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モニエル瓦って塗装できるんですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦って塗装できるんですか?!

同じ住宅に少しでも長く住み続けるためには、屋根のメンテナンスが求められます。

成田崇
成田崇
ちなみにモニエル瓦を塗っても瓦自体の寿命は伸ばせません

モニエル瓦は数ある屋根材のひとつ。

人によっては、モニエル瓦は塗装できるのかどうか疑問に感じているのではないでしょうか?

リノベーションなどを予定している方に向けてモニエル瓦は塗装できるのかどうかについて解説するので、気になる方は参考にしてください。

モニエル瓦は塗装できるのか

モニエル瓦自体は塗装することが可能。

メンテナンス次第では、数十年にわたって設置し続けることができます。

どの屋根材においても、定期的に状態をチェックし、適切なメンテナンスを行ってください。

モニエル瓦を塗装する際のポイント

モニエル瓦のメンテナンスで再塗装を行う場合、ポイントをいくつか押さえておく必要があります。

成田崇
成田崇
屋根材は最も過酷な環境にさらされます

主に以下の点を意識したいところ。

・専用の塗料を用いる

・スラリー層を取り除いてから再塗装を行う

・劣化しているのをいち早く察知する

屋根材について関心のある方に向けてモニエル瓦を塗装する際のポイントについて解説します。

専用の塗料を用いる

モニエル瓦の塗装はどの塗料でも良いわけではありません。

専用の塗料を用いて塗装を進めることが大切です。

リノベーションを行う上で一体どのような塗料が用いられているか把握してください。

専用の塗料以外を用いてしまうと、施工不良などに繋がる恐れがあります。

また、塗料により、浸透性や密着性、耐候性などが変わってきます。

塗料の性能だけでなく、立地条件を踏まえた上でモニエル瓦の塗装を進めるのが重要。

適切な塗料選びを行うためには、専門的な知識が求められます。

スラリー層を取り除いてから再塗装を行う

再塗装で失敗しないためにも、まずはスラリー層を取り除くことが大切です。

スラリー層は防水性に優れた層。

再塗装の際にスラリー層を綺麗に取り除いていないと、塗膜が古くなったスラリー層と一緒に剥がれる恐れがあります。

劣化しているのをいち早く察知する

モニエル瓦を塗装する必要があるかどうかの判断基準として、以下のものが挙げられます。

・チョーキング

・塗膜の剥離

モニエル瓦に白い粉がついているのを確認した際は再塗装を行うかどうか一度検討してください。

成田崇
成田崇
モニエル瓦を塗っても屋根材の寿命は延びないです

住宅の寿命を少しでも長くするためにも、適切なメンテナンスが必要です。

塗膜の剥離以外にも、ズレや滑落などが発生しているかも把握したいところ。

モニエル瓦の状態によって、メンテナンスの方法が変わってきます。

モニエル瓦の塗装に用いられている塗料

モニエル瓦の塗装に一体どのような塗料が用いられているか気になっている方も多いのではないでしょうか?

主に以下の塗料が用いられています。

・スラリー洋瓦用シーラー

・マイルドシーラーEPO

・マイティーシリコン

・スラリー強化プライマーⅡ

・クールタイトF

・モニエルパワープライマー

ここでは、各塗料の特徴について説明します。

スラリー洋瓦用シーラー

スラリー洋瓦用シーラーは、スラリー層を補強するための塗料。

速乾性に優れているので、塗装にかかる時間を短縮するのに適しています。

マイルドシーラーEPO

マイルドシーラーEPOは臭いが強くなく、下地を補強するのが特徴に挙げられます。

スラリー層以外の塗膜との密着性が良いのもメリット。

マイティーシリコン

マイティーシリコンは密着性と浸透性に優れた塗料です。

シーラーが必要ないため、塗装にかかる時間を短縮することができます。

防カビ性や防藻性にも優れているので、

カビなどの対策を検討している方はマイティーシリコンをチェックしてはいかがでしょうか?

