2023年01月06日
ホームセンターで買ってきたもので雨漏り修理は出来るの?!
ホームセンターで道具を揃え、
DIYで屋根の雨漏り修理ができるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?
家の倒壊などが起きる前に雨漏りを対処する必要があります。
今回は、ホームセンターで買ってきたもので雨漏り修理ができるかどうかについて考えてみましょう。
DIYで屋根の雨漏り修理を行うには技術が必要
DIYで屋根の雨漏り修理を行う場合、
技術が必要なのに加え、危険が伴います。
DIYに慣れていない方は自分で対処しようとするのは控えてください。
雨漏りを見つけた際は応急処置を行い、
被害が拡大するのを防ぐことが大切です。
ホームセンターで販売されている雨漏り修理に関する道具
ホームセンターでは、
屋根の雨漏り修理に用いられる道具が販売されています。
ここでは、屋根の雨漏り修理に用いられている道具について説明するので、
DIYで済ませるかどうか迷っている方は一度参考にしてください。
シーリング
シーリングは防水性に優れた接着剤。
屋根や外壁の隙間を埋めるのに用いられます。
コーキングまたは充填剤と呼ばれる場合もあります。
屋根の雨漏り修理を行う際、コーキングガンと合わせて使用。
弊社でもこのシーリングを使っています
プライマー
シーリングを打つ前にプライマーが必要なケースが存在します。
プライマーは、シーリングの密着性を高める道具です。
シーリングが剥がれる際に使います。
防水テープ
防水テープは、防水性と気密性に優れたテープ。
屋根の雨漏りや水道漏れを修理する際に用いられます。
粘着力が低下するのを防ぐため、
汚れや水分を落としてから貼り付けます。
こちらも弊社仕様品です
雨漏り箇所や補修箇所がおおきいならこちらもおすすめです。
防水シート
防水シートは、防水性能を高めるためのシート。
雨水や結露水が屋根材の裏などに達するのを防ぎます。
屋根の負担を最小限にするため、
軽いのが特徴に挙げられます。
安全靴
屋根の雨漏り修理を行う際、
屋根で滑らないようにすることが大切です。
安全性を確保するためにも、
屋根作業専用の安全靴を履いて作業を進めましょう。
屋根作業専用の安全靴はしゃがみやすいのに加え、
滑りにくくなっています。
また、フィッティング性に優れており、
脱げにくいです。
断熱性にも優れているので、火傷対策にも役立ちます。
この靴はおすすめです
ヘルメット
屋根の雨漏り修理をはじめ、
高所で作業を行う際はヘルメットが欠かせません。
転落や転倒時に頭部を守るためにヘルメットを着用します。
また、屋根に頭をぶつけたり、
屋根材の破片が頭に当たる可能性があるので、
DIYで済ませる場合は安全確保を心掛けましょう。
手袋
手についたシーリングで汚さないようにするため、
手袋をした状態で雨漏り修理を進めることが大切です。
また、釘や板金などでケガを防ぐのに役立ちます。
はしご・脚立
屋根で作業する際、はしごまたは脚立が用いられます。
DIYを行うなら、2人で作業を進めることが重要です。
1人がはしごまたは脚立を支え、安全を確保しましょう。
また、ホームセンターや通販サイトで購入する際は長さをチェックしてください。
屋根の高さによって、必要なはしご・脚立が変わってきます。
DIYで屋根の雨漏り修理する前に行う応急処置
DIYで屋根の雨漏り修理する前に行われる応急処置がいくつか存在します。
家の倒壊などを防ぐためにも、雨漏りを確認したら、
応急処置をできる限り早めに行いましょう。
ここでは、どのような応急処置が行われるかについて解説するので、
気になる方は一度参考にしてください。
雨水をバケツで受け止める
まずは、雨漏りが発生している場所にバケツを置き、
床が濡れるのを防ぎましょう。
雨水により床が腐食する可能性も十分考えられます。
雑巾や吸水シートをバケツに入れておけば、雨水が跳ねにくくなります。
人によっては、バケツが無いと悩んでいるのではないでしょうか?
無い場合は洗面器や鍋などで代用してください。
屋根裏に吸水シートを敷く
屋根裏に上がれる場合、バケツだけでなく、
吸水シートを敷き詰めて雨漏りによる被害を最小限にすることが大切です。
吸水シートに防水シートを敷き、天井が濡れるのを防いでください。
また、水を含み過ぎると、吸水シートの吸水力が落ちるので、
取り換える必要があります。
隙間に雑巾やタオルを詰める
屋根だけでなく、
窓枠やサッシの隙間から雨水が侵入してくるケースも存在します。
雨漏りが発生した際は、家全体の状態を把握することが大切です。
隙間に雑巾やタオルを詰め、雨漏りによる被害を抑えましょう。
DIYで屋根の雨漏り修理を済ませるより業者に依頼するのがおすすめ
屋根の雨漏り修理に関する知識や技術に自信がないと感じている方は、
業者に屋根の雨漏り修理を依頼してください。
施工実績や保証内容、費用などをチェックし、
相談するかどうか判断することが大切です。
まとめ
屋根の雨漏り修理をDIYで済ませるには、
知識と技術が求められます。
事故を防ぐために安全を確保する必要があります。
無理をして雨漏りの被害を拡大させたり、
転落などの事故を避けるためにも、業者に相談しましょう。
業者に依頼すれば、雨漏り修理に関する疑問を解消できるだけでなく、
DIYに必要な道具を準備する手間を省くことができます。
屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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