2023年07月13日
スレート屋根が割れた!
屋根を見てみたら
スレート屋根材が割れている・・・・
もしそうなった場合どんなリスクが想定されるでしょうか?
・屋根から雨漏り
・屋根材が脱落し車や人に当たる
などが心配されると思います。
一つ一つ解説していきます。
屋根材の脱落
屋根材の脱落可能性は当然ありますので
早めの対処をお勧めします。
実際に車などに落下した場合は確実に修理費用を請求させることになります。
それでは雨漏りについて
実は屋根が割れたからと言ってすぐには雨漏りはしません。
なぜならば屋根材の下に「防水シート」が張ってあるためです。
防水シート(ルーフィング)ってなに?!
実は屋根材の下にはこのように
黒い防水シート(ルーフィング)が張ってあります。
ですので屋根が割れたからと言って
直ぐには雨漏りしないのです
ルーフィングの寿命
種類によって寿命が異なりますが、ルーフィングの寿命は30年前後。
耐用年数より約1年前のタイミングで屋根のメンテナンスを行い、住宅を最適な状態にすることが大切です。
年数を重ねるごとにルーフィングが劣化します。
普段から屋根の状態に気を配り、屋根修理または屋根リフォームが必要かどうか把握してください。
ルーフィングが寿命を迎えると一体どんな問題が発生するか
ルーフィングが寿命を迎えてしまうと、屋根の隙間を埋めることができなくなります。
結果、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
住宅の寿命を縮めてしまうので、寿命を迎えたらいち早く交換することが大切。
ルーフィングは雨水の侵入を防ぎ、雨漏りによる被害を最小限にするため、安心して生活を送る上で欠かせません。
ルーフィングが劣化していくと一体どのような症状が見られるか
ルーフィングの寿命が近づくにつれ、以下のものが見られるようになります。
・穴
・破れ
赤丸がルーフィングの穴です
環境によってルーフィングの寿命が変わる
ルーフィングは環境によって想定よりも早く寿命を迎えてしまうかもしれません。
寿命が長いから大丈夫と感じている方も多いのではないでしょうか?
どこに住宅が建っているかで寿命が変化するため、注意したいところ。
寿命を縮める主な原因として、以下のものが挙げられます。
・日差し
・潮風
・雪
強い日差しや潮風の影響を長期間受け続けていると、劣化が促進します。
また、雪の重量によって耐えられなくなってしまう可能性があるので、雪下ろしを行って屋根の負担を減らすのが大事。
ルーフィング選びのポイント
ルーフィングを交換する際、どのようなポイントを押さえたら良いか気になっている方も多いのではないでしょうか?
ルーフィングはいくつもの種類が存在するので、1つ1つの特徴を細かくチェックすることが大切です。
ここでは、ルーフィング選びのポイントについて解説するので、
屋根修理または屋根リフォームを検討している方は参考にしてください。
ちなみに弊社ではライナールーフを標準としております
ルーフィングの施工は信頼できる業者に依頼するのが大事
屋根修理または屋根リフォームを行う際、信頼できる業者に依頼しましょう。
ルーフィングの施工で失敗しないためには、十分な知識と技術が求められます。
ここでは、業者を選ぶポイントについて説明するので、気になる方は参考にしてください。
見積もりが分かりやすいか
屋根修理または屋根リフォームを進めていく上で見積もり内容を細かくチェックする必要があります。
見積もり内容に問題がない場合、契約を行います。
業者選びを行う際は見積もりが分かりやすいかどうかチェックし、分からない部分があれば、業者に質問してください。
どのような施工実績があるか
過去の施工実績を踏まえ、依頼するかどうか判断するのも重要。
費用や工期などの情報を把握することができます。
保証内容が充実しているか
施工が終わった後も住宅のメンテナンスを定期的に行うことが大切です。
いざという時に備え、どのような保証を用意しているかチェックしてください。
まとめ
スレート屋根が割れたからと言って
直ぐには雨漏りしません。
なぜなら屋根材の下には防水シート(ルーフィング)が張ってあるからです。
ルーフィングの寿命は30年前後ですが、環境によっては想像よりも早く寿命を迎えてしまうかもしれません。
これから新築を建てようと考えている方は積雪量が多いかなどの情報を収集することをおすすめします。
ルーフィングの交換は雨漏りによる被害を最小限にするだけでなく、家族や資産を守る事にも繋がります。
屋根材の割れ、雨漏り、屋根修理のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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