2022年10月12日
目次
天窓(トップライト)から雨が漏れてきた!
ある日突然天窓から雨漏りが発生
築20年を超えると雨漏り発生する確率が高まります。
なぜ天窓(トップライト)から雨漏りするの?!
天窓(トップライト)からの雨漏りの多くは
天窓(トップライト)のパッキンの劣化が原因です。
実は天窓の構造はとてもシンプルです
上の写真を見てもらえばわかる通り
木枠とガラスで構成されています。
その木枠とガラスの間を止水するのが「止水パッキン」です
これが止水パッキンです
外側から見ると
この箇所から水は入ります
天窓(トップライト)パッキンのみの交換は出来るの?!
結論からお伝えすると天窓パッキンのみの交換出来ます
こちらがその工事になります
ただ出来るのは「ベルックス社製の天窓」のみです
なぜならば現在国内で
天窓のメンテナンスプログラムがあるのがベルックスのみだからです
天窓(トップライト)は交換が必要なの?!
屋根同様、天窓にも寿命があります。
壁についているサッシは交換しないので同じと考えてしまいますよね。
天窓は建物の最も過酷な環境にあります
放っておくと雨漏りにつながります
リフォーム時に古い天窓(トップライト)をそのまま残して屋根だけを交換するケースがありますが、この時に放置すると、その後
10年、20年経過するにつれ、設計耐用年数をはるかに超えた状態になってしまいます。
築20年を超えた古い天窓(トップライト)をご使用で、
屋根交換をする場合には、併せて最新天窓への交換をおすすめします。条件によっては他社製の天窓から交換することも可能です。
㈱いらかはベルックス社「認定工事店」です
交換の費用ってどのくらい??
天窓交換(開け閉めできないFIXタイプ) 約35万円
部分足場費用 10万~15万円程度
ですのでおおよそ合計 45万円からになります。
天窓(トップライト)交換って室内も工事するの?!
基本的には室内作業は不要です。
工事中は家の中に入るの?と聞かれますが
それは掃除など、最終的な点検をするために入らせていただきます。
天窓(トップライト)を交換するとどんな良いことがあるの?!
雨漏りが止まります!
雨漏りをしていると「クロス」や「柱」にもダメージを与えます
暑さも和らぎます。
なぜ?
現在のベルックス社製ガラスにその秘密があります。
屋根塗装するとき、大丈夫って言われたけど・・
屋根塗装しても雨漏りは止まりません
写真は屋根塗装後に雨漏れしている例です
なぜなら上にもあるように「パッキンの劣化」だからです。
また塗装屋さんは塗装のプロではあっても屋根のプロでない
そのあたりも念頭に置いて相談してみてください。
屋根の防水には
「雨仕舞」と呼ばれる特殊知識が不可欠なのです
天窓に関するご相談はこちらまで
電話のか方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。