2022年05月26日
カバー工法だと 弊社では人気の旭ファイバーグラス リッジウェイがあります
旭ファイバーグラス リッジウェイは
コストパフォーマンスにとても優れた屋根材で
屋根カバーをすることで 雨漏りの心配がなくなること
さらに
今後塗装の必要が なくなります
スレート(コロニアル)屋根にも寿命があります
スレート(コロニアル)屋根の寿命というよりも その下にある
防水シートが30年前後で痛んできます
そのため屋根塗装では 改善することはできないので
葺き替えかカバー工法になります
コストを抑えて
10年以上メンテナンスをしたくない という方
には
旭ファイバーグラス リッジウェイはとてもおすすめの屋根材です
この記事を書いた人
旭ファイバーグラス リッジウェイのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
2022年05月25日
屋根のてっぺん(棟)ってなんですか!?
棟板金とは屋根のてっぺん部分の板金を言います。
スレート屋根や板金屋根には多く使われている板金部材です
なんで屋根のてっぺん(棟)が飛ばされるのですか!?
実はこんな感じで飛ばされる事例が後を絶ちません
特に台風などの強風時に飛ばされます
実はこの棟板金の下には「木」があります。
雨水の侵入などにより劣化した「棟下地木」
劣化すると棟板金を止付けていた「釘の保持力が低下し抜けてしまいます」
このように「木」を包むように「棟板金」は取り付けられます
ではどうやって止付けるのか?
ここに釘を打ち止付けます。
なので下地の「木」が劣化していると釘が抜けてしまうのです。
実際に飛ばされる寸前の棟を見てみましょう
アップしてみます
こんな感じで釘が抜けかかっています
棟が飛ばされるとどうなるの?!
では飛ばされそうなのを放っておくとどうなるのか?
台風などの強風の後は
そのような事例がかなり多いです。
車や外壁ならまだよくて
人に当たったらもっと大変なことになります。
どうやって棟を直すんですか?!
既存棟の状態
一度すべての「棟板金」を撤去します
棟換気のための開口です
実は棟換気役物はついているものの
開口が無いというケースもあるのできちんと確認します
新しく棟板金を取り付けました。
以上棟板金交換工事でした
ですので、外壁塗装などと一緒に行うのがベストです
棟が飛ばされない屋根材もあるんですか?!
飛ばされにくい棟はあります。
たとえばこちら。
この2枚の写真を比べれば違いは分かると思います。
上の方には棟の下に「木」が無いんですね
この部分です。
この赤丸部分に釘で直接野地に固定するので
飛ばされにくいんですね。
ちなみにこのリッジウェイにも棟板金の仕様はありますが
そういった理由から私は勧めておりません。
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
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〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
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〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
2022年05月19日
そもそもなぜ崩れる?!
このように瓦でも棟が崩れます。
瓦屋根のてっぺん部分を
「棟 ムネ」と呼びます
実は棟の中はこのような構造になっています。
赤い矢印部分が
「漆喰 しっくい」
オレンジ矢印部分が
「屋根土」
です。
屋根土は棟を固定する役割
しっくいは屋根土を
雨水などから保護する役割
なんです
瓦は一生モノではなかったの?!
結論をお伝えすると
ですが・・・・
ノーメンテだと30年前後で壊れてきます
そして一番先に壊れるのが
棟なんですね。
理由は雨水により
白い部分の漆喰が劣化し崩れ
この写真のように
内側の屋根土まで崩れてしまうからです
棟の補修方法の違いって?!
・漆喰の塗り直し
と
・棟の取り直し
「棟を補修する」ってことは変わりませんが
この二つは全然違う!
