2023年09月20日
ガルバリウム外壁の寿命はどのくらい?!
リノベ・リフォームを進めていく上で外壁の寿命に目を向ける必要があります。
外壁によって寿命が違います。
これから、リノベ・リフォームを予定しているものの、一体どの外壁を用いれば良いか分からないなどの悩みを感じているのではないでしょうか?
今回はガルバリウム外壁の寿命について解説します。
気になる方は一度チェックしてください。
目次
ガルバリウム外壁の寿命
ガルバリウム外壁の寿命は約20~30年です。
トタンに比べて寿命が長く、サビにくい点が特徴に挙げられます。
張り替えのサイクルを少しでも延ばしたいと感じている方はガルバリウムをリノベ・リフォームに用いるかどうか検討してはいかがでしょうか?
メンテナンスしないまま放置しないことが大事
ガルバリウム外壁を長持ちさせるためには、メンテナンスせずにそのまま放置しないことが重要。
年数の経過と共にガルバリウム外壁が劣化していきます。
普段から住宅の状態をチェックし、適切なメンテナンスを行いましょう。
シーリングの寿命がガルバリウム外壁の寿命?!
どんなサイデイングでも板と板の間にシーリングが存在します。
外壁材自体が劣化してダメになるというよりも
シーリングが劣化して修理しなければならない事例の方が圧倒的に多いのです。
ちなみに金属サイディング(ガルバリウム外壁)やラップサイディングは
シーリング箇所が少ないので耐久性の高い外壁材なのです。
ガルバリウム外壁の寿命に関わるもの
ガルバリウム外壁のメンテナンスを行う際、どのような原因で劣化を促進させてしまうかを把握しておきたいところ。
寿命を短くする原因はケースによって異なります。
ガルバリウム外壁の寿命に関わるものとして、以下のものが挙げられます。
・湿度
・沿岸部に近いかどうか
・傷や凹み
・他の金属との接触
・雨が当たりやすいかどうか
ここでは、一体どのようなものがガルバリウム外壁の寿命が関わるかについて紹介するので、気になる方は参考にしてください。
湿度
高温多湿の環境では、サビが発生しやすいです。
ガルバリウム外壁の寿命を少しでも長くするためにも、湿気のこもりにくい環境づくりが重要になってきます。
できる限りガルバリウム外壁の近くに置く物を減らし、通気性を維持してください。
沿岸部に近いかどうか
どこに住宅が建っているかも重要。
沿岸部に近いと、塩害が発生する可能性があります。
新築を海岸に近い場所で建てる際は塩害対策を心掛けましょう。
こまめに水洗いや塗料の塗り替えなどが塩害対策の一例。
傷や凹み
傷や凹んだ部分からサビが発生する恐れがあるので、ガルバリウム外壁を用いたリノベ・リフォームを予定している方は注意してください。
ガルバリウム外壁は衝撃に弱いデメリットがあります。
何かしらの飛来物により、損傷するケースも存在します。
他の金属との接触
ガルバリウム外壁は他の金属と接触すると、電食作用が起きる場合があるので注意が必要。
また、もらいサビによって寿命が短くなる恐れがあります。
ガルバリウム外壁自体、扱いが難しい外壁です。
リノベ・リフォームを予定している方は扱いが難しい点も意識してください。
雨が当たりやすいかどうか
雨が当たらない箇所はホコリなどが雨で洗い流されないため、サビが発生しやすくなります。
リノベ・リフォームを行う際、雨が当たりやすい箇所は一体どこか把握しておくことが大切。
寿命以外に外壁を選ぶポイント
寿命以外にガルバリウム外壁を選ぶポイントはあるのかどうか気になっている方が多いのではないでしょうか?
外壁によって特徴が異なるので、リノベ・リフォームを行う際は各外壁の特徴を押さえておく必要があります。
ここでは、寿命以外に外壁を選ぶポイントを紹介するので、これからリノベ・リフォームを予定している方は一度参考にしてください。
リノベ・リフォームのテーマ
住宅のテーマやコンセプトを明確することがリノベ・リフォームを成功させるポイントです。
ガルバリウム外壁を用いる際、リノベ・リフォームのテーマやコンセプトに合ったデザインかどうか一度検討したいところ。
耐震性に優れているか
同じ住宅に長期にわたって住み続けるためには、自然災害による被害を意識する必要があります。
外壁が軽ければ軽い程、地震による被害を抑えることができます。
ガルバリウム外壁は軽量なので、地震対策に重きを置いている方は一度チェックしてください。
断熱性に優れているか
室内で快適に過ごすためには、暑さ対策を行うことが重要になってきます。
リノベ・リフォームを予定している方は外壁の断熱性が優れているかどうかも意識しておきたいところ。
メーカーによっては、断熱材と一体化しているガルバリウム外壁を製造・販売しています。
どのぐらいの費用がかかるか
納得のいくリノベ・リフォームを行うためには、十分な予算が必要です。
気になる外壁を見つけたら、一体どのくらいの費用がかかるか把握しましょう。
ガルバリウム外壁を用いる場合、リノベ・リフォームの費用がかかってしまうので、注意したいところ。
ただし、ガルバリウム外壁は寿命が長いので、メンテナンスの手間を少しでも省きたいと感じている方に適しています。
メンテナンスの費用も外壁を選ぶ決め手です。
まとめ
ガルバリウム外壁の寿命は約20~30年と長いので、同じ住宅に長期にわたって住み続けたい方は一度チェックしてはいかがでしょうか?
断熱材と一体化しているタイプを選べば、暑さ対策が行えます。
メンテナンスをしているかどうかや立地条件により寿命が変わってくる点に注意が必要。
近いうち、リノベ・リフォームを予定している方は業者に外壁などに関する相談を行い、住宅に関する悩みを解消してください。
ガルバリウム外壁のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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