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スレート屋根の欠けや脱落はどうしたらいいの?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート屋根の欠けや脱落はどうしたらいいの?

成田 崇
成田 崇
スレート屋根の欠けや脱落が見られた場合、一体どのように対処すれば良いか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

屋根は住宅の外観に関わる箇所。

雨風や紫外線などに晒され続けているため、年数の経過と共に劣化していきます。

経年劣化の結果、欠けや脱落などが発生する可能性があります。

被害が大きくなる前に適切なメンテナンスを行うのが重要。

 

今回はスレート屋根の欠けや脱落が見られた際に一体どうすれば良いかについて取り上げます。

気になる方は一度チェックしてください。

 

スレート屋根とは一体どのような屋根材なのか

スレート屋根はセメントを主成分に製造された屋根材。

厚さは約5mmです。

安価なのに加え、デザインやカラーバリエーションが豊富なのが特徴に挙げられます。

屋根全体の重量を軽くできるため、耐震性を向上できるのもポイント。

ひび割れしやすいため、雨漏りに注意しなければなりません。

防水性がないので、塗装で防水性を向上させるのが重要です。

成田 崇
成田 崇

1990年代後半から2000年代中頃までに製造されたアスベストが含まれていないスレート屋根は

欠けなどが発生しやすいことで知られています。

その1つ‘パミール’について☞こちらの記事動画でも紹介していますので、ご覧ください。

 

 

屋根リフォームなどを予定している方は住宅に用いられているスレート屋根が一体何か把握してください。

 

スレート屋根の欠けや脱落が発生した際の対処法

スレート屋根の欠けや脱落が発生した際の対処法がいくつか存在します。

主な対処法は以下の通り。

・部分補修

・差し替え

・カバー工法

・葺き替え工法

スレート屋根の状態に応じてメンテナンスを進めてください。

ここでは、スレート屋根の欠けや脱落が発生した際の対処法について紹介します。

 

部分修理

軽度なひび割れに関してはコーキング材で部分修理を行う場合があります。

屋根塗装を行い、住宅の外観に違和感がないようにするのがポイント。

 

差し替え

スレート屋根が脱落した場合、適切なサイズと形状のスレート屋根に差し替えるのも対処法の1つに挙げられます。

差し替える際、他のスレート屋根に問題がないか確認しなければなりません。

 

カバー工法

カバー工法は破損したスレート屋根の上に新しい屋根材を被せる施工を指します。

工期が短く済むのがメリットです。

廃材を処分する手間が省けるため、屋根修理・屋根リフォームの費用を抑えられるのもポイント。

その他にも、断熱性や防水性、防音性などを向上できます。

スレート屋根の欠けや脱落が発生した際に断熱性などを向上させたいと感じている方は

カバー工法を行うか検討してはいかがでしょうか?

野地板や防水シートの点検ができないのがデメリットに挙げられます。

屋根内部の傷などを直せない点に注意しなければなりません。

また、その後の屋根修理・屋根リフォームの費用が高額になるのもデメリットの1つです。

 


 

葺き替え工法

葺き替え工法は破損したスレート屋根を撤去し、新しい屋根材を葺く施工。

カバー工法では対応しきれない場合、葺き替え工法を検討する必要があります。

野地板や防水シートを新しくし、住宅の寿命を延ばせるのがメリットに挙げられます。

 

また、軽い屋根材を用いることにより、耐震性を向上できるのもポイント。

カバー工法に比べ、工期が長くなるだけでなく、費用がかかる点に注意しなければなりません。

施工中にホコリなどが舞ってしまう可能性があるため、近隣住民に挨拶を行い、トラブルを避けるのが重要です。

 

欠けなどが発生したスレート屋根の修理を行う業者の選び方

スレート屋根の欠けや脱落などが発生した際、

どの業者に修理を依頼すれば良いか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

屋根修理・屋根リフォームに携わっている業者は複数存在しているため、情報収集を十分行う必要があります。

ここでは、業者の選び方について紹介します。

気になる方はチェックしてください。

 

過去の施工事例

過去に一体どのような施工に業者が携わってきたかを踏まえ、依頼するかどうか検討する必要があります。

業者の公式サイトに掲載されている屋根修理・屋根リフォームの写真だけでなく、

施工内容や工期などを細かくチェックしましょう。

成田 崇
成田 崇
㈱いらかの施工事例は☞こちらからご覧ください。

 

在籍しているスタッフ

どのようなスタッフが在籍しているかも選ぶ決め手。 業者の公式サイトにスタッフのプロフィールが掲載されている場合、どのような資格を取得しているかなどを把握した上で相談することをおすすめします。

見積書の内容

見積書に一体どのような内容が記載されているかも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

使用する屋根材はもちろん、足場をどのくらい用いるか・費用の内訳などを細かくチェックするのが重要。

 

保証内容

スレート屋根の修理をした後も定期的に住宅のメンテナンスを行わなければなりません。

気になる業者を見つけたら、どのような保証が用意されているかもチェックすることをおすすめします。

 

まとめ

スレート屋根の欠けや脱落が発生した際、状態に応じて修理を進めていくことになります。

住宅によっては想像以上にスレート屋根が劣化している可能性もあるため、注意が必要。

定期的にメンテナンスを行い、スレート屋根の不具合をいち早く見つけましょう。

住宅について悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してください。

 

 

屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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