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スレート屋根の棟(屋根のてっぺん)板金が浮くのはなぜ?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根の棟板金が浮くのはなぜ?

屋根の面同士を繋ぐ棟板金が浮いてしまうと、住宅に悪影響を及ぼします。

成田崇
成田崇
棟板金とは、この屋根のてっぺんの部分のことを言います

取り返しのつかない事態に発展する前に早めに対処することが大切です。

今回は、屋根の棟板金が浮く理由に加え、対処する際のポイントについて解説します。

雨漏りなどにより、屋根の状態が心配だと感じている方は一度参考にしてください。

釘が浮くことで屋根の棟板金も浮いてしまう

屋根の棟板金が浮く主な原因は、棟板金を固定している釘が浮いてしまうこと。

さまざまな理由で釘が浮き、被害が大きくなってしまいます。

成田崇
成田崇
劣化するとこのように棟板金は外れてしまいます

釘が浮く主な理由は以下の通りです。

・経年劣化

・風圧

・気温の変化

・下地に用いられている木材の腐食

早速ですが、各理由について説明します。

経年劣化

住宅は年数が経つにつれて劣化していきます。

年数の経過に伴い、棟板金を固定する力が弱まり、釘が浮いてしまう場合があります。

成田崇
成田崇
25年程度でこのように中の気が痛んできます

築年数が長くなった場合、住宅全体をチェックし、違和感がないか把握しましょう。

風圧

屋根自体、風の影響を受けやすいです。

長年、風に晒されている間に釘が浮いてしまい、最悪の場合は抜けてしまうかもしれません。

台風や強風の後、屋根に問題がないかチェックしておきたいところ。

気温の変化

棟板金自体、気温による影響を受けやすいです。

気温が上昇すると、棟板金が膨張します。

それに伴って釘が浮いてしまいます。

また、気温が下がると、棟板金が元の大きさに戻るものの、釘は浮いたままなので注意したいところ。

棟板金の膨張と収縮は日々繰り返されます。

下地に用いられている木材の腐食

屋根の下地に木材が用いられています。

雨水が棟板金の継ぎ目などから侵入することにより、木材が腐食。

成田崇
成田崇
腐食してくると釘が抜けてきます

 

結果、釘が緩んでしまいます。 腐食した木材は釘を固定しにくくなるので、

最終的に抜けてしまう恐れがあります。

屋根の棟板金が浮くとどのような弊害が起きるか

浮いた棟板金をそのまま放置するのは止めましょう。

さまざまな弊害が発生し、最悪の場合は取り返しのつかない事態に発展するかもしれません。

ここでは、どのような弊害が発生するかについて解説します。

雨漏り

長期間に渡って浮いた棟板金を放置し続けると、雨漏りが発生します。

屋根には、雨水の侵入を防ぐルーフィングが用いられているものの、

何かしらの拍子で破損してしまう可能性もゼロではありません。

成田崇
成田崇
屋根材や棟板金で防げなかった雨水は最終的にルーフィングで防ぐしかないのです

雨漏りが発生する前に屋根の補修を済ませることが重要です。

木材の腐食を助長

雨水の侵入により、雨漏りだけでなく、木材の腐食を促進させてしまいます。

結果、住宅全体が劣化し、倒壊する恐れが出てきます。 自分の身はもちろん、

家族や資産を守るためにも木材の腐食に対して早めに対処することが重要です。

棟板金の落下

棟板金が剥がれ、屋根から落下する恐れがあります。

最悪の場合、人にケガを負わせたり、

物を破損させるなどの被害に発展する可能性も十分考えられます。

成田崇
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台風などの強風時に棟板金が飛ばされる被害が後を絶ちません

台風などの災害が起きた際は、棟板金が落下していないかどうかチェックしましょう。

屋根の棟板金が浮いた際の対処法

屋根の棟板金が浮いた際、どのような対処が行われるか気になっている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、対処法を何点か紹介します。

