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【茅ヶ崎市】で屋根葺き替え工事、メリットデメリットとその費用とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

茅ヶ崎市で屋根の葺き替え工事が完了しました

なぜ屋根の葺き替え工事になったのか?

またその費用について解説していきます

成田崇
成田崇
瓦の屋根もきちんとメンテナンスをしていなければ30年程度で寿命を迎えます

 

まずは今回の葺き替え工事予算について

既存瓦の撤去工事で約30~80万円

葺き替え工事の場合は既存の瓦を一度撤去する必要があります

 

屋根の大きさにもよりますが30万円~80万円はかかると思います

 

重たい瓦を移動させるには多くの職人さんの協力が必要なのです

 

足場費用で20~30万円

工事をするのに必須になってくるのが足場工事です

成田崇
成田崇
足場は職人さんの安全だけではなく近隣へ屋根材が飛散しないようにする機能もあるんです

屋根工事で足場を設置したなら外壁工事も同時に行うことがおすすめです。

 

屋根外壁工事をお得にする方法とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

下地補強のためのベニヤ増し張り約30~80万円

 

特に瓦屋根の場合は屋根下地に「杉板」を使用しているケースが多く

経年劣化により補強しないと新しい屋根材の強度を保てないケースが多いです

 

増し張りの場合はベニヤの金額が大きく影響します

成田崇
成田崇
ウクライナ戦争の 影響でベニヤの金額は倍近くになりました

 

合計金額の相場は150万~500万円

これも屋根(建物)の大きさによって変わりますが
一般住宅であれば合計金額は150~500万円程度です

 

成田崇
成田崇
屋根は何度も手入れをするものでもないので金額よりも「信頼できる会社」や「信頼できる提案」をしてくれる会社にお願いしましょう

屋根葺き替え工事のメリット・デメリットとは?!

同じ住宅に住み続けるなら、普段から住宅の状態に関心を持つことが大切です。

屋根に問題があると、雨漏りなどの問題が発生するかもしれません。

成田崇
成田崇
瓦屋根でもメンテンナスは必要です

定期的にメンテナンスやリフォームを行い、住宅の状態を保ちましょう。

今回は、屋根葺き替え工事のメリット・デメリットについて解説します。

屋根葺き替え工事のメリット

屋根葺き替え工事を行う主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

・住宅の寿命を延ばせる

・雨漏りを止めることが出来る

・耐震性を強化できる

これから、屋根のメンテナンスやリフォームを検討している方に向けて各メリットについて説明します。

気になる方は一度参考にしてください。

住宅の寿命を延ばせる

屋根を新しくすることにより、住宅の寿命を延ばせます。

住宅の状態によっては、塗り替えやカバー工法よりも屋根葺き替え工事が適しているケースがあります。

屋根葺き替え工事を行った後、定期的にメンテナンスを行いましょう。

雨漏りが止まる

屋根からの雨漏りの大きな原因のひとつに

ルーフィングの劣化が上げられます。

屋根防水で最も大事なルーフィング(防水シート)について|平塚・株式会社いらか|屋根専門

成田崇
成田崇
葺き替えを検討されるお宅ナンバーワンは屋根からの雨漏りです

耐震性を強化できる

屋根のメンテナンスやリフォームを行う上で災害対策を意識することが大切です。

思わぬタイミングで地震や台風などが発生し、

甚大な被害に遭う可能性もゼロではありません。

屋根葺き替え工事を行うことにより、耐震性を強化することができます。

地震などによる被害が心配だと感じている方は屋根葺き替え工事を行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

屋根葺き替え工事のデメリット

屋根葺き替え工事はメリットだけでなく、デメリットも存在します。 主なデメリットは以下の通り。

・費用が高額になる

・施工中に雨漏りが発生する可能性がある

・アスベストの問題が浮上する

デメリットを踏まえ、屋根葺き替え工事を行うかどうかの判断が重要です。 ここでは、各デメリットについて説明します。

費用が高額になる

屋根葺き替え工事は屋根塗装やカバー工法に比べ、どうしても費用がかかってしまいます。

既存の屋根材などを処分などの費用がかかるので、注意が必要です。

成田崇
成田崇
皆さんが最も悩まれるのはやはり費用面ですね

屋根のメンテナンスやリフォームを行う際は一体どのくらいの予算があるのか一度チェックしたいところ。

施工中に雨漏りが発生する可能性がある

屋根葺き替え工事を行う際、屋根を取り払うため、

雨漏りが施工中に発生する可能性があります。

業者に依頼する際、天候なども配慮することが大切です。

アスベストの問題が浮上する

屋根材によっては、アスベストが含まれています。

屋根葺き替え工事を行う際、アスベストの飛散対策も求められます。

アスベストの処理に手間がかかるのを踏まえた上で業者に依頼しましょう。

屋根葺き替え工事が適した屋根

屋根葺き替え工事に適している屋根は一体何なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

屋根によっては屋根葺き替え工事が適している場合もあれば、

他の工事が適している場合もあります。

ここでは、屋根葺き替え工事に適している屋根をいくつか紹介します。

屋根のメンテナンスやリフォームを予定している方は一度参考にしてください。

築年数が長い屋根

築年数が長い場合、屋根材が寿命を迎えているかもしれません。

築年数が30~40年を迎えている場合、屋根葺き替え工事をおすすめします。

長期間に渡ってメンテナンスを怠っている屋根

長年、屋根を放置し続けている方もいるのではないでしょうか?

屋根は常に紫外線や雨風、ホコリなどを受け続けています。

紫外線などにより、屋根が劣化します。

屋根によっては、色褪せやヒビ、カビなどが発生しているかもしれません。

長期に渡ってメンテナンスを怠っている場合、屋根葺き替え工事により、屋根材を一新しましょう。

耐震性に不安がある屋根

耐震性に不安がある場合、屋根葺き替え工事で耐震性を補強することをおすすめします。

使用している屋根材が耐震性に優れているかどうかチェックしてはいかがでしょうか?

雨漏りなどの被害が著しい屋根

雨漏りや鳥獣などによる被害で屋根が劣化しているケースも存在します。

屋根をチェックし、野地板などの腐食が見られた際は屋根葺き替え工事を検討したいところ。

屋根葺き替え工事について業者に相談するのが大事

屋根の状態について不安がある場合、業者に一度相談しましょう。

業者からのアドバイスを受け、屋根葺き替え工事を行うかどうか決定することが大切です。

納得のいくメンテナンスやリフォームを行うためには、信頼できる業者を見つけてください。

業者を選ぶ際、情報収集を入念に行うのがポイント。

業者の公式サイトだけでなく、SNSや口コミサイトもチェックしましょう。

工事の内容や費用はもちろん、スタッフの対応など、知っておきたい情報が数多く存在します。

まとめ

屋根のメンテナンスやリフォームが必要だと感じた場合、

各工事のメリット・デメリットを把握することが大切。

屋根葺き替え工事は屋根の寿命を延ばしつつ耐震性を強化できる反面、費用がかかってしまいます。

築年数が長く、メンテナンスを長期に渡って行っている場合は屋根葺き替え工事を選択することをおすすめします。

思い入れのある住宅に少しでも長く過ごしたいと感じている方は普段から住宅の状態に関心を持ちましょう。

何か不安がある場合は、業者に一度相談してください。

 

 

 

 

茅ヶ崎市で屋根修理や屋根葺き替えのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

 

スレート屋根の棟(屋根のてっぺん)板金が浮くのはなぜ?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根の棟板金が浮くのはなぜ?

