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強風で屋根が飛んだら雨漏りする?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

強風で屋根が飛んだら雨漏りする?!

 

成田崇
成田崇
  人によっては、強風で屋根が飛んだら雨漏りするのではないか不安に感じているのではないでしょうか?

 

思い入れのある住宅に少しでも長く住み続けるためには、自然災害による被害を想定することが重要です。

強風などの風災も自然災害の1つ。

日本は台風が多いことでも知られているので、強風による被害に注意しなければなりません。

 

今回は、強風で屋根が飛ばされると雨漏りするかどうかについて解説します。

雨漏り対策などに関心のある方は一度参考にしてください。

 

強風で屋根が飛んだら雨漏りする可能性がある

強風によって屋根が飛ばされた結果、雨漏りが発生する可能性があります。

また、飛ばされた屋根材が近隣の建物や車などに当たるなどの被害に発展することもあるので、注意が必要です。

 

雨漏りによって発生する問題

住宅のメンテナンスを行う際、

雨漏りによって一体どのような問題が発生するのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

雨漏りにより発生する主な問題として、以下のものが挙げられます。

・カビの発生

・木材の腐食

・シロアリの発生

・資産価値の低下

ここでは、雨漏りによって発生する問題について取り上げます。

 

カビの発生

雨漏りによって、カビが発生する場合があります。

カビアレルギーに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

自分だけでなく、家族の健康を守るためにも、雨漏り対策を行うことが重要です。

 

木材の腐食

雨水を木材が吸収してしまうと、腐食してしまいます。

腐食は住宅の寿命が短くなる原因なので、注意しなければなりません。

天井が抜け落ちるなどの問題にも発展します。

 

シロアリの発生

雨漏りで木材が腐食すると、シロアリが発生しやすくなります。

シロアリは湿った木材などを食害するのが特徴。

湿気の多い場所にシロアリが集まるので、普段から湿気対策を心掛けることをおすすめします。

シロアリが住宅に用いられている木材を食害し続けた結果、住宅が倒壊する可能性もあります。

 

資産価値の低下

雨漏りで住宅の寿命が短くなった結果、資産価値が低下するので注意が必要。

家族に住宅を相続させたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

住宅の資産価値を低下させないためにも、住宅の不具合を解消することをおすすめします。

 

屋根が強風で飛ばされる原因

雨漏り対策を進める上で屋根が強風で飛ばされる原因を知っておくことが重要です。

屋根が飛ばされる主な原因は以下の通り。

・棟板金を固定している釘の緩み

・瓦のズレ

・屋根材同士の間にできた隙間

・割れた窓

・設計ミス

人によっては、さまざまな原因があると感じているのではないでしょうか?

これからリノベーション・リフォームなどを予定している方に向けて屋根が強風で飛ばされる原因について説明します。

 

棟板金を固定している釘の緩み

棟板金を固定している釘が緩んでいると、棟板金が強風で飛ばされる可能性があります。

経年劣化により、釘が緩んでしまうので注意が必要。

 

瓦のズレ

瓦のズレは屋根から瓦が剥がれる原因です。

住宅によっては、瓦を固定するための漆喰が崩れているかもしれません。

 

屋根材同士の間にできた隙間

屋根材同士の間にできた隙間に強風が入り込み、屋根が飛ばされてしまう可能性があります。

住宅の点検時に屋根材同士の間に隙間ができていないかチェックすることが重要。

 

割れた窓

窓が強風で割れてしまうと、住宅内に強風が入り込みます。

結果、強風が屋根を押し上げ、飛ばしてしまうかもしれません。

強風・台風が発生した際は窓が割れないようにする必要があります。

 

設計ミス

設計ミスも屋根が強風で飛ばされる原因。

耐用年数がそれ程経過していないにも関わらず、

屋根に不具合がある場合は設計ミスがある可能性があるので注意してください。

 

強風で屋根が飛ばされにくくするためのポイント

強風で屋根が飛ばされにくくするための対策が複数存在します。

主な対策として、以下のものが挙げられます。

・10年に1回の頻度でメンテナンスを行う

・屋根の形状を見直す

・窓回りの補強を心掛ける

ここでは、各対策について取り上げるので、気になる方はチェックしてください。

 

10年に1回の頻度でメンテナンスを行う

10年に1回の頻度で屋根のメンテナンスを行い、不具合を解消するのが雨漏りを対策する方法。

棟板金などの状態を細かくチェックし、どこに不具合があるか把握しましょう。

 

屋根の形状を見直す

屋根の形状によって強風に飛ばされやすさが変わってきます。

1つの頂点から四方へ同じ角度で屋根が流れる方形屋根は全ての外壁を雨風から均等で守ることができるのがメリット。

屋根内部の構造を頑丈にしやすいので、

強風などの被害に備えたい方はリノベーション・リフォームで方形屋根にするか一度検討してください。

 

窓回りの補強を心掛ける

雨戸・シャッターを閉め、窓が割れないようにするのが強風を対策する際のポイント。

また、窓のテーピング・段ボールによる補強で割れた窓ガラスが飛び散らないようにすることをおすすめします。

 

まとめ

強風で屋根が飛んでしまうと、雨漏りが発生する可能性が高くなります。

雨漏りが原因でカビやシロアリが発生するだけでなく、住宅の寿命が短くなる原因になるので注意が必要。

強風・台風対策を普段から心掛け、屋根が飛ばされないようにしてください。

 

 

 

雨漏りや屋根修理のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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