釘の補修

太めの釘を打ち、屋根の棟板金を固定。

場合によっては、ビスで固定する場合もあります。

ビスはネジになっているため、釘に比べて抜けにくいです。

棟板金自体を交換する

木材などに問題が発生していると、釘の補修だけでは済みません。

成田崇
成田崇
棟板金は交換することが出来ます

棟板金自体を交換し、雨漏りなどによる被害を防ぐことが重要です。

屋根の棟板金をDIYで補修しようとしない

屋根の補修を行う際、高所での作業も必要になってきます。

最悪の場合、屋根を破損させたり、落下などの事故が発生してしまうかもしれません。

屋根点検のDIY方法は?!梯子はどんなものを買えばいいの?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

成田崇
成田崇
屋根のDIY修理に関しては上のブログも参考にしてみてください

破損状況によっては、想像以上に修理費用がかかってしまいます。

屋根の状態を悪化させないためにも、DIYで対処するのは止めましょう。

業者に屋根の補修を依頼することが大切

屋根の棟板金が浮いていると感じた際は、業者にいち早く相談することが大切です。

修理費用を安く抑える場合、板金業者や金属屋根の修理を専門にしている業者に依頼することをおすすめします。

トラブルを避けるためには、信頼できる業者を見つけましょう。

業者の施工事例や費用、保証内容だけでなく、口コミやSNSでの反応もチェックしたいところ。

住宅の補修やリフォームなどを行う際は情報収集を入念に行ってください。

火災保険が利用できるケースがある

火災保険で屋根の補修ができる場合があります。

台風や強風などによる破損が認められると、火災保険が適用されます。

【屋根修理】台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

成田崇
成田崇
屋根修理の保険に関しては上のブログも参考にしてみてください

 

屋根の破損が生じてから3年以内に請求しないと、

火災保険で屋根を補修できなくなってしまうので、注意してください。

まとめ

経年劣化や風圧、気温の変化などにより、屋根の棟板金が浮いてしまいます。

そのまま放置してしまうと、雨漏りなどの被害が発生します。

最悪の場合、大きな事故に発展し、自分だけでなく、

周囲の方に被害が及んでしまうかもしれません。

普段から住宅に関心を持ち、違和感がないかチェックすることが大切です。

屋根に問題があると感じた場合は、業者に相談し、早めに対処してください。

 

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

 

屋根の部分修理はダメ?!損をするその理由とは?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根の部分修理はダメ?!損をするその理由とは?

屋根のひび割れなどを修理するため、

リフォームまたはリノベーションを予定している方も多いのではないでしょうか?

屋根の修理方法には、部分修理と全面修理があります。

日常生活に支障をきたさないためにも、

全面修理を行いましょう。

今回は、どうして屋根の部分修理を行うと損をするかについて解説するので、

気になる方は参考にしてください。

屋根の部分修理で損をする理由

屋根の部分修理を行うと損をする理由は以下の通り。

・他にも修理が必要な箇所が存在する可能性が高い

・他の箇所に負担を与える可能性がある

・長期保証が付かない場合がある

・修理した箇所が目立ちやすくなる

早速ですが、各理由について説明するので、屋根の破損に悩まされている方は一度チェックしてください。

他にも補修が必要な箇所が存在する可能性が高い

屋根は、雨や風、紫外線などに1年中晒されています。

1箇所だけでなく、他にも傷んでいる箇所が存在する可能性が高いです。

部分修理の場合、何度も行う必要があるのに対し、

全面補修は一度で修理を済ませられます。

特に雨漏りの場合は「ルーフィングの劣化が原因」である可能性が高いです

 

