2023年09月12日
タディスセルフってなんですか?
屋根修理や屋根リフォームを進める際、雨漏りによる被害を意識することが大切です。
雨漏り対策のためにルーフィングが用いられます。
数あるルーフィングの中から一体何を選べば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
今回はタディスセルフとは一体何かについて解説するので、気になる方は一度参考にしてください。
目次
タディスセルフとは一体何か
タディスセルフは、田島ルーフィング株式会社が製造・販売しているルーフィングです。
田島ルーフィング株式会社はタディスセルフ以外にも、数多くのルーフィングを製造・販売しています。
タディスセルフのメリット
タディスセルフの主なメリットは以下の通り。
・貼り付けた直後なら再び貼り直せる
・勾配の緩い屋根に適している
・耐久性に優れている
・釘を締め付けて雨漏りによる被害を最小限に抑える
これから、屋根修理や屋根リフォームを予定している方に向けて各メリットについて説明します。
貼り付けた直後なら再び貼り直せる
タディスセルフは張り直し可能な粘着層付きのルーフィングという視点から誕生。
貼り付けた直後なら、簡単に剥がすことができます。
ルーフィングを貼りつける作業を修正しやすい点はダスティセルフのメリットです。
勾配の緩い屋根に適している
タディスセルフは勾配が緩い屋根に適したルーフィング。
屋根修理や屋根リフォームを行う際、屋根の勾配がどのくらいか一度チェックしましょう。
耐久性に優れている
タディスセルフは改質アスファルトルーフィングの一種です。
改質アスファルトルーフィングとは、アスファルトに合成樹脂やゴムなどを加え、耐久性を高めたルーフィングを指します。
屋根修理や屋根リフォームを進めていく上でルーフィングの耐久性を意識したいところ。
釘を締め付けて雨漏りによる被害を最小限に抑える
タディスセルフは釘穴シール性があるのもメリットです。
釘を締め付けることにより、雨水が侵入しにくくなります。
雨漏り対策を行う際、ルーフィングに開いた穴に注意が必要。
ダスティセルフのデメリット
屋根修理や屋根リフォームを行う上でタディスセルフのデメリットは一体何か気になっている方も多いのではないでしょうか?
デメリットを踏まえた上で用いるかどうか判断したいところ。
タディスセルフの主なデメリットとして、以下のものが挙げられます。
・費用がかかる
・タッカーによる仮留めが必要になる場合がある
・破れやすい
ここでは、各デメリットについて触れていくので、気になる方は参考にしてください。
費用がかかる
タディスセルフはアスファルトルーフィングに比べ、費用がかかってしまう点に注意する必要があります。
屋根修理や屋根リフォームを進める際、どのくらいの予算があるかを把握したいところ。
予算について悩んでいる方は業者に一度相談することをおすすめします。
タッカーによる仮留めが必要になる場合がある
屋根に用いられている野地板や温度環境次第でタッカーによる仮留めが施工時に必要になるかもしれません。
破れやすい
タディスセルフはアスファルトを染み込ませた紙を用いている関係上、破れる可能性がある点に注意しましょう。
タディスセルフカバー・タディスセルフアーマーも選択肢のひとつ
ルーフィングの耐久性を意識している方はタディスセルフカバー・タディスセルフアーマーもチェックしたいところ。
アスファルトを染み込ませた紙ではなく、合成繊維不織布が用いられています。
ルーフィングに関する悩みは業者に相談するのが大事
ルーフィングは数多くの種類が存在するので、信頼できる業者と相談しつつ、適切な屋根修理や屋根リフォームを進めることが大切です。
業者によって、それぞれ違った特徴があるので、情報収集を入念に行いましょう。
最後に、業者の選び方について取り上げるので、屋根に関する悩みがある方は一度参考にしてください。
過去の施工事例
過去の施工事例をチェックし、どのようなルーフィングを用いているかはもちろん、施工内容や工期、費用などを踏まえた上で依頼するかどうか判断するのが大事。
口コミでスタッフの対応などを調べておくことをおすすめします。
細かく点検するか
屋根を細かく点検するかどうかも決め手です。
雨漏りの原因はもちろん、屋根材に汚れやカビなどが付いているかどうかなどを踏まえた上で屋根修理や屋根リフォームのプランを決めるのが重要。
業者によっては、ドローンを用いて点検を行います。
見積書が分かりやすいかどうか
見積書の内容を把握し、契約を進めていくことになります。
使用する屋根材やルーフィング、塗料はもちろん、施工内容や費用の内訳などについて分からないことがある際は業者に質問してください。
費用が相場より極端に安い場合、注意が必要です。
手抜き工事などによるトラブルを避けるのも屋根修理や屋根リフォームを成功させるポイント。
進捗状況を把握できるか
屋根修理や屋根リフォームが進捗状況を把握できるかどうかも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。
一体どこまで進んでいるかを把握した上で屋根材などに関する疑問を質問することが大切です。
どのような保証が用意されているか
業者が用意している保証内容も選ぶ決め手。
屋根修理や屋根リフォームが済んだら終わりではなく、その後も定期点検やメンテナンスを行い、雨漏りなどの問題を防ぐ必要があります。
まとめ
タディスセルフは張り直し可能なルーフィング。
勾配の緩い屋根に適しているのに加え、釘を締め付けて雨漏りによる被害を抑えます。
ルーフィングによってメリット・デメリットが異なるので、業者に相談し、屋根修理や屋根リフォームを進めてください。
屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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