2022年04月30日
目次
LIXIL Tルーフってなに?!
LIXILが輸入している屋根材です
特徴は
基材は長期耐食性に優れたガルバリウム鋼板を使用。表面には天然石をふきつけてあります。
遮音性・断熱性・劣化などによる色落ちにとても強い屋根材です。
LIXIL Tルーフの特徴って?!
また通常のガルバリウム屋根材と違い
表面が天然石ですので 雨音を低減したり
表面の石の凸凹が 熱や光を拡散する効果があります。
※自宅詳細は後程
簡単に言うと「軽く」「塩害に強く」「風に強く」「経年劣化などにも強い」からです。
LIXIL Tルーフはメンテナンスしなくていいと聞きましたが・・・
多くの屋根材がメンテナンスフリーを謳っていますが
実はメンテナンスフリーの屋根材ってほとんどないのが実情です
なぜメンテナンスフリーかというと ガルバリウムの上に天然石が載せられているからです
道端に落ちている石が 何年経っても色が変わらないのと同じです
ガルバリウムの上に乗っている天然石も色が変りません
LIXIL Tルーフクラシックについて
LIXIL Tルーフはここから始まりました。
以前は「ルーフトステム」という社名で販売
輸入元はニュージーランドのAHI社です
LIXIL Tルーフは下地も「木」ではなく「ガルバリウム製」です
またあまり語られていませんが
LIXIL Tルーフクラシックのグリーン色以外は天然石の色そのままです。
グリーンは天然石に焼き付け塗装を施しています。
LIXIL Tルーフベルウッドについて
大きな違いは以下になります
・厚みが クラシック24mmに対しヴェルウッドは16mmと薄い
左から「クラシック」「「ヴェルウッド」「モダン」
・仕上げ材の石が天然石の色ではなく焼き付け塗装である(クラシックもグリーンは焼き付け塗装品)
LIXIL Tルーフクラシック 約7kg/㎡
LIXIL Tルーフヴェルウッド 約6kg/㎡
LIXIL Tルーフヴェルウッド チャコール
LIXIL Tルーフモダン 約6kg/㎡
LIXIL Tルーフモダン グリーン色
・クラシックよりも若干軽い クラシック7kg/㎡ ヴェルウッド6kg/㎡
・ヴェルウッドとモダンは似ている
10年後のLIXIL Tルーフってどんな感じ?
さていよいよ私の自宅の「LIXIL Tルーフクラシック」をご覧いただきます。
そしてこれが工事完了直後(お客様宅)
比較してらえばわかる通りほとんど変わっていません
予想はしてましたがやはり最強です
30年後のLIXIL Tルーフってどんな感じ?
「10年ぐらいははそりゃそんな変化ないでしょう~」と思う方もいると思うので
最後は30年経過したものをご覧いただきます。
私は海外の変わった屋根を見に行くのが好きでこれは「アイスランド」で見かけました。
店主と話したところ30年以上は経過しているとのこと。
汚れているもののかなりの耐久性能であることがはっきりとわかります。
Tルーフのその他の記事
ちなみに何を観に「アイスランドまで行ったのか」というと・・・
草屋根の文化を知りたかったのです。
その話はまた追々!
長々と最後までお付き合いありがとうございました。
LIXIL Tルーフのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町