2024年07月30日
太陽熱温水器の撤去方法とは?!
撤去または交換したいと感じている方が多いのではないでしょうか?
撤去するには、どのような手順で施工を行うか理解する必要があります。
今回は太陽熱温水器の撤去方法について解説します。
目次
太陽熱温水器の撤去方法
太陽熱温水器の撤去は以下の手順で行います。
① 貯湯タンクの水抜きを行う
② 太陽熱温水器の分解を行う
③ 集熱器・貯湯タンクを降ろす
④ 配管・ホースを取り除く
⑤ 屋根の補修を行う
1つ1つの手順を理解した上で撤去を進めなければなりません。
まずは太陽熱温水器の撤去方法について解説します。
貯湯タンクの水抜きを行う
まずは貯湯タンクの水抜きを行います。
屋根の負担を軽減するため、ゆっくり行うのがポイントです。
水が入っていない場合、水抜きが不要。
太陽熱温水器の分解を行う
水抜きを終えたら、太陽熱温水器を分解します。
集熱器・貯湯タンクを降ろす
太陽熱温水器の分解を済ませた後、集熱器・貯湯タンクを降ろします。
建物によっては梯子やクレーン車が必要。
配管・ホースを取り除く
集熱器・貯湯タンクを降ろした後、残っている配管・ホースを取り除きます。
施工を行う際、屋根や外壁を傷めないようにします。
屋根の補修を行う
配管・ホースを取り除いた後、屋根の補修を行えば太陽熱温水器の撤去が完了。
屋根の補修時にゴミ掃除を行います。
太陽熱温水器の撤去をDIYで済ませられるか
施工の方法によっては落下のリスクが伴うため、DIYで済ませるのを控えてください。
太陽熱温水器の撤去が難しい主な理由として、以下のものが挙げられます。
・足場が必要になる場合がある
・人手が必要
・太陽熱温水器が重い
・施工を進めるうちに屋根を傷める可能性がある
太陽熱温水器の撤去を行うかどうか判断するポイント
太陽熱温水器を撤去するかどうか判断するポイントは一体何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
撤去するかどうか見極めるポイントは以下の通り。
・経年劣化
・故障
・使用頻度が少なくなった
これから太陽熱温水器の撤去を予定している方に向けて、撤去するかどうか判断するポイントについて説明します。
経年劣化
屋根などに取り付けた太陽熱温水器は年数の経過と共に劣化します。
劣化した結果、不具合が生じる可能性があります。
不具合が生じた際に太陽熱温水器を撤去するか検討してください。
故障
太陽熱温水器の故障も撤去するかどうか見極めるポイント。
故障した太陽熱温水器を放置し続けると、屋根の負担が大きくなります。
使用頻度が少なくなった
人によっては使用頻度が少なくなっているのではないでしょうか?
太陽熱温水器を撤去するタイミングの1つに使用頻度が著しく少なくなった時が挙げられます。
エコキュートなどに切り替える際、太陽熱温水器の撤去を一度検討することをおすすめします。
太陽熱温水器の撤去を行う業者の選び方
太陽熱温水器の撤去を信頼できる業者に依頼することが重要。
トラブルを避けるためには、業者に関する情報収集を行いましょう。
依頼するかどうか判断するポイントは以下の通りです。
・過去に一体どのような施工に携わったか
・創業年
・設立年はいつか
・在籍しているスタッフ
・見積書に記載されている内容
・どのような保証が用意されているか
・施工エリアは一体どこか ここでは、業者の選び方について説明します。
過去に一体どのような施工に携わったか
業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例を踏まえ、依頼するかどうか判断することになります。
施工の写真・施工内容・工期・費用などをチェックし、納得のいく施工を行うかどうか検討してください。
創業年・設立年はいつか
太陽熱温水器の撤去を長年にわたって経験している業者に任せたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
創業年・設立年をチェックし、住宅のメンテナンスに何年携わっているかを把握した上で相談することが重要です。
在籍しているスタッフ
どのようなスタッフが在籍しているかも業者を選ぶ決め手。
スタッフが取得している資格だけでなく、問い合わせなどでの対応を踏まえ、契約するか判断してください。
見積書に記載されている内容
見積書に一体どのような内容が記載されているかも選ぶポイントです。
使用する部材をはじめ、施工内容や費用の内訳、費用が相場の範囲内か、保証期間などを細かくチェックすることが重要。
施工内容について分からないことがある際は業者に質問することをおすすめします。
どのような保証が用意されているか
保証内容に一通り目を通した上で依頼するかどうか判断してください。
撤去した後も住宅のメンテナンスを行わなければなりません。
施工エリアは一体どこか
施工エリア内かどうかを踏まえ、相談することが重要です。
業者によっては、施工エリア外からの依頼を受け付けていない可能性があるので注意しましょう。
まとめ
太陽熱温水器を撤去する際、複数の手順があります。
施工の進め方によっては屋根や外壁を破損させてしまうため、DIYで済ませるのを控えてください。
住宅のメンテナンスについて悩んでいる方は業者に一度相談することをおすすめします。
太陽熱温水器のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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