2024年08月27日
屋根工事見積りで押さえておくべきポイント3選!
住宅のメンテナンスを行う際のポイントに屋根が挙げられます。
屋根は住宅の雰囲気に関わるだけでなく、雨風や紫外線などを凌ぐ上で重要です。
年数の経過につれ、屋根が劣化していくので注意しなければなりません。
納得のいく施工を行うためには、ポイントをいくつか押さえておく必要があります。
今回は屋根工事の見積りにおけるポイントについて解説します。
リノベーション・リフォームなどの関心のある方は一度参考にしてください。
目次
屋根工事の見積りで押さえておくべきポイント3選
屋根工事を行う際、見積りの内容を踏まえた上で契約を進めていきます。
内容によっては契約を見送らなければなりません。
多くの方が見積りで一体何を見れば良いか疑問に感じているのではないでしょうか?
押さえるポイントとして、主に以下のものが挙げられます。
・使用する部材について詳細に記載されているか
・保証内容・期間について記載されているか
・見積書に記載されている費用が相場の範囲内かどうか
リノベーション・リフォームなどをこれから予定している方のために屋根工事の見積りで押さえておくべきポイントを紹介します。
気になる方はチェックしてください。
使用する部材について詳細に記載されているか
屋根工事の見積りを確認する際、使用する部材について大まかな起債になっていないかどうか把握しましょう。
見積書の内容が曖昧な場合、支払わなくて良い費用を負担になるかもしれません。
以下の点は押さえておくことをおすすめします。
・費用の内訳
・屋根材などの数量
・屋根材などの単位
・屋根材などの単価
・金額
業者によっては施工内容を一式でまとめる場合があります。
一式と記載されている場合、業者に問い合わせ、疑問を解消するのが重要。
屋根工事の規模に応じて、屋根材などの数量が変化します。
屋根の面積が大きければ大きい程、屋根工事の費用が高くなります。
見積書で屋根材・塗料を把握した後、耐用年数をチェックするのもポイント。
屋根材・塗料によって耐用年数が変わってきます。
カバー工法や屋根葺き替え工法を予定している方は屋根材の重量にも気を配りましょう。
屋根の重量が重くなると、耐震性が低くなってしまいます。
また、塗料の種類によって防水性・耐候性などが変化します。
保証内容・期間について記載されているか
屋根工事を行った後も定期的に住宅のメンテナンスを行い、屋根などの不具合を解消することが重要。
見積書に保証内容・期間を事前に押さえた上で契約を進めましょう。
施工中だけでなく、施工後も予想外の事態に対応できるようにするのも屋根工事の一環です。
保証内容の充実している業者に屋根工事を依頼し、追加費用を避けてください。
業者によって、保証内容が異なります。
業者の公式サイトで保証内容について確認するのも屋根工事で失敗しないためのポイントです。
見積書に記載されている費用が相場の範囲内かどうか
見積書に記載されている費用が相場の範囲内かどうかも屋根工事における見積りにおいて押さえなければなりません。
業者によって、屋根工事にかかる費用が変わってきます。
相場より極端に安いまたは高い場合、費用について質問することをおすすめします。
屋根工事のプランを決める際のコツ
屋根工事のプランを決める際、一体どのようなポイントがあるかも押さえましょう。
納得のいく施工を行うためには、屋根工事のプランについて検討する必要があります。
ここでは、屋根工事のプランを決める際のコツについて解説します。
どのような住宅で過ごしたいか
リノベーション・リフォームのテーマを明確にした上で屋根工事を進めることが重要。
テーマによって、使用する屋根材のデザインや塗料の色が変わってきます。
屋根の状態
屋根の状態も屋根工事のプランを決めるコツです。
屋根材などが著しく劣化している場合、屋根葺き替え工法を行うことになります。
屋根から星空を見たいかどうか
屋根から星空を見たいかどうかを踏まえ、天窓を付けるかどうか検討してください。
天窓を付けることで採光性も向上します。
注意点は雨漏りの原因の1つに天窓が挙げられる点。
付ける際は雨漏りが発生していないかどうか気を配る必要があります。
耐震性を向上させたいかどうか
耐震性を向上させたいかどうかも屋根工事のプランを決める際のポイントです。
屋根の重量を軽くする際、屋根葺き替え工法で重量の軽い屋根材を検討しましょう。
カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せるため、屋根の重量が重くなる点に注意しなければなりません。
既存の屋根材にアスベストが含まれているかどうか
既存の屋根材にアスベストが含まれているかどうかも屋根工事のプランを決める上で重要。
アスベストを撤去する場合、屋根工事の費用が高額になってしまいます。
業者によってはアスベストを含んだ屋根材を用いた住宅に対し、カバー工法を行う場合があります。
まとめ
屋根工事の見積りにおいて、使用する部材に関する詳細・保証内容・費用が相場の範囲内かどうか押さえましょう。
見積書に記載されている内容について分からないことがある場合、業者に質問することをおすすめします。
屋根工事を行う際は十分な費用を用意することが重要。
費用について悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してください。
適切なアドバイスを業者から受けるのも住宅のメンテナンスを行う際のポイントです。
屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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