2023年05月08日
超軽量樹脂サイディング「LIXIL WALL-J」ってなに?!
住宅は外壁によって印象が大きく変わります。
リフォーム・リノベーションを行う上でどのような外壁材を用いるかを意識したいところ。
外壁材の特徴を押さえ、納得のいく工事を行いましょう。
今回は超軽量樹脂サイディング「LIXIL WALL-J」について解説するので、気になる方は一度チェックしてください。
超軽量樹脂サイディング「LIXIL WALL-J」とは
WALL-JはLIXILから販売されている外壁材です。
塩化ビニール樹脂が主原料。 2000年以降、北米とアメリカの住宅の50%以上で採用されています。
WALL-J の特徴
WALL-Jには、一体どのような特徴があるか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
WALL-Jの特徴として、以下のものが挙げられます。
・塗装が剥がれにくい
・色ムラが起きにくい
・衝撃に強い
・凍害に遭いにくい
・塩害に強い
・手入れしやすい
これから、外壁のリフォーム・リノベーションを予定している方のためにも、WALL-Jの特徴について解説します。
塗装が剥がれにくい
WALL-Jは塗装が剥がれにくいのがメリット。
メンテナンスの手間を少しでも減らすためにも、
塗装が剥がれにくい外壁かどうかチェックする必要があります。
色ムラが起きにくい
色ムラが起きにくいのも特徴のひとつに挙げられます。
外壁に色ムラが起きていると、住宅の印象が下がってしまう恐れがあります。
衝撃に強い
塩化ビニール樹脂でできているため、衝撃に強く、
凹みや傷がつきにくいのも特徴のひとつ。
外壁の傷を気にしてしまう方も多いのではないでしょうか?
凹みなどがつきにくい外壁材を探している方は一度チェックすることをおすすめします。
凍害に遭いにくい
凍害に遭いにくいのもWALL-Jの特徴です。 寒冷地に住んでいる方はWALL-Jを用いるかどうか一度検討したいところ。
塩害に強い
海沿いに住んでいる場合、塩害に注意する必要があります。
WALL-Jは塩化ビニール樹脂でできているので、塩害に強いです。
水分を吸収しないため、錆や腐食を心配しにくくなります。
新築住宅の施工やリフォームなどを行う際は、住んでいる場所に応じた外壁材を用いてください。
手入れしやすい
万が一、傷ついたとしても、1枚単位で交換できるので手入れが行いやすいです。
施工時にコーキング材が不要なので、シーリング劣化に対するメンテナンスの手間を省くことができます。
また、水洗いできるのもメリット。
WALL-J の注意点
WALL-Jをリフォームなどで用いる際、何点か注意することがあります。
主に以下の点に注意してください。
・住宅のイメージに合った色
・デザインがない可能性がある
・温度差で伸縮する可能性がある
・施工できる業者が限られている
外壁材のメリットだけでなく、デメリットも踏まえ、採用するかどうかの判断が求められます。
ここでは、WALL-J の注意点について説明します。
住宅のイメージに合った色・デザインがない可能性がある
WALL-J は他の外壁材に比べ、色やデザインの種類が少ない点に注意する必要があります。
木目模様などにしたいと感じた方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
外壁によって、住宅の印象が変わるので、リフォーム・リノベーションのテーマを決めることをおすすめします。
温度差で伸縮する可能性がある
温度差によって伸縮してしまいます。
温度が上下することでWALL-Jにひびが入ってしまうかもしれません。
夏と冬で隙間の間隔を変えるのが大切。
施工できる業者が限られている
WALL-Jは日本での取り扱いが少ない外壁材です。
施工できる業者が限られているので、リフォーム・リノベーションを予定している方は注意してください。
また、費用が高額になる点も意識しておきたいところ。
外壁のリフォーム・リノベーションは信頼できる業者に依頼するのが大事
外壁のリフォーム・リノベーションでWALL-Jを採用するなら、どの業者に依頼するかが重要です。
情報収集を入念に行い、相談するかどうか判断しましょう。
最後に、業者選びのポイントについて触れていくので、一度チェックしてください。
WALL-J の施工に携わっているか
過去にWALL-Jの施工に携わっているかどうかを把握し、
リフォーム・リノベーションの相談を行うのが大切です。
施工実績から、どの位の費用がかかったに加え、リフォーム・リノベーションの期間もチェックしたいところ。
見積もり内容が適切かどうか
見積もり内容が分かりやすいかどうかも依頼するかどうかの決め手になります。
どのような部材が用いられているかなどを把握し、リフォーム・リノベーションを進めましょう。
費用などについて分からないことがある場合は業者に質問してください。
業者の理念
業者が一体どのような理念で外壁の施工を行っているかもチェックしたいところ。
考え方に共感できると感じたら、相談するかどうか検討することをおすすめします。
在籍しているスタッフ
どのようなスタッフが在籍しているかどうかも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。
外壁のリフォーム・リノベーションに関する知識や技術を持つスタッフがいるかどうかを踏まえた上で相談してください。
また、リフォーム・リノベーションに関する疑問を解消するためにコミュニケーションを取りやすいかどうかも意識したいところ。
まとめ
LIXIL のWALL-Jは耐久性に優れた外壁材。
剥がれや色ムラが起きにくいだけでなく、凍害や塩害などに悩まされる頻度を少なくできるのもメリットです。
手入れ自体も行いやすいので、メンテナンスの手間を減らしたい方は一度チェックしてはいかがでしょうか?
外壁材選びについて分からないことがある場合は業者に相談し、悩みを解消することが重要です。
J-wallや外壁材のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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