屋根塗装を行う意味は一体何か疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
屋根修理・屋根リフォームの方法がいくつか存在します。
納得のいく施工にするためには、屋根塗装のメリットとデメリットについて押さえておきたいところ。
今回は屋根塗装のメリットとデメリットを紹介するので、近いうちに屋根修理・屋根リフォームを検討している方は参考にしてください。
目次
屋根塗装のメリット
屋根塗装を行うことにより、さまざまなメリットが得られます。
主なメリットは以下の通り。
・住宅の外観を綺麗にできる
・防水性
・遮熱性
・抗菌性を高めて住宅の寿命を伸ばせる
・断熱性を高めて暑さ
・寒さ対策ができる
・住宅の資産価値を保つことができる
これから、屋根修理・屋根リフォームを予定している方に向けて各メリットについて説明します。
住宅の外観を綺麗にできる
屋根塗装を行うことにより、住宅の外観を綺麗にできるのがメリット。
年数の経過と共に色褪せや塗膜の剥がれが目立つようになり、周囲からの印象が下がってしまうかもしれません。
周囲からの印象を下げないためには、景観をいかに保つかが重要です。
また、住宅の雰囲気を大きく変えられるのもメリットに挙げられます。
屋根を違う色に変えて、今までとは違った雰囲気の住宅で生活を送りたいと感じている方も多いのではないでしょうか?
外壁の色との相性を考慮し、どの色に塗装し直すか一度検討したいところ。
遮熱性・抗菌性を高めて住宅の寿命を伸ばせる
遮熱性、抗菌性を屋根材に付加し、住宅の寿命を伸ばすことができます。
塗料によって、性能が異なります。
耐用年数はもちろん、どのような性能を屋根材に付加できるかを考慮した上で屋根塗装を進めていくことが大事。
雨水や紫外線、カビやコケなどにより、住宅が劣化します。
屋根修理・屋根リフォームを行う際、雨水などの対策を施し、思い入れのある住宅に少しでも長く住み続けましょう。
断熱性を高めて暑さ・寒さ対策ができる
暑さや寒さの感じやすさにより、室内での過ごしやすさが変わってきます。
屋根塗装に用いる塗料で断熱性を屋根材に付加できるのもポイント。
暑さや寒さ対策を行い、快適な空間づくりを心掛けてください。
断熱性を高めることで冷暖房設備の使用頻度を見直せるのもメリットに挙げられます。
住宅の資産価値を保つことができる
住宅の外観を綺麗にすることで資産価値を保てるのもメリットのひとつ。
売却時に少しでも高く売りたいと感じている方も多いのではないでしょうか?
屋根塗装のデメリット
屋根塗装はメリットだけでなく、デメリットも存在します。
屋根修理・屋根リフォームでトラブルを避けるためには、屋根塗装のデメリットについても把握しておきたいところ。
屋根塗装の主なデメリットとして、以下のものが挙げられます。
・定期的に塗り直す必要がある
・仕上がりによっては塗膜が剥がれやすくなる
・屋根塗装の方法が不十分な場合は雨漏りが発生する恐れがある
ここでは、各デメリットについて触れていくので、屋根修理・屋根リフォームを近いうちに予定している方は一度チェックしてください。
定期的に塗り直す必要がある
施工後も定期的に塗り直す必要があるのが屋根塗装のデメリット。
劣化の早さは立地条件や気候などにより変わってきます。
5~10年に1回の頻度で塗り直しを行うことになります。
塗り直しの回数によっては想像以上に費用がかかってしまうかもしれません。
仕上がりによっては塗膜が剥がれやすくなる
屋根塗装の仕上がりによっては塗膜が剥がれやすい点に注意する必要があります。
屋根修理・屋根リフォームは知識や技術、経験が求められます。
塗り過ぎや塗りムラ、塗料の希釈などが不十分だと、塗膜が剥がれやすくなるので注意してください。
費用を抑えるためにDIYで済ませようとしている方も多いのではないでしょうか?
塗料に関する知識だけでなく、安全の確保も求められるので、DIYを控えることをおすすめします。
屋根塗装の方法が不十分な場合は雨漏りが発生する恐れがある
縁切りを怠ると、雨水の通り道が塞がってしまいます。
結果、雨漏りが発生する可能性があるので注意が必要。
縁切りは屋根塗装後、屋根材の隙間を塞がないよう、雨水の通り道を確保することです。
塗料が完全に乾燥したタイミングで行われます。
屋根塗装を行う業者の選び方
納得のいく屋根塗装を行うためには、信頼できる業者に依頼することが大切。
依頼するかどうかの判断基準は以下の通りです。
・使用している塗料
・見積書に記載されている内容
・契約を急かさないか
・縁切りを行うか
・施工実績が豊富かどうか
屋根塗装に用いる塗料について丁寧に説明するかどうかはもちろん、見積書の内容が分かりやすいかどうかが重要になってきます。
トラブルを避けるためには、見積書で塗布量や塗装する面積、費用の内訳などを細かくチェックしておきたいところ。
契約を急かす業者に依頼するのは避けてください。
雨漏りを避けるためにも、縁切りを行うかどうかについても把握しておくことをおすすめします。
公式サイトで屋根塗装の工程に加え、過去にどのような施工実績があるかをチェックした上で知識や技術があるかどうか判断しましょう。
まとめ
屋根塗装は住宅の外観を綺麗にできるなどのメリットがある反面、定期的に塗り直す必要があるなどのデメリットがあります。
塗料の扱いや縁切り、安全の確保などを配慮しないと、納得のいく仕上がりにならない可能性があるので注意が必要。
屋根修理・屋根リフォームを予定している方は信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?
屋根塗装や屋根修理のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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