スラリー強化プライマーⅡ

スラリー強化プライマーⅡはモニエル瓦とスラリー層の密着性を補強するための塗料。

上から塗装できる塗料がいくつか存在しているのに加え、臭いが強くないのも特徴に挙げられます。

クールタイトF

クールタイトFは遮熱性に優れています。

屋根の遮熱性を上げることにより、室内の温度が上がりにくくなるのがメリット。

その他にも、耐久性や防カビ性、防藻性があるのも特徴に挙げられます。

モニエルパワープライマー

モニエルパワープライマーは塗膜剥離などを抑えるのに適した塗料です。

溶剤系塗料を上塗り材に用いることができるのがポイント。

モニエル瓦の塗装は信頼できる業者に依頼するのがおすすめ

モニエル瓦の塗装は知識や技術が必要なので、信頼できる業者に依頼する必要があります。

どこに依頼するか迷っている方も多いのではないでしょうか?

最後に、塗装を依頼する業者の選び方について説明します。

過去にどのような屋根材を扱っていたか

施工実績からモニエル瓦の扱いに慣れているかどうかを把握することが大切です。

工事の内容はもちろん、費用や工期、依頼内容などをチェックし、依頼するかどうか判断してください。

塗装に関する見積もりが分かりやすいか

屋根に限らず、塗装を依頼する際は使用する塗料は何か

・塗料の量

・施工面積

などを把握する必要があります。

トラブルを避けるためにも、見積もり内容を細かくチェックしましょう。

見積もり内容で分からないことがある際は業者に質問し、疑問を解消したいところ。

施工後の保証は何か

塗装後に一体どのようなサポートを行っているかも依頼するかどうかの決め手です。

いざという時に備え、アフターフォローが充実している業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

モニエル瓦はデザイン性などに優れている反面、塗装などのメンテナンスを適切に行う必要があります。

チョーキングや塗膜の剥離があるかどうかを確認した上で塗装を行ってください。

モニエル瓦の扱いは専門的な知識と技術が求められるので、

モニエル瓦の扱いに慣れた業者に相談し、屋根に関する悩みを解消しましょう。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

モニエル瓦ってなに?! 特徴3選!!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦ってなに?!特徴3選!

屋根に用いられる瓦により、見た目の印象が大きく変わります。
瓦には種類がいくつか存在しているので

どれを用いれば良いか迷っている方も多いかもしれません。

成田崇
成田崇
写真の瓦はモニエルのセンチュリオンという屋根材です。

今回はモニエル瓦の特徴について解説するので、興味のある方は一度参考にしてください。

モニエル瓦とは

モニエル瓦はコンクリート製の瓦。
乾式コンクリート瓦と呼ばれています。

日本モニエル株式会社が販売していたことでも知られており、多くの建物に用いられている屋根材です。

成田崇
成田崇
モニエルは 高級な洋風住宅に多く用いられました。

モニエル瓦の特徴3選

リノベーションなどを行う上でモニエル瓦には一体どのような特徴があるか押さえておきたいところ。
主に以下の特徴が挙げられます。

・優れた耐震性
・優れた断熱性
・優れたデザイン性

これから、リノベーションや新築住宅の工事を予定している方のために各特徴について解説します。
モニエル瓦に関心のある方は一度参考にしてください。

優れた耐震性

粘土瓦よりも軽く、耐震性に優れているのがモニエル瓦を用いるメリット。
長期にわたって住み続けるためには、自然災害による被害を最小限にすることが大切です。
住宅の耐震性を高める方法のひとつに軽い屋根材を用いることが挙げられます。
着色スラリーを塗装することにより、強度を上げているのもモニエル瓦のポイント。

優れた断熱性

断熱性に優れているのもモニエル瓦の特徴です。
モニエル瓦に用いられている着色スラリーは断熱性に優れています。

成田崇
成田崇
モニエルは セメント瓦ですが性能は陶器瓦と大きくは変わりません。

室内で快適に過ごすためには、屋根の断熱性に目を向けたいところ。

優れたデザイン性

モニエル瓦はデザイン性に優れています。
和型だけでなく、洋型などのデザインも存在します。
リノベーションなどを行う際は住宅の雰囲気に合ったモニエル瓦を選択してください。
色合いや形状によって住宅の印象が大きく変わってきます。

