ブログ

屋根のプロから見た、ガルバリウム鋼板とは? 屋根や外壁に使用するメリット・デメリット|平塚・株式会社いらか|屋根専門

ガルバリウム鋼板とは? 

屋根や外壁に使用するメリット・デメリット 同じ家に長く住み続けるためには、

屋根や外壁に一体どのような建材を用いるかが重要です。

数多くの種類の建材が存在しており、

新築工事やリフォームを予定している方はメリット・デメリットを押さえましょう。

成田崇
成田崇
現在、建築現場で見られる鉄板のほとんどがガルバリウム鋼板です

今回は、ガルバリウム鋼板とは一体何かに加え、

屋根や外壁に使用するメリット・デメリットについて説明します。

ガルバリウム鋼板とは一体どのような素材なのか

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンでできたメッキ鋼板。

屋根や外壁に用いられています。

ガルバリウム鋼板を屋根や外壁に使用するメリット

早速ですが、屋根や外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリットについて解説します。

屋根や外壁に用いる建材に関心のある方は一度参考にしてください。

錆びにくい

亜鉛が用いられているため、錆びにくいです。

屋根や外壁の建材を選ぶ際、錆びにくいかどうかが重要になってきます。

成田崇
成田崇
ぱっと見は旧来のカラー鉄板と同じですが中身が全然違います

このようなサビが出るのはカラー鉄板です

ガルバリウム製屋根材「ガルテクト」へ葺き替えました

地震対策に役立つ

ガルバリウム鋼板は軽く、耐震性に優れているのもメリット。

成田崇
成田崇
ガルバリウム最大のメリットは「軽さ」です

地震対策を行う際、屋根を軽くすることが大切です。 屋根が軽いと、揺れた際の負荷が軽減されます。

長持ちする

ガルバリウム鋼板は耐久性に優れています。 耐用年数は約25~30年です。

成田崇
成田崇
10年ほどで色落ちしてきますがサビることは無いです

デザイン性に優れている

デザインと色が豊富。 さまざまな演出を表現することができます。

カバー工法と相性が良い

軽くて薄いため、カバー工法と相性が良いです。

カバー工法は既存の屋根の上に軽い屋根を張って被せる工法。

 

ガルバリウム屋根材 横暖ルーフ施工例

 

リフォームにかかる費用を抑えつつ、工期を短縮することができます。

成田崇
成田崇
カバー工法の施工例はこちらから

汚れにくい

ガルバリウム鋼板は汚れが付きにくいのもメリット。

汚れにくい理由は雨水や湿気を吸収しづらいためです。

 