屋根の面同士を繋ぐ棟板金が浮いてしまうと、住宅に悪影響を及ぼします。

成田崇
成田崇
棟板金とは、この屋根のてっぺんの部分のことを言います

取り返しのつかない事態に発展する前に早めに対処することが大切です。

今回は、屋根の棟板金が浮く理由に加え、対処する際のポイントについて解説します。

雨漏りなどにより、屋根の状態が心配だと感じている方は一度参考にしてください。

釘が浮くことで屋根の棟板金も浮いてしまう

屋根の棟板金が浮く主な原因は、棟板金を固定している釘が浮いてしまうこと。

さまざまな理由で釘が浮き、被害が大きくなってしまいます。

成田崇
成田崇
劣化するとこのように棟板金は外れてしまいます

釘が浮く主な理由は以下の通りです。

・経年劣化

・風圧

・気温の変化

・下地に用いられている木材の腐食

早速ですが、各理由について説明します。

経年劣化

住宅は年数が経つにつれて劣化していきます。

年数の経過に伴い、棟板金を固定する力が弱まり、釘が浮いてしまう場合があります。

成田崇
成田崇
25年程度でこのように中の気が痛んできます

築年数が長くなった場合、住宅全体をチェックし、違和感がないか把握しましょう。

風圧

屋根自体、風の影響を受けやすいです。

長年、風に晒されている間に釘が浮いてしまい、最悪の場合は抜けてしまうかもしれません。

台風や強風の後、屋根に問題がないかチェックしておきたいところ。

気温の変化

棟板金自体、気温による影響を受けやすいです。

気温が上昇すると、棟板金が膨張します。

それに伴って釘が浮いてしまいます。

また、気温が下がると、棟板金が元の大きさに戻るものの、釘は浮いたままなので注意したいところ。

棟板金の膨張と収縮は日々繰り返されます。

下地に用いられている木材の腐食

屋根の下地に木材が用いられています。

雨水が棟板金の継ぎ目などから侵入することにより、木材が腐食。

成田崇
成田崇
腐食してくると釘が抜けてきます

 

結果、釘が緩んでしまいます。 腐食した木材は釘を固定しにくくなるので、

最終的に抜けてしまう恐れがあります。

屋根の棟板金が浮くとどのような弊害が起きるか

浮いた棟板金をそのまま放置するのは止めましょう。

さまざまな弊害が発生し、最悪の場合は取り返しのつかない事態に発展するかもしれません。

ここでは、どのような弊害が発生するかについて解説します。

雨漏り

長期間に渡って浮いた棟板金を放置し続けると、雨漏りが発生します。

屋根には、雨水の侵入を防ぐルーフィングが用いられているものの、

何かしらの拍子で破損してしまう可能性もゼロではありません。

成田崇
成田崇
屋根材や棟板金で防げなかった雨水は最終的にルーフィングで防ぐしかないのです

雨漏りが発生する前に屋根の補修を済ませることが重要です。

木材の腐食を助長

雨水の侵入により、雨漏りだけでなく、木材の腐食を促進させてしまいます。

結果、住宅全体が劣化し、倒壊する恐れが出てきます。 自分の身はもちろん、

家族や資産を守るためにも木材の腐食に対して早めに対処することが重要です。

棟板金の落下

棟板金が剥がれ、屋根から落下する恐れがあります。

最悪の場合、人にケガを負わせたり、

物を破損させるなどの被害に発展する可能性も十分考えられます。

成田崇
成田崇
台風などの強風時に棟板金が飛ばされる被害が後を絶ちません

台風などの災害が起きた際は、棟板金が落下していないかどうかチェックしましょう。

屋根の棟板金が浮いた際の対処法

屋根の棟板金が浮いた際、どのような対処が行われるか気になっている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、対処法を何点か紹介します。

釘の補修

太めの釘を打ち、屋根の棟板金を固定。

場合によっては、ビスで固定する場合もあります。

ビスはネジになっているため、釘に比べて抜けにくいです。

棟板金自体を交換する

木材などに問題が発生していると、釘の補修だけでは済みません。

成田崇
成田崇
棟板金は交換することが出来ます

棟板金自体を交換し、雨漏りなどによる被害を防ぐことが重要です。

屋根の棟板金をDIYで補修しようとしない

屋根の補修を行う際、高所での作業も必要になってきます。

最悪の場合、屋根を破損させたり、落下などの事故が発生してしまうかもしれません。

屋根点検のDIY方法は?!梯子はどんなものを買えばいいの?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

成田崇
成田崇
屋根のDIY修理に関しては上のブログも参考にしてみてください

破損状況によっては、想像以上に修理費用がかかってしまいます。

屋根の状態を悪化させないためにも、DIYで対処するのは止めましょう。

業者に屋根の補修を依頼することが大切

屋根の棟板金が浮いていると感じた際は、業者にいち早く相談することが大切です。

修理費用を安く抑える場合、板金業者や金属屋根の修理を専門にしている業者に依頼することをおすすめします。

トラブルを避けるためには、信頼できる業者を見つけましょう。

業者の施工事例や費用、保証内容だけでなく、口コミやSNSでの反応もチェックしたいところ。

住宅の補修やリフォームなどを行う際は情報収集を入念に行ってください。

火災保険が利用できるケースがある

火災保険で屋根の補修ができる場合があります。

台風や強風などによる破損が認められると、火災保険が適用されます。

【屋根修理】台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

成田崇
成田崇
屋根修理の保険に関しては上のブログも参考にしてみてください

 

屋根の破損が生じてから3年以内に請求しないと、

火災保険で屋根を補修できなくなってしまうので、注意してください。

まとめ

経年劣化や風圧、気温の変化などにより、屋根の棟板金が浮いてしまいます。

そのまま放置してしまうと、雨漏りなどの被害が発生します。

最悪の場合、大きな事故に発展し、自分だけでなく、

周囲の方に被害が及んでしまうかもしれません。

普段から住宅に関心を持ち、違和感がないかチェックすることが大切です。

屋根に問題があると感じた場合は、業者に相談し、早めに対処してください。

 

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

 

屋根の部分修理はダメ?!損をするその理由とは?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根の部分修理はダメ?!損をするその理由とは?

屋根のひび割れなどを修理するため、

リフォームまたはリノベーションを予定している方も多いのではないでしょうか?

屋根の修理方法には、部分修理と全面修理があります。

日常生活に支障をきたさないためにも、

全面修理を行いましょう。

今回は、どうして屋根の部分修理を行うと損をするかについて解説するので、

気になる方は参考にしてください。

屋根の部分修理で損をする理由

屋根の部分修理を行うと損をする理由は以下の通り。

・他にも修理が必要な箇所が存在する可能性が高い

・他の箇所に負担を与える可能性がある

・長期保証が付かない場合がある

・修理した箇所が目立ちやすくなる

早速ですが、各理由について説明するので、屋根の破損に悩まされている方は一度チェックしてください。

他にも補修が必要な箇所が存在する可能性が高い

屋根は、雨や風、紫外線などに1年中晒されています。

1箇所だけでなく、他にも傷んでいる箇所が存在する可能性が高いです。

部分修理の場合、何度も行う必要があるのに対し、

全面補修は一度で修理を済ませられます。

特に雨漏りの場合は「ルーフィングの劣化が原因」である可能性が高いです

 