その場合は雨漏りしている屋根だけ修理しても

成田崇
成田崇
「雨漏りはその部分だけ修理すれば良い」は間違いです

その翌年は反対側の屋根が雨漏りしてきた・・・なんてことも少なくありません

他の箇所に負担を与える可能性がある

部分修理を行うと、修理していない箇所に負担を与えてしまう場合があります。

負担を与え続けた結果、雨漏りなどの問題が発生してしまうかもしれません。

新たに修理する手間がかかるのも損をする理由のひとつです。

長期保証が付かない場合がある

部分保証の場合、長期保証が付かない可能性がある点に注意しましょう。

リフォーム・リノベーションを行う際、アフターフォローも重要になってきます。

成田崇
成田崇
ほとんどの場合、部分補修には保証はつきません

施工の内容によっては、不具合が発生しているかもしれません。

いざという時に保証が受けられない点も部分修理を行うと損をする理由のひとつです。

雨漏りを防ぐためにはルーフィングを補修することが大事

屋根の下に貼られているルーフィングにより、雨漏りを防ぎます。

ルーフィングは、防水シートのこと。

雨が降っても、ルーフィングがあることにより、

雨水は屋根材の上を通って雨桶で排出されます。

雨漏りが起きている場合、屋根材だけでなく、

ルーフィングの破損や雨桶の詰まりなどが起きているかもしれません。

成田崇
成田崇
ほとんどの雨漏りの原因はルーフィングの劣化です

ルーフィングを新しくし、雨漏りによる被害を最小限に抑えることが大切です。

また、雨漏りが原因で漏電が発生し、最悪の場合は火災に発展するかもしれません。

普段から住宅の状態に関心を持ちましょう。

屋根の部分補修を行うメリットとは

損をする理由は分かったものの、

メリットはあるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

部分修理には、メリットも何点か存在します。

ここでは、どのようなメリットがあるか触れていきます。

費用を安く抑えられる場合がある

全面修理に比べ、1回当たりの費用を安く抑えることができます。

ただし、部分修理を何度も行ってしまうと、

成田崇
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その時に払うお金は少ないですがトータルでは高いです

1回の全面修理より費用がかかってしまうかもしれない点に注意してください。

工事の日数が短い

部分修理は全面修理に比べ、工事の日数を短く済ませられます。

仕事などが忙しく、リフォーム・リノベーションに関わる時間が中々取れないと感じた場合、

部分修理も選択肢に挙がってきます。

屋根の状態によっては、最短で1日で終わるかもしれません。

屋根の補修を行う業者の選び方

屋根の修理は高所での作業も必要になってくるので、

業者に依頼する必要があります。

リフォーム・リノベーションの規模に関わらず、信頼できる業者を見つけましょう。

トラブルを避けるためにも、業者を選ぶ際のポイントを押さえてください。 ここでは、屋根の修理を行う業者の選び方について解説します。

施工実績が豊富

気になる業者を見つけたら、施工実績をチェックしてください。

成田崇
成田崇
屋根専門業者に依頼しましょう

施工内容はもちろん、かかった費用や依頼人のコメントなどを踏まえ、

依頼するかどうか判断しましょう。

こちらから選ぶと良いと思います

屋根外装工事協会

全日本瓦工事事業連盟

自社に職人を抱えていて長年屋根工事業を営んでいる会社です

 

屋根を細かく点検するか

破損した屋根を細かく点検するかどうかも依頼するかどうかの判断基準。

業者によっては、

高所カメラやドローンを用いて屋根を細かくチェックする場合があります。

屋根の状態に応じた提案を行うか

屋根の状態に応じたリフォームプランを提案するかどうかも重要になってきます。

見積もりや打ち合わせの際、気になることがあったら

、業者に質問することが大切です。

分からないことをそのままにしてしまうと、後で大きなトラブルが発生するかもしれません。

保証が充実しているか

アフターフォローの内容も依頼するかどうかの決め手。

リフォーム・リノベーションの施工が済んだら終わりではなく

、引き渡し後の生活にトラブルが起きないようにすることも重要です。

気になる業者を見つけた際は、保証期間の長さなどをチェックしましょう。

まとめ

屋根の部分修理を行ったとしても他の部分から雨漏りなどの問題が起きてしまうかもしれません。

雨漏りを防ぐためには、屋根材だけでなく、ルーフィングの修理を行うことが大切です。

屋根の破損が見られた場合、全面修理を検討しましょう。

部分修理は、工事の日数を抑えたい場合に行ってください。

雨漏りなどについて分からないことがある方は、業者に相談してはいかがでしょうか?

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

【屋根修理】台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるの?!