ガルバリウム鋼板を屋根や外壁に使用するデメリット

ガルバリウム鋼板はメリットだけでなく、デメリットもあります。 ここでは、一体どのようなデメリットがあるかについて説明します。

初期費用がかかる

ガルバリウム鋼板は他の建材に比べ、初期費用が高め。

予算と相談しつつ、ガルバリウム鋼板を用いるかどうか検討する必要があります。

衝撃で傷つきやすい

衝撃に弱く、場合によっては屋根や外壁が凹んでしまうかもしれません。

厚みがあるガルバリウム鋼板を採用し、衝撃対策を行いましょう。

断熱材と一体となっているガルバリウム鋼板を用いるのも選択肢のひとつです。

遮音性が低い

薄いので、遮音性に乏しいのもデメリット。

単体で用いると、雨音などが室内に伝わりやすいです。

制振材で騒音対策を行いましょう。

成田崇
成田崇
横暖ルーフなどのように遮熱・断熱材のついた屋根材を選びましょう

ガルバリウム鋼板を取り扱う業者を見つけるのに手間がかかる

ガルバリウム鋼板を扱うためには、専門的な知識と技術が必要です。

施工エリアによっては、ガルバリウム鋼板を扱っている業者を見つけるのに時間がかかってしまうかもしれません。

メリット・デメリットを加味して使用することが大事

メリット・デメリットを加味し、

その上でガルバリウム鋼板を用いるかどうか判断する必要があります。

どの建材にもメリット・デメリットが存在するので、他の建材と一度比較することをおすすめします。

長く住み続けるには普段からのメンテナンスが大事

錆びにくく長持ちするからメンテナンスが不要という訳ではありません。

同じ家に住み続けるためには、ガルバリウム鋼板を用いた屋根や外壁のメンテナンスが必要です。

普段から家の状態に関心を持ちましょう。

また、ガルバリウムの外壁塗装は難しく、DIYで済ませようとすると逆に上手くいかない可能性も出てきます

。 メンテナンスの方法は、晴れた日に水をかけて汚れを落とすこと。

ただし、高圧洗浄機を用いると、隙間から漏水する可能性があります。

メンテナンスを行う際、高圧洗浄機は控えましょう。

ガルバリウム鋼板に適した環境

ガルバリウム鋼板は錆びにくいものの、

周囲の環境によっては錆びつく場合があります。

錆の発生を防ぐためにも、家の場所に配慮しましょう。

海の近くだと、潮風や強風で飛んできた物の影響で錆びついてしまうかもしれません。

また、排気ガスや落ち葉が触れると、電食を引き起こし、劣化を早めてしまいます。

ガルバリウム鋼板が適した環境は、近くに海・工場・森林がない場所です。

まとめ

ガルバリウム鋼板は錆びにくく、耐用年数が長い建材。

薄くて軽いので、地震対策が行えるのもメリットです。

主なデメリットとして、初期費用がかかることが挙げられます。

ガルバリウム鋼板は以下の方におすすめです。

・地震対策を行いたい方

・丈夫な建材を用いたい方

・海・工場・森林から遠い場所に住んでいるもしくは住む予定の方

新築工事またはリフォームを予定している方は周辺環境をチェックし、

ガルバリウム鋼板を用いるかどうか検討したいところ。

家のテーマやコンセプトに合ったデザインがあるかどうかも採用するかどうかの決め手です。

ガルバリウム鋼板について気になることがある方は業者に一度相談することをおすすめします。

業者によっては、屋根や外壁などに関するアドバイスを頂けるかもしれません。

 

 

 

ガルバリウム屋根屋やガルバリウム外壁のご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

屋根のプロから見た 屋根塗装のメリットデメリットについて|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根塗装のメリット・デメリットについて