まずはしっくい補修から
崩れそうな棟
この白い部分だけを「塗り直す」もしくは「増し塗り」します。
問題なのは「増し塗り」です
ちまみに
最も安く&簡単にできるのも「増し塗り」です
この赤い部分が「もともとの漆喰です」
オレンジの部分が「増し塗りしたしっくい」
重ねて塗れば当然外側に出っ張りますね
それがどう影響するのか・・・・
外側に出っ張れば
当然雨水に当たりやすくなります
しっくいは雨水の影響で劣化していくので
雨水が当たりやすい環境だと劣化スピードは速いです。
なので
しっくいの増し塗りは短期間しか持たない
では次に
・棟の取り直し工事です
棟の取り直しは赤枠の部分を全て交換します。
一度すべての瓦を移動します
次のその移動した部分に
防水強化ための防水シートをはります
なぜならシートを折り曲げる必要のあるこの部分が
棟はもっとも早く劣化するからです
その次は「強力棟金具」を取り付けます
強力棟
この金具の上に木を取り付け
その木と棟瓦をビス固定するので
万が一土が流れても瓦が脱落する心配はかなり減ります
棟の補修は難易度が高い
難易度が高いというより
修理出来る職人さんがとても少ない
のです。
屋根の職人さんでも
スレート(コロニアル)から板金から瓦までやる。という人はかなり少数です。
物の価値は「希少性の影響を受ける」ので
自然と職人さんの工賃も上がります、出来る人が少ないので。
瓦の補修工事費用が安く出来ない理由はそのあたりにあります。
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
2022年05月17日
瓦の見た目で軽い
そうなんです、ルーガは瓦と同じような見た目です。
これは和瓦です(葺き替え施工前)
葺き替え施工後
これがROOGA雅 モダングレー色
和瓦タイプと平板瓦タイプがあります
簡単に言うと和風と洋風といった感じでしょうか
ROOGA雅(和瓦風)
ROOGA鉄平(平板瓦風)
こちらはROOGA鉄平 ストーングリーン色
金額は若干鉄平の方が安いです
3点止めなので風に強い
この赤丸の部分を専用釘で留め付けます
一般的な陶器瓦はこの一か所のみ
瓦は強風などで飛ばされてしまうデメリットがあります。
コロニアルと同じ重さ
1 | Kmewコロニアル | 約20kg/㎡ |
2 | 陶器瓦 和和瓦 | 約60kg/㎡ |
2 | ニチハ 横暖ルーフ | 約5.5kg/㎡ |
2 | LIXIL Tルーフ | 約7kg/㎡ |
3 | ROOGA雅 | 約20kg/㎡ |
上がコロニアルグラッサ
下がルーガ雅
これだけ厚みが違うのに同じ重さ?!
と思う方も多いと思いますが
同じなんです
瓦と同じ断熱性と遮音性
ほとんど瓦と同じ施工方法なので
野地板と瓦の間に空間が出来ます。
※黒い棒のようなものが「瓦桟」です
ルーフィング完了後に「瓦桟」と呼ばれる
横桟を打ちます
この隙間が超大事!
この空間があることで
断熱性と遮音性を獲得している
と言っても過言ではありません。
瓦が長く日本で愛されている理由
歴史や先人の知恵は計り知れない
棟も乾式工法で軽量!?
ROOGAは乾式工法と言って
アルミの面戸材を使います。
これが日本瓦の棟です
屋根土を使うのでかなりの重さになります
入母屋屋根でも施工可能
最後に特殊な屋根形状にも対応しているROOGAをご覧いただきたいと思います。
入母屋屋根と呼ばれる
ジャパニーズトラディショナルスタイルです。
このトラディショナルな屋根に違和感なくフィットするのは
ルーガ雅しかないのでは?と思うぐらい
フィットしています。
「瓦の見た目で軽くしたい!」という方には
とてもおすすめのROOGAシリーズでした。
こちらも併せてごらん下さい。
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
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〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
2022年05月09日
1 | Kmewコロニアル | 約20kg/㎡ |
2 | 陶器瓦 和和瓦 | 約60kg/㎡ |
2 | ニチハ 横暖ルーフ | 約5.5kg/㎡ |
2 | LIXIL Tルーフ | 約7kg/㎡ |
3 | 旭ファイバーグラス リッジウェイ | 約11kg/㎡ |
上記の比較表を見ていただければわかりますが
1あたり5.5kg横暖ルーフが最軽量だということが分かります。
カバー工法で使用されることが多い「横暖ルーフ」
そんな質問を聞きますが
上記の表を見ていただければその重さを比較することが出来ます。
Kmewコロニアル 約20kg + 横暖ルーフS 約5.5kg 合計25.5kg
陶器瓦 60kg
そう、スレートの上にカバーしたとしても瓦の半分以下なのです。
さらに特徴は・・・
のです。
ではその理由とは?
赤い四角の位置を止付けます。
「サネ」と呼ばれオスメスの構造になっています。
ここにぴったりと入るんですね。
なるほど。では、ほかの屋根材は?
この赤丸の部分が釘の止付け位置です。
屋根材の真ん中だけ?と心配になりますよね。
そうなんです、コロニアルは風でまあまあ飛ばされます
台風などの強風でこんな感じで割れて飛んでしまいます。
横暖ルーフは前後が止付けられているので
風で飛ばされる事例はほぼありません
もう一つの特徴が・・
だということです。
これがどんなことを意味しているのか?
