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オークリッジスーパーのメリットとデメリットを徹底比較!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

オークリッジスーパーのメリットとデメリットを徹底比較!

成田崇
成田崇
とてもコストパフォーマンスに優れた屋根材です

屋根材ごとにメリット・デメリットが存在しており、それらを踏まえた上で屋根修理・屋根リフォームに用いるかどうか判断することが大切です。

住宅の雰囲気に関わる要素のひとつに屋根が挙げられます。

思い入れのある住宅に長期間住み続けるためには、屋根材選びを意識したいところ。

今回はオークリッジスーパーのメリット・デメリットについて解説するので、屋根修理・屋根リフォームを近いうちに予定している方は一度参考にしてください。

 

オークリッジスーパーのメリット

オークリッジスーパーを用いる主なメリットは以下の通り。

・優れた防火性

・優れた防水性

・優れた耐久性

・屋根の軽量化を図れる

・優れたデザイン性

・カバー工法に適している

人によってはいくつものメリットがあると感じているのではないでしょうか?

早速ですが、各メリットについて説明します。

優れた防火性

オークリッジスーパーのメリットとして、防火性に優れている点が挙げられます。

屋根修理・屋根リフォームを行う際、火災による被害を想定し、どの屋根材を用いるか検討することが大事。

日本の飛び火認定試験に合格する程のクオリティがあります。

防火地域・準防火地域・法22条地区のように防火性を高めないといけない地域も存在します。

オークリッジスーパーは防火地域などで使用することが可能。

屋根修理・屋根リフォームを予定している方は自分が住んでいる地域について一度調べ、防火地域・準防火地域・法22条地区に該当しているか把握してください。

優れた防水性

オークリッジスーパーなどのアスファルトシングルは防水性に優れているのもメリットに挙げられます。

住宅の寿命を少しでも長くするためには、雨漏りによる被害を意識しておくことが大事。

雨漏りにより、木材の腐食やシロアリの発生など、さまざまな問題を引き起こします。

成田崇
成田崇
屋根材の下にはルーフィング(防水シート)もあるので安心です。

屋根からの雨漏り原因はほぼルーフィング!?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

また、防藻性に優れているのもオークリッジスーパーを用いるメリットです。

藻やカビが屋根に発生すると、住宅の雰囲気を損なってしまうので、屋根修理・屋根リフォームを進める際は注意してください。

優れた耐久性

オークリッジスーパーのメリットのひとつに耐久性に優れている点が挙げられます。

多くの方が耐久性に優れた屋根材を住宅に用いたいと感じているのではないでしょうか?

芯材に高耐久ファイバーグラスマットを使用。

高耐久ファイバーグラスマットは強度に優れており、オークリッジスーパーの耐久性を高めています。

アメリカの規格における各種試験においても、トップクラスの性能が証明されているのもポイントです。

屋根の軽量化を図れる

オークリッジスーパーは瓦やスレート屋根に比べて軽く、屋根全体の軽量化を図れるのもメリット。

屋根の重量が軽いと、地震の際に揺れにくくなります。

成田崇
成田崇
一般的なスレート屋根材の約半分の重さです。

日本に住む際は自身による被害を意識することが大切です。

屋根材ごとに重量に差があるため、気になる屋根材を見つけた際は重量を一度チェックしてください。

優れたデザイン性

屋根材選びにおけるポイントのひとつにデザインが挙げられます。

住宅のテーマ・コンセプトに合った屋根材を選び、屋根修理・屋根リフォームを進めましょう。

デザインによっては住宅のテーマ・コンセプトに合わない可能性があります。

オークリッジスーパーは凹凸があり、陰影と立体感を演出しているのがポイント。

色調の変化によって、デザイン性を向上させています。

カラーバリエーションが全7色存在します。 住宅のテーマ・コンセプトに合った色があるかどうかチェックしてはいかがでしょうか?

カバー工法に適している

オークリッジスーパーは軽量なので、カバー工法に適しているのもメリット。

カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を設置する工法を指します。

廃材を処分する手間が省けるので、工期と費用を抑えられます。

コストパフォーマンスに重きを置いている方は採用するかどうか検討してはいかがでしょうか?