その場合は雨漏りしている屋根だけ修理しても

成田崇
成田崇
「雨漏りはその部分だけ修理すれば良い」は間違いです

その翌年は反対側の屋根が雨漏りしてきた・・・なんてことも少なくありません

他の箇所に負担を与える可能性がある

部分修理を行うと、修理していない箇所に負担を与えてしまう場合があります。

負担を与え続けた結果、雨漏りなどの問題が発生してしまうかもしれません。

新たに修理する手間がかかるのも損をする理由のひとつです。

長期保証が付かない場合がある

部分保証の場合、長期保証が付かない可能性がある点に注意しましょう。

リフォーム・リノベーションを行う際、アフターフォローも重要になってきます。

成田崇
成田崇
ほとんどの場合、部分補修には保証はつきません

施工の内容によっては、不具合が発生しているかもしれません。

いざという時に保証が受けられない点も部分修理を行うと損をする理由のひとつです。

雨漏りを防ぐためにはルーフィングを補修することが大事

屋根の下に貼られているルーフィングにより、雨漏りを防ぎます。

ルーフィングは、防水シートのこと。

雨が降っても、ルーフィングがあることにより、

雨水は屋根材の上を通って雨桶で排出されます。

雨漏りが起きている場合、屋根材だけでなく、

ルーフィングの破損や雨桶の詰まりなどが起きているかもしれません。

成田崇
成田崇
ほとんどの雨漏りの原因はルーフィングの劣化です

ルーフィングを新しくし、雨漏りによる被害を最小限に抑えることが大切です。

また、雨漏りが原因で漏電が発生し、最悪の場合は火災に発展するかもしれません。

普段から住宅の状態に関心を持ちましょう。

屋根の部分補修を行うメリットとは

損をする理由は分かったものの、

メリットはあるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

部分修理には、メリットも何点か存在します。

ここでは、どのようなメリットがあるか触れていきます。

費用を安く抑えられる場合がある

全面修理に比べ、1回当たりの費用を安く抑えることができます。

ただし、部分修理を何度も行ってしまうと、

成田崇
成田崇
その時に払うお金は少ないですがトータルでは高いです

1回の全面修理より費用がかかってしまうかもしれない点に注意してください。

工事の日数が短い

部分修理は全面修理に比べ、工事の日数を短く済ませられます。

仕事などが忙しく、リフォーム・リノベーションに関わる時間が中々取れないと感じた場合、

部分修理も選択肢に挙がってきます。

屋根の状態によっては、最短で1日で終わるかもしれません。

屋根の補修を行う業者の選び方

屋根の修理は高所での作業も必要になってくるので、

業者に依頼する必要があります。

リフォーム・リノベーションの規模に関わらず、信頼できる業者を見つけましょう。

トラブルを避けるためにも、業者を選ぶ際のポイントを押さえてください。 ここでは、屋根の修理を行う業者の選び方について解説します。

施工実績が豊富

気になる業者を見つけたら、施工実績をチェックしてください。

成田崇
成田崇
屋根専門業者に依頼しましょう

施工内容はもちろん、かかった費用や依頼人のコメントなどを踏まえ、

依頼するかどうか判断しましょう。

こちらから選ぶと良いと思います

屋根外装工事協会

全日本瓦工事事業連盟

自社に職人を抱えていて長年屋根工事業を営んでいる会社です

 

屋根を細かく点検するか

破損した屋根を細かく点検するかどうかも依頼するかどうかの判断基準。

業者によっては、

高所カメラやドローンを用いて屋根を細かくチェックする場合があります。

屋根の状態に応じた提案を行うか

屋根の状態に応じたリフォームプランを提案するかどうかも重要になってきます。

見積もりや打ち合わせの際、気になることがあったら

、業者に質問することが大切です。

分からないことをそのままにしてしまうと、後で大きなトラブルが発生するかもしれません。

保証が充実しているか

アフターフォローの内容も依頼するかどうかの決め手。

リフォーム・リノベーションの施工が済んだら終わりではなく

、引き渡し後の生活にトラブルが起きないようにすることも重要です。

気になる業者を見つけた際は、保証期間の長さなどをチェックしましょう。

まとめ

屋根の部分修理を行ったとしても他の部分から雨漏りなどの問題が起きてしまうかもしれません。

雨漏りを防ぐためには、屋根材だけでなく、ルーフィングの修理を行うことが大切です。

屋根の破損が見られた場合、全面修理を検討しましょう。

部分修理は、工事の日数を抑えたい場合に行ってください。

雨漏りなどについて分からないことがある方は、業者に相談してはいかがでしょうか?

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

ほんとにスレート屋根塗装は必要ですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート屋根塗装は必要ですか?

多くの住宅にスレート屋根が用いられています。

長期に渡って安心して暮らすためには、住宅のメンテナンスが重要です。

成田崇
成田崇
「スレート屋根のメンテナンス=屋根塗装」は間違いです

メンテナンスの一環に屋根塗装が挙げられます。

人によっては、スレート屋根塗装は必要なのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

今回は、スレート屋根塗装は必要なのかどうかについて解説するので、

気になる方はチェックしてください。

スレート屋根塗装は基本的には不要

屋根塗装は屋根の状態を保つために行われます。

ですが、スレート屋根の場合、

屋根塗装は必要に迫られて行うものではありません。

成田崇
成田崇
スレート屋根塗装しても屋根の性能は向上しません

屋根材に合わせてメンテナンスすることが大切です。

スレート屋根塗装は不要な理由

どうして、

スレート屋根塗装が不要なのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

不要な理由が何点か存在します。

さっそくですが、リフォームやリノベーションを予定している方のために

スレート屋根塗装が不要な理由について触れていきます。

気になる方は参考にしてください。

スレート屋根製造メーカー「Kmewが屋根塗装は不要」と言っている

 

成田崇
成田崇
ほとんどのスレート屋根材はKmew製です

 

現在、スレート屋根を製造している国内唯一のメーカーがkmewです

これは業者向けのスレート屋根メンテナンス方法が書かれたマニュアルです

 

 

上の方にこのように書かれています

「再塗装の目的は美観の維持向上です」

「再塗装をして頂かなくても、屋根材の基材の物性・防水性への影響はありません」

 

さらに

「誤った塗装方法は雨漏れを引き起こす原因になります」

とあります

 

簡単に言うと

「屋根塗装は不要で、間違った塗装方法だと雨漏りしますよ」

です

ルーフィングで雨漏りを防ぐ

雨漏りはルーフィングと呼ばれる防水シートで防ぎます。

屋根の防水は劣化している屋根材ではなくこのルーフィングで担保されているのです

 

ルーフィングはこのようにスレート屋根工事前の下に敷かれています。

 

屋根の寿命が伸びるデータが立証されていない

塗装により、スレート屋根の寿命が伸びるデータが立証されていないのも理由のひとつです。

スレート屋根の塗装を予定している方は、

各塗料の性能をチェックしましょう。

下裏に雨水が入り込むため

スレート屋根には、上下左右に隙間が存在します。

隙間から雨水を排出。

 

左が劣化により雨漏りしていたお宅のルーフィングです

ルーフィングに手を加えない限り、雨漏りが解決しません。

スレート屋根の塗装を予定している方は、

ルーフィングや隙間の状態をチェックすることが大切です。

ひび割れ・欠けが多いとすぐにひび割れてしまう

ひび割れや欠けが目立つ場合、

屋根塗装を行ってもひび割れが起きてしまうかもしれません。

成田崇
成田崇
スレート屋根材の割れは塗装では直せません

寿命が近いと感じた場合は、

カバー工法や葺き替え工事を検討することをおすすめします。

スレート屋根によっては寿命を迎えている

スレート屋根を放置したまま、

寿命を迎えているケースもあります。

寿命を迎えたスレート屋根に塗装を行っても、

寿命を伸ばせません。

高圧洗浄により破損する場合がある

屋根塗装を行う際、高圧洗浄により汚れやコケ、カビなどを取り除きます。

ですが、高圧洗浄の不可にスレート屋根が耐えられず、

破損してしまう場合も考えられます。

成田崇
成田崇
できれば屋根点検でも屋根上に上がらない方がいい

スレート屋根破損の多くは人が乗ったことによる踏み割れです

屋根塗装に適していないスレート屋根が存在する

スレート屋根によっては、屋根塗装に適していない場合があります。

汚れなどが目立つからと言ってすぐに屋根塗装をしないよう注意したいところ。

アスベストが含まれていないノンアスベスト屋根は脆弱なので、

屋根塗装を行うことで寿命を縮めてしまうかもしれません。

スレート屋根塗装を行うメリットは何か

スレート屋根の塗装は基本的に必要ないものの、

どのようなメリットがあるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

ここでは、屋根塗装のメリットについて説明します。

色褪せを直せる

年数が経つと、どうしてもスレート屋根の色褪せが見られるようになります。

住宅の色合いが気になっている方も多いのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
店舗などで「イメージの色に変えたい」などの場合はスレート屋根塗装もありです