台風や雪で住宅の屋根が破損したと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

自然災害により建物の損害が出た場合、できる限り早めに補修することが大切です。

屋根の修理を行うためには、ある程度の費用がかかります。

成田崇
成田崇
普段から屋根をチェックしておくことが大切です

今回は、台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるのかどうかについて解説します。

台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できる場合がある

台風や雪害で屋根が壊れたとしても、

火災保険により修理できる場合があります。

成田崇
成田崇
屋根以外にも雨樋やカーポートも含まれます

火災保険は、自然災害により生じた損害も補償。

火災保険の補償項目は以下の通りです。

・火災

・爆発

・地震

・風災

・雪災

・雹災

・雷災

・水災

・水漏れ

・建物外部からの衝突

・落下

・盗難

台風や雪害の他にも、火災や地震、落雷などの自然災害や自動車の衝突などの事故、

盗難による被害も補償します。

屋根に限らず、住宅に何かしらの被害が生じた際、

火災保険の適用かどうか一度チェックしてください。

火災保険で修理するための条件

場合によっては、火災保険で屋根を修理できないケースも存在するので、

注意しましょう。

ここでは、火災保険が適用される条件について解説します。

台風や雪害で屋根が壊れて困っている方は、

一度参考にしてください。

強風による被害かどうか

まず、強風による被害である必要があります。

強風かどうかを判断する基準は最大瞬間風速です。

成田崇
成田崇
いつの台風で破損したのか?メモしておきましょう

最大瞬間風速が20m/秒以上でないと、

強風と認められません。

経年劣化かどうか

経年劣化と判断された場合、

火災保険で屋根を修理することができないため、注意してください。

成田崇
成田崇
経年劣化の場合は保険適用されません

普段からメンテナンスを心掛け、

屋根や外壁などが壊れるのを防ぐ必要があります。

被害に遭ってから3年以内かどうか

台風や雪害の被害に遭ってから3年以内に申請しましょう。

3年以上経過すると、火災保険の保証を受けることができません。

いつ被害に遭っているか把握していない方は注意してください。

20万円以上の損害かどうか

台風や雪害による被害額が20万円以上の場合、

火災保険により屋根の修理することが可能です。

20万円を下回ってしまうと、火災保険で修理することができません。

足場代などにより、

想像している以上に修理にかかる費用がかかってしまう可能性も十分考えられます。

雪の重みで壊れたか

雪の重みにより、

屋根やカーポートなどが壊れてしまう場合があります。

成田崇
成田崇
実は雪害も原因としては多いです

大雪や雪崩による損害も火災保険の適用になるので、

雪害が生じた際は申請してください。

保険料・住宅ローンを滞納していないかどうか

火災保険で壊れた屋根を修理するためには、

保険料・住宅ローンを滞納していないことも条件です。

滞納している場合、火災保険により屋根を修理することができません。

普段から、保険料・住宅ローンの支払いが滞らないようにしましょう。

火災保険を申請する際の流れ

台風や雪害などの被害により、

屋根が壊れたらいち早く火災保険を申請することが大切です。

人によっては、手順が分からないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

ここでは、申請する際の流れについて解説します。

保険会社に連絡

屋根の被害を確認したら、まずは保険会社に連絡してください。

代理店経由で契約している際、代理店に連絡すれば、保険会社への連絡を代行します。

伝える内容は以下の通りです。

・契約者の氏名

・契約者の連絡先

・証券番号

・いつ被害に遭ったか

・被害に遭った場所

・災害時の状況

・事故の原因

・屋根にどのくらいの損害があるか

台風や雪害の規模が大きいと、対応に時間がかかってしまうかもしれません。

業者に依頼

保険会社に連絡した後、業者に依頼し、

屋根の修理に関する見積もりを行います。

 

数多くの業者が存在するので、信頼できる業者を見つけることが大切です。

成田崇
成田崇
「保険で無料で直せますよ」などという詐欺業者も多いので注意が必要です

火災保険の申請手続きを行うために修理の見積書と屋根調査報告書を作成する必要があります。

また、業者に屋根が壊れた原因を調査して頂くことが大切です。

原因が分からない場合、補償されません。

申請書類の作成

保険会社に提出する申請書類を作成します。

記入漏れがないかチェックすることが大切です。

提出時、

・修理の見積書

・屋根調査報告書

・被害状況の写真

を添付してください。

現地調査

火災保険の申請後、保険会社の調査人が現地調査を行います。

被害状況の写真で台風や雪害などの被害だと認められる場合、

ヒアリングで終わるケースも存在します。

保険金の入金を確認

被害が認められ、保険金の金額が確定すると、

指定の口座に保険金が入金。

保険金の明細ははがきなどで送られてきます。

火災保険の場合、損害額から免責金額を引いた額が支払われます。

保険金額が上限です。

まとめ

台風や雪害で壊れた屋根を火災保険で修理できる場合があります。

被害に遭ってから3年以内に火災保険を申請しないといけないため、注意してください。

経年劣化や原因が分からない場合は補償されません。

屋根の修理や火災保険について分からないことがある方は、

業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?