住宅によっては既存の屋根材が著しく劣化しているかもしれません。

カバー工法ではなく、葺き替え工法を採用しないといけない場合もあります。

屋根修理・屋根リフォームで失敗を避けるためには、屋根の点検を細かく行う業者に依頼することが大切です。

オークリッジスーパーのデメリット

オークリッジスーパーはメリットだけでなく、デメリットが存在する点に注意。

デメリットを踏まえた上で屋根修理・屋根リフォームに用いるかどうか判断してください。

主に以下の点に注意する必要があります。

・粒状彩色石が落ちる

・風で剥がれやすい

・暑くなりやすい

ここでは、各デメリットについて説明します。

粒状彩色石が落ちる

オークリッジスーパーの表面にコーティングされている粒状彩色石が落ちる点に注意。

軽くて小さいため、雨樋を詰まらせません。

風で剥がれやすい

軽くて薄い分、風に煽られやすいのもデメリットです。

結果、剥がれやすくなっているので、屋根修理・屋根リフォームでオークリッジスーパーを用いる際は注意してください。

暑くなりやすい

オークリッジスーパーなどのアスファルトシングルは日差しを吸収し、暑くなりやすいのもデメリットに挙げられます。

室内の温度により過ごしやすさが変わってきます。

まとめ

オークリッジスーパーのメリット・デメリットを踏まえた上で採用するかどうか判断するのが大事。

屋根材により、屋根の仕上がりが変わってきます。

性能の良し悪しだけでなく、デザインが住宅のテーマ・コンセプトに合っているかも意識しましょう。

屋根材選びは知識や経験だけでなく、センスも大事。

信頼できる業者に屋根材に関するアドバイスを頂くことをおすすめします。

 

屋根カバー工法やオークリッジスーパーのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了!オークリッジスーパーっなに?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了しました。

屋根の老朽化が心配でお問合せがありました。

既存屋根からは雨漏りが発生していました

築30年以上経過していたため

【南足柄市】の物件屋根からは雨漏りが発生。

屋根塗装では雨漏りは治らないので屋根カバーをすることに

屋根のカバー工法とはどのような工事なのでしょうか?

屋根カバー工法のメリット・デメリットって?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

【南足柄市】で使用したオークリッジスーパーとは?!

オークリッジスーパーは、世界37ヵ国で展開しているオーウェンスコーニングが製造しているアスファルトシングル。

高耐久ファイバーグラスマットを芯材に用いており、2層構造になっているのが特徴に挙げられます。

日本の屋根飛び火認定試験に御迂回しているだけでなく、アメリカ規格の各種試験でトップクラスの性能が証明されています。

アメリカやカナダで多く用いられている屋根材。

また、オーウェンスコーニングは屋根材だけでなく、断熱材と複合材の製造にも携わっています。

オークリッジスーパーの仕様

オークリッジスーパーの仕様も基礎知識のひとつ。

屋根材選びを行う際は仕様をチェックし、屋根修理・屋根リフォームに用いるかどうか検討してください。

オークリッジスーパーの仕様は以下の通りです。

・本体寸法:幅337mm×長さ984mm

・働き寸法:143mm×長さ984mm

・厚さ:6mm(凹部は3mm)

・1枚当たりの重量:約1.74kg

・1坪当たりの重量:約40kg

・1坪当たりに用いる枚数:約23枚

・1ケースに入っている枚数:16枚

屋根材の重量をチェックし、屋根修理・屋根リフォームで屋根がどのくらいの重量になるかを把握しておきたいところ。

また、どの屋根材を用いるかで必要な枚数が変わってきます。

アスファルトシングルの基礎知識

屋根材について調べていく中でアスファルトシングルを耳にするものの、どのような物なのか分かっていないと感じている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、アスファルトシングルの基礎知識について説明するので、気になる方はチェックしてください。

デザイン性に優れている

デザイン性に優れているのがアスファルトシングルの特徴に挙げられます。

屋根は住宅の雰囲気に大きく関わる部分。

周囲の景観を損なわないようにするためにも、屋根材選びを意識する必要があります。

防水性に優れている

アスファルトシングルは防水シートが用いられているため、防水性に優れています。

思い入れのある住宅に長く住み続けるには、雨漏り対策が重要。

屋根の形状によっては釘などで穴を多く開けることになるので、注意してください。

穴の数を最小限にするために技術や経験が求められます。

天然石を表面に使用

表面に天然石が用いられているのもアスファルトシングルの特徴。

防音性が天然石によって向上するので、雨音対策に適しています。

軽量な屋根材

アスファルトシングルは瓦やスレート屋根に比べて軽量です。

屋根材の重量により、揺れやすさが変わってくるので、屋根修理・屋根リフォームの際は重量をチェックするのが大事。

軽ければ軽い程、地震の際に揺れにくくなります。

オークリッジスーパーの施工法

オークリッジスーパーの施工を一体どのような手順で行うのか知りたい方が多いのではないでしょうか?