屋根塗装を行うことにより、色褪せが気になりにくくなります。

コケやカビなどの汚れを落とせる

住宅は年数を重ねるごとにコケやカビなどの発生に悩まれます。

屋根塗装でコケやカビなどの汚れを落とせるのもメリットです。

屋根塗装よりも棟板金交換?!工事について

屋根のメンテナンスを行う際、

カバー工法と葺き替え工事についても知っておきたいところ。

スレート屋根の棟(屋根のてっぺん)板金が浮くのはなぜ?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

ここでは、カバー工法と葺き替え工事について説明します。

棟板金の交換

屋根塗装はおおよそ20~40万円程度だと思いますが

ほとんど同額で行える屋根のメンテナンス工事があります

こちらからも確認できます

 

台風など強風で飛ばされるのはほとんど棟板金だからです

 

カバー工法

カバー工法は、既存の屋根の上に軽い屋根を被せる工法。

費用と手間を減らすことができます。

スレート屋根と軽い屋根の間に防水シートを貼ります。

葺き替え工事

葺き替え工事は既存の屋根を撤去し、新品の屋根にする工事。

スレート屋根が著しく破損し、

カバー工法が難しい場合は葺き替え工事も検討しましょう。

スレート屋根塗装について業者に一度相談するのが大事

スレート屋根の劣化が目立ち始めたと感じたら、

業者に一度相談することをおすすめします。

屋根塗装を行う場合であったとしても、

信頼できる業者に依頼し、

トラブルを回避することが大切です。

人によっては、

DIYで済ませようとしている方もいるのではないでしょうか?

高所での作業になるため、

屋根の塗装や補修を行う際は安全を確保しつつ作業を進めていく必要があります。

また、屋根に関する知識と技術も求められるので、

DIYで状態を悪化させてしまう可能性も十分考えられます。

まとめ

スレート屋根塗装は原則、不要です。

色褪せやコケ、カビなどがどうしても気になると感じた場合、

業者に相談することをおすすめします。

リフォーム・リノベーションに関するアドバイスを頂きましょう。

寿命を伸ばすためには、

カバー工法と葺き替え工事を行うかどうか検討する必要があります。

普段から住宅の状態に関心を持ち、

雨漏りなどの被害が甚大になる前にリフォーム・リノベーションを行ってください。

 

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

屋根のプロが教える 屋根材の保証期間ってどうなっているの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根材の保証期間ってどうなっているの?!

納得のいく新築工事やリフォームにするためには、

屋根材の保証期間が重要になってきます。

屋根が壊れた際に備え、どのような保証があるか知っておきたいところ。

今回は屋根材の保証期間に加え、

どのような保証があるかについて解説します。

屋根材の保証期間は法律で定められている

新築の屋根材の保証期間は、10年と法律で定められています。

成田崇
成田崇
屋根に限らず建築の保証の多くは10年がポイントになってきますね

リフォームの場合は定められていません。

ただし、施工会社が独自に保証期間を設けています。

屋根材に関係する保証

屋根材に関係する保証として、以下のものが挙げられます。

・リフォーム瑕疵保険

・施工保証

・メーカー保証

それぞれの特徴を押さえ、予想外の事態に備えましょう。

ここでは、各保証について解説するので、

屋根材の保証について関心のある方は一度参考にしてください。

リフォーム瑕疵保険

リフォーム瑕疵保険は、リフォーム時の検査と保証がセットになった保険。

業者が倒産したとしても、修理後に施工不良などのアクシデントが生じたとしても、

工事にかかる費用がサポートされます。

新築の場合はリフォーム瑕疵保険が必須なのに対し、

リフォームの場合は任意です。

成田崇
成田崇
始めから数年で潰すつもりでスタートさせるリフォーム屋が多く、その被害は少なくないです

国土交通大臣が認定した保険会社がリフォーム瑕疵保険を扱っています。

・住宅保証機構

・住宅あんしん保証

・ハウスプラス住宅保証

・日本住宅保証検査機構

・ハウスジーメン

保証が受けられる条件や保険金の支払限度額に差があるので、注意してください。

施工保証

施工保証は、施工会社が定めている保証。

施工会社によって、保証をつける場合とつけない場合があるので、

リフォーム・リノベーションを検討している方は保証の有無についてチェックする必要があります。

成田崇
成田崇
屋根専門の会社の多くは5~10年の雨漏れ保証を付けています

保証期間はもちろん、

アフターサービスが充実しているかどうかが基準になってきます。

また、納得のいくリフォーム・リノベーションにするためにも、

どのような工事を行っているか

使用されている素材について把握できるかどうかも依頼する決め手です。

メーカー保証

メーカー保証は、屋根材を製造しているメーカーが定めている保証。

屋根材によって、保証期間に違いがあります。

保証のないメーカーも存在します。

屋根塗装は対象外のため、注意が必要です。

成田崇
成田崇
屋根塗装に保証をつけている会社はほとんどありません

メーカー保証は、品質保証と美観保証の全2種類が存在しており、それぞれの特徴を押さえましょう。

・品質保証:屋根としての機能を維持できない場合に発生する保証

・美観保証:屋根の美しさが損なわれた場合に発生する保証

屋根材の保証期間に関する注意点

省エネのために太陽光パネルを設置しようと考えている方も多いのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
もし後から太陽光パネルを設置するなら同じ業者にしないと保証はしないと思います

太陽光パネルを設置すると、保証の継続ができない場合が生じます。

屋根材の保証を太陽光パネルの設置業者が引き継ぐかどうか加味した上で設置するかどうか判断してください。

屋根材を長持ちさせる際のポイント

屋根材をいかに長持ちさせるかが重要になってきます。

どのようなメンテナンスが行われているか気になっている方もいるのではないでしょうか?

ここでは、屋根材のメンテナンス方法について解説します。

日本瓦

日本瓦は機能性が高い反面、

衝撃や飛来物によるひび割れやズレが生じる可能性があります。

成田崇
成田崇
瓦は30年程度ほとんどメンテの必要はありません

築後15年が経過した際にメンテナンスを行いましょう。

割れている場合、新しい日本瓦に差し替えます。

セメント瓦

セメント瓦にカビやコケなどが生えてきたら、

薄めた中性洗剤で落とします。

落とす際、スポンジやブラシを用います。

カビやコケなどが生えていると、滑りやすいです。

金属系の屋根材

トタンやガルバリウム鋼板など、金属系の屋根材の場合は、

表面のサビを落とす必要があります。

成田崇
成田崇
金属屋根材はサビを防ぐために屋根塗装が必要です

表面をブラシややすりで擦ったら、

高圧洗浄機で洗い流します。 最後にさび止め効果のある塗料を塗れば完了です。

スレート

劣化したスレートは雨漏りを引き起こしたり、

雪によって凹んでしまう場合があります。

成田崇
成田崇
スレートの屋根塗装は不要です

ズレなどの問題がないかを確認した後、部分補修または塗装工事が行われます。

屋根材について業者に相談することが大事

屋根材の種類は多岐に渡るため、

どれが良いか分からないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

保証期間やリフォームプラン、費用などについて疑問がある方は、業者に一度相談することをおすすめします。

成田崇
成田崇
屋根材の保証期間よりも信頼できる屋根屋さんへ依頼することが大切です

業者からのアドバイスを受けつつ、新築工事やリフォームなどを進めていきましょう。

テーマやコンセプト、ニーズによって、使用する屋根材が変わってきます。

また、対応エリアが業者によって異なるので、対応エリア外かどうかチェックしてください。

まとめ

屋根材の保証期間は、

業者や屋根材を製造しているメーカーによって異なります。

新築の場合、補償期間が10年と定められています。

メンテナンスを普段から心掛け、住宅を長持ちさせることが大切です。

屋根材の保証を受けるための条件も保険会社や業者などにより変わってくるので、

屋根材が破損した際は注意してください。

保証期間をはじめ、屋根材について分からないことがある場合は業者に相談し、

疑問を解決することをおすすめします。

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

【屋根修理】台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるの?!

