2023年10月30日
ポリカ屋根をDIYで修理する方法とは?!
雨風などを凌ぐために屋根を定期的にメンテナンスする必要があります。
費用を少しでも抑えるため、DIYで済ませようと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回はポリカ屋根をDIYで修理する方法について説明します。
ポリカ屋根をDIYで修理する方法
DIYでポリカ屋根を修理していくためには、どのような工程があるかを押さえておきたいところ。
修理の工程は以下の通りです。
修理に必要な道具を揃える
↓
既存のポリカ屋根を撤去する
↓
新しいポリカ屋根を用意する
↓
ポリカ屋根を設置する
早速ですが、各工程について説明するので、気になる方は一度参考にしてください。
修理に必要な道具を揃える
まずはポリカ屋根を修理するための道具を揃えるところから始めます。
用意する主な道具は以下の通り。
・ポリカーボネート製の波板
・カッター
・ハサミ
・マジック
・電動ドライバー
・ビス
・釘
・はしご
・掃除用具
道具を揃える際、ホームセンターや通販サイトなどを利用することになります。
既存のポリカ屋根を撤去する
道具を揃えたら、既存のポリカ屋根を撤去してください。
撤去時に清掃を行い、雨桶の内部を綺麗にするのが大切です。
雨桶にゴミなどが溜まっていると、雨漏りなどの問題が発生するかもしれません。
新しいポリカ屋根を用意する
ポリカーボネート製の波板を屋根の面積に合わせて切断します。
切断時に軍手をつけ、ケガを防ぐのがポイント。
住宅によって、屋根の面積が異なります。
修理する前にポリカーボネート製の波板がどのくらい必要になるかチェックしましょう。
ポリカ屋根を設置する
ポリカーボネート製の波板を切断し終えたら、屋根の支柱に設置してください。
強風で煽られにくくするために5山おきに留め具を設置するのがポイント。
山側に留め具を付け、谷側に雨水が通過するようにします。
ポリカ屋根の修理をDIYで済ませるのをおすすめしない理由
ポリカ屋根の修理はDIYで済ませるのではなく、業者に依頼するのがおすすめです。
DIYをおすすめしない理由は以下の通り。
・道具を揃えるのに手間がかかる
・落下などの事故が発生する場合がある
・設置するのに失敗する場合がある
・温度差に注意する必要がある
ここでは、おすすめしない理由について取り上げます。
道具を揃えるのに手間がかかる
修理に必要なポリカーボネート製の波板などを揃えるのに手間がかかってしまいます。
人によっては道具を揃えるのが面倒だと感じているのではないでしょうか?
落下などの事故が発生する場合がある
ポリカ屋根の修理は高所での作業が伴うため、落下などの事故が発生する恐れがあります。
ケガなどのリスクを避けるためにも、DIYで修理を済ませるのは避けておきたいところ。
安全管理を行い、事故が発生する可能性を抑えるのがポリカ屋根の修理を行う上で重要です。
設置するのに失敗する場合がある
留め具の取り付け箇所を間違えるなど、施工に失敗する場合があるのもおすすめしない理由のひとつ。
DIYで修理するためには、知識や技術、経験が必要です。
温度差に注意する必要がある
ポリカ屋根は温度差によって変形するので、変形することを加味した上で施工を進めましょう。
わずかな破損が見られたらすぐに修理するのが大事
ポリカ屋根にわずかな破損が見られたら、すぐに修理してください。
ひび割れなどを放置し続けると、台風などによって想像以上の被害が発生するかもしれません。
ポリカ屋根の修理を行う業者の選び方
ポリカ屋根の修理を行う業者を選ぶ際、
一体どのような部分をチェックする必要があるのか気になっている方が多いのではないでしょうか?
トラブルを避けるためにも、信頼できる業者を見つけるのが大事。
ここでは、依頼する業者の選び方について説明します。
施工実績が豊富かどうか
長年にわたって屋根修理や屋根リフォームに携わっているかどうかチェックする必要があります。
施工事例はもちろん、創業年や設立年を踏まえた上で相談を進めてください。
自社で施工を行っているか
業者によっては自社職人が在籍しています。
外注の有無で費用が変わってきます。
少しでも屋根修理や屋根リフォームの費用を抑えるためにも、自社職人が施工を行うかどうかチェックしてください。
どのようなスタッフが在籍しているか
業者に在籍しているスタッフが一体どのような資格を取得しているかも相談するかどうかの決め手。
知識や技術に優れたスタッフに施工を依頼したいと考えている方が多いのではないでしょうか?
見積書が分かりやすいか
見積書の内容を踏まえ、契約を進めていくことになります。
使用する部材や施工内容、費用の内訳などを細かくチェックし、疑問に感じた部分を業者に質問してください。
まとめ
ポリカ屋根の修理はDIYで行うことができるものの、危険が伴うので注意が必要。
道具を揃えるのが面倒または知識や技術に自信がないなどの
悩みがある方は信頼できる業者に一度相談することをおすすめします。
ポリカ屋根にひび割れなどが見られた際はできる限り早めに対処してください。
ポリカ屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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