屋根修理・屋根リフォームで失敗しないためにも施工法を押さえておきたいところ。

ここでは、オークリッジスーパーの施工法について説明します。

既存の屋根材の撤去

まずは屋根の状態をチェックし、屋根材がどのくらい劣化しているか把握し、撤去する必要があるかどうか判断するのが大切です。

状態によってはカバー工法ができない可能性があるので、注意してください。

著しく劣化している場合は既存の屋根材を撤去します。

下地の補強

住宅によっては野地板が劣化しているかもしれません。

既存の屋根材を撤去し終えたら、野地板を貼り、下地を補強します。

防水シートの貼り付け

防水シートを貼るのに加え、防水板金を設置して防水性を向上させます。

傾斜の下から順に防水シートを貼るのがポイント。

貼り終えた後、オークリッジスーパーを屋根の上に挙げます。

オークリッジスーパーの設置

オークリッジスーパーを葺き替えたら、施工完了です。

棟板金に釘を打つ際、打ち間違えないようにするのが大事。

オークリッジスーパーの施工マニュアルに則って行うのがポイント

オークリッジスーパーには、施工マニュアルが用意されています。

屋根修理・屋根リフォームを進めていく際は施工マニュアルを参考に施工を進めていくことになります。

施工法だけでなく、使用する釘の種類や施工時の注意事項などが記載されているので、気になる方は一度参考にしてください。

【南足柄市】までは車で40~50分で駆け付けます。

㈱いらいかの所在地平塚市から【南足柄市】までは車で40~50分

・近くの職人さんに屋根を指摘された

・屋根の事が心配

・屋根の雨漏りが気になる

などありましたらお気軽にご相談ください

まとめ

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了しました。

今回の【南足柄市】の物件ではオークリッジスーパーを使用

オークリッジスーパーはデザイン性や防水性などに優れたアスファルトシングル。

アメリカやカナダの住宅に多く用いられています。

釘の打ち間違いなどにより、屋根修理・屋根リフォームを失敗しないためにも、信頼できる業者に依頼することが大切です。

気になる業者を見つけた際はオークリッジスーパーの扱いに慣れているかどうかチェックしましょう。

 

【南足柄市】で屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了!その費用とは!?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了!その費用とは!?

 

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了しました。

特殊な屋根形状だったこともあり

【南足柄市】の物件では雨漏りが発生していました。

既存のスレート屋根は

1度塗装してあり、再度塗装しても雨漏りは防げないので

屋根カバー工法にすることに。

ほんとにスレート屋根塗装は必要ですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

屋根のカバー工法とは?!

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)は、屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法。

薄くて軽いスレート屋根のメンテナンスに用いられることが多いです。

ガルバリウム鋼板のような軽い屋根材で屋根を補強します。

 

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)のメリット

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うかどうか判断する際、

どのようなメリットがあるか押さえましょう。

主に、以下のメリットが挙げられます。

・防水効果が向上する

・費用を抑えられる

・工期が短く済む

・断熱性が上がる

・アスベストが飛散するリスクを抑えられる

・結露対策ができる

・野地板・垂木に負担を与えない

早速ですが、各メリットについて説明します。

 

防水効果が向上する

屋根ですと現状の屋根の上に1mmにも満たない塗膜が塗られます

それでは防水効果は期待できません。

屋根カバーの場合は上記のように

一度屋根全面に防水シートを張ります

このルーフィング(防水シート)により防水効果は格段に向上します

 

費用を抑えられる

古い屋根を残したままリフォームを行うため、

古い屋根を撤去・処分する費用を抑えられます。

成田崇
成田崇
屋根の葺き替えよりも安価で屋根リフォーム出来ます

リフォームにかかる費用を少しでも安くしたいと感じている方は、

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

工期が短く済む

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)は屋根の解体・撤去の手間が省けるため、

工期を短く済ませることができます。

1日でもリフォームを済ませたい方にも適しています。

 

断熱性が上がる

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うことにより、

屋根が二重構造になるので、

断熱性が上がります。

今回の【南足柄市】での屋根カバー工法は

下記の横暖ルーフを採用しました。

横暖ルーフS 白い部分が断熱層

成田崇
成田崇
断熱性を向上させるなら「横暖ルーフ」など、断熱材付き屋根材を使ってください

断熱材付きの金属屋根を用いれば、

熱を吸収するだけでなく、

雨音を抑えることが可能です。

アスベストが飛散するリスクを抑えられる

屋根リフォームを行う際、

アスベストの飛散に注意しましょう。

成田崇
成田崇
アスベストは捨てるための費用が高いのです

屋根材によっては、アスベストが使われているかもしれません。

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)は、屋根の解体・撤去を行わないので、

アスベストが飛散するリスクが少なくて済みます。

結露対策ができる

断熱材付きの金属屋根を用いると、

野地板裏面の温度が下がるので、

結露対策に繋がります。

成田崇
成田崇
結露対策には棟換気がおすすめです

湿気が溜まると、カビや細菌が繁殖しやすくなるため、

注意が必要です。

 

【南足柄市】で使用した横暖ルーフってなに?