台風や雪で住宅の屋根が破損したと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

自然災害により建物の損害が出た場合、できる限り早めに補修することが大切です。

屋根の修理を行うためには、ある程度の費用がかかります。

成田崇
成田崇
普段から屋根をチェックしておくことが大切です

今回は、台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できるのかどうかについて解説します。

台風や雪害で壊れた屋根を保険で修理できる場合がある

台風や雪害で屋根が壊れたとしても、

火災保険により修理できる場合があります。

成田崇
成田崇
屋根以外にも雨樋やカーポートも含まれます

火災保険は、自然災害により生じた損害も補償。

火災保険の補償項目は以下の通りです。

・火災

・爆発

・地震

・風災

・雪災

・雹災

・雷災

・水災

・水漏れ

・建物外部からの衝突

・落下

・盗難

台風や雪害の他にも、火災や地震、落雷などの自然災害や自動車の衝突などの事故、

盗難による被害も補償します。

屋根に限らず、住宅に何かしらの被害が生じた際、

火災保険の適用かどうか一度チェックしてください。

火災保険で修理するための条件

場合によっては、火災保険で屋根を修理できないケースも存在するので、

注意しましょう。

ここでは、火災保険が適用される条件について解説します。

台風や雪害で屋根が壊れて困っている方は、

一度参考にしてください。

強風による被害かどうか

まず、強風による被害である必要があります。

強風かどうかを判断する基準は最大瞬間風速です。

成田崇
成田崇
いつの台風で破損したのか?メモしておきましょう

最大瞬間風速が20m/秒以上でないと、

強風と認められません。

経年劣化かどうか

経年劣化と判断された場合、

火災保険で屋根を修理することができないため、注意してください。

成田崇
成田崇
経年劣化の場合は保険適用されません

普段からメンテナンスを心掛け、

屋根や外壁などが壊れるのを防ぐ必要があります。

被害に遭ってから3年以内かどうか

台風や雪害の被害に遭ってから3年以内に申請しましょう。

3年以上経過すると、火災保険の保証を受けることができません。

いつ被害に遭っているか把握していない方は注意してください。

20万円以上の損害かどうか

台風や雪害による被害額が20万円以上の場合、

火災保険により屋根の修理することが可能です。

20万円を下回ってしまうと、火災保険で修理することができません。

足場代などにより、

想像している以上に修理にかかる費用がかかってしまう可能性も十分考えられます。

雪の重みで壊れたか

雪の重みにより、

屋根やカーポートなどが壊れてしまう場合があります。

成田崇
成田崇
実は雪害も原因としては多いです

大雪や雪崩による損害も火災保険の適用になるので、

雪害が生じた際は申請してください。

保険料・住宅ローンを滞納していないかどうか

火災保険で壊れた屋根を修理するためには、

保険料・住宅ローンを滞納していないことも条件です。

滞納している場合、火災保険により屋根を修理することができません。

普段から、保険料・住宅ローンの支払いが滞らないようにしましょう。

火災保険を申請する際の流れ

台風や雪害などの被害により、

屋根が壊れたらいち早く火災保険を申請することが大切です。

人によっては、手順が分からないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

ここでは、申請する際の流れについて解説します。

保険会社に連絡

屋根の被害を確認したら、まずは保険会社に連絡してください。

代理店経由で契約している際、代理店に連絡すれば、保険会社への連絡を代行します。

伝える内容は以下の通りです。

・契約者の氏名

・契約者の連絡先

・証券番号

・いつ被害に遭ったか

・被害に遭った場所

・災害時の状況

・事故の原因

・屋根にどのくらいの損害があるか

台風や雪害の規模が大きいと、対応に時間がかかってしまうかもしれません。

業者に依頼

保険会社に連絡した後、業者に依頼し、

屋根の修理に関する見積もりを行います。

 

数多くの業者が存在するので、信頼できる業者を見つけることが大切です。

成田崇
成田崇
「保険で無料で直せますよ」などという詐欺業者も多いので注意が必要です

火災保険の申請手続きを行うために修理の見積書と屋根調査報告書を作成する必要があります。

また、業者に屋根が壊れた原因を調査して頂くことが大切です。

原因が分からない場合、補償されません。

申請書類の作成

保険会社に提出する申請書類を作成します。

記入漏れがないかチェックすることが大切です。

提出時、

・修理の見積書

・屋根調査報告書

・被害状況の写真

を添付してください。

現地調査

火災保険の申請後、保険会社の調査人が現地調査を行います。

被害状況の写真で台風や雪害などの被害だと認められる場合、

ヒアリングで終わるケースも存在します。

保険金の入金を確認

被害が認められ、保険金の金額が確定すると、

指定の口座に保険金が入金。

保険金の明細ははがきなどで送られてきます。

火災保険の場合、損害額から免責金額を引いた額が支払われます。

保険金額が上限です。

まとめ

台風や雪害で壊れた屋根を火災保険で修理できる場合があります。

被害に遭ってから3年以内に火災保険を申請しないといけないため、注意してください。

経年劣化や原因が分からない場合は補償されません。

屋根の修理や火災保険について分からないことがある方は、

業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?

アドバイスを受けつつ、屋根の修理を進めていきましょう。

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

屋根カバー工法のメリット・デメリットって?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)のメリット・デメリットって?!

新築工事やリフォーム、リノベーションにおいて、

さまざまな工法が用いられています。

成田崇
成田崇
屋根塗装するよりも屋根カバーの方がずっと屋根には良いんです

自分に合った住宅を建てるためには、どのような工法が存在するか知っておくことをおすすめします。

今回は、屋根カバー工法(屋根重ね葺き)のメリット・デメリットについて解説するので、

気になる方は一度参考にしてください。

 

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)とは

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)は、屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法。

薄くて軽いスレート屋根のメンテナンスに用いられることが多いです。

ガルバリウム鋼板のような軽い屋根材で屋根を補強します。

 

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)のメリット

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うかどうか判断する際、

どのようなメリットがあるか押さえましょう。

主に、以下のメリットが挙げられます。

・防水効果が向上する

・費用を抑えられる

・工期が短く済む

・断熱性が上がる

・アスベストが飛散するリスクを抑えられる

・結露対策ができる

・野地板・垂木に負担を与えない

早速ですが、各メリットについて説明します。

 

防水効果が向上する

屋根ですと現状の屋根の上に1mmにも満たない塗膜が塗られます

それでは防水効果は期待できません。

屋根カバーの場合は上記のように

一度屋根全面に防水シートを張ります

このルーフィング(防水シート)により防水効果は格段に向上します

 

費用を抑えられる

古い屋根を残したままリフォームを行うため、

古い屋根を撤去・処分する費用を抑えられます。

成田崇
成田崇
屋根の葺き替えよりも安価で屋根リフォーム出来ます

リフォームにかかる費用を少しでも安くしたいと感じている方は、

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

工期が短く済む

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)は屋根の解体・撤去の手間が省けるため、

工期を短く済ませることができます。

1日でもリフォームを済ませたい方にも適しています。

 

断熱性が上がる

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うことにより、

屋根が二重構造になるので、

断熱性が上がります。

横暖ルーフS 白い部分が断熱層

成田崇
成田崇
断熱性を向上させるなら「横暖ルーフ」など、断熱材付き屋根材を使ってください

断熱材付きの金属屋根を用いれば、

熱を吸収するだけでなく、

雨音を抑えることが可能です。

 