同じ家に住み続けるのはもちろん、同じ店舗を経営し続けるためには、

建物の手入れが重要です。 手入れの方法のひとつに屋根塗装が挙げられます。

屋根塗装には、メリット・デメリットが存在しており、

手入れを行う上で押さえておきたいところ。

今回は、屋根塗装のメリット・デメリットについて解説するので、気になる方は一度チェックしてください。

屋根塗装のメリット

屋根塗装の主なメリットは以下の通りです。

・建物の見栄えを良くする

・建物の寿命を伸ばす

・快適な室内で過ごせる

・資産価値が上がる 早速ですが、

これはあくまでもスレート屋根材以外です
成田崇
成田崇

各メリットについて説明させて頂きます。

これから、新築工事やリフォームを予定している方は一度参考にしてください。

建物の見栄えを良くする 屋根塗装を行うことにより、建物の外観が良くなります。

外観が美しいかどうかで建物の印象が大きく変わってきます。

周囲の方から悪い印象を抱かれないようにするためにも、

普段から建物の状態に目を向けましょう。

特に板金屋根は経年劣化が進みサビなどが出ると問題です

外観が気になっていると感じた際は屋根塗装を行うことをおすすめします。

建物の寿命を伸ばす

防水性能を保ち、建物の寿命を伸ばせるのもメリットのひとつです。

特に板金屋根は屋根の経年劣化に伴い、防水性能が落ちてしまいます。

結果、雨漏りが起き、カビやコケが発生する可能性があります。

場合によっては、屋根が倒壊する可能性もゼロではないため、

メンテナンスで建物の寿命を伸ばしましょう。

雨漏りは塗装では止まりません
成田崇
成田崇

屋根材の状態をいち早く把握することが大切です。

快適な室内で過ごせる

断熱性・遮熱性の向上も屋根塗装のメリット。

屋根塗装だけでは遮熱効果はあまり期待できなので断熱材との併用をお勧めします
成田崇
成田崇

外気を遮断しつつ、屋根の表面温度の上昇を抑えることで室内の温度調整を行うことができます。

室内の温度により、室内の過ごしやすさが変わります。

資産価値が上がる

建物の外観が良くなるのに伴い、

資産価値が上がるのもメリットです。

将来的に売却する際、資産価値がどのくらいあるかが重要になってきます。

また、遺産相続において、建物の資産価値を意識したいところ。

屋根塗装のデメリット

屋根塗装はメリットだけでなく、デメリットも存在します。

主なデメリットは以下の通りです。

・定期的なメンテナンスが必要

・適切に行わないと雨漏りする可能性がある

特にスレートの塗装は雨漏りの事例が多く、注意が必要です。
成田崇
成田崇

・塗料によっては剥がれやすい

ここでは、各デメリットについて解説させて頂きます。

定期的なメンテナンスが必要

建物の外観や強度を保つために定期的なメンテナンスが必要です。

場合によっては費用がかかるため、屋根塗装を行う際は注意したいところ。

基本的には、5~10年に1回の頻度で塗り替えます。 劣化の早さは建物によって差があります。

適切に行わないと雨漏りする可能性がある

ただ単に屋根塗装を行えば良いわけではありません。

屋根塗装が不適切だと、逆に雨漏りする可能性が出てきます。

また、屋根の上を移動した際にひび割れを起こす場合もあります。

建物の寿命を伸ばすためには、屋根塗装に関する適切な知識・技術が必要です。

 

 

塗料によっては剥がれやすい

屋根塗装を行う際、どの塗料を使うかが重要になってきます。

塗料の種類は多岐に渡り、どの塗料が良いか分からない方も多いのではないでしょうか?

二度目以上の屋根スレート塗装は剥がれやすく、全くお勧めできません
成田崇
成田崇

屋根材との相性が悪いと、剥がれやすくなるので注意してください。

また、塗料によって耐久年数が異なります。

カバー工法で寿命を伸ばすのもひとつの選択肢

屋根をメンテナンスする方法のひとつにカバー工法が挙げられます。

カバー工法は、新しい屋根材と防水シートを屋根の上に被せること。

解体作業が必要ないのが特徴的。 建物の外観を保ちつつ寿命を伸ばすなら、

屋根塗装とカバー工法のどちらが良いか一度検討することをおすすめします。

メンテナンスにかけられる予算によっても、選択肢が変わってきます。

同じ家に住み続ける場合、カバー工法の方が安く済むかもしれません。

屋根塗装について業者に相談するのが大事

屋根塗装は塗料の仕方はもちろん、

塗料の選び方が重要です。 知識・技術がないと納得のいく屋根塗装ができない可能性があります。

建物のメンテナンスについて分からないことがある場合、業者に一度相談しましょう。

屋根塗装に関する悩みを解消できるかもしれません。

これから、業者に依頼しようと考えている方は、入念な下調べが必要です。

業者によって、知識・技術はもちろん、対応エリアや費用などが変わってきます。

無料相談を行い、依頼するかどうか判断したいところ。

板金屋根はサビが大敵なので屋根塗装をお勧めしています
成田崇
成田崇

まとめ

断熱性・遮熱性を向上しつつ、外観や資産価値を保てるのが屋根塗装のメリット。

定期的なメンテナンスが必要なことに加え、

適切な工事を行わないと逆に雨漏りしやすくなるのがデメリットです。

長期に渡って住み続けるためにも、普段から建物の状態をチェックしたいところ。

場合によっては、雨漏りやカビなどが発生しているかもしれません。

建物のメンテナンスについて分からないことがある方は一度業者に相談してみてはいかがでしょうか?

