ブログ

スーパーガルテクトと横暖ルーフの違い3選!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スーパーガルテクトと横暖ルーフの違い3選!

成田崇
成田崇
今回はよく比較される「スーパーガルテクト」と「横暖ルーフ」についてです

さまざまな屋根材が存在しており、屋根修理や屋根リフォームに一体何を用いるか迷っている方も多いのではないでしょうか?

各屋根材の特徴を比較し、どれを用いるか判断したいところ。

 

今回は、スーパーガルテクトと横暖ルーフの違いを全部で3つ紹介します。

 

スーパーガルテクト・横暖ルーフとは一体何か

人によってはスーパーガルテクト・横暖ルーフを初めて知った方もいるのではないでしょうか?

まずは各屋根材について紹介します。

 

スーパーガルテクト

スーパーガルテクトはアイジー工業株式会社が製造・販売している屋根材。

断熱材と一体になっています。

接合部分にも断熱材を充填することで遮熱性と断熱性を高めているのが特徴に挙げられます。

 

横暖ルーフ

横暖ルーフはニチハ株式会社が製造・販売している屋根材。

遮熱鋼板と断熱材を一体にすることにより、耐久性と遮熱性を向上しています。

洋風住宅はもちろん、和風住宅に適したデザインです。

成田崇
成田崇
スーパーガルテクトは後発で、断熱材入りの板金屋根の元祖は「横暖ルーフ」です。

 

スーパーガルテクトと横暖ルーフの違い3選

スーパーガルテクトと横暖ルーフに一体どのような違いがあるか気になっているのではないでしょうか?

主な違いとして、以下の3つが挙げられます。

・表面の加工

・カラーバリエーション

・屋根材の厚み

各違いを押さえた上で屋根修理や屋根リフォームを進めるのが重要。

屋根材選びに悩んでいる方のためにスーパーガルテクトと横暖ルーフの違いについて説明するので、

気になる方はチェックしてください。

 

表面の加工

表面の加工に違いがあります。

スーパーガルテクトはちぢみ塗装を行っているため、ちぢみ模様が見られます。

それに対し、横暖ルーフは表面がほぼ平ら。

屋根材の表面により、住宅の印象が大きく変わってきます。

 

カラーバリエーション

カラーバリエーションも違いのひとつ。

屋根修理や屋根リフォームを行う際、屋根材の色を意識する必要があります。

ここでは、どのようなカラーバリエーションがあるかについて紹介します。

 

スーパーガルテクトのカラーバリエーション

スーパーガルテクトのカラーバリエーションは以下の通り。

・Sシェイドブラック

・Sシェイドブラウン

・Sシェイドブルー

・Sシェイドモスグリーン

・Sシェイドチャコール

・Sシェイドワインレッド

コンパクトサイズのスーパーガルテクトCはSシェイドブラックとSシェイドブラウンの計2種類です。

遮熱性フッ素樹脂塗装を採用したスーパーガルテクトフッ素はSFブラック・SFブラックの計2種類存在します。

狭い現場にスーパーガルテクトCを用いることができる反面、

スーパーガルテクトに比べてカラーバリエーションが少ない点に注意が必要。

 

横暖ルーフのカラーバリエーション

横暖ルーフもモデルによってカラーバリエーションが異なります。

屋根修理や屋根リフォームを行う際、どのモデルを用いるか一度検討してください。

横暖ルーフSのカラーバリエーションは以下の通り。

・KブラックS

・KブラウンS

・KグリーンS

南欧風スタイルの横暖ルーフαS窯変のカラーバリエーションとして、以下のものが挙げられます。

・テラコッタS

・ブリックS

・モダンS

接合部分の気密性を高めた横暖ルーフαSのカラーバリエーションは以下の4つです。

・KブラックS

・KブラウンS

・KグリーンS

・KキングロS

横暖ルーフSにはないKキングロSが存在するので、気になる方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

また、横暖ルーフプレミアムSと横暖ルーフαプレミアムSのカラーバリエーションとして、以下の3つが挙げられます。

・FブラックS

・FブラウンS

・FグリーンS

 

屋根材の厚み

厚みもスーパーガルテクトと横暖ルーフの違い。

スーパーガルテクトの厚みは最大16mmです。

写真は上から
・横暖ルーフαS

・スーパーガルテクト

・横暖ルーフS

です。

それに対し、横暖ルーフはモデルによって異なります。

横暖ルーフの厚みは以下の通り。

・横暖ルーフS:最大12mm

・横暖ルーフαS窯変:最大17mm

・横暖ルーフαS:最大17mm

・横暖ルーフプレミアムS:最大12mm

・横暖ルーフαプレミアムS:17mm

 

過去の施工事例を踏まえた上でどちらを選択するかがポイント

スーパーガルテクトまたは横暖ルーフのどちらか一方を選択する際、

過去の施工事例を一度チェックすることをおすすめします。

どのような仕上がりになるかイメージした上で屋根修理や屋根リフォームを進めることが重要です。

 

業者に屋根材選びなどのアドバイスを受けるのが大事

スーパーガルテクトまたは横暖ルーフを用いて屋根修理や屋根リフォームを行う際、業者に一度相談しましょう。

適切なアドバイスを受け、屋根材などに関する悩みを解消するのが失敗しないためのポイント。

最後に、業者選びのポイントについて解説するので、

屋根修理や屋根リフォームを近いうちに予定している方は参考にしてください。

 

 

スーパーガルテクトまたは横暖ルーフの扱いに慣れているか

気になる業者を見つけたら、スーパーガルテクトまたは横暖ルーフの扱いに慣れているかどうかチェックする必要があります。

過去の施工事例から一体どのような屋根材を用いているかを踏まえ、依頼するかどうか判断したいところ。

 

見積もりが分かりやすいか

業者を選ぶ決め手のひとつに見積もりが挙げられます。

施工について詳細に記載されているかどうかチェックし、納得いく場合は契約を進めていくことになります。

費用などについて疑問がある場合は業者に質問するのが大事。

 

細かく点検するか

屋根の状態を細かく点検するかどうかも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

雨漏りが屋根から発生している場合、原因がどこにあるかなどを詳しく調べる必要があります。

 

保証内容が充実しているか

屋根修理や屋根リフォーム後のアフターフォローも重要。

施工してから何ヵ月後に点検を行うかなどを踏まえ、依頼するかどうか判断してください。

 

まとめ

スーパーガルテクトと横暖ルーフは表面の仕上がりやカラーバリエーション、厚みに違いがあります。

過去の施工事例をチェックするだけでなく、業者から適切なアドバイスを受け、どちらを用いるか判断するのが大事。

これから、屋根修理や屋根リフォームを予定している方は業者に一度相談してはいかがでしょうか?

 

 

横暖ルーフやスーパーガルテクトのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町