2024年08月22日
屋根の強風対策!DIYは出来るの?!
強風がいつ発生するか分かりません。
場合によっては、屋根に損害を与えてしまうので注意が必要。
今回はDIYで屋根の強風対策を行えるのかどうかについて取り上げます。
リノベーション・リフォームなどを検討している方は一度参考にしてください。
DIYでの強風対策は知識・技術などが必要
DIYで屋根の強風対策を行うためには、知識・技術・準備が必要。
高所での作業は危険が伴います。
落下などのリスクを踏まえると、屋根の強風対策は業者に任せることをおすすめします。
屋根の強風対策を怠ることでどのような問題につながるか
屋根の強風対策が不十分だと一体どのような問題が発生するか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
強風によって、主に以下の問題が発生する可能性があります。
・屋根材の破損
・損害賠償責任
・雨漏り
ここでは、屋根の強風対策を怠ることで生じる問題について触れていきます。
屋根のメンテナンスを近いうちに予定している方はチェックしてください。
屋根材の破損
強風によって屋根材が破損する可能性があります。
著しい破損が発生すると、住宅のメンテナンスにかかる費用が高額になるので注意が必要。
屋根は雨風や紫外線などに晒され続けています。
年数の経過と共に劣化するため、屋根材が著しく劣化していないかチェックすることをおすすめします。
損害賠償責任
強風で飛ばされた屋根材が物損事故やケガなどの原因になります。
場合によっては損害賠償責任が発生し、高額な賠償金を支払うことになるかもしれません。
事故を避けるためにも、強風対策を普段から心掛けておくことが重要です。
雨漏り
強風で屋根材が飛ばされることが原因で雨漏りが発生する可能性があるのに注意が必要。
雨漏りは木材の腐食・漏電・シロアリの発生など、さまざまな問題を引き起こします。
場合によっては住宅の倒壊などの原因にもなります。
雨漏りを発生させないためにも、どのように強風対策を進めるか意識してください。
主な屋根の強風対策
屋根の強風対策として、一体どのようなものがあるのか気になっている方が多いのではないでしょうか?
主に以下の方法で強風対策を進めていきます。
・強風に強い屋根材
・強風に強い屋根の形状
・定期的なメンテナンス
ここでは、屋根の強風対策について解説します。
強風に強い屋根材
強風に強い屋根材を葺き、被害を最小限に抑えるのが対策の1つに挙げられます。
気になる屋根材を見つけたら、屋根材に強いかどうかチェックしてください。
耐風性だけでなく、防水性や断熱性、防音性なども屋根材を選ぶポイント。
強風に強い屋根の形状
屋根の形状によって、強風に強いかどうかも変わってきます。
強風に強い形状として、方形屋根や陸屋根などが挙げられます。
定期的なメンテナンス
定期的に屋根のメンテナンスを行い、屋根の不具合を解消するのも強風対策の一環。
屋根材だけでなく、棟板金などの固定が緩くなっていないかなどもチェックし、適切な対処を行うことが重要です。
屋根の強風対策を行う業者の選び方
屋根の強風対策を信頼できる業者に任せる必要があります。
リノベーション・リフォームなどに携わっている業者は数多く存在するので、
一体どこに依頼すれば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
選ぶポイントとして、以下のものが挙げられます。
・過去の施工事例
・創業年
・設立年
・スタッフの対応
・見積書の内容
・保証内容
トラブルを避けるために情報収集をできる限り行うことをおすすめします。
ここでは、業者の選び方について紹介するので、強風対策に関心のある方は参考にしてください。
過去の施工事例
業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例を一通りチェックした上で依頼するかどうか検討することになります。
施工の写真や施工内容、工期、費用などから納得のいく施工を行うか判断してください。
創業年・設立年
多くの方が強風対策に関する知識・技術のある業者に任せたいと感じているのではないでしょうか?
創業年・設立年をチェックし、長年にわたってリノベーション・リフォームなど二携わっているか把握することが重要です。
スタッフの対応
スタッフが施工内容や施工箇所などについて分かりやすく説明するかも選ぶ決め手。
見積りなどの際に分からない専門用語が出てきた場合、業者に質問することをおすすめします。
また、契約を急かす悪徳業者も存在するので、注意が必要です。
見積書の内容
見積書に施工内容について細かく記載されているかも選ぶポイントに挙げられます。
使用する部材をはじめ、部材の用量・単価や費用の内訳、費用が相場の範囲内かどうか、
施工箇所などをチェックした上で契約を進めましょう。
保証内容
強風対策を行った後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。
業者が一体どのような保証を用意しているかをチェックし、相談するか判断してください。
まとめ
DIYで屋根の強風対策を行うと、危険が伴います。
落下などのリスクを避けるためにも、信頼できる業者に任せることをおすすめします。
強風対策が不十分だと、予想外のトラブルが発生する可能性があるので注意が必要。
屋根について分からないことがある方は業者に一度相談してはいかがでしょうか?
住宅のメンテナンスや屋根に関するご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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