横暖ルーフは、ニチハ株式会社が製造・販売している屋根材。

ガルバリウム鋼板が用いられています。

成田崇
成田崇
横暖ルーフのカットサンプル、白い部分が断熱材です

ニチハ株式会社自体、窯業系サイディングの大手企業なので、

横暖ルーフの存在を知っている方も多いのではないでしょうか?

 

横暖ルーフの特徴3選

横暖ルーフの主な特徴は以下の3つ。

・軽い

・風に強い

・発売から20年以上経過している

これから、新築住宅の工事やリフォーム、リノベーションを予定している方のために各特徴について説明します。

気になる方は一度参考にしてください。

 

軽い

まず、ガルバリウム鋼板を使用しているため、軽いです。

新築住宅の工事やリフォーム、リノベーションを行う上で屋根材の重さを意識したいところ。

重さにより、耐震性に差が生じます。

成田 崇
成田 崇
弊社が扱う屋根材の中では断トツに軽いです

粘土瓦の約10分の1の重さなので、カバー工法にも適しています。

屋根を強化したいと感じていている方は、

カバー工法に横暖ルーフを用いるかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

風に強い

上下の屋根を互いに引っ掛け合って張ることにより、

風に飛ばされにくくなるのも特徴のひとつ。

成田崇
成田崇
屋根材の上下ともに止付けるので風に強いのです

成田崇
成田崇
スレートは中央部分のみです

屋根材選びを行う上で台風の被害を最小限に抑えられるかどうかもポイントです。

 

発売から20年以上経過している

2000年に発売されており、多くの住宅に用いられています。

成田 崇
成田 崇
前身のチューオーという会社ら2000年に発売されました

耐用年数が40~50年と長いです。

欠陥屋根材が多い中、実際のお宅で結果の出ている屋根材を勧めたいのです。

 

横暖ルーフの種類

横暖ルーフと一口に言っても、いくつか種類があります。

納得のいく家づくりを行うなら、どのような製品があるかを知っておきたいところ。

ラインナップは以下の通り。

・横暖ルーフs

・横暖ルーフαs

・横暖ルーフプレミアムs

・横暖ルーフαプレミアムs

ここでは、各ラインナップについて触れていくので、屋根材に関心のある方は一度チェックしてください。

 

横暖ルーフs

横暖ルーフsは標準モデル。 シリーズの中でも最も安価です。

遮熱鋼板を使用することで遮熱性を高めている点が特徴に挙げられます。

また、断熱材を付帯されているので、断熱処理を省けるのもポイントです。

成田 崇
成田 崇
横暖ルーフSのみ20年以上の歴史がありますのでおすすめです

横暖ルーフαs

横暖ルーフαsはジョイント部分の気密性を高めたモデル。

室内の温度を一定に保ち、エアコンの効きを良くします。

横暖ルーフsとの価格差が少ないです。 断熱性にも優れています。

 

横暖ルーフプレミアムs

横暖ルーフプレミアムsは、フッ素樹脂遮熱鋼板を用いた屋根材。

横暖ルーフsに比べ費用がかかるものの、耐久性に優れています。

 

横暖ルーフαプレミアムs

横暖ルーフαプレミアムsは、横暖ルーフプレミアムsと同様にフッ素樹脂遮熱鋼板が用いられた屋根材。

色褪せしにくいのに加え、錆びにくいです。 ジョイント部分の気密性を高めています。

 

横暖ルーフを使用する際の注意点

屋根によっては、横暖ルーフを採用できない場合があるので注意してください。

採用するためには、屋根の勾配が2.5寸以上必要です。

傾斜が低いと設置できないので、事前に屋根の勾配を確認しましょう。

また、ある程度の費用がどうしてもかかります。

新築住宅の工事や屋根のメンテナンスを行う際、予算と相談したいところ。

 

どのような方に横暖ルーフがおすすめなのか

横暖ルーフは一体どのような方に適しているか気になっている方も多いのではないでしょうか?

主に以下の方におすすめです。

・メンテナンス費用を少しでも抑えたい方

・エアコンの使用量を少しでも減らしたい方

・外観を気にしている方

・保証を気にしている方

耐用年数が長く、短期間での交換が必要ありません。

成田 崇
成田 崇
屋根のカバー工法など屋根のリフォームに横暖ルーフはおすすめです

メンテナンスの手間を少しでも減らしたい方は横暖ルーフを一度チェックしたいところ。

その他にも、エアコンの使用を減らして光熱費を抑えたい方や外観にこだわっている方にも適しています。

また、穴開きや赤錆、変色などに関する保証が受けられます。

充実した保証を受け、予想外のアクシデントに備えたい方も採用するかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