アスベストが飛散するリスクを抑えられる

屋根リフォームを行う際、

アスベストの飛散に注意しましょう。

成田崇
成田崇
アスベストは捨てるための費用が高いのです

屋根材によっては、アスベストが使われているかもしれません。

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)は、屋根の解体・撤去を行わないので、

アスベストが飛散するリスクが少なくて済みます。

 

結露対策ができる

断熱材付きの金属屋根を用いると、

野地板裏面の温度が下がるので、

結露対策に繋がります。

成田崇
成田崇
結露対策には棟換気がおすすめです

湿気が溜まると、カビや細菌が繁殖しやすくなるため、

注意が必要です。

結露を発生しにくくするためにも、

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うか検討することをおすすめします。

 

野地板・垂木に負担を与えない

屋根を剥がさないため、

垂木・野地板に負担を与えずに済みます。

垂木は屋根面の果汁を支える構造材。

野地板は垂木の上に設置する屋根材の下地です。

垂木・野地板の破損が心配な方も屋根カバー工法を行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)のデメリット

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)には、デメリットが何点か存在します。

主なデメリットは以下の通り。

・屋根によっては施工できない→現状雨漏りしている屋根

成田崇
成田崇
現状雨漏りしている屋根には不可です

・屋根カバー工法(屋根重ね葺き)ができる職人が少ない

・古い屋根は直らない

・火災保険が利用できない可能性がある

ここでは、各デメリットについて説明します。

 

屋根によっては施工できない

屋根の劣化状況によっては、

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)ができないので、注意が必要です。

また、瓦屋根は原則できません。

成田崇
成田崇
和瓦・洋瓦の上にはカバー出来ません

屋根リフォームを行う際は、

屋根材に何を使っているかチェックしましょう。

 

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)ができる職人が少ない

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)ができる職人が少なく、

業者によっては、対応していない可能性もあります。

成田崇
成田崇
ほかの職種に比べて屋根職人は一人前になるまでが時間がかかるので少ないのです

リフォームに時間がかかってしまう場合があるので、

屋根の補修が必要だと感じた際は、

スケジュール調整を行いましょう。

 

古い屋根は直らない

古い屋根をそのまま利用するため、

経年劣化した部分や傷が直るわけではありません。

予想外のタイミングで屋根が破損する可能性がある点に注意してください。

同じ住宅に長く住み続けたいと感じている方は、

屋根葺き替え工法を行うかどうか検討することをおすすめします。

 

火災保険が利用できない可能性がある

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)を行うと、

火災保険が利用できない場合があります。

火災保険は、災害や盗難などにより、

建物や資産に損害が生じた際に利用できる保険。

これから、リフォーム・リノベーションを予定している方は加入している保険の内容を一度見直してはいかがでしょうか?

 

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)について業者に相談するのが大事

これから、リフォーム・リノベーションを予定している方は、

業者に一度相談することをおすすめします。

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)の他にも、

費用や保証内容などに関する疑問を解消し、

納得のいく工事を行いましょう。

依頼する際、施工実績やサービスの内容、費用、施工エリアなどをチェックすることが大切です。

気になる業者を見つけたとしても、施工エリア外の可能性もゼロではありません。

 

 

 

まとめ

雨や日差しなどを遮るために屋根が欠かせません。

年数が経つにつれ、どうしても劣化してしまいます。

費用や工期を抑えたいと感じている方に屋根カバー工法(屋根重ね葺き)がおすすめです。

状態によっては屋根カバー工法ではなく、

屋根葺き替え工法が適している場合があります。

メリット・デメリットを踏まえた上で屋根カバー工法を行うかどうか判断してください。

信頼できる業者に依頼し、屋根リフォームを進めることが大切です。

 

 

 

 

 

屋根カバー工法、屋根重ね葺きのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

屋根点検のDIY方法は?!梯子はどんなものを買えばいいの?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

自分で屋根点検する方法は?!

梯子はどんなものを買えばいいの?

雨漏りなどが心配なので、

屋根の状態をチェックしたいと感じている方もいるのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
先に答えを言っちゃうと自撮り棒が最強です、最後に動画があるので確認してみてください

屋根点検を行う際、どのような方法があるか押さえておく必要があります。

今回は、自分で屋根点検する方法に加え、梯子を購入する際のポイントについて解説します。

屋根点検には危険が伴う

屋根に登るのは危険が伴うので、止めましょう。

転落や落下などの事故を引き起こし、取り返しのつかない事態が起きてしまうかもしれません。

屋根に登って点検や補修を行うためには、専門の知識と技術に加え、

ヘルメットや滑り止め靴などの装備が必要です。

成田崇
成田崇
屋根に上がってのチェックは最終手段にしてください

また、点検の仕方によっては、屋根材を踏んで破損させてしまう恐れもあります。

雨漏りなどの問題を解決するためには、細かい症状に気付くことが大切です。

プロでも死亡災害事故が起きています

知識や技術が不足していると、細かい症状を見逃す可能性も十分考えられます。

自分で屋根点検する方法

屋根点検を自分で行いたいと感じている方もいるのではないでしょうか?

どうしても、自分で点検する場合は、安全を確保して行うことが重要です。

雨漏りなどを心配している方のために自分で屋根点検する方法について解説します。

2階の窓から確認する

2階の窓から1階の屋根をチェックしましょう。

1回の屋根が見える場所を見つけ、

屋根材の破損などが無いか確認してください。

成田崇
成田崇
もっとも簡単でお勧めの方法は窓からチェックすることです

梯子などの道具を用意する必要が無いのがメリットです。

点検時に窓から身を乗り出し過ぎないようにする必要があります。

身を乗り出すと、転落や落下などのリスクが生じます。

脚立を使用する

ベランダがある場合、脚立を用いて屋根点検を行うことができます。

脚立に登る際、脚立を支える人が必要です。

バランスを崩して転落してしまう可能性を少しでも減らしましょう。

ベランダから屋根点検を行う際、脚立を立てる幅があるか確認してください。

成田崇
成田崇
脚立も慣れていないと安全とは言えません

また、脚立の天板に立たないのがポイント。

天板に立つと、バランスを崩しやすくなります。

2段目以下に足をかけ、安全を確保しましょう。

屋根裏を確認する

建物の構造や立地などにより、

屋根の状態が把握しにくい場合も出てきます。

外から屋根点検を行うのが難しいと感じた際は、

屋根裏を確認することをおすすめします。

屋根裏を見てみると、雨漏りや害獣・害虫のいる形跡が見つかるかもしれません。

成田崇
成田崇
屋根裏の点検も難易度高めです

2階の押し入れやクローゼットの天井に点検口が付いていることが多いです。

屋根裏で屋根点検を行う際は、天井床を踏み抜かないようにしてください。

屋根裏を破損させるだけでなく、ケガをしてしまう可能性があります。

近所の家や高台から確認する

近所の家の2階やベランダ、

高台から屋根の状態をチェックすることができます。

屋根全体の状態からリフォーム・リノベーションが必要かどうか判断してください。

高台から確認する場合は、通行人などに配慮することが大切です。

望遠鏡を使うと、屋根の状態をチェックしやすくなります。

屋根点検に用いる梯子の選び方

屋根点検で梯子を用いる際、選ぶ際のポイントを押さえましょう。

梯子自体は、ホームセンターや通販サイトで購入することができます。

種類は多岐に渡るので、使いやすいと感じた物を選ぶことが大切です。

成田崇
成田崇
何度も言いますが屋根に上るのは最終手段です

ここでは、梯子の選び方について説明します。

 

