2024年08月27日
屋根が飛ばされた!DIYで修理できる?!
強風・台風などで屋根が飛ばされる場合があります。
破損した屋根をそのまま放置し続けると、被害がさらに大きくなってしまうので注意が必要。
今回は強風・台風などによって飛ばされた屋根をDIYで修理できるかどうかについて解説します。
気になる方は一度参考にしてください。
目次
飛ばされた屋根はDIYで修理できるのか
強風・台風などで飛ばされた屋根の修理は高所での作業を行わなければなりません。
高所での作業は落下・ケガなどの危険が伴います。
DIYで強風・台風などによって飛ばされた屋根の修理を済ませるのは控えてください。
屋根が飛ばされた際に応急処置を行うことが重要
屋根が強風・台風などで飛ばされると、雨漏りが発生する可能性があります。
応急処置を行い、雨漏りによる被害が大きくなるのを防ぎましょう。
雨漏りしている箇所にブルーシート・新聞紙を敷いた後、バケツを置いてください。
雑巾をバケツの中に入れることで雨水が飛び散らないようにするのがポイントです。
屋根が飛ばされた箇所から発生した雨漏りによって生じる問題
屋根が飛ばされた箇所から雨漏りが発生すると、
一体どのような問題が発生するのか疑問に感じているのではないでしょうか?
主に以下の問題が発生する可能性があります。
・木材の腐食
・漏電
・カビの発生
・シロアリの発生
・資産価値の低下
ここでは、屋根が飛ばされた箇所から発生した雨漏りによって生じる問題について取り上げます。
木材の腐食
雨漏りにより、住宅に用いられる木材が腐食する可能性があります。
木材が腐食すると、住宅の寿命が短くなるので注意が必要。
漏電
漏電も雨漏りによって引き起こされる問題の1つに挙げられます。
感電や火災に発展することもあるため、雨漏りや漏電の対策を心掛けてください。
カビの発生
雨漏りによって湿気が多くなると、カビが発生しやすくなります。
中には、カビアレルギーに悩まされているのではないでしょうか?
自分だけでなく、家族の健康を守るために湿気やカビの対策を行うことが重要です。
シロアリの発生
シロアリが雨漏りによって腐食した木材を食害します。
湿気の多い場所にシロアリが集まりやすいので注意しなければなりません。
また、クロアリがシロアリを捕食するために発生するので、シロアリだけでなく、クロアリの対策も意識してください。
資産価値の低下
雨漏りを放置し続けた結果、住宅の寿命を短くし、資産価値が低下してしまう点も注意が必要です。
現在、住んでいる住宅を家族に相続させたいと感じている方も多いのではないでしょうか?
強風・台風などで飛ばされた屋根を修理し、雨漏りを対策することで資産価値を低下させないようにしましょう。
風災による屋根の損害は火災保険の対象
強風・台風で屋根が飛ばされた場合、火災保険の対象です。
保険会社に火災保険を申請し、屋根の修理を進めてください。
被害状況の写真を撮り、風災による損害であることを証明することが火災保険を申請する際のポイント。
強風・台風などで飛ばされた屋根の修理を行う業者の選び方
強風・台風などで飛ばされた屋根の修理は信頼できる業者に依頼しましょう。
人によっては、数多くの業者の中から一体どこに依頼すれば良いか迷っているかもしれません。
業者を選ぶ際の主なポイントは以下の通り。
・過去の施工事例
・スタッフの対応
・見積書の内容
・保証内容
トラブルを避けるためには、業者に関する情報収集を十分行いましょう。
ここでは、業者の選び方について取り上げます。
過去の施工事例
気になる業者を見つけたら、過去に一体どのような施工に携わったかチェックすることが重要。
施工の写真・施工内容・工期・費用などを踏まえ、納得のいく施工を行うか判断してください。
スタッフの対応
スタッフが施工内容・施工箇所などについて分かりやすく説明するかも選ぶ決め手です。
専門用語を多用しないか・契約を急かさないかなども依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。
冷静な判断で業者と契約するかどうか判断することが重要。
見積書の内容
見積書に施工内容が詳細に記載されているかどうかも選ぶポイントです。
使用する部材をはじめ、部材の数量・単価や施工箇所、費用の内訳、費用が相場の範囲内かなどを細かくチェックしてください。
見積書の内容について分からないことがある際は業者に質問することをおすすめします。
保証内容
強風・台風などで飛ばされた屋根を修理した後も定期的にメンテナンスを行わなければなりません。
保証内容が充実しているかどうかを踏まえ、相談することが重要です。
まとめ
強風・台風などで飛ばされた屋根の修理をDIYで済ませるのは危険が伴います。
安全対策のために梯子などを準備するのが大変と感じている方も多いのではないでしょうか?
屋根などの損害を確認したら、信頼できる業者に屋根の修理について相談することをおすすめします。
被害が大きくなる前にいち早く対処し、雨漏りなどを対策してください。
住宅のメンテナンスや屋根修理に関するご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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