アドバイスを受けつつ、屋根の修理を進めていきましょう。

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

屋根点検のDIY方法は?!梯子はどんなものを買えばいいの?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

自分で屋根点検する方法は?!

梯子はどんなものを買えばいいの?

雨漏りなどが心配なので、

屋根の状態をチェックしたいと感じている方もいるのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
先に答えを言っちゃうと自撮り棒が最強です、最後に動画があるので確認してみてください

屋根点検を行う際、どのような方法があるか押さえておく必要があります。

今回は、自分で屋根点検する方法に加え、梯子を購入する際のポイントについて解説します。

屋根点検には危険が伴う

屋根に登るのは危険が伴うので、止めましょう。

転落や落下などの事故を引き起こし、取り返しのつかない事態が起きてしまうかもしれません。

屋根に登って点検や補修を行うためには、専門の知識と技術に加え、

ヘルメットや滑り止め靴などの装備が必要です。

成田崇
成田崇
屋根に上がってのチェックは最終手段にしてください

また、点検の仕方によっては、屋根材を踏んで破損させてしまう恐れもあります。

雨漏りなどの問題を解決するためには、細かい症状に気付くことが大切です。

プロでも死亡災害事故が起きています

知識や技術が不足していると、細かい症状を見逃す可能性も十分考えられます。

自分で屋根点検する方法

屋根点検を自分で行いたいと感じている方もいるのではないでしょうか?

どうしても、自分で点検する場合は、安全を確保して行うことが重要です。

雨漏りなどを心配している方のために自分で屋根点検する方法について解説します。

2階の窓から確認する

2階の窓から1階の屋根をチェックしましょう。

1回の屋根が見える場所を見つけ、

屋根材の破損などが無いか確認してください。

成田崇
成田崇
もっとも簡単でお勧めの方法は窓からチェックすることです

梯子などの道具を用意する必要が無いのがメリットです。

点検時に窓から身を乗り出し過ぎないようにする必要があります。

身を乗り出すと、転落や落下などのリスクが生じます。

脚立を使用する

ベランダがある場合、脚立を用いて屋根点検を行うことができます。

脚立に登る際、脚立を支える人が必要です。

バランスを崩して転落してしまう可能性を少しでも減らしましょう。

ベランダから屋根点検を行う際、脚立を立てる幅があるか確認してください。

成田崇
成田崇
脚立も慣れていないと安全とは言えません

また、脚立の天板に立たないのがポイント。

天板に立つと、バランスを崩しやすくなります。

2段目以下に足をかけ、安全を確保しましょう。

屋根裏を確認する

建物の構造や立地などにより、

屋根の状態が把握しにくい場合も出てきます。

外から屋根点検を行うのが難しいと感じた際は、

屋根裏を確認することをおすすめします。

屋根裏を見てみると、雨漏りや害獣・害虫のいる形跡が見つかるかもしれません。

成田崇
成田崇
屋根裏の点検も難易度高めです

2階の押し入れやクローゼットの天井に点検口が付いていることが多いです。

屋根裏で屋根点検を行う際は、天井床を踏み抜かないようにしてください。

屋根裏を破損させるだけでなく、ケガをしてしまう可能性があります。

近所の家や高台から確認する

近所の家の2階やベランダ、

高台から屋根の状態をチェックすることができます。

屋根全体の状態からリフォーム・リノベーションが必要かどうか判断してください。

高台から確認する場合は、通行人などに配慮することが大切です。

望遠鏡を使うと、屋根の状態をチェックしやすくなります。

屋根点検に用いる梯子の選び方

屋根点検で梯子を用いる際、選ぶ際のポイントを押さえましょう。

梯子自体は、ホームセンターや通販サイトで購入することができます。

種類は多岐に渡るので、使いやすいと感じた物を選ぶことが大切です。

成田崇
成田崇
何度も言いますが屋根に上るのは最終手段です

ここでは、梯子の選び方について説明します。

 

