2024年09月17日
ベランダ屋根の修理方法とは?!
ベランダ屋根があれば、洗濯物を干す際などに役立ちます。
何かしらの原因でベランダ屋根が破損するため、必要に応じてメンテナンスを行うことが重要。
今回はベランダ屋根の修理方法について解説します。
屋根修理・屋根リフォームに関心のある方は参考にしてください。
目次
ベランダ屋根が破損する原因
ベランダ屋根の修理を行う際、破損する原因を押さえることが重要。
主な原因として、以下のものが挙げられます。
・経年劣化
・自然災害
・鳥害
まずはベランダ屋根が破損する原因について取り上げます。
経年劣化
ベランダ屋根は年数の経過と共に劣化します。
住宅のメンテナンスを行う際、コーキングなどの状態をチェックしなければなりません。
自然災害
台風などの自然災害が原因でベランダ屋根が破損する場合があるので注意が必要。
ベランダ屋根を剥がれ始めると、強風で飛ばされやすくなります。
自然災害はいつ発生するか分からないため、普段から住宅の状態に気を配ってください。
鳥害
鳥がベランダ屋根をつつくことのも破損する原因の1つに挙げられます。
ベランダ屋根の修理方法
住宅によって、ベランダ屋根の修理方法が異なります。
修理方法は以下の3つ。
・部分的なパネル交換
・支柱からベランダ屋根を交換
・ベランダ屋根を全て交換
ここでは、各修理方法について解説します。
気になる方はチェックしてください。
部分的なパネル交換
破損しているパネルを交換してベランダ屋根の修理が行われる場合があります。
パネルの素材によって費用が変わってきます。
住宅の屋根に比べて構造がシンプルなため、交換が行いやすいのがポイント。
支柱からベランダ屋根を交換
ベランダ屋根を支柱から交換するのも修理方法の1つに挙げられます。
台風などでベランダ屋根の支柱が破損する場合があります。
費用はベランダ屋根のパネル・大きさによって変わってくるので注意が必要。
ベランダ屋根の支柱が一度曲がってしまうと、折れやすくなります。
ベランダ屋根を全て交換
ベランダ屋根を全て交換するのも修理方法の1つです。
全て交換することでベランダ屋根の耐久性を向上させることが可能。
交換時に床なども著しく劣化しているか一度チェックしてはいかがでしょうか?
部分的なパネル交換同様、パネルの素材によって費用が変わります。
劣化または破損したベランダ屋根を放置することで発生する問題
ベランダ屋根の劣化または破損を放置し続けることにより、さまざまな問題が発生します。
主に以下の問題に注意が必要。
・ベランダ屋根の飛散
・ベランダ屋根の倒壊
・外壁の破損
ここでは、ベランダ屋根の劣化または破損によって生じる問題について取り上げます。
屋根修理・屋根リフォームを予定している方はチェックしてください。
ベランダ屋根の飛散
ベランダ屋根の劣化または破損を放置すると、パネルが飛散する可能性があります。
場合によっては、通行人や近隣の建物に当たるかもしれません。
強風でパネルが飛散しないようにすることが重要です。
ベランダ屋根の倒壊
ベランダ屋根が支柱ごと倒壊する可能性があるので注意してください。
場合によってはベランダそのものに被害が発生するかもしれません。
外壁の破損
ベランダ屋根の劣化または破損が原因で外壁の破損が起きる場合があります。
外壁が破損することで雨漏りに発展します。
ベランダ屋根の修理を行う業者の選び方
ベランダ屋根の修理を行う際、一体どの業者に依頼するかが重要。
トラブルを避けるためにも、業者に関する情報収集を行いましょう。
ここでは、業者の選び方について解説します。
過去の施工事例
過去の施工事例を一通りチェックし、依頼するかどうか判断してください。
依頼したい内容と同じような施工事例の有無をチェックすることが重要。
施工内容だけでなく、施工の写真や工期なども踏まえた上で納得のいく施工を行うか検討しなければなりません。
創業年・設立年
創業年・設立年から長年にわたってベランダ屋根の修理に携わっているか把握しましょう。
業者によっては、歴史が短い可能性があります。
在籍しているスタッフ
在籍しているスタッフが屋根修理・屋根リフォームに関する資格を有しているかも選ぶ決め手。
知識・技術の優れたスタッフに施工を任せたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
また、相談・見積りなどの際の対応が丁寧かどうかも重要になってきます。
不安を煽り、契約を急かす悪徳業者も存在するので注意してください。
トラブルを避けるために分からない専門用語が相談・見積りなどの際に出てきたら、業者に質問することをおすすめします。
見積書の内容
見積書に一体どのような内容が記載されているかもポイント。
使用する部材をはじめ、部材の数量・単価や施工内容、費用の内訳、合計金額が相場の範囲内かなどをチェックしてください。
ベランダ屋根の修理の相場を把握するために相見積もりを行うことをおすすめします。
保証内容
ベランダ屋根の修理を行った後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。
業者の保証内容をチェックし、相談するか判断しましょう。
まとめ
ベランダ屋根の修理方法として、部分的なパネル交換などが挙げられます。
状態によって修理方法が変わってきます。
事故が発生するのを防ぐためにも、ベランダ屋根を定期的にメンテナンスすることが重要。
住宅に関する悩みがある際は業者に一度相談してください。
住宅のメンテナンスや雨漏り修理に関するご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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