横暖ルーフについて業者に相談するのが大事

屋根材を選ぶ際、住宅に関するノウハウが求められます。

これから、新築住宅の工事やリフォーム、リノベーションを予定している方は業者に一度相談したいところ。

場合によっては、資金計画に関するサポートを受けられるので、

予算が心配などの不安がある方は相談したい内容を一度整理しましょう。

分からないことをそのままにしてしまうと、後で大きなトラブルに発展するかもしれません。

相談する業者を選ぶ際、施工実績やアフターフォローの有無などの情報収集を行うことが大切です。

 

 

【南足柄市】での屋根カバー工法の費用は180万円

【南足柄市】で屋根のカバー工法が完了しました。

屋根のカバー工法の費用は180万円でした。

今回の南足柄市で使用したニチハ株式会社が製造・販売している

横暖ルーフは軽くて風に強いだけでなく、耐久性に優れています。

地震や台風などによる被害をできる限り最小限にしたい方は一度チェックしたいところ。

屋根の勾配によって、採用できない場合があるため、注意が必要です。

住宅の外観により、屋根の勾配も変わってきます。

業者と一度相談し、納得のいく家づくりを行ってください。

【南足柄市】までは車で40~50分で駆け付けます。

(株)いらかは平塚市の屋根専門会社です。

今回の南足柄市の事例のような屋根のリフォームを最も得意としております。

屋根だけではなく外壁塗装なども自社の職人を抱えて運営しております。

お見積りは無料ですのでお気軽にお問合せください。

【南足柄市】で屋根修理、屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

【イナバ物置】から雨漏り?!その修理方法と費用とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

【イナバ物置】から雨漏り?!その修理方法と費用とは?!

【イナバ物置】から雨漏りが発生していました。

なぜ雨漏りしているのかというと
この継ぎ目から雨漏りしてしまうのです。

 

この部分ですね。

このようにサビてしまうと雨水の侵入を止めるのは

かなり難しくなってきます。

 

物置や倉庫など勾配の緩い屋根材はサビやすい?!

なぜかと言えば勾配が

緩ければ緩いほど

屋根に雨水が留まるからなんです。

倉庫や物置屋根のメンテナンス方法とは?!

倉庫や物置の折板屋根の状態をチェックし、適切な方法でメンテナンスを行うことが重要です。

主なメンテナンス方法は以下の通り。

・屋根塗装

・カバー工法

・葺き替え工法

成田崇
成田崇
物置き屋根は鉄板であることが多いので錆びに対するメンテナンスがとても大事です。

早速ですが、各メンテナンス方法について説明します。

屋根塗装

折板屋根に色褪せや軽い錆などが見られた場合、屋根塗装で錆が拡がらないようにするケースがあります。

重ねを採用している折板屋根はボルトが露出しているので、早めに屋根塗装を行うのが大事。

ボルトが露出していると、錆が拡がりやすいです。

成田 崇
成田 崇
置屋根は鉄板であることが多いのでこまめに屋根塗装してください

まず、折板屋根の錆を落とします。

その後、錆止め塗料を下塗に塗布。 中塗りと上塗を行ったら完了です。

屋根にサビが発生し始まるともう手遅れになります。

カバー工法

カバー工法は、折板屋根の上に新しい屋根材を被せるメンテナンス方法。

廃材費がかからないのに加え、工期を短縮できるのがメリット。

今回の【イナバ物置】の雨漏りでは「カバー工法」で

雨漏りを止めることにしました。

メンテナンスをなるべく早く済ませたい方はカバー工法を一度検討してはいかがでしょうか?

