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雪止めの取り付け方って?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

雪止めの取り付け方って?!

 

思い入れのある住宅を守るためには、災害による被害を想定しなければなりません。

ニュースなどで災害に関する話題を目にする方が多いのではないでしょうか?

住宅が破損する原因に雪害が挙げられます。 雪害は雪や雪崩による被害を指します。

積雪地域でなくても、雪害対策を行うことが重要。 雪止めも雪害対策の一環です。

今回は雪止めを一体どのように取り付けるかについて解説します。

近いうち、屋根のメンテナンスを予定している方は一度参考にしてください。

雪止めとは一体何か

雪止めは屋根からの落雪を防ぐための金具。

屋根の形状に合わせて雪止めを用いる必要があります。

雪はいつ降るか分からないため、積雪地域でなくても雪止めを取り付けるか一度検討することをおすすめします。

雪止めの取り付け方

雪止めの種類によって取り付け方が異なるため、リノベーション・リフォームなどで雪止めを屋根に取り付ける際は注意してください。

ここでは、雪止めの種類別に取り付け方について取り上げます。

スレート屋根

雪止めを屋根材と屋根材の間に差し込みます。

その後、シーリング材で雪止めを固定すれば雪止めの取り付けが完了。

アングルの場合、アングルを固定するための金具を取り付けた後、アングルと金具をネジで固定します。

金属屋根

まずは屋根の突起部分を金具で挟み込みます。

その後、ネジを絞めて固定すれば、雪止めの取り付けは完了。

金属屋根にもアングルを取り付けられます。

アングルを固定する金具を取り付けたら、金具でアングルを挟みます。

最後にネジで絞めれば、アングルの取り付けが完了。

瓦屋根

瓦屋根に取り付ける雪止めは以下の2つが挙げられます。

 

・瓦を浮かせて引っ掛ける雪止め

・ネジで下地に固定する雪止め

 

瓦を剥がした後、雪止めを取り付けます。

現在、用いている瓦を雪止め瓦に交換することにより、雪害対策が可能。

雪止め瓦は雪が落下するのを防ぐための突起が付いた瓦です。

スレート屋根や金属屋根と同様に瓦屋根にもアングルを取り付けられます。

瓦を外したら、アングルを固定するための金具をネジで固定。

後は金具にアングルを挟む形で取り付ければ完了です。

雪止めの取り付けをDIYで済ませられるか

人によっては、屋根に雪止めを取り付けるのをDIYで済ませたいと感じているのではないでしょうか?

雪止めの取り付けは高所で行うことになるため、落下などのリスクが伴います。

事故を避けるためにも、DIYで済ませようとするのは控えてください。

また、施工不良で雨漏りなどの問題が発生する可能性があるのもDIYのデメリット。

屋根に雪止めを取り付けたいと感じている方は業者に相談することをおすすめします。

雪止めの取り付けを行う業者の選び方

雪止めの取り付けを一体どのよう業者に依頼すれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

情報収集を十分行い、信頼できる1社を見つけることが重要。

業者を選ぶポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

 

・過去の施工事例

・在籍しているスタッフ

・見積書に記載されている内容

・保証内容

・施工エリア

 

ここでは、業者の選び方について説明するので、

リノベーション・リフォームなどで雪止めの取り付けを検討している方は参考にしてください。

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、過去の施工事例をチェックしましょう。

業者の公式サイトに掲載されている施工に関する写真をはじめ、

施工内容や工期、費用などを踏まえた上で依頼することになります。

在籍しているスタッフ

業者に一体どのようなスタッフが在籍しているかも選ぶ決め手。

公式サイトに掲載されているスタッフのプロフィールから取得している資格などをチェックし、

雪止めに関する知識・技術などがあるか判断してください。

また、問い合わせなどにおけるスタッフの対応からコミュニケーションが取りやすいかどうか把握することも重要です。

見積書に記載されている内容

見積書に目を通した際、施工に関する詳細を把握できるかどうかも判断基準の1つ。

使用する雪止めだけでなく、雪止めの数量・単価や施工内容、費用の内訳、業者の所在地、保証期間などをチェックしましょう。

見積書で分からないことがある際は業者に質問することをおすすめします。

保証内容

雪止めを屋根に取り付けた後、住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。

住宅の不具合をいち早く解消し、雨漏りなどを未然に防ぐことが重要。

気になる業者を見つけたら、一体どのような保証が用意されているかチェックしてください。

施工エリア

施工エリアも業者を選ぶポイントです。 業者ごとに施工エリアが異なります。

施工エリア外からの依頼を受け付けていない業者も存在するため、雪止めを屋根に取り付けたい方は注意しましょう。

まとめ

雪止めの取り付け方は屋根によって異なります。

雪害はいつ発生するか分からないため、普段から対策を心掛けることが重要。

近いうち、屋根に雪止めを取り付けたいと感じている方は信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?

業者から適切なアドバイスを参考にしつつ、住宅のメンテナンスを行ってください。

 

屋根修理や雪止め工事のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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