モニエル瓦を用いる際の注意点

モニエル瓦を用いる上で注意したいことがいくつか存在します。
主な注意点は以下の通り。

・十分なメンテナンスが必要
・金属瓦より重い

屋根材のメリット・デメリットを踏まえた上でリノベーションを進めていきましょう。
ここでは、モニエル瓦を用いる際の注意点について説明します。

十分なメンテナンスが必要

着色スラリーが劣化してしまうと、表面が粉っぽくなる点に注意する必要があります。


古くなった着色スラリーをできる限り取り除かないと、塗装が剥がれやすくなるので再塗装を予定している方は注意してください。

成田崇
成田崇
モニエルの最大の欠点は褪色してしまう部分です。対して陶器瓦はほとんど変わりません。

また、防水性が無いので、カビやコケが発生しやすいのもモニエル瓦のデメリット。
長期にわたって住み続けるなら、十分なメンテナンスを続けましょう。

金属瓦より重い

金属瓦より重いのを踏まえた上でモニエル瓦を用いることになります。
モニエル瓦は金属瓦に比べて、揺れが大きくなる点に注意したいところ。

モニエル瓦のメンテナンスをどのくらいの頻度で行えば良いか

モニエル瓦は約10年に1回の頻度でメンテナンスを行ってください。
劣化しているのを確認したら、リノベーションなどを業者に依頼することになります。
普段から住宅の状態に関心を持つことが大切です。

どのような方にモニエル瓦がおすすめか

モニエル瓦は、デザイン性にこだわりたい方や長期にわたって屋根を維持したい方に適しています。
他の屋根材と比較し、モニエル瓦が合っているかどうか判断したいところ。

モニエル瓦の施工は信頼できる業者に依頼するのが大事

モニエル瓦の施工でトラブルを避けるためには、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
入念な情報収集を行い、依頼するかどうか判断することが大切です。

ここでは、業者の選び方について触れていくので、リノベーションなどを予定している方は一度参考にしてください。

モニエル瓦の扱いに慣れているかどうか

気になる業者を見つけたら、モニエル瓦の扱いに慣れているかどうかチェックしてはいかがでしょうか?
施工実績などをチェックし、過去にどのような工事に携わったか把握してください。
工期や費用、施工内容などを知ることができます。

見積もり内容が分かりやすいかどうか

見積もり内容を踏まえ、依頼するかどうか判断することも求められます。
業者に見積もり内容について質問し、リノベーションなどの疑問を解消しましょう。

屋根を細かく点検するかどうか

モニエル瓦の施工を行う際、屋根の点検を細かく行うことが重要です。
業者によっては、ドローンなどを用いて屋根の点検を行っているケースがあります。

どのような保証があるか

屋根に関するトラブルを避けるためにも、業者がどのような保証を用意しているかも意識したいところ。
リノベーションなどが済んだら終わりではなく、その後のアフターフォローで住宅の寿命が変わってきます。

まとめ

モニエル瓦は耐震性や断熱性に優れているのに加え、デザインが豊富なのが特徴的。
住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインを見つけたいと感じている方はモニエル瓦をチェックしてはいかがでしょうか?

カビなどが発生しやすいため、定期的にメンテナンスを行ったり、その他の屋根材を用いるかどうか検討することも求められます。
モニエル瓦などについて分からないことについて業者に相談し、リノベーションなどに関する悩みを解消してください。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

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〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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工場や店舗、倉庫などで使われる屋根材 折半屋根ってどんな屋根材?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

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工場や店舗、倉庫などで使われる折半屋根ってどんな屋根材?!

屋根材には、さまざまな種類が存在しており、用途に応じて使い分けることが重要になってきます。

 

工場や店舗、倉庫などで使われる折板屋根もそのひとつ。

今回は折板屋根とは一体どんな屋根材なのかについて解説します。

折板屋根とは一体どんな屋根材なのか

折板屋根は薄い鋼板を波形に成形した屋根材。

折り曲げることにより、平面の屋根材に比べて強度が増しています。

ガルバリウム鋼板が使われることが多いです。

ステンレスやフッ素鋼板が使われる場合もありますが、ガルバリウム鋼板に比べると多くありません。

折板屋根が使われている場所

湾曲した建物にも使えるので、施工の自由度が高いのが特徴的。

工場や店舗、倉庫だけでなく、屋根付きの駐車場にも利用することができます。

これから、リノベーションで駐車場に屋根を付けたいと検討している方は折板屋根を一度チェックしてはいかがでしょうか?

