2023年12月29日
屋根葺き替え工事前におさえておきたいポイント3選!
屋根修理・屋根リフォームにおいて、さまざまな工事が行われています。
屋根葺き替え工事もその中の1つです。
各工事のポイントを踏まえた上で住宅に合った屋根修理・屋根リフォームのプランを明確にすることが大切。
屋根材のヒビ割れなどについて業者に相談しようと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は屋根葺き替え工事前におさえておきたいポイントを全部で3つ紹介します。
屋根修理・屋根リフォームを予定している方は一度参考にしてください。
目次
屋根葺き替え工事とはそもそも何か
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去した後に新しい屋根材を葺く工事。
屋根材だけでなく、野地板や防水シートを新しくすることができます。
住宅の屋根が著しく劣化している場合に行われます。
屋根塗装や屋根のカバー工法に比べて費用や工期がかかってしまう点がデメリット。
スケジュール調整を行い、仕事などに支障が出ないようにする必要があります。
屋根葺き替え工事前に押さえておきたいポイント3選
屋根葺き替え工事を行う前に一体どのようなポイントを押さえる必要があるか気になっている方が多いのではないでしょうか?
主に以下の3つを押さえ、屋根修理・屋根リフォームを進めていくことが重要です。
・屋根が一体どのような状態になっているか
・どの屋根材を用いて屋根葺き替え工事を行うか
・どの業者に依頼するか
ここでは、屋根葺き替え工事前に押さえておきたいポイントについて説明します。
屋根が一体どのような状態になっているか
まずは屋根が一体どのような状態になっているかを把握することが重要。
住宅によって、屋根の状態が異なります。
業者に点検を依頼し、屋根がどのくらい劣化しているかを踏まえ、屋根修理・屋根リフォームのプランを決めましょう。
屋根の状態によっては、屋根葺き替え工事以外の工事で対応できるかもしれません。
・下地ルーフィングの状態
・屋根瓦のヒビ割れ
・棟瓦の状態
・天井に雨水によるシミがないか
屋根の劣化を放置し続けていると、雨漏りが発生している可能性もあるので注意してください。
こちらが雨漏りしている防水シートの状態です。
できる限り早めに屋根修理・屋根リフォームを行い、雨漏りなどの被害を最小限にすることが重要です。
自宅の屋根材が「和瓦」「洋瓦」「セメント瓦」の場合は葺き替えしかない。
屋根リフォームの新定番として
屋根カバー工法がありますが「瓦」屋根はカバーできません。
瓦屋根の修理方法は大きく分けて2種類です
一つ目が「棟」の修理工事
この棟の劣化に関しては
「悪徳業者」も横行しているので十分な注意が必要です。
また棟の劣化ですぐには雨漏りしないので業者の言いなりにはならないで下さい。
もう一つが今回のテーマでもある「葺き替え」です
・築30年以上経過している。
・瓦屋根である。
・新築後一度も大型メンテナンスをしていない(100万円以上)
なぜならば防水シート(ルーフィング)の寿命が30年前後だからです。
現在の瓦をそのまま再利用する「葺き直し」工事というのも存在します。
どの業者に依頼するか
屋根修理・屋根リフォームを行うことが決まったら、信頼できる業者を見つけるのがポイント。
トラブルを避けるためにも、情報収集を十分行いましょう。
主にチェックするポイントは以下の通りです。
「総合リフォーム屋や塗装屋ではないか?」
総合リフォーム屋や塗装屋さんは自社に屋根職人がいないので
付き合いのある屋根屋さんへ「丸投げ」します。
当然その分の利益が乗りますので割高になります。
こちらのサイトからでしたら比較的見つけやすいと思います。
まとめ
屋根葺き替え工事を行う前に屋根の状態だけでなく、業者に関する情報も押さえましょう。
屋根修理・屋根リフォームに携わっている業者はいくつも存在します。
大切な住宅を任せられるかどうかを踏まえ、相談・契約を進めていくことがトラブルを避けるポイント。
屋根修理・屋根リフォームを予定している方は業者に質問したい内容を一度整理してはいかがでしょうか?
屋根葺き替えや屋根リフォームのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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