2023年05月25日
目次
平塚市で工場や店舗、倉庫などで使われる折半屋根の塗装工事が完了しました。
既存の折半屋根は褪色が進みサビなどが発生していました。
折板屋根とは
工場や店舗、倉庫などで使われる折半屋根とはどんな特徴があるのでしょうか?
建物によって使われている屋根が異なります。 目的などに応じて、一体どのような屋根を使うかが重要です。
屋根の種類が多く、どれが良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、工場や店舗、倉庫などで使われている折板屋根の特長を紹介します。
折板屋根は鋼板を大きめの波形にした屋根材
工場や店舗、倉庫だけでなく、カーポートにも使われています。
さまざまな鋼板が存在していますが、ガルバリウム鋼板が多いです。
折板屋根の特長3選
リノベーションなどを行う際、折板屋根の特長を押さえておきたいところ。
主な特長として、以下の3つが挙げられます。
・優れた耐久性
・加工しやすく工期を短縮できる
・優れた水捌け
屋根の補修などを予定している方のために各特長について解説します。 気になる方は一度参考にしてください。
優れた耐久性
まず、耐久性に優れているのが折板屋根の特長に挙げられます。
軽いので、地震の揺れを抑えられるのもポイント。
屋根材を選ぶ際は地震の被害を最小限にできるかどうかも重要になってきます。
ガルバリウム鋼板はトタン屋根に比べて錆びにくいです。
また、耐火性に優れているのもメリット。 燃えにくさから、多くの工場で使われています。
加工しやすく工期を短縮できる
接合部がなく、加工しやすいのも特長のひとつ。
材料が少ないので、工期を短縮できるのも折板屋根のメリットです。
工期の長さにより、費用が変わってきます。
少しでも屋根の費用を抑えたい方は折板屋根を使うかどうか検討してはいかがでしょうか?
優れた水捌け
水捌けが良いのも折板屋根の特長です。
雨水が建物に侵入するのを防ぐためには、屋根材の水捌けが良いかどうかチェックしたいところ。
水捌けが悪いと、カビやコケなどが発生しやすいです。
折板屋根の種類
折板屋根には、いくつか種類が存在します。
それぞれの違いを知るのもリノベーションなどを行う上で重要。
ここでは、折板屋根の種類について触れていきます。
重ね
重ねは、折板屋根にタイトフレームから突き出たボルトを貫通させて固定するタイプ。
風に強いのがメリットです。
住んでいる場所が風の強い地域の場合、重ねを採用するかどうか検討してはいかがでしょうか?
はぜ締め
はぜ締めは、タイトフレームを梁の上に取り付けた後、屋根材を設置するタイプ。
ボルトを使わないので、雨水が侵入しにくいです。
見た目が綺麗なのもメリットに挙げられます。
嵌合
嵌合は、金具で折板屋根をタイトフレームに固定するタイプ。
キャップを継ぎ目に嵌め込むため、ボルトが見えないのがポイントです。
どの方向からでも施工できます。
はぜ締め同様、見た目が綺麗になるので、景観にこだわっている方は嵌合を採用するかどうか検討したいところ。
折板屋根の注意点
折板屋根を使う際、雨漏りに注意する必要があります。
屋根材自体が変形したり、腐食して穴が開くケースも存在します。
定期的にメンテナンスを行い、建物を最適な状態にするのが雨漏りによる被害を最小限にするポイント。
また、重ねを採用している場合、ボルトが錆び出すと折板屋根に錆びつく可能性があります。
はぜ締めも年数を重ねるごとに緩んでしまうので、緩みを確認するのが大切です。
折板屋根の施工を信頼できる業者に依頼するのが重要
折板屋根の施工で失敗しないためにも、信頼できる業者を見つけることをおすすめします。
情報収集を入念に行い、依頼するかどうか判断したいところ。
ここでは、業者選びのポイントについて解説するので、リノベーションなどを予定している方は一度参考にしてください。
折板屋根の施工の経験が豊富かどうか
折板屋根の施工の経験が豊富かどうかをチェックすることをおすすめします。
施工実績から一体どのような工事に携わったかを把握した上で依頼するかどうか判断してください。
保証内容が充実しているかどうか
いざという時に備え、保証内容が充実しているかどうかも意識する必要があります。
施工したら終わりではなく、定期的にメンテナンスを行い、建物の状態を保つのもリノベーションの一環。
施工エリアの範囲内かどうか
施工エリアは業者によって異なります。 気になる業者を見つけたら、
施工エリアの範囲内かどうかチェックしてください。
範囲外の場合、諸経費が高くなる可能性があるので注意したいところ。
在籍しているスタッフ
どのようなスタッフが在籍しているかも依頼するかどうかの決め手です。
取得している資格やリノベーションに携わっている年数などを公式サイトでチェックしましょう。
また、コミュニケーションが取りやすいかどうかも重要です。
まとめ
平塚市で折半屋根の屋根塗装が完了しました。
折板屋根は耐久性や水捌けに優れた屋根材。
また、加工しやすいので、工期や費用を抑えられるのも特徴に挙げられます。
施工の方法によって、見た目などが変わってきます。
これから、住宅のリノベーションなどを予定している方は業者に一度相談してはいかがでしょうか?
雨漏りなどの被害を最小限にするためにも、屋根材選びを入念に行うことが大切です。
平塚市で工場や店舗、倉庫などで使われる折半屋根のお問い合わせはこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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