2025年04月21日

太陽光発電を辞めたいなどを理由にソーラーパネルの処分を検討している方が多いのではないでしょうか?
ソーラーパネルの処分を行う際、十分な予算を確保することが重要です。
人によっては、想像以上に処分費用がかかる場合があります。
この記事では、ソーラーパネル1枚あたりの処分費用について紹介します。
近いうちにソーラーパネルの処分を予定している方は一度参考にしてみてください。
目次
ソーラーパネル1枚の処分費用
ソーラーパネル1枚の処分費用は約8,500~20,000円。
人によって、処分費用が変わってきます。

ソーラーパネルの処分費用の内訳
ソーラーパネルを処分するに当たり、
一体どのような費用が発生するのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
1枚のソーラーパネルを処分する際、さまざまな費用が発生します。
処分費用の内訳は以下の通り。
・撤去費用
・運搬費用
・処分費用
ここでは、ソーラーパネルの処分費用の内訳について解説します。
どのような内訳なのか詳しく知りたいと感じている方は一度チェックしてみてください。
撤去費用
撤去費用はソーラーパネルを建物から取り外すための費用。
屋根などの高所に設置されている場合、足場を組む必要があります。
相場は約5,000~20,000円です。
運搬費用
運搬費用は撤去したソーラーパネルを処分場まで運ぶのにかかる費用。
相場は1枚当たり約1,000~2,000円です。
運搬費用を少しでも安く抑えたい場合、現場から近い業者にソーラーパネルの処分を依頼することをおすすめします。
処分費用
ソーラーパネルの処分にかかる費用も発生します。
相場は約2,500~5,000円です。
鉛・セレン・カドミウムなどの有害物質がソーラーパネルに用いられているため、
産業廃棄物として処分を進めなければなりません。
産業廃棄物は事業活動によって生じた特定の廃棄物。
廃棄物処理法により、産業廃棄物が指定されています。
ソーラーパネルの不法投棄を行ってしまうと、廃棄物処理法に違反します。
違反した場合、罰則が科されるため、注意してください。
ソーラーパネルの処分は専門業者に依頼する必要があります。

ソーラーパネルの処分費用にかかわるポイント
処分を進める際、一体どのようなポイントが処分費用にかかわってくるかチェックすることをおすすめします。
主に以下のポイントがソーラーパネルの処分費用にかかわります。
・ソーラーパネルの種類
・ソーラーパネルのサイズ
・ソーラーパネルを設置している場所
・ソーラーパネルが設置されている地域
・ソーラーパネルの枚数
・現場から処分場までの距離
・運搬するトラックの台数
ここでは、
ソーラーパネルの処分費用にかかわるポイントについて解説するので
気になる方は参考にしてみてください。
ソーラーパネルの種類
ソーラーパネルの種類により、処分費用が変わります。
業者に処分などを依頼する際、ソーラーパネルの種類を一度チェックすることをおすすめします。
ソーラーパネルのサイズ
ソーラーパネルごとにサイズが異なります。
サイズも処分費用にかかわるポイント。
ソーラーパネルを設置している場所
建物ごとにソーラーパネルを設置している場所が異なります。
設置している場所によっては想像以上に費用がかかる場合があるため、注意が必要です。
足場を組む場合、約700~1,000円/㎡の費用が発生します。
ソーラーパネルが設置されている地域
ソーラーパネルが設置されている地域ごとに処分費用が異なります。
専門業者にソーラーパネルの処分を依頼する際、
処分費用の相場を一度チェックしてみてください。
相場より極端に高いもしくは安い場合、
費用の内訳などについて質問することをおすすめします。
ソーラーパネルの枚数
ソーラーパネルの枚数も処分費用にかかわるポイント。
処分する枚数が多ければ多い程、処分費用が高くなります。
現場から処分場までの距離
現場から処分場までの距離もソーラーパネルの処分費用にかかわるポイントです。
処分場が遠ければ遠い程、処分費用が高くなります。
運搬するトラックの台数
運搬するトラックの台数もソーラーパネルの処分費用にかかわるポイントの1つに挙げられます。
台数が多ければ多い程、処分費用が高くなるため、
ソーラーパネルの処分を予定している方は注意してください。
ソーラーパネルの処分費用の積み立てを行うことが重要
2022年7月から太陽光発電設備の廃棄費用積立制度が始まっています。
処分費用が売電収入から差し引かれ、積立金の管理を行う団体に収められます。
固定価格買取制度を導入している10kW以上の太陽光発電設備が対象。
積立金は固定価格買取制度の認定年度・容量・入札区分で変わります。
まとめ
ソーラーパネル1枚の処分費用は約8,500~20,000円です。
枚数が多ければ多い程、処分費用は高額になります。
ソーラーパネルの種類・サイズ・設置している場所などにより、
処分費用が変わってくるため、注意が必要。

納得した上で処分を進めるためにも、
専門業者の評判・見積書の内容などを細かくチェックすることをおすすめします
ソーラーパネルの処分について分からないことがある場合、業者に一度相談してみてください。
ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで

この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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