2024年07月30日
太陽熱温水器の寿命はどれくらい?!
撤去または交換しなければなりません。
寿命を迎えた後も放置し続けると、屋根の負担が大きくなるので注意が必要です。
人によっては太陽熱温水器の寿命は一体どのくらいなのか疑問に感じているのではないでしょうか?
今回は太陽熱温水器の寿命について解説します。
住宅のメンテナンスを近いうち予定している方は一度参考にしてください。
目次
太陽熱温水器の寿命
太陽熱温水器の寿命は約15~20年。
使用状況や取り付けられている場所によって寿命が変わってきます。
太陽熱温水器の寿命が長い理由
太陽熱温水器はシンプルな構造のため、寿命が長いです。
故障が少ないのに加え、故障した原因が分かりやすく、メンテナンスしやすいのも寿命が長い理由に挙げられます。
太陽熱温水器を長く使い続けるポイント
太陽熱温水器を少しでも長く使い続けたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
メンテナンスの方法によっては、20年以上にわたって使い続けられる可能性があります。
ここでは、太陽熱温水器を長く使い続けるためのポイントについて紹介します。
定期点検を行う
太陽熱温水器の点検を定期的に行い、不具合が発生していないかどうか把握するのが長く使い続けるポイント。
不具合を見つけたら、すぐに補修を行いましょう。
消耗品の交換
給水用のホースや動力ポンプなどの消耗品は使い続けるにつれ、劣化していきます。
消耗品が著しく劣化している場合、新たに交換することが重要です。
太陽熱温水器から他熱源の給湯器に変えるかどうか判断するポイント
太陽熱温水器から他熱源の給湯器に変えるか迷っている方も多いのではないでしょうか?
太陽熱温水器が寿命を迎えた際、他熱源の給湯器でお湯を沸かすのも選択肢の1つに挙げられます。
変えるかどうか判断するポイントは以下の通り。
・湯量を安定させたいか
・お湯の温度を安定させたいか
・屋根の負担を軽減させたいか
ここでは、太陽熱温水器から他熱源の給湯器に変えるかどうか判断するポイントについて解説します。
湯量を安定させたいか
太陽熱温水器を取り付けている場所や季節により、湯量が変わってきます。
場合によっては、十分な湯量が得られない可能性があるのが太陽熱温水器のデメリット。
湯量を安定させたいと感じている方は他熱源の給湯器に変えるかどうか検討してはいかがでしょうか?
お湯の温度を安定させたいか
湯量だけでなく、お湯の温度が不安定なのも太陽熱温水器を使う上で注意しなければなりません。
1年を通して、必要とするお湯の温度を満たしたいと感じている方は
他熱源の給湯器に変えるかどうか検討することをおすすめします。
屋根の負担を軽減させたいか
太陽熱温水器は重量があるので、屋根に対する負担が大きいです。
屋根が劣化することにより、雨漏りが発生する可能性がある点に注意が必要。
他熱源の給湯器に変えるかどうかの判断基準の1つに屋根の負担を軽減させたいかどうかも挙げられます。
太陽熱温水器の撤去・交換を行う業者の選び方
太陽熱温水器の撤去・交換を行う際、一体どの業者に依頼するか迷っている方も多いのではないでしょうか?
トラブルを避けるためにも、業者に関する情報収集を十分行うことが重要です。
業者を選ぶポイントとして、以下のものが挙げられます。
・過去の施工事例
・在籍しているスタッフ
・見積書に記載されている内容
・保証内容が充実しているか
・施工エリアの範囲内か
ここでは、業者の選び方について解説するので、太陽熱温水器の撤去・交換を予定している方は参考にしてください。
過去の施工事例
過去に一体どのような施工に携わっているかを踏まえ、依頼するかどうか判断しなければなりません。
施工の写真や施工内容、工期などを細かくチェックした上で業者に相談しましょう。
在籍しているスタッフ
業者に在籍しているスタッフも選ぶ決め手。
どのような資格を取得しているかだけでなく、問い合わせなどの対応もチェックするポイントです。
コミュニケーションが取りやすいと判断した上で契約を進めてください。
見積書に記載されている内容
業者が作成した見積書も選ぶポイントです。
使用する部材や施工内容、費用の内訳、費用が相場の範囲内かどうかなどを細かくチェックしましょう。
施工内容に関する記載が曖昧な場合、業者に質問してください。
分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルが発生する可能性があります。
保証内容が充実しているか
太陽熱温水器の撤去・交換を行った後も定期的に住宅のメンテナンスを行うことが重要。
住宅の不具合がいつ発生するか分からないため、定期点検で住宅の状態を把握しなければなりません。
業者に依頼する際、どのような保証があるかチェックしてください。
施工エリアの範囲内か
施工エリアは一体どこかも選ぶ決め手です。
場所によっては施工エリア外の可能性があります。
施工エリア外からの依頼を受け付けていない業者も存在するので、注意が必要。
まとめ
太陽熱温水器の寿命は約15~20年です。
適切なメンテナンスを行うことで20年以上使い続けられる可能性があります。
使い方や取り付けている場所により、不具合が発生するタイミングが変わってくるので注意が必要。
太陽熱温水器の撤去・交換などを予定している方は信頼できる業者に相談し、住宅に関する悩みを解消してください。
太陽熱温水器のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町