それは20年以上大きな問題が無かった
ということです。
よく発売されて間もない屋根材が「30年以上の耐久性」とか謡いますが
実験室ではそうかもしれませんが実際の実績はありません。
私はお客様にすすめるならやはり
確実に結果を出した屋根材を勧めたいのです。
屋根はなかなか変えたりメンテンスしたりしないので
確実性が求められます。
こちらも併せてごらんください。
横暖ルーフS ブラウン色
横暖ルーフのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町
2022年05月02日
ルーフィングってなんですか?
これはライナールーフィング
このようにロール状になっている
このロールを屋根上にあげて
このように張っていく
とっても大事な材料ですが
このように
残念ながら工事完了後には見えなくなってしまいます。
どのくらいの種類がありますか?
実は大きく分けて2種類になります。
それは芯材が「紙」か「不織布」かなんです
この二つのルーフィング断面図をご覧ください。
上が芯材が「紙」のルーフィング
下の芯材は「不織布」です
A,耐久性能が圧倒的に変わります。
左側が芯材が「紙」のルーフィング
右が「不織布」のもの、というかライナールーフィングです。
ライナールーフィングは20年以上経過してもほとんど劣化が見られず
このルーフィングは雨漏りしていました
安いルーフィングだとどうなりますか?
経年劣化により雨漏りします
なぜかと言えば「ルーフィングは熱により収縮します」
この写真はルーフィング施工中です
職人さんが持っているのは「ハンマータッカー」と言われる
ホチキスの大きいものでルーフィングを止付けます
赤丸はその止付けている箇所
これが収縮を繰り返すと・・・・
裂けたり穴の開いている箇所は「タッカー止め」している部分
こちらも同様
ちなみに「ナショナル ハイトントン」という防水シートは
経年劣化すると雨漏りに繋がります。
再度、20年以上経過したライナールーフィングをご覧ください
右側のライナールーフィング裂けたり、切れたりしていない
屋根って二重構造だと知っていましたか?
瓦を外すと下にルーフィングが見えます
スレート屋根も同様に外すとルーフィングが見えます
これが何を意味しているかというと
屋根材(瓦やスレート)だけでは雨水の侵入を防げない
ということです
工事完了後には見えないけど
めちゃめちゃ大事なルーフィングのお話でした
こちらもあわせてごらんください
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
2022年05月01日
旭ファイバーグラス リッジウェイってなに?
シングル屋根材はアメリカで100年以上の歴史があります
2019年ポートランド日本庭園へ屋根調査へ行った際
撮影してきたシングル屋根
日本ではスレート(コロニアル)が多いがアメリカは圧倒的にシングル屋根です
既存スレート屋根
田島ルーフィング タディスセルフカバー(ルーフィング) で全面を防水します。
ルーフィング後はリッジウェイを施工していきます
㈱いらかでは棟はヒップアンドリッジを標準仕様としています
そんなこともあり私はスレートよりもシングルをお勧めしています。
旭ファイバーグラス リッジウェイって何がいいの?
まずは素材自体が柔らかいので割れたりすることがほとんどありません
芯材にファイバーグラスを使っているので
素材自体もとても強い
こんな感じでぐにゃっと曲がる
そして
という点ですね。
なるべくコストを下げて屋根を直したい方には一番お勧めしています。
カラーバリエーションはこんな感じです
旭ファイバーグラス リッジウェイのメリットデメリットは?
メリットは?
・安価である
・歴史のある屋根材(アメリカで100年以上)
・経年劣化による色落ちが少ない
・割れにくい
・比較的軽量 リッジウェイ重量(11kg/㎡) 一般的なスレート屋根重量(20kg/㎡)
デメリットは?
・比較的風に弱い
リッジウェイ裏面 赤丸の部分がボンド
このボンドが太陽熱で溶けて張り付く
ただ大型台風などでは飛ばされたりしているので
比較的強風には弱いと思います。
動画の方が分かりやすいと思います
旭ファイバーグラス リッジウェイの10年後って?
そしてみなさん気になるこの質問
これがビンテージグリーン色の10年後です
どうでしょう? そんなに色が変わってないですよね
ビンテージグリーン色の9年後もありました
こちらは棟が板金仕様です。
棟換気のみ若干色が褪せてますね。
ちなみに施工完了後のビンテージグリーン色は
こちらです。
ほとんど変わらないですね。
これがビンテージグリーン色の10年後です
そんなこともあり強くおすすめしてます。
デュアルブラック色の5年後です。
大きな変化は無いですね。
最後に一つ気を付けてほしい点
この囲みの部分、悪徳訪問販売がよく
屋根が浮いていますよ
と不安をあおるために使う部分ですが
これは「換気棟」と呼ばれ
小屋裏の熱や湿気を排出するためのものです、ご注意を!
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
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〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。