プロの視点で建物の状態をチェックし、適切なリフォームプランを提案します。

屋根塗装や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

最強の屋根材 LIXIL Tルーフの3つの特徴とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

Tルーフの3つの特徴とは?

Tルーフを設置するかどうかの決め手として、どのような特徴があるかが挙げられます。

どの屋根材においても、特徴を理解し、設置するかどうか検討することが大切です。

今回は新築施工・リフォームを予定している方に向けてTルーフの特徴について解説させて頂きます。

Tルーフの気になる3つの特徴

Tルーフの主な特徴として、以下のものが挙げられます。

断面構成図

 

・表面にコーティングされた天然石

・万全な災害対策

・カバー工法と相性が良い

 

早速ですが、Tルーフの特徴について説明するので、気になる方は一度参考にしてください。

 

表面にコーティングされた天然石

Tルーフの表面には、天然石の粒子がコーティングされているのが特徴的。

直射日光や急な温度変化に耐性を持たせています。

また、著しい変色や退色を防げるのもポイントです。

建物の見栄えを気にしている方は、Tルーフを設置するかどうか検討してはいかがでしょうか?

私の自宅もTルーフクラシックです
成田崇
成田崇

鉱脈により、Tルーフの見栄えが変わるので、自分だけの家を建てたい方に適しています。

 

自宅のTルーフクラシックは10年経過しました

 

施工中や施工直後は剥がれやすいものの、時間が経つにつれ剝がれにくくなります。

設置する際は、雨桶などに天然石が溜まっていないかどうかチェックしましょう。

万全な災害対策

屋根材を選ぶ上で重要になってくるのが耐震性や耐風性、耐水性。

思わぬタイミングで災害の被害に遭う可能性もゼロではありません。

普段から災害対策を心掛け、被害をいかに抑えるかが重要になってきます。

Tルーフにおける災害対策として、以下の3つが挙げられます。

・軽量化

・専用ビスによるギブス効果

・インターロッキング工法

 

軽量化

1㎡当たり約7kgと軽いのがポイント。

屋根材が軽ければ軽い程、建物にかかる負担を軽減しつつ、耐震性を底上げることができます。

地震による「揺れ」のイメージ

 

重心が低くなると、重量バランスをコントロールしやすくなります。

 

専用ビスによるギブス効果

専用ビスでTルーフを固定します。 これにより、建物の構造を支えることが可能。

地震が起きた際、建物のねじれを防いでくれます。

ねじれを防ぐことにより、瓦が落下しにくくなるのもポイントです。

T・ルーフ

 

インターロッキング工法

Tルーフには、上下の屋根材を連結するインターロッキング工法が採用されています。

屋根面を一体化させることにより、屋根材が剥がれ落ちにくくするだけでなく、

雨水が入りにくくなっているのが特徴に挙げられます。

新築施工やリフォームを進めていく上で雨漏りを意識したいところ。

雨漏りが心配な方はTルーフを検討してはいかがでしょうか?

 

カバー工法と相性が良い

Tルーフはカバー工法との相性が良いのもポイント。

屋根瓦に比べ、総重量が軽くなります。

カバー工法とは

屋根全体を少しでも軽くしたい方はカバー工法をチェックすることをおすすめします。

カバーできる屋根材では最強です
成田崇
成田崇

カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根を被せるようにすること。

屋根の強度を上げられるのがメリットです。 廃材が少なくて済むのもポイントに挙げられます。

カバー工法なら太陽光発電が可能

屋根材選びの基準のひとつが太陽光発電。

太陽光発電に適しているかどうかは屋根材によって変わってきます。

カバー工法でTルーフを設置すると、太陽光発電が可能になります。

ここでは、太陽光発電について解説するので、気になる方は参考にしてください。

太陽光発電とは

太陽光発電は太陽電池を用いて、太陽光を電力に変換すること。

災害時など、予想外の事態においては非常用電源として使えます。

送電設備のない遠隔地に設置されるケースも存在します。

屋根に設置する場合、新たに用地を用意する必要がありません。

 