折半屋根には一体どのような種類があるか

リノベーションなどで折半屋根を使う際、どのような種類があるかも知っておくことが大切です。

ここでは、折板屋根のタイプについて解説するので、気になる方は参考にしてください。

重ね

重ねは、タイトフレームから突き出したボルトに2枚の金属屋根材を重ねて取り付けた後、

ナットで締めるタイプ。 強度に優れているため、強風地帯に適しています。

はぜ締め

はぜ締めはタイトフレームに取り付けた緊定金具に巻き込み、固定するタイプ。

ボルトを使わないため、雨水が侵入しにくいのに加え、見た目が綺麗なのがメリットに挙げられます。 大型物件で採用されるケースが多いです。

嵌合

嵌合はタイトフレームに2枚の屋根材を固定した後、

継ぎ目の上からキャップを嵌め込むタイプ。

ボルトが出ないようにしているため、見た目を綺麗に保つことができるのがメリットに挙げられます。

二重葺き

二重葺きは屋根材を二重にし、その間に断熱材を挟んだタイプです。

室内の温度変化を防ぎ、快適な空間づくりを行えるのがメリット。 また、外部の騒音を遮断するのも特徴に挙げられます。

工期を短縮したい方におすすめ

折半屋根は野地板を使わないため、工期を短縮することができます。

また、ガルバリウム鋼板は加工しやすいのがポイント。

仕事などを理由に少しでもリノベーションを長引かせたくないと感じている方は、

折板屋根を用いるかどうか検討することをおすすめします。

折半屋根を使う際の注意点

折半屋根はガルバリウム鋼板を使っている関係上、錆びてしまいます。

錆びた状態を放置し続けていると、見た目が悪くなるだけでなく、

建物の寿命を縮めてしまうので注意してください。

防錆加工などで錆の対策を行うことが重要です。

また、耐熱性が低いので、暑さや寒さの影響を受けやすい点も注意したいところ。

室内で快適に作業を行うためにも、室内の温度調整に気を配りましょう。

定期的にメンテナンスを行うことが大切

10~15年に1回の頻度で折半屋根のメンテナンスを行い、錆などの問題を解消してください。

時間の経過と共に経年劣化が見られるようになります。

状態によっては、大規模なリノベーションが必要になるかもしれません。

折半屋根の施工を行う業者の選び方

折半屋根の施工は信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

トラブルを避けるためには、どのような点を押さえたら良いか疑問に感じているのではないでしょうか?

主に以下の点を押さえたいところ。

・折半屋根の扱いに慣れているか

・見積もり内容が分かりやすいかどうか

・どのようなスタッフが在籍しているか

・業者の理念は一体何か

・どのような保証内容か

これから、リノベーションなどを検討している方のためにも業者の選び方について触れていきます。

折半屋根の扱いに慣れているか

折半屋根の扱いに慣れているかどうかは判断基準のひとつ。

施工実績などから過去にどのような工事に携わったかをチェックしましょう。

見積もり内容が分かりやすいかどうか

リノベーションなどのトラブルを避けるためにも、

どのような見積もりを行っているかが重要になってきます。

見積もり内容の分かりやすさも選ぶ決め手。

どのようなスタッフが在籍しているか

在籍しているスタッフを一通りチェックし、依頼するかどうか判断する必要があります。

リノベーションなどを技術の高いスタッフに任せたい方が多いのではないでしょうか?

業者の理念は一体何か

業者の理念に共感できるかどうかもポイントです。

公式サイトなどから業者の理念をチェックし、依頼するかどうか判断してください。

どのような保証内容か

アフターフォローが充実しているかどうかも依頼するかどうかの決め手。

業者によって、提供している保証内容が異なります。 公式サイトなどで保証内容をチェックすることが大切です。

まとめ

折半屋根は平面の屋根材に比べて強度が高いので、さまざまな場所に用いられている屋根材。

野地板を使わないため、工期を短縮できるのもポイントです。

時間の経過と共に錆びてしまう点などに注意してください。

これから、リノベーションなどを検討している方は業者に折半屋根に関する疑問を一度質問してはいかがでしょうか?

業者から適切なアドバイスを受けつつ、リノベーションを進めていくことが大切です。

 

 

 

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この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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