材料や道具はこちらも参考にしてみてください

屋根点検できる高さがあるか

屋根点検できるだけの高さがある梯子を購入しましょう。

梯子によって、高さが異なります。

屋根がどのくらいの高さにあるかを確認し、

梯子の高さが足りない事態を避けてください。

高さを調整できる梯子も存在します。

持ち運びしやすいかどうか

持ち運びしやすい梯子も屋根点検を行う上で重要になってきます。

重さや幅などをチェックし、

持ち運びしやすいかどうか判断しましょう。

段差の幅が十分あるかどうか

屋根点検の作業を安全に行うためにも、

段差の幅が十分かどうかチェックしたいところ。

幅によっては、足をかけにくい可能性もあります。

気になる梯子を見つけた際は、

足をかけるだけの余裕があるかどうか把握してください。

滑り止めがあるかどうか

足元の安全を確保するためにも、

滑り止めのある梯子を購入しましょう。

何らかの拍子で梯子から滑り落ちる可能性もゼロではありません。

急な開閉を防げるかどうか

梯子を用いて作業を行う際は、

開き止めが固定されているかどうかが重要になってきます。

固定されていないと、

予想外のタイミングで開閉してしまいます。

梯子を用いて屋根点検を行うなら、

開いた状態を固定できる梯子を購入してください。

屋根の点検・修理は業者に依頼することが大事

屋根の点検・修理には、危険が伴います。

雨漏りなどの問題を適切に解決するためには、

建物に関する知識と技術が求められます。

屋根に関する心配がある方は、業者に点検と修理を依頼しましょう。

まとめ

屋根点検は、雨漏りなどの問題があるかどうか把握するのに必要な作業です。

どうしても、自分で行いたいと感じた際は、

危険性の少ない方法で行いましょう。

点検の仕方ひとつで屋根材を破損させたり、

転落や落下などの事故を引き起こしてしまうかもしれません。

雨漏りなどの被害を最小限に食い止めるためにも、

信頼できる業者に屋根点検を依頼し、建物の状態を把握してください。

 

成田崇
成田崇
ちなみに下記の動画での確認方法が最も簡単で安全です

 

 

屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

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〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

ホームセンターで買ってきたものでDIY雨漏り修理は出来るの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

ホームセンターで買ってきたもので雨漏り修理は出来るの?!

ホームセンターで道具を揃え、

DIYで屋根の雨漏り修理ができるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
ちなみにかなりの難易度です

家の倒壊などが起きる前に雨漏りを対処する必要があります。

今回は、ホームセンターで買ってきたもので雨漏り修理ができるかどうかについて考えてみましょう。

DIYで屋根の雨漏り修理を行うには技術が必要

DIYで屋根の雨漏り修理を行う場合、

技術が必要なのに加え、危険が伴います。

DIYに慣れていない方は自分で対処しようとするのは控えてください。

雨漏りを見つけた際は応急処置を行い、

被害が拡大するのを防ぐことが大切です。

ホームセンターで販売されている雨漏り修理に関する道具

ホームセンターでは、

屋根の雨漏り修理に用いられる道具が販売されています。

ここでは、屋根の雨漏り修理に用いられている道具について説明するので、

DIYで済ませるかどうか迷っている方は一度参考にしてください。

シーリング

シーリングは防水性に優れた接着剤。

屋根や外壁の隙間を埋めるのに用いられます。

成田崇
成田崇
こちらのシーリングがおすすめです

コーキングまたは充填剤と呼ばれる場合もあります。

屋根の雨漏り修理を行う際、コーキングガンと合わせて使用。

弊社でもこのシーリングを使っています

プライマー

シーリングを打つ前にプライマーが必要なケースが存在します。

成田崇
成田崇
簡単な補修程度ならプライマーは不要です

プライマーは、シーリングの密着性を高める道具です。

シーリングが剥がれる際に使います。

防水テープ

防水テープは、防水性と気密性に優れたテープ。

屋根の雨漏りや水道漏れを修理する際に用いられます。

成田崇
成田崇
防水テープは日東電工製がお勧めです

粘着力が低下するのを防ぐため、

汚れや水分を落としてから貼り付けます。

 

