ブログ

ソーラーパネルの処分の仕方を徹底解説!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

ソーラーパネルの処分の仕方を徹底解説!

成田崇
成田崇
ソーラパネルの処分について解説いたします

太陽光発電を行うためにソーラーパネルを設置している建物が存在します。

何かしらの理由で処分が必要になる場合があります。

近いうち、
ソーラーパネルの処分を検討している方も多いのではないでしょうか?

ソーラーパネルを処分する際、適切な方法で行わなければなりません。

この記事では、ソーラーパネルの処分の仕方について解説します。

気になる方は一度参考にしてみてください。

不要になったソーラーパネルはどのように扱われるか

不要になったソーラーパネルは産業廃棄物として処分する必要があります。

産業廃棄物は事業活動の中で発生した特定の廃棄物です。

廃プラスチック類・金属くず・ガラスくずなどが産業廃棄物に指定されています。

産業廃棄物以外の廃棄物は一般廃棄物。

ソーラーパネルには、鉛・セレン・カドミウムなどの有害物質が用いられています。

鉛などは環境汚染を引き起こす場合があります。

産業廃棄物の不法投棄は廃棄物処理法に違反するため、注意してください。

違反してしまうと、
5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金または懲役・罰金の併科が科されます。

処罰の対象になります

ソーラーパネルの処分の仕方

ソーラーパネルの処分には、さまざまな過程が存在します。

処分の過程は以下の通り。

・リデュース

・リユース

・リサイクル

・熱回収

・埋め立て処分

近いうちに処分を予定している方に向けて、
ソーラーパネルの処分の仕方について触れていきます。

リデュース

リデュースとは、資源の消費・廃棄物の発生を少なくすることを指します。

ソーラーパネルのメンテナンスを適切に行い、長期にわたって設置し続けることが重要。

長期にわたって太陽光発電を行い続けることにより、資源の消費・廃棄物の発生を抑えましょう。

リユース

リユースとは、不要になったソーラーパネルを繰り返し使い続けることです。

買取業者に不要になったソーラーパネルの買取を依頼し、
資源の消費・廃棄物の発生を抑えることが重要。

買取価格はソーラーパネルによって異なります。

買取価格にかかわるポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

・メーカー

・モデル

・状態

・外箱などが揃っているか

ソーラーパネルの状態によっては、
買取できない場合があるため、注意しなければなりません

また、買取価格を少しでも上げるために外箱などの付属品を保管することをおすすめします。

リサイクル

リサイクルとは、不要になったソーラーパネルを資源として利用すること。

ガラス・アルミフレーム・EVAシート・セル・ジャンクションボックスなどがリサイクルされます。

国内外でソーラーパネルのリサイクルに取り組む企業・自治体が増えています。

熱回収

熱回収とは、ソーラーパネルを高温の炉に入れ、EVAシートを燃やすこと。

高い熱エネルギーを得ることが熱回収のメリットです。

回収された熱エネルギーは廃棄物発電などに利用されます。

デメリットとして、二酸化炭素の発生が挙げられます。

埋め立て処分

ソーラーパネルに用いられているガラスなどのリサイクルが困難な場合、
埋め立て処分を行います。

ソーラーパネルの処分を行うタイミング

ソーラーパネルの処分を行うタイミングは一体いつなのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

人によって、処分のタイミングが異なります。

主に以下のタイミングで処分が行われます。

・リフォーム・リノベーション

・ソーラーパネルの寿命を迎えた時

・ソーラーパネルに不具合が生じた時

・自然災害などで破損した時

ここでは、
ソーラーパネルの処分を行うタイミングについて解説するので、
気になる方は一度参考にしてみてください。

リフォーム・リノベーション

リフォーム・リノベーションを機にソーラーパネルの処分を行うことも選択肢の1つ。

リフォーム業者の中には、ソーラーパネルの撤去ができる資格を有している場合があります。

撤去されたソーラーパネルはリフォーム業者がリサイクル業者に引き渡し、処分を依頼します。

ソーラーパネルの寿命を迎えた時

ソーラーパネルの寿命を迎えた時も処分するタイミング。

普段からソーラーパネルの状態に気を配り、
寿命を迎えていないかチェックする必要があります。

ソーラーパネルの寿命は約20~30年です。

成田崇
成田崇
寿命は20年~30年なんです

設置場所・メンテナンスの方法などにより、
想像よりも早く寿命を迎える場合があるため、太陽光発電を行う際は注意してください。

ソーラーパネルに不具合が生じた時

ソーラーパネルに不具合が生じた時に処分を検討しなければなりません。

初期不良・輸送時のトラブル・施工不良が不具合の原因です。

自然災害などで破損した時

地震・台風などの自然災害でソーラーパネルが破損した時も処分するタイミング。

自然災害が発生した際、ソーラーパネルなどに問題ないかチェックし、
できる限り早めに建物のメンテナンスを行うことをおすすめします。

まとめ

不要になったソーラーパネルを処分する際、
リデュース・リユース・リサイクルなどが行われます。

適切な方法で処分することは環境保護などにつながります。

不法投棄を行ってしまうと、廃棄物処理法に違反するため、注意が必要。

不要になったソーラーパネルの扱いに悩まされている方は信頼できる業者に一度相談してみてください。

成田崇
成田崇
不法投棄を行ってしまうと、
廃棄物処理法に違反するため、注意が必要です

ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町