材料や道具はこちらも参考にしてみてください

屋根点検できる高さがあるか

屋根点検できるだけの高さがある梯子を購入しましょう。

梯子によって、高さが異なります。

屋根がどのくらいの高さにあるかを確認し、

梯子の高さが足りない事態を避けてください。

高さを調整できる梯子も存在します。

持ち運びしやすいかどうか

持ち運びしやすい梯子も屋根点検を行う上で重要になってきます。

重さや幅などをチェックし、

持ち運びしやすいかどうか判断しましょう。

段差の幅が十分あるかどうか

屋根点検の作業を安全に行うためにも、

段差の幅が十分かどうかチェックしたいところ。

幅によっては、足をかけにくい可能性もあります。

気になる梯子を見つけた際は、

足をかけるだけの余裕があるかどうか把握してください。

滑り止めがあるかどうか

足元の安全を確保するためにも、

滑り止めのある梯子を購入しましょう。

何らかの拍子で梯子から滑り落ちる可能性もゼロではありません。

急な開閉を防げるかどうか

梯子を用いて作業を行う際は、

開き止めが固定されているかどうかが重要になってきます。

固定されていないと、

予想外のタイミングで開閉してしまいます。

梯子を用いて屋根点検を行うなら、

開いた状態を固定できる梯子を購入してください。

屋根の点検・修理は業者に依頼することが大事

屋根の点検・修理には、危険が伴います。

雨漏りなどの問題を適切に解決するためには、

建物に関する知識と技術が求められます。

屋根に関する心配がある方は、業者に点検と修理を依頼しましょう。

まとめ

屋根点検は、雨漏りなどの問題があるかどうか把握するのに必要な作業です。

どうしても、自分で行いたいと感じた際は、

危険性の少ない方法で行いましょう。

点検の仕方ひとつで屋根材を破損させたり、

転落や落下などの事故を引き起こしてしまうかもしれません。

雨漏りなどの被害を最小限に食い止めるためにも、

信頼できる業者に屋根点検を依頼し、建物の状態を把握してください。

 

成田崇
成田崇
ちなみに下記の動画での確認方法が最も簡単で安全です

 

 

屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

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〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

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国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

ホームセンターで買ってきたものでDIY雨漏り修理は出来るの?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

ホームセンターで買ってきたもので雨漏り修理は出来るの?!

ホームセンターで道具を揃え、

DIYで屋根の雨漏り修理ができるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
ちなみにかなりの難易度です

家の倒壊などが起きる前に雨漏りを対処する必要があります。

今回は、ホームセンターで買ってきたもので雨漏り修理ができるかどうかについて考えてみましょう。

DIYで屋根の雨漏り修理を行うには技術が必要

DIYで屋根の雨漏り修理を行う場合、

技術が必要なのに加え、危険が伴います。

DIYに慣れていない方は自分で対処しようとするのは控えてください。

雨漏りを見つけた際は応急処置を行い、

被害が拡大するのを防ぐことが大切です。

ホームセンターで販売されている雨漏り修理に関する道具

ホームセンターでは、

屋根の雨漏り修理に用いられる道具が販売されています。

ここでは、屋根の雨漏り修理に用いられている道具について説明するので、

DIYで済ませるかどうか迷っている方は一度参考にしてください。

シーリング

シーリングは防水性に優れた接着剤。

屋根や外壁の隙間を埋めるのに用いられます。

成田崇
成田崇
こちらのシーリングがおすすめです

コーキングまたは充填剤と呼ばれる場合もあります。

屋根の雨漏り修理を行う際、コーキングガンと合わせて使用。

弊社でもこのシーリングを使っています

プライマー

シーリングを打つ前にプライマーが必要なケースが存在します。

成田崇
成田崇
簡単な補修程度ならプライマーは不要です

プライマーは、シーリングの密着性を高める道具です。

シーリングが剥がれる際に使います。

防水テープ

防水テープは、防水性と気密性に優れたテープ。

屋根の雨漏りや水道漏れを修理する際に用いられます。

成田崇
成田崇
防水テープは日東電工製がお勧めです

粘着力が低下するのを防ぐため、

汚れや水分を落としてから貼り付けます。

 

こちらも弊社仕様品です

雨漏り箇所や補修箇所がおおきいならこちらもおすすめです。

防水シート

防水シートは、防水性能を高めるためのシート。

雨水や結露水が屋根材の裏などに達するのを防ぎます。

屋根の負担を最小限にするため、

軽いのが特徴に挙げられます。

成田崇
成田崇
防水シート(ルーフィング)はライナールーフ一択です

最強の防水シート!ニューライナールーフィングって何? 特徴3選|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

安全靴

屋根の雨漏り修理を行う際、

屋根で滑らないようにすることが大切です。

安全性を確保するためにも、

屋根作業専用の安全靴を履いて作業を進めましょう。

屋根作業専用の安全靴はしゃがみやすいのに加え、

滑りにくくなっています。

成田崇
成田崇
作業靴はハイパーVの一択です

また、フィッティング性に優れており、

脱げにくいです。

断熱性にも優れているので、火傷対策にも役立ちます。

この靴はおすすめです

ヘルメット

屋根の雨漏り修理をはじめ、

高所で作業を行う際はヘルメットが欠かせません。

転落や転倒時に頭部を守るためにヘルメットを着用します。

また、屋根に頭をぶつけたり、

屋根材の破片が頭に当たる可能性があるので、

DIYで済ませる場合は安全確保を心掛けましょう。

手袋

手についたシーリングで汚さないようにするため、

手袋をした状態で雨漏り修理を進めることが大切です。

成田崇
成田崇
グローブは安全のためにマストです

また、釘や板金などでケガを防ぐのに役立ちます。

はしご・脚立

屋根で作業する際、はしごまたは脚立が用いられます。

DIYを行うなら、2人で作業を進めることが重要です。

成田崇
成田崇
脚立はハセガワかアルインコが良いと思います

1人がはしごまたは脚立を支え、安全を確保しましょう。

また、ホームセンターや通販サイトで購入する際は長さをチェックしてください。

屋根の高さによって、必要なはしご・脚立が変わってきます。

DIYで屋根の雨漏り修理する前に行う応急処置

DIYで屋根の雨漏り修理する前に行われる応急処置がいくつか存在します。

家の倒壊などを防ぐためにも、雨漏りを確認したら、

応急処置をできる限り早めに行いましょう。

成田崇
成田崇
雨漏りを放置すると柱が腐ることとシロアリ被害の可能性も高まります

ここでは、どのような応急処置が行われるかについて解説するので、

気になる方は一度参考にしてください。

雨水をバケツで受け止める

まずは、雨漏りが発生している場所にバケツを置き、

床が濡れるのを防ぎましょう。

雨水により床が腐食する可能性も十分考えられます。

雑巾や吸水シートをバケツに入れておけば、雨水が跳ねにくくなります。

人によっては、バケツが無いと悩んでいるのではないでしょうか?

無い場合は洗面器や鍋などで代用してください。

屋根裏に吸水シートを敷く

屋根裏に上がれる場合、バケツだけでなく、

吸水シートを敷き詰めて雨漏りによる被害を最小限にすることが大切です。

吸水シートに防水シートを敷き、天井が濡れるのを防いでください。

また、水を含み過ぎると、吸水シートの吸水力が落ちるので、

取り換える必要があります。

隙間に雑巾やタオルを詰める

屋根だけでなく、

窓枠やサッシの隙間から雨水が侵入してくるケースも存在します。

雨漏りが発生した際は、家全体の状態を把握することが大切です。

隙間に雑巾やタオルを詰め、雨漏りによる被害を抑えましょう。

DIYで屋根の雨漏り修理を済ませるより業者に依頼するのがおすすめ

屋根の雨漏り修理に関する知識や技術に自信がないと感じている方は、

業者に屋根の雨漏り修理を依頼してください。

施工実績や保証内容、費用などをチェックし、

相談するかどうか判断することが大切です。

まとめ

屋根の雨漏り修理をDIYで済ませるには、

知識と技術が求められます。

事故を防ぐために安全を確保する必要があります。

無理をして雨漏りの被害を拡大させたり、

転落などの事故を避けるためにも、業者に相談しましょう。

業者に依頼すれば、雨漏り修理に関する疑問を解消できるだけでなく、

DIYに必要な道具を準備する手間を省くことができます。

成田崇
成田崇
この記事に登場する道具や材料は実際に私も愛用しているモノです、参考までに!

