2024年10月11日
ソーラーパネルのリサイクル、その方法とは?!
設置する年数が長くなると、劣化していきます。
寿命を迎えたソーラーパネルは適切な方法で廃棄しなければなりません。
今回は、ソーラーパネルをリサイクルする方法について解説します。
使わなくなったソーラーパネルの扱いに悩まされている方は一度参考にしてください。
目次
使わなくなったソーラーパネルはどのように扱われるか
使わなくなったソーラーパネルは産業廃棄物として廃棄する必要があります。
産業廃棄物として扱われる理由として、鉛・セレン・カドミウムなどの有害物質が
ソーラーパネルに用いられている点が挙げられます。
有害物質は環境破壊の原因になるため、使わなくなったソーラーパネルを廃棄する際は注意してください。
ソーラーパネルをリサイクルする方法
ソーラーパネルを一体どのような方法でリサイクルするか気になっている方が多いのではないでしょうか?
主に以下の方法でソーラーパネルのリサイクルが行われます。
・認可されたリサイクル業者に依頼
・販売店
・メーカーに問い合わせ
・自治体のサービスを利用
ここでは、リサイクルする方法について解説します。
認可されたリサイクル業者に依頼
ソーラーパネルのリサイクルを行うことを認可されたリサイクル業者に依頼すれば、
ソーラーパネルの廃棄を進めることが可能。
販売店・メーカーに問い合わせ
一部のソーラーパネル販売店・メーカーのリサイクルサービスを利用し、
使わなくなったソーラーパネルを廃棄することができます。
寿命などを理由にリサイクルしたいと感じている方は一度メーカーに問い合わせましょう。
自治体のサービスを利用
一部の自治体では、ソーラーパネルの回収・リサイクルに関するサービスや情報を提供しています。
自治体の環境部門に問い合わせ、リサイクルを進めることが重要。
廃棄するソーラーパネルの枚数が多い・ソーラーパネルが重くて持ち運べない場合、
別の方法でリサイクルすることを検討しましょう。
ソーラーパネルをリサイクルするメリット
ソーラーパネルを廃棄する際、リサイクルするメリットについて押さえる必要があります。
主なメリットとして、以下のものが挙げられます。
・環境負荷の軽減につながる
・資源の有効活用につながる
ここでは、各メリットについて説明するので、
使わなくなったソーラーパネルを廃棄したいと感じている方は一度参考にしてください。
環境負荷の軽減につながる
使わなくなったソーラーパネルをリサイクルすることにより、環境負荷を軽減することが可能。
ソーラーパネルを製造する際、多くのエネルギーが必要です。
環境保護に貢献したいと感じている方はソーラーパネルのリサイクルを検討しましょう。
資源の有効活用につながる
ソーラーパネルには、銀やシリコンなどの資源が用いられています。
リサイクルを行うことにより、資源を有効活用できます。
ソーラーパネルのリサイクルにかかる費用
ソーラーパネルのリサイクルにかかる費用は約2,000~5,000円/枚。
人によってリサイクルにかかる費用が変わってきます。
費用に関わる主なポイントとして以下のものが挙げられます。
・ソーラーパネルの枚数
・ソーラーパネルの種類
・運搬費
・処理費用
リサイクル業者によって最低料金・最低処理量が設定されているため、
使わなくなったソーラーパネルのリサイクルを予定している方は注意してください。
ソーラーパネルのリユースも選択肢の1つ
使わなくなったソーラーパネルをリユースするのも選択肢の1つに挙げられます。
買取価格はソーラーパネルの種類によって異なります。
買取業者にリユースを依頼する際、古物商許可を保有しているかどうかチェックしてください。
ソーラーパネルの廃棄を行う業者の選び方
ソーラーパネルの寿命を迎えた時・屋根リフォーム・屋根修理などのタイミングでソーラーパネルが廃棄されます。
トラブルを避けるためにも、信頼できる業者に依頼しましょう。
ここでは、ソーラーパネルの廃棄を行う業者の選び方について取り上げます。
過去の施工事例
業者の施工事例をチェックし、ソーラーパネルの撤去などの経験が豊富かどうか把握することが重要。
スタッフの対応
相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応も選ぶ決め手です。
分かりやすい言葉で施工内容や廃棄費用などについて説明するか同課などを踏まえ、契約を交わすか判断しましょう。
見積書
見積書に記載されている内容も契約を交わすかどうか判断するポイントです。
廃棄費用だけでなく、費用の内訳や施工内容、備考欄に記載されている内容などに目を通す必要があります。
見積書について分からないことがある場合、業者に質問してください。
保証内容
ソーラーパネルを廃棄した後、住宅のメンテナンスを行わなければなりません。
業者によって保証内容が変わってくるため、注意が必要です。
まとめ
ソーラーパネルをリサイクルすることにより、有効資源を活用できるだけでなく、環境保護につながります。
リサイクル業者や販売店・メーカーなどにソーラーパネルについて相談し、適切なアドバイスを受けることが重要。
屋根リフォーム・屋根修理などを機にソーラーパネルの廃棄を予定している方は
リサイクルするか一度検討してはいかがでしょうか?
ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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