2024年02月14日
工場の屋根散水って暑さ対策になるの?!
業務の効率を上げるには、工場内の環境を整えることが大切。
従業員が快適に業務を行うために暑さ対策を意識することをおすすめします。
この記事では、工場の屋根散水は暑さ対策になるかどうかについて解説するので、気になる方は参考にしてください。
目次
工場の屋根散水は暑さ対策に繋がる
工場の屋根散水を行うことにより、水が蒸発。
蒸発した際、気化熱で屋根の表面から熱を奪います。
結果、暑さ対策に繋がります。 工場だけでなく、倉庫の暑さ対策にも屋根散水が有効。
工場の屋根散水を行う方法
工場の屋根散水を行う際、スプリンクラーを設置します。
タイマー式のスイッチやコンピューター制御で放水時間を制御していきます。
工場の屋根散水で暑さ対策を行うメリット
暑さ対策を行うメリットは一体何か気になっているのではないでしょうか?
主なメリットは以下の通り。
・熱中症対策に繋がる
・工場内の設備や物の劣化対策に繋がる
・ソーラーパネルの冷却に繋がる
ここでは、工場の屋根散水で暑さ対策を行うメリットについて説明していくので、気になる方は参考にしてください。
熱中症対策に繋がる
工場内の温度を下げることにより、熱中症・熱射病を対策しつつ、業務の効率が落ちるのを防げます。
ニュースで熱中症などに関する話題を目にしている方が多いのではないでしょうか?
従業員の安全を守るためにも、暑さに目を向けることが大切です。
熱中症対策を行う際、従業員に適度な休憩や水分補給を促すのはもちろん、涼しい作業服の採用も検討してください。
工場内の設備や物の劣化対策に繋がる
室内の温度が高くなると、設備の故障や保管している物の劣化が起きやすくなります。
工場の屋根散水で暑さを抑え、設備や保管している物を守ってください。
ソーラーパネルの冷却に繋がる
ソーラーパネルの冷却が行えるのも屋根散水のメリット。
工場によっては太陽光発電を採用しているのではないでしょうか?
ソーラーパネルの温度が上昇してしまうと、発電効率が下がってしまいます。
冷却することにより、発電効率を保てます。
工場の屋根散水を行う際の注意点
金属屋根の場合、屋根散水で錆びてしまう可能性があるので注意してください。
スプリンクラーを設置する際はどのような屋根材を葺いているかチェックするのが大事。
また、水道代がかかってしまうのもデメリットに挙げられます。
屋根材の錆びや水道代が気になる方は他の方法で暑さ対策を行うことをおすすめします。
屋根散水以外に工場の暑さ対策を行う方法
屋根散水以外に一体どのような方法で暑さ対策を行えるかも知っておくことが重要。
ここでは、屋根散水以外の暑さ方法をいくつか取り上げます。
遮熱シート
遮熱シートを屋根に設置し、遮熱性を向上させるのも暑さ対策の一環に挙げられます。
室内を暖めている輻射熱が室外に逃げるのを防げるので、冬の寒さ対策に役立つのもメリット。
遮熱機能のある屋根材
屋根材によっては、遮熱機能があります。
予算を少しでも抑えたい場合、カバー工法できるかどうか検討してください。
既存の屋根材が著しく劣化していると、屋根葺き替え工事が必要です。
換気排熱ファン
天井などに換気排熱ファンを取り付けることにより、熱がこもらないようにするも暑さ対策の方法。
エアコンの設定温度を低くしなくても快適に過ごしやすくなります。
工場の暑さ対策について業者に相談するのが大事
工場の暑さ対策を行うためにリノベ・リフォームを予定している場合、業者に一度相談することをおすすめします。
情報収集を十分行い、トラブルを避けるのが大事。
ここでは、リノベ・リフォームを行う業者の選び方について触れていきます。
過去に一体どのような施工に携わってきたか
業者の公式サイトに掲載されている施工事例を通し、過去に一体どのような施工を行ってきたか押さえましょう。
写真だけでなく、工期や費用などからリノベ・リフォームのイメージを掴んでください。
設立年・創業年はいつか
業者の設立年・創業年もチェックするポイント。
リノベ・リフォームに何年携わっているかどうかを踏まえ、相談するか判断する必要があります。
見積書の内容が充実しているか
見積書に記載されている内容に目を通した上で契約を進めていくことが大事。
使用する部材などについて分からないことがある際は業者に質問することをおすすめします。
疑問をそのままにしておくと、後でトラブルに発展するかもしれません。
どのような保証を用意しているか
リノベ・リフォームが完了した後も工場のメンテナンスを継続して行う必要があります。
業者が用意している保証に目を通し、相談するかどうか判断しましょう。
まとめ
工場の屋根散水を行うことにより、気化熱で屋根の温度を下げることが可能。
結果、暑さ対策に繋がります。
熱中症対策などを意識している方はスプリンクラーを設置するかどうか検討してはいかがでしょうか?
暑さ対策について分からないことがある際は業者に相談し、適切なアドバイスを頂くことが大切です。
【平塚市】で屋根遮熱や屋根リフォームのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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