鉄板小波の一枚もので仕上げました。

継ぎ目がないので以前のように継ぎ目のサビに気を使う必要がありません。

葺き替え工法

葺き替え工法は折板屋根を撤去し、新たな屋根材に葺き替える工法。

カバー工法で対処するのが難しい場合、葺き替え工法を行う必要が出てきます。

屋根を頑丈にしたいと感じている方は一度検討することをおすすめします。

葺き替え工法を行っている間、車庫などが機能しなくなる点に注意してください。

物置屋根をメンテナンスする頻度

10~15年ごとに折板屋根の点検を行い、必要に応じてメンテナンスを心掛けるのが大切です。

普段から、建物の状態に関心を持ちましょう。

折板屋根の耐用年数は15~20年程度。

耐用年数が近づいてきたら、新しい屋根材に交換するかどうか検討することをおすすめします。

折板屋根のメンテナンス費用

今回の【物置】屋根のカバー工法ですが

約35万円でした。

折板屋根のメンテナンスを進めていく上で一体どのくらいの費用がかかるかも知っておきたいところ。

メンテナンス費用の相場は以下の通りです。

・屋根塗装:約4,000~7,000円/㎡

・カバー工法:約5,000~8,000円/㎡

・葺き替え工法:約13,000~18,000円/㎡

どの業者に依頼するか・時期などにより、費用が変わってきます。

折板屋根のメンテナンスが必要だと感じた際は一体どのくらいの予算があるか把握しておきたいところ。

DIYで済ませられるのか

折板屋根のメンテナンスをDIYで済ませようとすると、高所での作業を行う必要があります。

装備が不十分だと、落下事故に遭う可能性があるので注意が必要です。

また、時期によっては高温になっているかもしれません。

成田 崇
成田 崇
倉庫や物置の屋根と言えども高所なので十分に気を付けてください

熱中症などに注意しつつ、作業を進めていくことになります。

その他にも、折板屋根に適した塗料選びができるかどうかもDIYのポイント。

DIYは建物に関する知識や技術が求められるので、業者に依頼することをおすすめします。

物置屋根をメンテナンスする業者の選び方

折板屋根のメンテナンスを業者に依頼する際、信頼できるかどうか加味した上で依頼する必要があります。

入念に情報収集を行うのがメンテナンスを成功させるポイント。

業者の選び方を何点か紹介するので、折板屋根のメンテナンスを予定している方は一度チェックしてください。

施工実績が豊富か

業者の施工実績が豊富かどうかは選ぶ決め手。

公式サイトなどで過去の施工実績をチェックしてください。

また、創立年と設立年から折板屋根のメンテナンスの経験が豊富かどうかも判断する必要があります。

アフターフォローが充実しているか

工事が済んだら終わりではなく、その後のメンテナンスも重要です。

気になる業者を見つけたら、どのような保証を用意しているかも把握したいところ。

業者の理念に共感できるか

業者が一体どのような理念を掲げているかも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

公式サイトなどに記載されている理念に共感した上で依頼することをおすすめします。

施工エリア

施工エリアは業者によって異なります。

場合によっては施工エリア外でも依頼することができますが、

諸経費が想像以上に高くなってしまうかもしれません。

施工エリアの範囲内かどうかで依頼するかどうか判断したいところ。

屋根に関するアドバイスを分かりやすく行うか

屋根に関するアドバイスを的確に行うかどうかも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

リノベーションなどを進めていく上で疑問を解消することが大切。

疑問をそのままにしてしまうと、後で大きなトラブルに発展してしまう恐れがあります。

まとめ

物置屋根のメンテナンス方法は

・屋根塗装

・カバー工法

・葺き替え工法の3つです。

状態に応じて、メンテナンス方法を使い分けることになります。

また、費用や工期はメンテナンス方法によって変わるので、リノベーションなどを予定している方は注意したいところ。

これから物置屋根のメンテナンスを予定している方は信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?

 

 

物置からの雨漏り物置屋根修理のご相談はこちらまで

 

 

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成田 崇

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〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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立平葺きの施工方法と注意点を紹介!実践ガイド|平塚・株式会社いらか|屋根専門

立平葺きの施工方法と注意点を紹介!実践ガイド

成田崇
成田崇

屋根修理・屋根リフォームの費用を抑えるために立平葺きを選択する方が多いです。

納得のいく施工を行うためには、費用や工期などを意識したいところ。

近いうち、業者に屋根のメンテナンスを依頼しようと考えているのではないでしょうか?

