2024年07月12日
雪止めっていくらするの?!
地域によって積雪量が異なります。
積雪・落雪が原因でさまざまな事故が発生する可能性があるので、住宅のメンテナンスを行う際は注意が必要。
雪害を最小限に抑えるためにも、積雪・落雪の対策を行わなければなりません。
これから積雪・落雪の対策を進める方に向けて、雪止めの費用について解説します。
住宅のメンテナンスに関心のある方は一度参考にしてください。
目次
雪止めの費用
雪止め金具を取り付ける際にかかる費用は約10万~30万円です。
住宅によって費用が変わってくるため、リノベーション・リフォームなどで雪止めを取り付ける際は注意が必要。
足場を用いて施工を行う場合、約30万~70万円の費用がかかります。
雪止めの種類とそれに伴う費用
雪止めの種類に一体何があるか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
住宅のメンテナンスを行う際は雪止めにかかる費用だけでなく、種類も押さえることが重要です。
雪止めの種類は以下の通り。
・扇型雪止め
・羽根付き雪止め
・雪止めアングル
・雪止めネット
それぞれの特徴を押さえ、積雪・落雪の対策を進めましょう。
ここでは、雪止めの種類とそれに伴う費用について取り上げます。
扇型雪止め
扇型雪止めはシンプルな形状をしているのが特徴に挙げられます。
景観を損ないにくいのがメリット。
雪止めの効果が低めなので、積雪・落雪の対策を行う際は注意してください。
足場を取り付ける費用を除いた場合の費用は約13万~16万円です。
羽根付き雪止め
羽根付き雪止めとは、鳥が羽根を広げたような形状をした雪止め。
横に広がっているため、扇型雪止めに比べて雪止めの効果が高いです。
足場を取り付ける費用を除いた場合、約13万~16万円の費用がかかります。
雪止めアングル
雪止めアングルは棒の形状をしています。
金具同士の隙間を埋め、少量の雪も食い止められるのが特徴。
足場を取り付ける費用を除いた場合、約15万~20万円の費用がかかります。
雪止めネット
雪止めネットは屋根の端に取り付けられます。
色を選べるため、景観を損なわないのもメリット。
足場を取り付ける費用を除いた場合の費用は約10万~20万円です。
雪止めの取り付けにかかる費用を抑えるためのポイント
雪止めを屋根に取り付ける際、費用を少しでも抑えたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
抑えるためのポイントとして、以下のものが挙げられます。
・相見積もり
・外壁の修理と同時に行う
納得のいく施工を行うためには、費用に関する悩みを解消することが重要。
ここでは、雪止めの取り付けにかかる費用を抑えるためのポイントについて解説します。
相見積もり
相見積もりを行い、依頼する業者を決めるのが費用を抑えるポイントです。
業者によって、雪止めを屋根に取り付ける費用が変わってきます。
多くの方が雪止めを屋根に取り付ける費用の相場について知りたいと感じているのではないでしょうか?
相見積もりでどのくらいの相場なのかを把握するだけでなく、
相場より極端に高いまたは安い業者はないかチェックしてください。
外壁の修理と同時に行う
外壁の修理と同時に行うのも雪止めを取り付ける費用を抑えるポイントに挙げられます。
雪止めを取り付ける施工を外壁の修理と同時に行うことにより、足場の費用を抑えることができます。
雪止めの取り付けを行う業者を選ぶ際のポイント
雪止めの取り付けを一体どの業者に任せれば良いか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
住宅のメンテナンスに関わる業者は数多く存在します。
情報収集を十分行い、信頼できる1社を選ばなければなりません。
ここでは、雪止めの取り付けを行う業者の選び方について触れていきます。
気になる方はチェックしてください。
創業年・設立年
業者の創業年・設立年はチェックするポイント。
長年にわたって雪止めの取り付けなどに携わっている業者に依頼したいと感じている方が多いのではないでしょうか?
創業年・設立年から年数が経っていない場合、
創業者のプロフィールなどから住宅に関する知識・技術があるか判断することをおすすめします。
施工事例
過去の施工事例も選ぶ決め手です。
業者の公式サイトに掲載されている施工に関する写真だけでなく、
施工内容や工期、費用などを踏まえ、依頼するかどうか判断してください。
見積書
業者が作成した見積書に使用する部材や部材の数量・単価、費用の内訳、施工内容などが記載されています。
施工内容について詳細に記載されているかどうかを踏まえ、契約を進めることが重要。
保証内容
雪止めを屋根に取り付けた後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。
業者が一体どのような保証を用意しているかも選ぶポイントに挙げられます。
保証内容は業者によって異なるので、雪止めを屋根に取り付ける際は注意してください。
まとめ
雪止めを取り付ける費用は施工内容によって変わってきます。
雪止めの種類も複数存在するので、それぞれの特徴を踏まえ、納得のいく施工を行わなければなりません。
積雪・落雪を対策するために雪止めを取り付けたいと感じている方は業者に一度相談してください。
屋根修理や雪止め工事のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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