どうして相性が良いのか

TルーフクラシックとTルーフモダンにLIXILの太陽光発電システムであるソーラーラックを設置するための固定器具が設定されているためです。

デザイン性に配慮しているのも理由に挙げられます。

 

設置するメリット

太陽光発電を設置する際、どのようなメリットがあるか把握したいところ。

主に以下のメリットが得られます。 ・電気代の削減 ・売電収入が期待できる場合がある

電気を太陽光発電で賄うことにより、電気代を節約できる場合があります。

毎月の電気代が心配な方は太陽光発電を設置するかどうか検討してはいかがでしょうか?

上手く運用することにより、売電収益を得られます。

 

太陽光発電の設置基準

Tルーフに太陽光発電を設置する際、設置基準を知っておくことが大切です。

設置基準は以下の通り。

・野地板の厚さが12mm以上

・垂木が幅38mm×高さ40mm以上

・下葺き材が改質アスファルトルーフィング

・設置する高さが13m以下 ・屋根の勾配が2.5寸~10寸

・十分な売電収入が得られるか 設置する前に屋根に関する詳細を把握し、設置できるかどうか判断しましょう。

 

設置時の注意点

後から太陽光を設置する際は、屋根材を一度外し、改質アスファルトルーフィングを施工し直す必要があります。

スケジュールや予算に余裕があるかどうかも意識したいところ。

まとめ

Tルーフは表面に天然石の粒子がコーティングされており、耐久性能を上げています。

軽いだけでなく、専用ビスとインターロッキング工法で災害対策を行っているのも特徴的。

その他にも、カバー工法とも相性が良く、太陽光発電を設置しやすいのもポイントです。

太陽光発電を設置する際は設置基準を一度整理しましょう。

Tルーフの設置を検討している方は一度業者に相談してはいかがでしょうか?

新築施工やリフォームにおける適切なアドバイスが頂けるかもしれません。

 

 

Tルーフ全国取扱店

お近くの取扱店を探してください
成田崇
成田崇

こちらも併せてごらんください

 

 

 

 

LIXIL Tルーフのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

最強の屋根材 LIXIL Tルーフの耐用年数とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

LIXIL Tルーフの耐用年数

Tルーフの耐用年数は以下の通り。

・基材の耐久力:30年

・美観:10年

Tルーフの耐久性は欧米で実証済みです
成田崇
成田崇

 

成田がアイスランドで見た、30年以上経過した同等品

 

納入日から30年間は亀裂や腐食による穴開きが発生しないことを保証しています。

また、納入日から10年間は変色や褪色、天然石の著しい剥落がないことを保証。

場所や管理の仕方によって、いつ寿命を迎えるかが異なります。

Tルーフには、耐久性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板が用いられているのが特徴的。

ガルバリウムはアルミニウム・亜鉛・シリコンが用いられた合金です。

鉄にガルバリウムをメッキすることにより、耐用年数を伸ばしています。

新築やリフォームを予定している方は、屋根材が一体何でできているかチェックしましょう。

 

LIXIL Tルーフの耐用年数が長いことによって得られるメリット

屋根材の耐用年数が長いことにより、いくつかのメリットが得られます。

ここでは、LIXIL Tルーフの耐用年数が長いことによるメリットを何点か紹介します。

 

美しい状態を保ちやすい

耐用年数が長ければ長い程、美しい状態を保てるのがメリット。

LIXIL Tルーフの場合、表面が天然石のため、後の塗装工事が不要です。

見た目の美しさは屋根材を選ぶ上で重要になってきます。

場合によっては、清掃を行う必要があるので注意しましょう。

メンテナンスの手間が省ける

塗装工事が不要な分、メンテナンスの手間を省くことができます。

立地条件により、温度や天候などが異なります。

屋根材によっては、塗装の頻度が多くなる可能性もゼロではありません。

メンテナンスの手間もTルーフを設置するかどうかの決め手のひとつです。

Tルーフほどメンテナンスが不要な屋根材は少ないです
成田崇
成田崇

また、Tルーフは上下の屋根材を連結させるインターロッキング工法が用いられています。

強風時に剥がれ落ちるのを防ぎ、被害を最小限に抑えられます。

屋根材が剥がれやすいかどうかにより、メンテナンスの手間が変わってくるので注意が必要です。

 

