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自分で出来る雨漏り応急処置3選!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

自分で出来る雨漏り応急処置3選!

成田崇
成田崇

建物の状態によっては雨漏りが発生する可能性があります。

「天井にシミやカビが発生したけど、一体どうすれば良いか分からない!」など、住宅に関する悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?

雨漏りを放置し続けると、被害が大きくなってしまいます。

被害を最小限に抑えるためには、応急処置を行うことが重要。

応急処置でできる限りのことを行った後、業者に雨漏り修理を依頼しましょう。

今回は自分でできる雨漏りの応急処置について取り上げます。

住宅に関心のある方は参考にしてください。

自分でできる雨漏りの応急処置3選

雨漏りが発生した際に行う応急処置の方法はいくつか存在します。

主に以下の方法が挙げられます。

・バケツ

・タオル

・防水テープ

・コーキング

できる限りの対処をし、雨漏り修理に備えるのが重要。

まずは自分でできる雨漏りの応急処置の方法について解説します。

バケツ・タオル

屋内で雨水が滴り落ちていると、床や家具などが汚れてしまいます。

床にバケツ・タオルを置き、雨水による床の腐食などを防ぐのが重要。

タオルを床に敷いた後、バケツをタオルの上に置きましょう。

最初にタオルを敷くのはバケツから飛び跳ねた雨水で床が汚れるのを防ぐためです。

家具のような大きくて動かせない物がある場合、ビニールシートなどで覆っておくことをおすすめします。

防水テープ

防水テープも自分でできる雨漏りの応急処置の1つ。

まずは応急処置する箇所の汚れを取り除き、防水テープを剥がれにくくしましょう。

綺麗になったら、防水テープを応急処置する箇所に貼ります。

雨水の流れに沿って貼ることで空気が防水テープに入らないようにするのがポイント。

広範囲に貼ってしまうと、雨水の侵入経路が変わり、別の箇所から雨漏りが発生するかもしれません。

防水テープで応急処置を行おうとしている方は注意してください。

また、広範囲に防水テープを貼ることで見栄えが悪くなります。

コーキング

コーキングは建材と建材の隙間などに用いられるゴムのような素材。

防水性や緩衝性などに優れているのが特徴に挙げられます。

コーキング剤には、数多くの種類が存在します。

道具を用意できれば、コーキングでの応急処置が可能。

まずは古いコーキング剤と汚れを取り除きます。

補修する箇所の周囲にマスキングテープで養生し、補修しない箇所にコーキング材がつかないようにしてください。

養生した後、コーキング材をゆっくりと流し込みます。

流し込む際、コーキング材が均等に流れ込むようにするのがポイント。

盛り上がっている箇所などをヘラで均等にならしましょう。

最後に、コーキング材が乾く前にマスキングテープを剥がせば完了です。

コーキングで雨漏りの応急処置を進める際、雨漏りが発生している箇所を把握しなければなりません。

場合によっては、雨漏りが発生している箇所が分かりにくい場合も十分考えられます。

雨漏りの応急処置を行う際のポイント

雨漏りの応急処置を行う際は雨漏りの原因を特定するのが重要です。

原因が分からないまま作業を進めてしまうと、状況を悪化させてしまうかもしれません。

ビニールシートでの応急処置は危険が伴う

ビニールシートで雨漏りが発生している箇所を多い、被害を最小限に抑えるのも応急処置の方法。

屋根などの高所は転落などのリスクが伴います。

また、土壌や重りをビニールシートの上に置いた際に屋根が破損する可能性があります。

ビニールシートで応急処置をする際は1人だけで行うのは控えてください。

行う場合は複数人で作業を進め、非常時に備えるのが重要。

高所での作業はプロでもケガなどをする可能性があります。

 

漏電している箇所を把握するのも重要

雨漏りが発生した際、雨水が電化製品やコンセントに触れていないかチェックしましょう。

漏電は火災や感電の原因です。

漏電している部屋のブレーカーを落とし、無暗に電化製品を起動させないことが重要。

漏電している可能性のある電化製品のプラグを抜く際、電気を通さないためにゴム手袋を着用してください。

電化製品を濡れない場所に移動させたら、乾くのを待ちましょう。

応急処置の後は業者に一早く相談

雨漏りの応急処置を済ませたら、信頼できる業者に雨漏り修理の依頼を行うのが重要。

数多くの業者が雨漏り修理を行っており、一体どこに任せれば良いのか疑問に感じているのではないでしょうか?

情報収集を十分行い、依頼する業者を決めてください。

過去の施工事例はもちろん、口コミの内容や見積書に記載されている内容などを踏まえ、契約を進めていくことになります。

また、雨漏り修理の後も住宅のメンテナンスを行わなければならないため、どのような保証が用意されているかも選ぶ決め手。

まとめ

雨漏りが発生した際に行う応急処置はあくまで一時しのぎです。

応急処置を済ませた後はいち早く業者に雨漏り修理の依頼を行いましょう。

雨漏りはシロアリの発生などを引き起こす可能性があります。

住宅に関する疑問がある方は業者に一度相談してください。

 

屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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