こちらも弊社仕様品です

雨漏り箇所や補修箇所がおおきいならこちらもおすすめです。

防水シート

防水シートは、防水性能を高めるためのシート。

雨水や結露水が屋根材の裏などに達するのを防ぎます。

屋根の負担を最小限にするため、

軽いのが特徴に挙げられます。

成田崇
成田崇
防水シート(ルーフィング)はライナールーフ一択です

最強の防水シート!ニューライナールーフィングって何? 特徴3選|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

安全靴

屋根の雨漏り修理を行う際、

屋根で滑らないようにすることが大切です。

安全性を確保するためにも、

屋根作業専用の安全靴を履いて作業を進めましょう。

屋根作業専用の安全靴はしゃがみやすいのに加え、

滑りにくくなっています。

成田崇
成田崇
作業靴はハイパーVの一択です

また、フィッティング性に優れており、

脱げにくいです。

断熱性にも優れているので、火傷対策にも役立ちます。

この靴はおすすめです

ヘルメット

屋根の雨漏り修理をはじめ、

高所で作業を行う際はヘルメットが欠かせません。

転落や転倒時に頭部を守るためにヘルメットを着用します。

また、屋根に頭をぶつけたり、

屋根材の破片が頭に当たる可能性があるので、

DIYで済ませる場合は安全確保を心掛けましょう。

手袋

手についたシーリングで汚さないようにするため、

手袋をした状態で雨漏り修理を進めることが大切です。

成田崇
成田崇
グローブは安全のためにマストです

また、釘や板金などでケガを防ぐのに役立ちます。

はしご・脚立

屋根で作業する際、はしごまたは脚立が用いられます。

DIYを行うなら、2人で作業を進めることが重要です。

成田崇
成田崇
脚立はハセガワかアルインコが良いと思います

1人がはしごまたは脚立を支え、安全を確保しましょう。

また、ホームセンターや通販サイトで購入する際は長さをチェックしてください。

屋根の高さによって、必要なはしご・脚立が変わってきます。

DIYで屋根の雨漏り修理する前に行う応急処置

DIYで屋根の雨漏り修理する前に行われる応急処置がいくつか存在します。

家の倒壊などを防ぐためにも、雨漏りを確認したら、

応急処置をできる限り早めに行いましょう。

成田崇
成田崇
雨漏りを放置すると柱が腐ることとシロアリ被害の可能性も高まります

ここでは、どのような応急処置が行われるかについて解説するので、

気になる方は一度参考にしてください。

雨水をバケツで受け止める

まずは、雨漏りが発生している場所にバケツを置き、

床が濡れるのを防ぎましょう。

雨水により床が腐食する可能性も十分考えられます。

雑巾や吸水シートをバケツに入れておけば、雨水が跳ねにくくなります。

人によっては、バケツが無いと悩んでいるのではないでしょうか?

無い場合は洗面器や鍋などで代用してください。

屋根裏に吸水シートを敷く

屋根裏に上がれる場合、バケツだけでなく、

吸水シートを敷き詰めて雨漏りによる被害を最小限にすることが大切です。

吸水シートに防水シートを敷き、天井が濡れるのを防いでください。

また、水を含み過ぎると、吸水シートの吸水力が落ちるので、

取り換える必要があります。

隙間に雑巾やタオルを詰める

屋根だけでなく、

窓枠やサッシの隙間から雨水が侵入してくるケースも存在します。

雨漏りが発生した際は、家全体の状態を把握することが大切です。

隙間に雑巾やタオルを詰め、雨漏りによる被害を抑えましょう。

DIYで屋根の雨漏り修理を済ませるより業者に依頼するのがおすすめ

屋根の雨漏り修理に関する知識や技術に自信がないと感じている方は、

業者に屋根の雨漏り修理を依頼してください。

施工実績や保証内容、費用などをチェックし、

相談するかどうか判断することが大切です。

まとめ

屋根の雨漏り修理をDIYで済ませるには、

知識と技術が求められます。

事故を防ぐために安全を確保する必要があります。

無理をして雨漏りの被害を拡大させたり、

転落などの事故を避けるためにも、業者に相談しましょう。

業者に依頼すれば、雨漏り修理に関する疑問を解消できるだけでなく、

DIYに必要な道具を準備する手間を省くことができます。

成田崇
成田崇
この記事に登場する道具や材料は実際に私も愛用しているモノです、参考までに!

 

 

 

屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町