2024年04月12日
雨漏りの原因とは?!家の雨漏り原因3選
家のトラブルの1つに雨漏りが挙げられます。
「最近、天井から雨漏りの跡を目にした」などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
被害が大きくなる前に早めに対処することが重要。
雨漏りの対策を行う際、どのような原因で発生するか知っておくことをおすすめします。
今回は家が雨漏りする原因について取り上げます。
目次
雨漏りとはそもそも何か
雨漏りは家の中に雨水が滴り落ちること。
家によっては、雨漏りではなく、漏水が発生している場合もあります。
家のメンテナンスを行う際は雨漏り・漏水に注意してください。
家が雨漏りする原因3選
家のメンテナンスを適切に行うためにも、雨漏りを引き起こす原因は一体何か押さえましょう。
主な原因として、以下のものが挙げられます。
・経年劣化
・施工不良
・自然災害
ここでは、家が雨漏りする原因について解説します。
経年劣化
屋根材などには、寿命があります。
年数の経過に伴い、屋根材などが劣化。
結果、雨水が家の中に侵入し、雨漏りが発生する可能性があるので注意してください。
築年数やリノベ・リフォームしてから何年経過しているかを把握し、適切なメンテナンスを進めることが重要です。
施工不良
施工不良や手抜き工事によって雨漏りが発生する可能性があります。
新築住宅の施工やリノベ・リフォームを行う際、信頼できる業者に依頼し、施工不良や手抜き工事の対策を行いましょう。
自然災害
地震や台風などの自然災害により、家が損傷し、雨漏りが発生するかもしれません。
どのタイミングで自然災害が発生するか分からないため、新築住宅の施工などを行う際は耐震性などに配慮することが重要。
思い入れのある家に長期間住み続けたいと感じている方は普段から地震などの対策を心掛けてください。
雨漏りが発生しやすい箇所
さまざまな箇所から雨漏りが発生します。 雨漏り対策を行う際は家を細かくチェックしなければなりません。
雨や紫外線が直接当たる以下の箇所に発生しやすいので注意してください。
・屋根
・天窓
・外壁
・ベランダ
ここでは、雨漏りが発生しやすい箇所について紹介します。
屋根
雨漏りと聞いて、屋根をイメージする方が多いのではないでしょうか?
屋根は雨漏りが発生しやすい箇所の1つ。
屋根の頂上にある棟板金が台風で飛ばされたり、穴が開いて雨水が家の中に侵入しやすくなります。
また、雨漏りを防ぐ防水シートが劣化していると、雨漏りが発生する可能性があるので注意が必要です。
天井にシミやクロスの剥がれが発生しているかどうかをチェックし、雨漏りの対策を進めていくのが家をメンテナンスする際のポイント。
天窓
家によっては、天窓が設置されています。
天窓は採光性を高めるだけでなく、通気性を向上させる役割があります。
雨漏りが発生しやすい箇所に天窓も挙げられるので、新築住宅の施工やリノベ・リフォームを予定している方は注意が必要。
天窓はコーキングで窓枠の隙間を埋めています。
屋根材などと同様にコーキングも年数の経過と共に劣化します。
雨漏り対策のために天窓のメンテナンスも定期的に行ってください。
外壁
外壁もヒビ割れなどにより、雨漏りが発生しやすくなります。
天窓と同様にコーキングが剥がれていないかチェックするのが重要。
窓の周囲に外壁のヒビ割れが起きやすいです。
ベランダ
住宅にベランダがある方も多いのではないでしょうか?
雨漏りが発生しやすい箇所の1つにベランダが挙げられます。
防水層の経年劣化やベランダと外壁の継ぎ目、排水口の詰まりなどが雨漏りの原因。
普段から掃除を行い、排水口の詰まりを防ぎましょう。
防水層の著しい劣化などが発生している場合、業者に家のメンテナンスを依頼し、不具合を解消してください。
雨漏り対策を行う業者の選び方
雨漏りが発生した場合、業者に雨漏り対策の依頼をしましょう。
数ある業者の中から信頼できる1社を選ぶのが家のメンテナンスを進めていく際のポイント。
ここでは、業者の選び方について触れていきます。
過去の施工事例
気になる業者を見つけたら、過去の施工事例をチェックすることをおすすめします。
施工内容はもちろん、工期や費用、スタッフの対応などを踏まえ、相談するかどうか判断してください。
見積書に記載されている内容
業者が作成した見積書に記載されている内容に目を通し、契約を進めていく必要があります。
使用する部材などについて分からないことがある場合、業者に質問しましょう。
分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルが発生するかもしれません。
保証内容が充実しているか
雨漏り対策後も家のメンテナンスを定期的に行う必要があります。
業者が一体どのような保証を用意しているかチェックし、相談・契約を進めてください。
保証内容は業者によって変わってきます。
まとめ
雨漏りを放置し続けると、木材の腐食などの問題が発生します。
家の雨漏りが発生した際は早めに対処してください。
普段から屋根などの状態に気を配り、不具合をいち早く察知するのが思い入れのある家に長期間住み続けるポイントです。
屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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