 

メンテナンスにかかる費用が抑えられる

メンテナンスの手間が省ける分、

費用が抑えられるのもTルーフのメリット。

設置にかかる費用だけでなく、その後のメンテナンスにかかる費用もチェックしましょう。

 

屋根を長持ちさせるためのポイント

雨や風、紫外線などにより、屋根がどうしても劣化してしまいます。

メンテナンスを雑に行ってしまうと、耐用年数を迎える前に寿命を迎えてしまう可能性もゼロではありません。

ここでは、屋根を長持ちさせるための方法をいくつか紹介します。

塗装

塗装により、屋根を長持ちさせることができます。

普段から塗装が剥がれている部分がないかチェックしましょう。

屋根塗装でもスレートの塗装は要注意です!!
成田崇
成田崇

見つけ次第、塗装を行い、劣化をできる限り防ぐことが大切です。

基本的には、10年に1回のペースで行います。

 

カバー工法

カバー工法は、屋根材の上に新しい屋根材を被せること。

工期を省略しつつ、処分する廃材を最小限に抑えられるのがメリットです。

ガルバリウム鋼板を用いたTルーフは平坦度に優れているので、カバー工法に適しています。

また、予算を最小限にできるのもポイント。

新築施工やリフォームをこれから予定している方は、カバー工法を採用するかどうか一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

葺き替え

葺き替えは瓦や金属板を撤去し、新しい屋根材に葺き替えること。

下地を補修するので、屋根の寿命を延ばすのに適しています。

塗装やカバー工法に比べ、費用がかかってしまう点に注意が必要です。

耐震性を上げたい・建物の外観を大きく変えたい場合におすすめします。

Tルーフの重さ

屋根材によって重さに差があります。

屋根が重ければ重い程、建物への負担が大きくなるので注意しましょう。

Tルーフの重さは、1㎡当たり7kg。 瓦屋根に比べ、約1/7の軽さです。

化粧ストレートに比べると、約1/2の軽さ。

瓦の10分の1の重さ
成田崇
成田崇

屋根の広さと相談しつつ、Tルーフを設置するかどうか検討することが大切です。

左からクラシック・ヴェルウッド、モダン

 

また、災害の多い地域かどうかによっても、Tルーフを設置するかどうかの決め手。

被害を最小限に抑えたいと感じている方は、軽いTルーフをおすすめします。

 

屋根を軽くする際のポイント

屋根を軽くする際、できる限り費用を最小限に抑えたいところ。

旧建築基準法に基づいて建てられた建物の場合、耐震改修工事の際に自治体から補助金が支給されます。

手続きの方法や支払われる金額、支給される条件は自治体によって異なります。

また、耐震設計や耐震診断を行う関係上、費用が想像以上にかかるかもしれません。

補助金を受け取らない方が安く済むかどうか一度チェックしましょう。

費用に関する悩みは、業者に一度相談することが大切です。

まとめ

Tルーフの耐用年数は、基材の耐久力が30年なのに対し、美観は10年。

平坦度に優れているため、カバー工法でのメンテナンスが適しています。

また、Tルーフは1㎡当たり7kgと軽いのも特徴のひとつに挙げられます。

屋根材が軽いのに比例して耐震性が上がるので、災害対策を意識している方はTルーフを一度チェックしてはいかがでしょうか?

新築施工やリフォームを行う際、屋根材の他にも考えないといけないものが数多く存在します。

Tルーフについて何か気になることがある方は下記の専門店へに一度相談してください。

 

Tルーフ全国取扱店

お近くの取扱店を探してください
成田崇
成田崇

こちらも併せてごらんください

 

 

 

 

横浜市でLIXIL Tルーフのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。