今回は立平葺きの施工方法と注意点について紹介します。

立平葺きの施工方法

立平葺きの施工を行う際、手順がいくつかあります。

屋根修理・屋根リフォームのイメージを掴むためにも、どのように施工が進められるか押さえておくのが大事。

早速ですが、立平葺きの施工方法について解説します。

屋根の状態を確認

まずは屋根の状態を確認するところから始まります。

どのくらい劣化しているかはもちろん、屋根の面積や勾配などを把握。

立平葺きを行う際、板金工場で屋根のサイズに合わせて板金を加工し、現場に持ち出します。

古い屋根材を撤去

葺き替え工法の場合、古い屋根材を撤去していきます。

屋根材が落下することで事故に発展する恐れがあるので、丁寧に作業を進めていくのがポイント。

野地板を張る

古い屋根材の撤去が済んだら、野地板を張ります。

野地板は屋根の下地材です。

屋根材を固定させるのが野地板の役割。

防水シートを張る

野地板の上に防水シートを張ります。

長期にわたって住み続けるためには、雨漏りの対策が重要になってきます。

防水シートは雨漏りを防ぐための物。

ルーフィングと呼ばれています。

立平葺きの取り付け

屋根のサイズに合わせて加工した板金を取り付けていきます。

仕上がりを綺麗にするために不陸を調整するのがポイント。

住宅によっては雪止めを取り付ける場合があります。

屋根修理・屋根リフォームを進める際、落雪対策が必要な気候かどうか意識してください。

立平葺きのメリット

立平葺きを用いる際、どのようなメリットがあるか押さえておきたいところ。

主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

・緩勾配に対応

・ドーム型の屋根に対応

・カバー工法で工期を短縮できる

・地震対策ができる

ここでは、立平葺きのメリットについて説明するので、屋根修理・屋根リフォームを近いうちに予定している方は一度チェックしてください。

緩勾配に対応

立平葺きは緩勾配に対応しているのがメリット。

勾配が低いと、風の影響を受けにくくなります。 また、落雪対策に適しています。

ドーム型の屋根に対応

屋根修理・屋根リフォームを進めていく上で屋根の形状が重要。

屋根の形状に適した屋根を用いることになります。

立平葺きはドーム型の屋根に適しているのもメリットです。

カバー工法で工期を短縮できる

カバー工法に立平葺きを用いる場合、工期を短縮することが可能。

工期が短くなることにより、屋根修理・屋根リフォームにかかる費用を抑えられます。

人によっては十分な予算を用意できないと感じている方も多いのではないでしょうか?

地震対策ができる

立平葺きは軽量なので、地震対策ができるのもメリット。

屋根の重さにより、揺れやすさが変わってきます。

軽ければ軽い程、揺れにくくなります。

屋根修理・屋根リフォームを進めていく際、自然災害における被害を想定してください。

立平葺きの注意点

立平葺きの施工時に一体どのような点に注意すれば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

主な注意点は以下の通りです。

・複雑な形状の屋根に適していない

・雨音が響きやすい

・太陽の熱を吸収しやすい

・荷降ろしするためのスペースが必要

ここでは、立平葺きの注意点について説明します。

複雑な形状の屋根に適していない

立平葺きは複雑な形状の屋根に適していない点がデメリット。

切断などの作業が増えるので、工期が長くなります。

シンプルな形状に適しています。

雨音が響きやすい

雨音が響きやすいのも注意点のひとつ。

室内で快適に過ごすためには、騒音対策が重要になってきます。

雨音対策として、遮音シートと断熱材が挙げられます。

太陽の熱を吸収しやすい

立平葺きはガルバリウム鋼板を用いる関係上、太陽の熱を吸収しやすい点に注意してください。

太陽の熱を吸収することにより、室内の気温が上がってしまいます。

断熱材や遮熱シートで暑さ対策を行っていくことになります。

荷降ろしするためのスペースが必要

立平葺きで屋根修理・屋根リフォームを進めていく際、荷下ろしするために十分なスペースを確保しないといけない点に注意。

継ぎ目がないので、トラックで現場まで搬入します。

まとめ

立平葺きは葺き替え工法だけでなく、カバー工法に適した屋根。

野地板と防水シートを張った後に屋根のサイズに加工した板金を取り付けます。

取り付けた後、不陸の調整などが行われます。

継ぎ目のない板金を用いる関係上、複雑な形状の屋根に適していない点に注意が必要。

屋根の形状を踏まえ、適切な屋根修理・屋根リフォームを進めましょう。

立平葺きなどの悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してください。

適切なアドバイスを受け、屋根修理・屋根リフォームのプランを決めるのが住宅に関する悩みを解消するポイントです。

 

屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

 

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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ダイワハウスにお住いの方必見!【秦野市】でLIXIL Tルーフカバー工法が完了!価格とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

【秦野市】でLIXIL Tルーフカバー工法が完了しました。

今回の屋根材はLIXIL Tルーフクラシックです。
成田崇
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【ダイワハウス】で建てた築20年の建物でした。

もともとは屋根も塗装予定でしたが

高圧洗浄したところ

写真のように真っ白になってしまい、心配になり

屋根のカバーを検討されたそうです。

ほんとにスレート屋根塗装は必要ですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

天窓も経年劣化が心配でした

天窓の寿命は25年前後と言われいるので

今回はほとんど使っていない天窓は撤去することにしました。

 

 

天窓を撤去しベニヤで塞ぎます。

ルーフィングはカバー工法の定番「タディスセルフカバー」にて

屋根カバー用ルーフィング、タディスセルフってなんですか?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

天窓撤去後の室内って?!

天窓撤去後は化粧ベニヤを貼ります。

仕上がりはこんな感じです。

さて今回の【秦野市】で使った屋根材、LIXIL のTルーフとは?!

TルーフはLIXILから発売されている屋根材。 鋼板と天然石が用いられています。

多くの業者がTルーフを取り扱っているので、名前だけでも耳にした方もいるのではないでしょうか?

Tルーフを施工する前はこのような状態でした。

高圧洗浄の影響で白くなっています
成田崇
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Tルーフの特長

屋根材ごとに特長が異なるので、予算などを踏まえた上で採用するかどうか判断するのが重要です。

これから屋根修理または屋根リフォームを予定している方に向けてTルーフの特長について紹介します。

軽量

軽量なので、住宅に対する負担を軽減できるのがポイント。

専用ビスでTルーフを固定するため、住宅を支えられるのもメリットに挙げられます。

また、瓦が落下するリスクを軽減することができます。

屋根が軽いと、揺れにくくなるので、自然災害のリスクが心配な方は屋根修理または屋根リフォームにTルーフを用いてはいかがでしょうか?

