2024年11月12日
工場や倉庫のスレート屋根を塗装しても意味ない?!
スレート屋根の状態に合わせ、適切なメンテナンスを行わなければなりません。
近いうち、工場・倉庫のスレート屋根のメンテナンスを予定しているものの、
一体どのような方法で進めていけば良いか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
この記事では、工場・倉庫のスレート屋根の塗装は意味がないのかどうかについて解説します。
屋根修理・屋根リフォームに関心のある方は一度チェックしてください。
目次
屋根塗装とは
屋根塗装とは、塗料を屋根材の上から塗り直す施工。
工場・倉庫の外観を綺麗に保つことができます。
また、塗料の種類によっては遮熱効果などを期待できる点もメリットに挙げられます。
工場・倉庫のスレート屋根の塗装は意味がないのか
工場・倉庫のスレート屋根の塗装は意味がないです。
屋根修理・屋根リフォームを予定している方は注意してください。
工場・倉庫のスレート屋根の塗装は意味がない理由
多くの方が工場・倉庫のスレート屋根の塗装は意味がない理由は一体何か疑問に感じているのではないでしょうか?
意味がない理由として、主に以下のものが挙げられます。
・屋根塗装による効果が立証されていない
・塗料が剥げると汚くなる
・スレート屋根によっては屋根塗装で剥がれる場合がある
・屋根塗装を行っても雨水が屋根に侵入する場合がある
ここでは、工場・倉庫のスレート屋根の塗装は意味がない理由について解説します。
工場・倉庫のスレート屋根のメンテナンスに関心のある方は一度参考にしてください。
屋根塗装による効果が立証されていない
屋根塗装による効果が立証されていない点が工場・倉庫のスレート屋根の塗装に意味がないと言われる理由。
スレート屋根の表面だけでなく、裏側なども劣化します。
雨漏りなどの被害を最小限に抑えるためにも、工場・倉庫のスレート屋根全体の状態を把握することが重要です。
塗料が剥げると汚くなる
屋根塗装後も塗料が剥がれると汚くなる点も場・倉庫のスレート屋根の塗装に意味がない理由に挙げられます。
自然な色褪せとは程遠い状態になるため、工場・倉庫のスレート屋根のメンテナンスを予定している方は注意してください。
スレート屋根によっては屋根塗装で剥がれる場合がある
スレート屋根によっては耐久性が低く、屋根塗装で剥がれる場合があります。
工場・倉庫のスレート屋根の屋根塗装を行う場合、
スレート屋根の種類をチェックし、耐久性が高いかどうか把握することが重要です。
屋根塗装を行っても雨水が屋根に侵入する場合がある
屋根塗装を行ったとしても、工場・倉庫のスレート屋根に雨水が侵入する場合がある点も屋根塗装を行う意味がないと言われる理由。
工場・倉庫のスレート屋根の修理方法
工場・倉庫のスレート屋根は一体どのように修理を進めていくのか疑問に感じているのではないでしょうか?
主な修理方法は以下の通りです。
・部分修理
・フックボルトの交換
・カバー工法
・葺き替え工法
ここでは、工場・倉庫のスレート屋根の修理方法について取り上げます。
気になる方は参考にしてください。
部分修理
工場・倉庫のスレート屋根の一部に割れや欠けが発生していると、部分修理が行われます。
部分修理を行う場合、スレート屋根全体に問題ないかチェックしなければなりません。
フックボルトの交換
フックボルトはスレート屋根の施工に用いられます。
年数の経過と共にサビなどがフックボルトに発生します。
スレート屋根のメンテナンスを行う際、フックボルトの状態もチェックしなければなりません。
必要に応じて、フックボルトの交換を行い、工場・倉庫のスレート屋根の安定性を向上させることも修理の一環です。
カバー工法
カバー工法は工場・倉庫のスレート屋根の上に新しい屋根材を被せる施工。
廃材の撤去・処分を行う手間を省けるため、工期を短縮できるだけでなく、費用も抑えられます。
断熱性・防音性・防水性が向上する点もカバー工法のメリットです。
カバー工法を行うことにより、屋根の重量が重くなる点に注意しなければなりません。
屋根の重量が重くなればなる程、耐震性が低下します。
工場・倉庫のスレート屋根にカバー工法を行う際は耐震補強の工事を行うかどうか検討してください。
葺き替え工法
葺き替え工法は工場・倉庫のスレート屋根を撤去した後、新しい屋根材を葺く施工。
工場・倉庫の屋根の重量が重くならない場合がある点がメリットに挙げられます。
また、下地の状態を把握した上で施工を進めることができます。
カバー工法に比べ、工期・費用がかかる点に注意しなければなりません。
まとめ
工場・倉庫のスレート屋根に塗装を行う意味がない理由は複数存在します。
スレート屋根の種類によっては、屋根塗装で剥がれてしまう場合があります。
納得のいく施工を行うためには、信頼できる業者に依頼することが重要。
工場・倉庫のスレート屋根の修理を予定している方は業者に一度相談してください。
工場・倉庫の屋根メンテナンスや修理に関するご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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