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ソーラーパネルの撤去費用っていくらかかるのか?|平塚・株式会社いらか|屋根専門
成田崇
成田崇
ソーラーパネルの撤去費用っていくらかかるのか?

ソーラーパネルは太陽光発電を行う上で欠かせない設備です。

場所によって、
設置されている場所が異なります。

寿命などを理由にソーラーパネルの撤去を予定している方も多いのではないでしょうか?

ソーラーパネルを撤去する際、
一体どのくらいの撤去費用がかかるか押さえることが重要。

今回の記事では、ソーラーパネルの撤去費用について取り上げます。

ソーラーパネルの廃棄などを予定している方は一度参考にしてみてください。

ソーラーパネルの撤去費用は一体どのくらいか

ソーラーパネルの撤去費用は約10万円。

屋根などの高所にソーラーパネルが設置されている場合、
足場を組む必要があります。

足場の費用は約700~1,000円/㎡です。

人によって、ソーラーパネルの撤去費用が異なるため、注意してください。

ソーラーパネルを自分で撤去しても良いのか

撤去費用を少しでも安く抑えるために自分で撤去したいと感じている方もいるのではないでしょうか?

ソーラーパネルの撤去は業者に依頼しなければなりません。

主な理由として、以下のものが挙げられます。

・産業廃棄物として適切に処分しなければならない

・落下などの事故が発生する場合がある

ここでは、ソーラーパネルを自分で撤去してはいけない理由について解説します。

産業廃棄物として適切に処分しなければならない

ソーラーパネルは産業廃棄物として、適切な方法で処分を進めなければなりません。

理由は鉛・カドミウム・セレンなどの有害物質が用いられているため。

処分が不適切な場合、環境汚染が発生する場合があります。

産業廃棄物は事業活動によって生じた特定の廃棄物です。

廃棄物処理法により、産業廃棄物が指定されています。

指定されている廃棄物は以下の20種類。

・廃プラスチック類

・廃アルカリ

・廃酸

・廃油

・金属くず

・ゴムくず

・ガラス・コンクリート・陶磁器くず

・鉱滓

・煤塵

・瓦礫類

・燃え殻

・汚泥

・木くず

・繊維くず

・紙くず

・動物系固形不要物

・動植物系残渣

・動物の糞尿

・動物の死体

・政令第13号廃棄物

ソーラーパネルなどの産業廃棄物を不法投棄した場合、廃棄物処理法に違反してしまうので注意してください。

違反してしまうと、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金または併科が科されます。

落下などの事故が発生する場合がある

自分で無理にソーラーパネルを撤去しようとすると、落下・感電・ケガなどのリスクが伴います。

事故を避けるためにも、
信頼できる業者にソーラーパネルの撤去を依頼しましょう。

ソーラーパネルの撤去費用にかかわるポイント

ソーラーパネルの撤去費用はさまざまなポイントによって変わります。

場合によっては想像以上に撤去費用がかかると感じるかもしれません。

ソーラーパネルの撤去費用にかかわる主なポイントは以下の通りです。

・ソーラーパネルの種類

・ソーラーパネルの枚数

・ソーラーパネルが設置されている場所

・施工にかかる日数

・屋根修理の費用

見積書で撤去費用をチェックした後、
業者に撤去費用に関する疑問について質問することが重要。

ここでは、ソーラーパネルの撤去費用にかかわるポイントについて解説します。

ソーラーパネルの種類

ソーラーパネルの種類によって、撤去費用が変わります。

寿命などでソーラーパネルの処分を予定している方は一体どのようなソーラーパネルが設置されているかチェックしてください。

ソーラーパネルの枚数

ソーラーパネルの枚数も撤去費用にかかわるポイント。

枚数が多ければ多い程、撤去費用が高額になります。

ソーラーパネルが設置されている場所

ソーラーパネルが一体どこに設置されているかも撤去費用にかかわるポイントです。

地上にソーラーパネルを設置されている場合、撤去費用を抑えられます。

施工にかかる日数

施工にかかる日数も撤去費用にかかわります。

日数が長くなればなる程、撤去費用が高額になる点に注意してください。

屋根修理の費用

ソーラーパネルを撤去した後、
屋根修理を行います。

屋根修理の規模が大きくなると、撤去費用が高額になるかもしれません。

ソーラーパネルを設置した際に開けた屋根の穴は雨漏りの原因。

防水シートなどが著しく劣化している場合、交換する必要があります。

ソーラーパネルの撤去費用を安く抑えるポイント

人によっては、
ソーラーパネルの撤去費用を一体どのように安く抑えれば良いか疑問に感じているのではないでしょうか?

ここでは、撤去費用を安く抑えるためのポイントについて触れていきます。

相見積りを行う

相見積りを行い、信頼できる1社にソーラーパネルの撤去を依頼することが撤去費用を安く抑えるポイント。

相場より極端に安いまたは高い場合、見積書を細かくチェックすることをおすすめします。

相場を把握することが相見積りを行うメリットです。

ソーラーパネルをリサイクルする

ソーラーパネルをリサイクルに出すことも撤去費用を安く抑える方法。

ガラスなどがリサイクルできます。

ソーラーパネルを買取に出す

ソーラーパネルを買取に出すことも撤去費用を安く抑えるポイントです。

ソーラーパネルの種類などにより、買取価格が変わります。

状態によっては買取できない点に注意してください。

廃棄用積立制度

廃棄用積立制度を利用すれば、ソーラーパネルの撤去費用を抑えられます。

2022年7月からソーラーパネルの処分費用の積み立てが義務付けられています。

まとめ

ソーラーパネルの撤去費用は約10万円かかります。

施工の規模によっては、想像以上に費用がかかるかもしれません。

相見積りを行い、信頼できる業者にソーラーパネルの撤去を依頼することが重要。

撤去について分からないことがある場合、業者に一度質問することをおすすめします。

 

 

ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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