カバー工法が行いやすい

Tルーフは軽いだけでなく、アスベストなどの有害物質が含まれていないのでカバー工法に適しています。

 

まさしく今回の秦野市の例はカバー工法でした。
成田崇
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カバー工法は廃材が少ないため、工期を短縮できるのがメリット。

屋根修理または屋根リフォームを少しでも安く抑えたいと感じている方はTルーフを用いたカバー工法を行うかどうか検討することをおすすめします。

優れた耐久性

耐久性に優れているのもTルーフの特長。

美観を10年間保証しているのに加え、30年間の基材保証があります。

インターロッキング工法による固定

Tルーフは上下の屋根材を連結させるインターロッキング工法を採用しているのも特長のひとつ。

屋根面全体を一体化させることで強風時に剥がれにくくしています。

空気層による暑さ・露対策が可能

Tルーフと下地の間の空気層による遮熱・防露効果も特長に挙げられます。

遮熱性と防露性を高めることにより、野地板や下葺材が劣化しにくくなるのもTルーフのメリット。

雨音が響きにくい

Tルーフに用いられている天然石が雨音を吸収・拡散します。

雨音が響きにくいので、騒音に悩まされにくくなります。

バリエーションが豊富

Tルーフはバリエーションが豊富なので、住宅のテーマ・コンセプトに合わせて色や柄を選択することが可能。

屋根修理または屋根リフォームを成功させるためにも、屋根材のデザインについて関心を持つ子が大切です。

Tルーフのバリエーションは以下の3つが挙げられます。

・TルーフクラシックN

・Tルーフヴェルウッド

・TルーフモダンN

今回はTルーフクラシックです。
成田崇
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Tルーフの価格

Tルーフの価格は1㎡あたり約8,500円~

30坪の住宅の場合、Tルーフを用いた屋根修理または屋根リフォームにかかる費用は約150万~250万円かかります。

屋根の大きさによって、費用が変わってきます。

屋根修理または屋根リフォームの費用を十分に用意できない場合、補助金を活用することが大事。

補助金を受け取るためには、いくつか条件を満たさないといけません。 自治体や時期によって補助金を受け取る条件が異なります。

Tルーフの注意点

Tルーフを用いて屋根修理または屋根リフォームを進める際、注意しないといけないことがいくつか存在します。

表面にコーティングされた天然石が剥がれやすく、雨樋などに溜まる場合がある点に注意。

時間の経過に伴い、剥がれ落ちなくなります。

また、断熱材と一体化したガルバリウム鋼板に比べると、断熱性が劣る点も意識しましょう。

暑さや寒さ対策を行う際は屋根材の断熱性が重要です。

ダイワハウスにお住まいの方ご相談ください。

屋根修理または屋根リフォームを成功させるためにも、信頼できる業者を見つけてください。

業者選びを行う際はポイントをいくつか押さえる必要があります。 ここでは、業者選びのポイントを紹介します。

Tルーフの扱いに慣れているか

Tルーフの扱いに慣れているかどうかが依頼するかどうかの決め手。

業者によってはTルーフの扱いに慣れていない可能性もゼロではありません。

過去の施工事例などをチェックし、Tルーフを扱った施工を行っているか把握してください。

保証内容が充実しているか

いざという時に備え、保証内容についても押さえておきたいところ。

屋根修理または屋根リフォームが済んだら終わりではなく、その後のアフターフォローも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

見積書の内容

屋根修理または屋根リフォームを進めていく上で見積書の内容が重要。

どのような費用がかかるかを正確に把握した上で業者と契約を結びましょう。

見積書に曖昧な部分がある場合は業者に質問し、疑問を解消してください。

創業年・設立年

気になる業者を見つけたら、創業年・設立年をチェックすることをおすすめします。

業者によっては、長年にわたって屋根修理または屋根リフォームに携わっているかもしれません。

歴史が浅い業者の場合、経営理念などをチェックし、屋根修理または屋根リフォームにどのくらい携わっているかを把握することが大切です。

まとめ

LIXILのTルーフは耐久性や耐震性などに優れた屋根材。

デザインも豊富なので、住宅のテーマやコンセプトに合わせやすいです。

1㎡あたり約8,500円~

屋根の大きさなどを踏まえた上でTルーフを屋根修理または屋根リフォームに用いるかどうか検討することが大切。 屋根材に関する悩みがある方は業者と密に相談し、悩みをひとつひとつ解消してください。

 

 

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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