 

 

 

屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

DIYで出来る?!雨樋清掃の方法とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

DIYで出来る?!雨樋(あまとい・あまどい)清掃の方法とは?!

時間の経過と共に雨樋(あまとい・あまどい)が詰まってくるので、

定期的にメンテナンスする必要があります。

多くの方が雨樋(あまとい・あまどい)の詰まりを改善したいなどの悩みを感じているのではないでしょうか?

今回は、雨樋(あまとい・あまどい)清掃をDIYでできるかどうかに加え、清掃方法について解説します。

雨樋清掃をDIYで済ませることは可能

屋根に上がることができれば、DIYで雨樋(あまとい・あまどい)清掃を済ませることが可能です。

成田崇
成田崇
雨樋は屋根の最も先端に取り付けられていますので最も危ない場所でもあります

DIYの場合、転落などのリスクもあるので、できる限り避けることをおすすめします。

行う際は、安全に配慮してください。

雨樋(あまとい・あまどい)が詰まる原因

清掃する前にどうして雨樋(あまとい・あまどい)が詰まるのかを押さえましょう。

さまざまな原因で雨樋(あまとい・あまどい)が詰まります。

主な原因として、以下のものが挙げられます。

・落ち葉

・土

・野鳥の巣

屋根より高い樹木がある際は、落ち葉による詰まりを注意したいところ。

土も長期間放置し続けていると、固まってしまいます。

野鳥が雨樋(あまとい・あまどい)の近くで巣作りをしているケースがあるので、

普段から外の様子をチェックしてください。

雨樋清掃のタイミング

雨樋(あまとい・あまどい)清掃に適した時期は梅雨に入る前の春または落ち葉の増える秋。

春は花びらが散ったり、冬に積もった雪が溶け出し、雨樋(あまとい・あまどい)を詰まらせてしまうかもしれません。

秋も落ち葉が多い季節なので、

雨樋(あまとい・あまどい)が詰まっていないか注意する必要があります。

台風や強風によって飛んできた物により雨樋(あまとい・あまどい)を詰まらせたり、

破損させる場合もあるので注意してください。

成田崇
成田崇
外壁塗装など足場のあるタイミングも雨樋掃除のベストタイミングです

台風や強風が発生したら、

雨樋(あまとい・あまどい)清掃を行う必要があるかどうかチェックすることをおすすめします。

雨樋(あまとい・あまどい)清掃をDIYで済ませる際に必要な道具

雨樋(あまとい・あまどい)清掃に用いられる道具として、以下のものが挙げられます。

・ほうき

・ワイヤー付きブラシ

・トング

・ホース

・軍手

・ヘルメット

・はしご

・脚立

ホームセンターや通販サイトで道具を揃えましょう。

雨樋清掃をDIYで済ませる方法

DIYで済ませる際、

手順を一つ一つ押さえることが大切です。

ここでは、雨樋(あまとい・あまどい)清掃の方法について解説します。

雨樋(あまとい・あまどい)・集水器に詰まったゴミを取る

まず、手袋とヘルメットを付けたら、

はしごまたは脚立に乗りましょう。

ほうきで土や落ち葉などを集めます。

その後、屋根に付いている雨樋・集水器に詰まったゴミをほうきやトングで取ってください。

はしごや脚立を用いる際、

誰かに支えてもらうことが大切です。

成田崇
成田崇
必ず2名以上で行ってください

転倒などの事故を避けるためにも、安全を確保したいところ。

集水器から水を流す

ホースで集水器から水を流します。

縦樋から排水溝へ水が流れたら、完了です。

ホースは下にいる人に渡してもらいましょう。

縦樋を叩きつつ水を流す

集水器から水を流した際、

排水溝へ上手く流れないケースもあります。

その場合、水を流しつつ、下にいる人が縦樋を叩きましょう。

成田崇
成田崇
ホースから水を流しながら行うのがポイントです

軽度の詰まりの場合、ゴミが水と一緒に流れます。

水が流れたら、雨樋(あまとい・あまどい)清掃は終了です。

叩いても詰まりが解消されない場合、

パイプクリーナーを用いて詰まりを解消してください。

パイプクリーナーを回転させることにより、雨樋(あまとい・あまどい)に溜まったゴミや汚れを絡め取ります。

割れなどを確認

雨樋(あまとい・あまどい)清掃を行う際、

雨樋(あまとい・あまどい)に割れなどが起きていないかも確認することをおすすめします。

成田崇
成田崇
雨樋は15~20年程度で交換のタイミングです

雨樋(あまとい・あまどい)が著しく劣化している場合、交換する必要も出てきます。

2階以上の雨樋(あまとい・あまどい)清掃を避けるのが大事

転落などのリスクを避けるためにも、

2階以上の雨樋(あまとい・あまどい)清掃を避けましょう。

2階以上の場合、業者に依頼し、

雨樋(あまとい・あまどい)の詰まりを解消することが大切です。

成田崇
成田崇
2階以上の雨樋を掃除するのはかなり危険です

定期的に業者に依頼し、雨樋(あまとい・あまどい)の詰まりや汚れを対策することをおすすめします。

雨樋清掃にかかる費用

雨樋(あまとい・あまどい)清掃の費用は、約5,000~30,000円。

作業の内容によって、費用が変わってきます。

足場が必要になると、10万~30万円の追加費用が発生するため、

業者に依頼しようと考えている方は注意してください。

納得のいくサービスを受けるためにも、

業者が提供しているサービスの内容と費用を細かくチェックする必要があります。

気になることがある場合、業者に一度問い合わせ、

疑問を解消することをおすすめします。

雨樋(あまとい・あまどい)の詰まりを対策する方法

雨樋(あまとい・あまどい)が詰まる頻度を

極力減らしたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

落ち葉除けネットや落ち葉除けシートを用いて、

落ち葉や土などのゴミを防ぎましょう。

2階以上の雨樋(あまとい・あまどい)に設置する際は、業者に依頼することが大切です。

設置中に転落などの事故が起きる可能性も十分考えられます。

また、ゴミの重みにより、

落ち葉除けネットや落ち葉除けシートが雨樋(あまとい・あまどい)に入り込んでしまう場合がある点に注意してください。

落ち葉除けネットや落ち葉除けシートを設置した後も雨樋(あまとい・あまどい)清掃が必要です。

雨樋(あまとい・あまどい)を取り付けないのもアリ?!

実は雨樋(あまとい・あまどい)を取り付けないという選択肢もあります

雨樋(あまとい・あまどい)は無くても家の中に雨水が入ることは無く

「建物の周りが濡れても構わない」や「ほとんど周りに家が無い」などの環境では不要です

実際に箱根などの樹木の多いエリアの建物には雨樋(あまとい・あまどい)が付いていません。

理由はすぐに雨樋(あまとい・あまどい)が落ち葉で詰まることと

周りに住宅が無いので近隣迷惑になりにくいためです

まとめ

DIYで雨樋(あまとい・あまどい)清掃は可能ですが、

転倒などのリスクを踏まえると、

業者に依頼することをおすすめします。

成田崇
成田崇
ご近所の屋根屋さんに相談してみてください

業者に依頼せず、DIYで済ませる際は安全に配慮し、

転倒などのリスクを減らすことが大切です。

また、雨樋(あまとい・あまどい)が著しく劣化している場合、交換する必要が出てきます。

清掃時に雨樋(あまとい・あまどい)の状態を細かくチェックしましょう。

同じ家に長期間に渡って住み続けるためには、

普段からのメンテナンスが大切です。

雨樋(あまとい・あまどい)だけでなく、屋根や外壁などの状態に関心を持ち、

場合によっては雨樋(あまとい・あまどい)だけではなく

屋根や外壁など、全体のリフォーム・リノベーションを検討してください。

 

 

雨樋(あまとい・あまどい)のつまりや修理ご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。