2024年10月11日
ソーラーパネルのメンテナンスってなにをすればいいの?!
年数の経過とともに発電効率が低下するため、太陽光発電を行う際は注意しなければなりません。
定期的にメンテナンスを行い、ソーラーパネルを長期にわたって設置できるようにすることが重要。
今回はソーラーパネルのメンテナンスを行う際、一体何をすれば良いかについて取り上げます。
目次
ソーラーパネルのメンテナンス方法
ソーラーパネルのメンテナンス方法は複数存在します。
主な方法は以下の通り。
・目視点検
・測定機器を用いた数値の測定
まずはソーラーパネルのメンテナンス方法について触れていきます。
太陽光発電などに関心のある方は一度参考にしてください。
目視点検
まずはソーラーパネルを目視で点検します。
点検項目として、主に以下のものが挙げられます。
・ソーラーパネルの表面についた汚れ
・ガラスの破損
・フレームの破損
・ソーラーパネルに鳥の糞がついていないか
・ケーブルの接続状態
・草刈りが必要かどうか
目視でソーラーパネルに一体どのような問題が発生しているかを把握した上で
適切な方法でメンテナンスを行わなければなりません。
点検時に清掃することにより、ソーラーパネルの表面についた汚れを落とします。
測定機器を用いた数値の測定
測定機器を用いてソーラーパネルに問題がないか把握するのもメンテナンス方法の1つ。
主な方法として、以下のものが挙げられます。
・ソーラーパネルのセルラインチェック
・パワーコンディショナーのブレーカー作動テスト
・赤外線センサーを用いたサーモグラフィー発熱
ソーラーパネルだけでなく、パワーコンディショナーなどの備品に問題がないか把握することが重要です。
ソーラーパネルの保証期間をチェックすることが重要
保証期間が近づいている場合、新しいソーラーパネルに交換するか検討しましょう。
保証期間は以下の通り。
・ソーラーパネル:約10~25年
・パワーコンディショナー:10年以下
メーカーによって保証期間が異なります。
ソーラーパネルのメンテナンスに関する資格
ソーラーパネルのメンテナンスは専門的な知識・技術が必要です。
メンテナンスを行う際、太陽光発電メンテナンス技師・電気工事士・電気主任技術者などの
資格を取得している業者に依頼してください。
また、太陽光発電検査協会の技術認定を交付された業者はソーラーパネルの保守点検を行うことができます。
ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用
ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用は人によって異なります。
保証の範囲内の場合、ソーラーパネルの修理を無料で行うことが可能。
保証の金額に上限が設けられていることがあるため、ソーラーパネルのメンテナンスを行う際は注意してください。
ソーラーパネルのセルフメンテナンスを行う方法
人によっては、ソーラーパネルのセルフメンテナンスを行いたいと感じているのではないでしょうか?
セルフメンテナンスを行う場合、パワーコンディショナーやケーブルなどに問題がないかチェックし、
必要に応じてメーカー・販売店に点検を依頼してください。
ソーラーパネルに汚れなどがついていないか確認するためにはしごなどを用いる場合、転落などのリスクが伴います。
ソーラーパネルのメンテナンスを行う業者の選び方
ソーラーパネルのメンテナンスを行っている業者は複数存在します。
トラブルを避けるためにも、情報収集を十分行い、信頼できる1社を見つけましょう。
ここでは、業者の選び方について触れていきます。
過去の施工事例
気になる業者を見つけたら、過去に一体どのような施工に携わったかチェックしてください。
業者の公式サイトに掲載されている施工の写真などを踏まえ、納得のいく施工を行うか判断する必要があります。
スタッフの対応
スタッフが相談・見積りなどの際に一体どのような対応を行ったかも選ぶ決め手。
分かりやすい言葉でソーラーパネルのメンテナンス方法などについて説明するかどうかだけでなく、
不安を煽って契約を急かさないかどうかもチェックしましょう。
口コミでスタッフとのコミュニケーションの内容について把握することも重要です。
見積書の内容
見積書の内容に一通り目を通し、契約するかどうか判断することになります。
メンテナンスの合計金額だけでなく、費用の内訳や施工内容などについて分からないことがある場合は業者に質問してください。
保証内容
ソーラーパネルのメンテナンス後も屋根や外壁などのメンテナンスを行わなければなりません。
業者が一体どのような保証を用意しているかチェックした上で相談しましょう。
まとめ
ソーラーパネルのメンテナンスでは、目視点検・測定機器を用いた数値の測定が行われます。
必要に応じて、ソーラーパネルを修理し、不具合を解消することが重要。
近いうち、メンテナンスを予定している方は信頼できる業者に一度相談してください。
ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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