2024年10月08日
ソーラーパネル1枚当たりの処分費用とは?!
寿命や破損などを理由にソーラーパネルを処分しなければならない場合があります。
処分する際、どのくらいの費用がかかるか押さえておくことが重要。
今回はソーラーパネル1枚当たりの処分費用について解説します。
近いうち、不要になったソーラーパネルの処分を予定している方は一度参考にしてください。
目次
ソーラーパネル1枚当たりの処分費用
不要になったソーラーパネルの処分費用は1枚当たり約1万~2万円。
条件や業者によって処分費用が変わってきます。
ソーラーパネルは産業廃棄物のため、適切な方法で処分しなければなりません。
ソーラーパネルの処分にかかる費用の内訳
人によっては、ソーラーパネルの処分にかかる費用に一体何があるか気になっているのではないでしょうか?
ソーラーパネルの処分費用の内訳として以下のもの挙げられます。
・撤去費用
・運搬費用
・処分費用
ここでは、各費用について解説します。
撤去費用
屋根などからソーラーパネルを撤去する際、撤去費用がかかります。
約20万~30万円が相場。
建物によって撤去費用が変わってきます。
撤去費用に関わるものとして、以下のものが挙げられます。
・パネルの数
・パネルのサイズ
・設置場所
・足場の有無
運搬費用
撤去したソーラーパネルをリサイクル施設などに運搬するための費用も発生します。
運搬費用は1枚当たり約500~1,000円。
施工内容によっては運搬費用が高くなるかもしれません。
運搬費用に関わるものは以下の通り。
・トラックの台数
・処分場までの距離
・ソーラーパネルの重量
処分費用
ソーラーパネルは鉛やカドミウムなどの有害物質が含まれているため、処分費用が発生します。
1枚当たり約2,000~5,000円が相場。
処分費用に関わるものとして、以下のものが挙げられます。
・ソーラーパネルの種類
・ソーラーパネルの材質
・処分方法
適切な方法で処分しないと、環境汚染などの問題を引き起こしてしまうので、
自分でソーラーパネルを処分するのを避けてください。
ソーラーパネルの処分費用を抑えるポイント
ソーラーパネルの処分費用を少しでも抑えるためには、
一体何をすれば良いか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
ここでは、ソーラーパネルの処分費用を抑えるポイントについて解説します。
寿命の長いソーラーパネルを設置
寿命の長いソーラーパネルを設置することにより、処分する回数や量を抑えることができます。
太陽電池には、結晶系・薄膜系が存在します。
結晶系の太陽電池は費用が高額・重量が重いデメリットがあるものの、寿命が長いのがメリット。
薄膜系は劣化しやすい反面、安価・軽量なのがメリットに挙げられます。
設置場所に配慮
設置場所に配慮し、発電効率を良くすることも重要です。
南向きに設置することにより、発電効率を向上できます。
汚れや埃がソーラーパネルにつくと、発電効率が低下するので、メンテナンスしやすい場所に設置してください。
専門業者に依頼
専門業者にソーラーパネルの処分を依頼し、処分費用を安く抑えましょう。
専門業者はソーラーパネルのリサイクルにも取り組んでいます。
相見積り
相見積りを行い、ソーラーパネルの処分費用の相場が一体どのくらいか押さえることが重要。
ソーラーパネルの処分を行う専門業者の選び方
ソーラーパネルの処分を行う専門業者は複数存在するため、
どこに依頼すれば良いか迷っている方が多いのではないでしょうか?
ここでは、ソーラーパネルの処分を行う専門業者の選び方について解説します。
電気工事士の資格の有無
気になる専門業者を見つけた場合、電気工事士の資格を取得しているかどうかチェックしてください。
ソーラーパネルの不法投棄を行う違法業者を避けることが重要です。
過去の施工事例
過去の施工事例も専門業者を選ぶ決め手。
専門業者の公式サイトに掲載されている施工の写真や施工内容などを踏まえ、依頼するか判断しましょう。
見積りなどの際におけるスタッフの対応
相談・見積りなどの際、スタッフがどのような対応を行っているかも選ぶポイントです。
分かりやすい言葉で説明しているかどうかだけでなく、
不安を煽ってその日のうちに契約させないかも重要になってきます。
口コミの内容
口コミの内容をチェックし、スタッフがどのような対応を行っていたかだけでなく、
施工内容について把握することも重要。
過去に依頼した方が一体どのような点に満足しているかなどを踏まえたうえで相談してください。
見積書に記載されている内容
見積書に記載されている内容に一通り目を通した上で契約を結ぶ必要があります。
処分費用だけでなく、施工内容や備考欄、費用の内訳などを細かくチェックしましょう。
保証内容
ソーラーパネルの処分を行った後、建物のメンテナンスを行わなければなりません。
専門業者が一体どのような保証を用意しているかチェックすることが重要です。
まとめ
ソーラーパネルを処分する際、1枚当たり約1万~2万円の処分費用が発生します。
処分費用だけでなく、撤去費用・運搬費用によって施工の費用が変わってきます。
不法投棄などを避けるためにも、どの専門業者に依頼するか検討しなければなりません。
信頼できる専門業者にソーラーパネルの処分について相談し、悩みを解消してください。
ソーラーパネルについてのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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