2023年02月22日
瓦チップってなに?!
特徴3選 家づくりを行っていく上で庭も重要なポイント。
庭によって、住宅の印象が大きく変わってきます。
皆さんは一体どのような庭を希望しているでしょうか?
庭づくりに瓦チップを用いるケースが存在します。
人によっては、単語自体は聞いたことがあるものの、使ったことがない方もいるかもしれません。
今回は瓦チップの特徴について触れていくので、気になる方は参考にしてください。
目次
瓦チップとは何か
瓦チップは、瓦の廃材を細かく砕いてチップ状にした砂利の代用品。
ヒビなどが入って使えなくなった瓦が用いられています。
使えなくなった瓦を再利用するために作られたのが瓦チップです。
破砕加減により、瓦チップの大きさに差があります。
また、色がついた瓦が混ざっている場合もあるので、庭のアクセントとしての需要があるのもポイント。
瓦チップの特徴3選
庭づくりのために瓦チップを使うかどうか迷っているものの、
どのような特徴があるかをまず知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか?
主な特徴は以下の3つ。
・安価である
・水はけがいい
・雑草が生えにくい
これから、庭づくりを行おうと考えている方のために各特徴について触れていきます。
安価である
まず、安価で購入できるのが特徴のひとつに挙げられます。
砂利だと費用が想像以上にかかると感じた際は瓦チップを使うかどうか検討したいところ。
予算の範囲内に収まるかどうかも庭づくりを行う上で重要です。
大規模な庭を造りたいと感じている方にもおすすめできます。
瓦チップの価格について
10kgで770円です
1㎡敷くのにおおよそ30kg程度必要です
※量販店などで販売している
安価な瓦チップは砂状のものも多く入っているのでご注意ください。
水はけがいい
瓦は調湿性に優れた屋根材です。
水はけが良いので、湿気に関する悩みを解消しやすいのも特徴のひとつ。
湿気が高いと、コケが生えてしまい、庭の印象が悪くなる恐れがあります。
土の性質を踏まえ、瓦チップを取り入れるかどうか検討してください。
雑草が生えにくい
雑草が生えにくい環境にできるのも特徴に挙げられます。
庭づくりを行う際、普段の手入れについて意識したいところ。
雑草の駆除も手入れの一環です。
普段の家事で庭の雑草を駆除するのに手間取っている方も多いのではないでしょうか?
瓦チップを厚めに敷き詰めることにより、
日光を遮ることが可能。 結果、雑草が生えにくくなるため、庭の印象を保ちやすくなります。
瓦チップを敷く前にやっておきたいこと
先ずは瓦チップを撒きたい場所を平らにします。
その次に防草シートを敷きます
この時にシートの端部から雑草が生えないように念入りに行います
瓦チップは下地調整の方が時間かかります
当然と言えば当然ですが
上記のような下地調整が最も重要です
いよいよ撒きます
瓦チップはどこで購入できるのか
瓦チップが欲しいけど、一体どこに行けば良いのか気になっている方もいるかもしれません。
主に以下の場所で購入できます。
・ホームセンター
・通販サイト それぞれメリット
・デメリットが存在しており、
庭づくりを行う際に知っておくことが大切です。
ここでは、瓦チップを購入できる場所について説明します。
ホームセンター
瓦チップはホームセンターでも販売されています。
実物をチェックし、すぐに使いたいと感じている方は近くのホームセンターを訪れてみてはいかがでしょうか?
ただし、自分好みの色やサイズが見つからない可能性もゼロではありません。
事前に取り扱いの有無や取り寄せができるかどうか確認しておくことが大切です。
通販サイト
通販サイトで瓦チップを購入するのも選択肢のひとつ。
ホームセンターに行く手間が省けるので、
近くに瓦チップを購入できる店舗がない方は通販サイトをチェックしてください。
通販サイトによっては、園芸用品が充実しているため、自分好みの色を見つけられるかもしれません。
ただし、瓦チップの大きさなどを実際に確認できないのに加え、
大きさに関する表記がない可能性がある点に注意したいところ。
ホームセンターと通販サイトのメリット・デメリットを踏まえ、
上手く使い分けることが重要です。
瓦チップには2色ある?!
あまり知られていませんが
瓦チップにはグレー色もあるんです
なんでグレーもあるの?!
これが「いぶし瓦」
日本の瓦屋根の景色ってこっちのイメージでは無いでしょうか。
グレーを敷くとこんな感じです
一見、砂利にも見えますので
瓦チップらしいのはオレンジの方かもしれません
和風の雰囲気にはグレーがよく合いますよ
瓦チップを使う際の注意点
瓦チップは砕き方が荒いと、歩きにくく感じる場合があります。
庭づくりを行う上で移動のしやすさもポイント。
大きさをチェックし、使うかどうかの判断が求められます。
また、先端が鋭利だと靴が傷みやすくなる点にも注意してください。
瓦チップを使う際のポイント
瓦チップを使う上でいくつか押さえておきたいポイントが存在します。
納得のいく庭づくりを行うためにも、以下のポイントを押さえましょう。
・テーマやコンセプトに合った瓦チップを使う
・植物が映えるかどうか意識する
・動線を意識する ここでは、
瓦チップを使う際のポイントについて触れていきます。
テーマやコンセプトに合った瓦チップを使う
庭づくりを行う際、テーマやコンセプトをまず決めましょう。
テーマやコンセプトにより、庭のレイアウトが変わってきます。
使おうと考えている瓦チップがテーマやコンセプトに合っているかどうか判断することが大切です。
合っていないと感じた場合、砂利やレンガチップなどが選択肢に挙がってきます。
植物が映えるかどうか意識する
植物との組み合わせも意識しましょう。
瓦チップによってどの植物が映えるかどうかを把握し、庭づくりを進めていくのも重要です。
また、植物だけでなく、置物と組み合わせることで雰囲気が良くなるかも検討したいところ。
動線を意識する
庭づくりを行う際、動線を意識する必要があります。
動線に合わせて瓦チップを使ってください。
まとめ
瓦チップは安価なので、大きい庭を造りたい方におすすめの素材です。
水はけも良く、雑草が生えにくい環境にするため、これから庭づくりを予定している方は一度チェックしておきたいところ。
サイズによっては、歩きにくいなどの問題もあるので、注意してください。
庭づくりは十分な知識と技術が必要です。 業者に相談し、庭づくりのアドバイスを頂き、理想の庭を完成させましょう
購入時の注意事項は?!
・10kg 770円
・1㎡あたり30㎏程度
・配送費や工事費用は別途となります 都度見積もりします
・配送の場合は日時の指定は出来かねます
・準備に時間を要することがほとんどなので
時間に余裕をもってご連絡ください
・料金は先払いでお願いいたします(振込み)
瓦チップの配送は出来るの?!
可能ですが、普段は屋根瓦を運んでいるので
ご希望の日時に運べるかどうかはわかりません。
この車で運びます
大量に購入する場合は配送込みがおすすめです。
瓦チップ購入のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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